2013年9月29日8時6分にNHK東北NEWS WEBから、9月29日付で朝日新聞宮城全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
28日午後4時前、仙台市宮城野区のJX日鉱日石エネルギーの仙台製油所から煙が出ていると通報があった。
消防が駆けつけたところ電気室から煙が出ていて、火は、およそ1時間後に消し止められた。配電盤が焦げていたという。
消防によると、この火事で、設備の点検をしていた協力会社の32歳の男性が煙を吸ってのどにやけどをし、数日程度の入院が必要だという。
配電盤の近くで作業していたところ、「バン」という音がして白煙があがったという。
この製油所は東北唯一の製油所で、原油からガソリンや灯油などの石油製品を生産している。
この日は点検のため、すべてのプラントが停止していた。
現場には、ポンプ車など30台と消防のヘリコプターが出て、製油所の周辺は一時、騒然とした雰囲気になった。
製油所の古賀副所長は「近隣の方をはじめ、関係者の皆様に多大なる迷惑をおかけして大変申し訳なく思っています。原因を究明し再発防止につとめたい」と話している
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/tohoku-news/20130929/4885241.html
(ブログ者コメント)
のどにやけどした作業員の方が、トラブルのあった配電盤の点検をしていたのかどうかは不明。
2013年9月7日付で毎日新聞山口版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。また9月7日付の山口新聞紙面にも同主旨の記事が掲載されていた。
6日午後1時45分ごろ、下関市豊前田町の国道9号で、中国電力の配電設備から爆発音があり、同市竹崎町から岬之町まで国道沿い約130戸が一時停電し、信号も点灯しなくなった。けが人はなかった。中国電力は設備内の電線がショートしたとみて調べている。
配電設備は、地中の高圧電線から国道脇のビルに送電する電気の流れを入り切りするスイッチの役割を果たす路上開閉器で、歩道上にあり、高さ約1.3m、幅約1m、奥行き約30cm。
中国電力によると、内部の配線にショートしたような跡があった。
配電設備は1989年、電線の地中化に伴い設置された。
6年に1度点検するが、昨年7月の点検では異常はなかったという。
現場はJR下関駅から約500m東側の市中心部。消防車やパトカーが集まり、一時騒然となった。
出典URL
http://mainichi.jp/area/yamaguchi/news/20130907ddlk35040507000c.html
2013年8月17日19時14分にNHK秋田から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。また、8月18日付の秋田魁新報紙面にも、同主旨の記事が掲載されていた。
17日午前10時前、秋田市飯島のリサイクルショップ「万SAI堂秋田店」で「店の正面の看板が燃えている」と、この店の店長から消防に通報があった。
消防によって火は30分あまりで消し止められたが、警察によると、店の正面に取り付けられた電光式の飾りのうち、縦1m、横7.5mの部分が焼けた。
店は24時間営業で、当時、中には約50人の客と15人の店員がいたが、全員、従業員に誘導されて裏口から避難して、けが人はいなかった。
火災を初めに見つけた店の向かいのガソリンスタンドの店員は「煙はすごかったです。初めは小さい火でしたがだんだん大きくなりました。皆さんとても慌てている様子でした」と話していた。
店によると、電光式の飾りは長い期間使っていなかったという。
警察は、電飾カバー内部の配電線からの漏電の可能性も含め、当時の詳しい状況や出火の原因を調べている。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/akita/6013838181.html?t=1376773711801
(ブログ者コメント)
使用中の電飾看板からの発火事例であれば、今年6月、本ブログに掲載している。
(2013年8月26日 修正1 ;本文修正)
秋田魁新報紙面に掲載されていた当時のやや詳しい様子を、本文に追記した。
2013年8月16日19時37分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
古い扇風機が発火する事故が後を絶たない。
メーカーから消費者庁への16日までの報告によると、猛暑続きのこの夏、部品の劣化が原因とみられる事故がすでに5件発生している。
6月下旬、東京都葛飾区の小学校で、職員の更衣室から出火するぼやがあった。煙の中に飛び込んだ職員が扇風機から炎が上がっているのを見つけ、消火器で消し止めたが、児童が一時避難する事態になった。
扇風機は1970年製。備品台帳には載っていなかった。
校長は「古い扇風機の危険性は知っていたが、物を大事に使うという意識もあり、認識が甘くなっていた。火災報知機が作動したおかげで大きな事故にならずに済んだ」と話す。
家電製品の事故を調査する製品評価技術基盤機構(NITE)によると、扇風機の火災は、長年使い続けた部品の性能が低下して不具合を起こす「経年劣化」が原因となることが多い。
羽根の裏側にあるモーター部分から発火するのが典型的な例だ。
製造後10年から起き始め、30年を超えると発生頻度が急に高まる。
今夏報告された5件も、いずれも製造後35年以上たった製品の事故だった。
経年劣化による事故は、かつてはブラウン管テレビが多かったが、薄型テレビへの移行が進み、扇風機が最多になった。
NITEが経年劣化が原因と特定した扇風機事故は、過去6年間で火災を中心に101件。うち死者やけが人が出た事故が9件、建物や物品の被害が62件。
就寝中や外出中は発見が遅れ、重大な結果につながりやすいという。
メーカーや業界団体は、古い扇風機は廃棄するか、注意して使うよう呼びかけてきた。
2009年度からは製品に「標準使用期間」を示し、これを過ぎると経年劣化による事故の恐れがあることを明記している。
経年劣化を原因とする扇風機事故のうち、2割は学校や保育園、病院、会社事務所など家庭外で起きている。
使う人と管理する人が違ったり、所有者があいまいだったりする場合も多い。
あるメーカーの品質管理担当者は「家庭よりも危険性が見過ごされやすい」と話す。
出典URL
http://www.asahi.com/national/update/0816/TKY201308160261.html
(ブログ者コメント)
○古い扇風機の火災は以前から問題になっており、ネットでも関連情報が数多くある。
○NITEが、今年7月25日付で再注意喚起のために報道発表した資料は下記。
http://www.nite.go.jp/jiko/press/prs13072502.html
2013年7月31日付の朝日新聞新潟全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。また東京電力HPにも同趣旨のプレスリリースが掲載されていた。
平成25年7月29日午後6時49分頃、定期検査中の柏崎刈羽原発の6号機タービン建屋1階空気抽出器室において、パトロール中の社員が蛍光灯からの発火を発見した。
このため、消防へ連絡をするとともに、現場では初期消火の為に消火器を準備したが、その間に火が消えていることを確認した。
消防による現場確認の結果、午後7時54分に鎮火確認。焼損については蛍光灯の器具のみで、周囲への延焼はなかった。
当該蛍光灯の分解点検を実施した結果、東電は30日、出火元は蛍光灯内部にある安定器だったと発表した。
蛍光管に流れる電流をコントロールする器具で、1996年から使われており、長さ約25cm、幅約6cmにわたって焦げていたという。
東電の担当者は「安定器がショートした可能性がある」と話している。
出典URL
http://www.tepco.co.jp/cc/press/2013/1229323_5117.html
(ブログ者コメント)
蛍光灯の発火トラブルは、過去にもしばしば起きている。
以下は埼玉県HPに掲載されている例で、蛍光灯本体の寿命について注意喚起されている。
http://www.pref.saitama.lg.jp/site/testzirei/testzirei-g5.html
以下は消防科学総合センターHPに記載されている例で、蛍光灯出火の大半を占める安定器コイルに起因する出火危険性がなくなったインバータ蛍光灯で、電子基板のトラッキング現象で発火した事例が掲載されている。
http://www.isad.or.jp/cgi-bin/hp/index.cgi?ac1=IB17&ac2=56spring&ac3=175&Page=hpd_view
また、グローランプから出火した事例もあった。
http://www.bousaihaku.com/cgi-bin/hp/index2.cgi?ac1=B311&ac2=&ac3=6540&Page=hpd2_view
2013年4月19日19時26分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
東京電力は19日、定期点検中の柏崎刈羽原発7号機の「コントロール建屋」地下2階で、充電器の配電盤が焦げたと発表した。
消防は、配電盤の配線が炭化したり溶けたりしていたため火災と判断。東電と消防が原因を調べている。
東電によると、18日午後2時50分ごろ、充電器の配電盤の故障を示す警報が作動。
調べたところ、電圧を調整するスイッチの周辺に、縦約30cm、横約10cmの焦げ跡があった。
充電器は原子炉の水量を計算する機器の予備電源。
東電の担当者は「周囲に燃える機材はなく、延焼の恐れはなかった」と説明している。
出典URL
http://www.asahi.com/special/news/articles/TKY201304190321.html
2013年7月11日17時31分にNHK新潟からは、原因と対策に関する下記趣旨の記事がネット配信されていた。
ことし4月、7号機の中央制御室などが入るコントロール建屋で、発電所内の設備に電気を供給する「充電器盤」と呼ばれる装置に焼け焦げたあとが見つかった。
東電が原因について調べたところ、通常、充電器盤には、電圧を一定に保つために「蓄電池」が備え付けられているが、当時は取り替え工事を行っていたため、蓄電池が切り離されていたという。
このため、東電は充電器盤だけでは電圧の変動を制御できず、負荷がかかりすぎて発火した可能性があるとしている。
東電は、今後、蓄電池を切り離した状態でも充電器盤に負荷がかかりすぎないよう、電気回路を変更するなどして、再発の防止をはかりたいとしている。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/niigata/1035977831.html?t=1373575945460
去年1月、富山地方鉄道の立山駅で、2両編成の電車の1両が燃えた火災で、運輸安全委員会は28日、雪が積もった上り坂を電車が走行したため、モーターの電流を調整する抵抗器に負担がかかり加熱し発火した可能性が高いとする報告書をまとめた。
この火災は、去年1月4日、富山地方鉄道立山駅のホームで、2両編成の電車の、先頭車両の床下から煙が出て、およそ1時間20分後に消し止められたもの。
電車は立山駅に到着後、折り返して富山駅に向かうために出発の準備中で、乗客4、5人が乗っていたが、けが人はいなかった。
報告書は、電車が立山駅までおよそ24kmの上り坂を線路上の雪を押し分けながら走行したため、抵抗器に、通常より長い時間、限界以上の大きな電流が流れ続け、400℃から600℃の高温になり、車体のはりやビニール製の配管が発火した可能性を指摘している。
また、2両編成のうちモーター付きの車両は1両だけで、より負荷がかかる編成だったことも指摘している。
富山地方鉄道は、再発防止策として冬場は2両ともモーター付きの車両で運用し、抵抗器付近には不燃性の保護板を設けたという。
出典URL
http://www2.knb.ne.jp/news/20130628_37023.htm(ブログ者コメント)
モーター高負荷運転時の発火事例として紹介する。
(2013年7月15日 修正1 ;追記)
2013年6月29日付の北日本新聞紙面に、補足説明的な下記趣旨の記事が掲載されていた。
この日の立山駅の積雪は80cmで、前年より10cm以上深かった。
立山駅まで上り坂が続く約24kmを、電車は線路上の積雪を押し分けながら走行。途中から雪を押し切れずに停車するほどだったという。
報告書は、抵抗器に通常より長い間、限界以上の電流が流れたことが要因と推定。
400~600℃の高温となり、車体のはりの木材や、床下にあるビニール製配管が発火した可能性を指摘した。15日午前5時25分ごろ、東京メトロ丸ノ内線赤坂見附駅に到着した荻窪発池袋行き電車の運転士が、前方のホーム下から白煙が上がっているのを発見した。
消防が消火活動し、約1時間後に煙は収まった。けが人はなかった。
東京メトロによると、地下2階のホームにいた約50人の客は駅員の誘導で改札の外へ避難。到着した電車は、客を乗り降りさせた後、同駅にとどまらない方が安全との判断から、次の国会議事堂前駅まで運転した。
線路付近に束ねてある電気ケーブルとプラスチック製のカバーが焼け焦げていた。警察が原因を調べている。
同じホームを使っている銀座線と丸ノ内線は一時、全線で運転を見合わせた。5万8600人に影響が出た。
出典URL
(ブログ者コメント)
今回トラブルの原因がそうというわけではないが、束ねたり団子状になっている電気配線やケーブルからの出火トラブルは過去にしばしば起きており、本ブログでも何件か紹介している。
東京電力千葉支店は14日、千葉県袖ケ浦市の袖ケ浦火力発電所2号機(100万KW)で火災が発生し、運転を停止したと発表した。けが人はなかった。
警察は、劣化したケーブル設備から何らかの理由で出火した可能性があると見て、原因を調べている。
運転再開の見通しは立っていないという。
同社管内の同日の電力の供給力は4009万KW。使用率は91%となる見通しだが、同社は「安定供給に支障はない」としている。
同社によると、13日午後11時5分ごろ、2号機のタービン建屋2階で、ケーブルを収納したダクトから煙が出ているのを当直の従業員が見つけた。
別の従業員が119番通報し、火は約5時間後に消し止められたという。
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/130614/dst13061416230001-n1.htm
http://www.tepco.co.jp/cc/press/2013/1228296_5117.html
日本原燃は10日、六ケ所村の使用済み核燃料再処理工場で2月19日にあったぼやの調査結果と、再発防止策をまとめた。
ぼやでは照明用受電設備周辺の雪を溶かすロードヒーターの制御盤に焦げ跡が見つかり、制御盤のリレー(スイッチ)に繰り返し熱が加わってハンダ付けした部分が劣化してショートしたことが原因とした。
出典URL
http://mainichi.jp/area/aomori/news/20130614ddlk02040021000c.html
http://www.jnfl.co.jp/press/pressj2012/20130610besshi.pdf
むつ市のリサイクル燃料貯蔵(RFS)で10日午後0時42分ごろ、建設中の使用済み燃料貯蔵建屋で、電灯分電盤の設置工事中、分電盤に正しく電流が流れるかを見るための放電作業をしていた協力企業の男性作業員が、誤って対象外の充電部に420ボルトの放電作業用ケーブルを接触させようとしたところ放電が起き、右手首周辺に熱傷(皮膚が若干赤くなる程度のやけど)を負った。
11日、RFSが発表した。RFSによると、作業は素手だったという。
出典URL
http://mainichi.jp/area/aomori/news/20130612ddlk02040073000c.html
東京メトロ日比谷線で4~5月、駅構内にある電飾看板から、蛍光灯の経年劣化が原因とみられるボヤが相次ぎ、東京消防庁が東京地下鉄に再発防止策を求めていたことがわかった。
照明器具メーカーの業界団体は10年での交換を推奨していたが、いずれも10年を超えていた。
東京地下鉄によると、4月21日昼、日比谷線人形町駅でホームの電飾広告(高さ1.25m、幅1.8m)から煙が出た。
5月6日にも同線茅場町駅の案内所の電飾看板(高さ0.15m、幅1.4m)から煙が出た。
けが人や運行への影響はなかった。電源を落とすと煙はおさまったという。
東京消防庁が調べたところ、2件とも蛍光灯の放電をコントロールする安定器が焦げていた。
同庁は「絶縁体の経年劣化で安定器が過熱したことが原因。類似火災の恐れがある」として5月29日付で対策を求めた。
同社では、2008年と11年にも都内の別の駅で同様のボヤが1件ずつ発生。
それまで安定器の使用期限を定めていなかったが、15年で交換することにした。
メーカーの業界団体は10年での交換を推奨していたが、同社は「30年近く正常に機能しているものも多い。定期点検もしており、10年を超えても使える」と判断した。
ところが、今回煙が出た人形町駅の電飾広告は、使用開始から14年で発煙した。
茅場町駅は22年が過ぎていたが、広報担当者は「案内所では発煙が起きていなかったため、15年での交換の対象外だった。甘かった」と説明した。
同社は全9路線170駅の約5300カ所の電飾看板のうち、安定器を12年以上交換していない計約1890カ所について5月末までに消灯。交換時期を早める方向で検討を始めた。
担当者は「火災に発展する危険性もあり、申し訳ない。交換時期を再検討し、再発防止に努めたい」としている。
出典URL
http://www.asahi.com/national/update/0602/TKY201306020094.html
(ブログ者コメント)
蛍光灯の安定器は10年、20年使うと発煙する?
PCB入り安定器の話は聞いたことがあるが、発煙という話は聞いたことがない。もしそうなら大変だ。
そこで調べたところ、電飾用の蛍光灯は家庭用とは違う、といった以下のような記事が見つかった。
電飾スタンド看板や、小型の袖看板に使われる蛍光灯も、家電量販店で販売されている家庭用の蛍光灯とは違います。 交換される際には看板専用の蛍光灯を選びましょう。
一般的な蛍光灯を使った電飾看板は8年~10年で安定器の寿命が訪れます。
http://www.trade-sign.com/lighting/
ことし2月、六ヶ所村の再処理工場の敷地内にある施設でケーブルが焦げたトラブルについて、日本原燃はビスの緩みによる接触不良が原因だという調査結果を発表した。
このトラブルは、ことし2月6日、六ヶ所村の再処理工場の敷地内にある排水を処理する施設で、直径5mmほどの太さのケーブルに焦げ跡が見つかったもの。
このケーブルは、排水を消毒する薬品を送り出すポンプの制御装置の内部にあり、日本原燃がトラブルの原因を調べていた。
その結果、ケーブルが制御機器から外れないようにするビスが緩んでいたため、ケーブルと制御機器の間で接触不良が起き、熱が発生したことが原因だという調査結果をまとめ、30日公表した。
日本原燃は、ビスが緩んだままの状態で制御装置が納入された可能性が強いとして、再発防止を徹底するよう協力会社などに周知したという。
日本原燃によると、ケーブルの焦げ跡が見つかった施設では放射性物質を扱っておらず、けが人や周辺の環境への影響はなかったという。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/aomori/6084278911.html?t=1367356610792
(ブログ者コメント)
日本原燃HPに、原因や対策などを詳しく記載したプレスリリースが掲載されている。
http://www.jnfl.co.jp/press/pressj2013/pr130430-1.html
23日午前10時15分ごろ、名古屋市千種区今池南の10階建てビルの屋上で爆発音がし、「作業員がけがをした」と119番があった。
警察などによると、男性作業員3人がやけどを負った。35歳の作業員は顔や腕にやけどを負い重傷、2人は軽傷とみられ、いずれも命に別条はないという。
警察によると、事故当時、現場のビルで停電があり、このビルに入居する電気関連会社の作業員4人が屋上に設置された変圧器を点検していた。
変圧器内の配電盤の点検中、配電盤にテスターを当てた際に爆発的なショートが起き、熱風を浴びたらしい。
出典URL
http://mainichi.jp/select/news/20130423k0000e040235000c.html
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2013042390131714.html
26日午前5時20分ごろ、福岡市早良区の九州電力百道変電所3階の配電盤室から出火、配線2本を焼いて約1時間後に鎮火した。
九電によると、火事の影響で、百道浜や西区愛宕浜などの6903戸で最大1時間10分にわたって停電した。
消防に付近の住民から「爆発音がした」との通報があり、警察は、配線がショートした可能性があるとみている。建物の延焼はなかった。
九電福岡支社によると、変圧器とスイッチをつなぐ直径64mmのケーブル2本が燃えた。出火当時、変電所は無人で、鍵がかかっていたという。
変電所に近い愛宕浜2丁目のマンションに住む男性(75)によると、停電したマンションのエレベーターに女性1人が閉じ込められたが、30分後に無事に救出された。
出典URL
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/354942
2月28日夜、山形県長井市の家電量販店2階で、使用済み乾電池の回収箱が火元と見られる火災が発生した。
陳列棚など約4m2を焼く程度で済んだが、警察によると、電池同士の接触が原因で発火した可能性があるという。
こうした出火原因はあまり知られていない一方、家庭や企業でも起きうる火災のため、消費者庁は「電極にビニールテープを貼るなど、絶縁を徹底してほしい」と呼びかけている。
警察によると、回収用の段ボール箱はレジカウンターにあり、使用済み乾電池数十個や使用済みのインクカートリッジが入っていた。
出火当時、店内には男性店員1人だけで、外部から侵入した形跡もなかった。
独立行政法人・製品評価技術基盤機構によると、電池をまとめて保管すると、接触具合によっては、電圧の大きな電池から小さな電池へ電気が流れ、その結果、過充電で発熱して破裂や発火に至る可能性があるという。
2007年4月以降、発熱する事故が14件発生し、うち2件で発火したという。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20130301-OYT1T01356.htm
19日午後7時半ごろ、広島市西区小河内町にある中国電力の三篠変電所で、「爆発音がして敷地内に煙がでている」と近くの住民から消防に通報があった。
消防が駆けつけ、消火活動にあたった結果、火災は15分後にはほぼおさまったという。
この変電所は無人で、火災によるけが人はいなかった。
警察によると、敷地内にある2つの建物のうち、一つの建物の内部で小規模な爆発があったとみられるという。
また、この火災の影響で変電所近くの町の、およそ7800世帯で一時停電になったが、まもなく復旧したという。
変電所の近くに住む人は、「爆発したような音が聞こえてそのあと家の屋根に何か落ちてきたような音がした。その後、変電所の方から焦げ臭いにおいもした」と話していた。
警察などによると、送電線から送られてくる高圧の電気を施設内の機械を動かすために調整する変圧器の一部から出火したとみられるという。
中国電力では、この変圧器の一部が何らかの原因でショートし、火が出たとみて詳しい出火原因を調べている。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/hiroshima/4004305771.html?t=1355950901858
http://www.nhk.or.jp/lnews/hiroshima/4004320511.html?t=1356037757780
13日午後7時5分ごろ、岩手県大船渡市赤崎町の太平洋セメント大船渡工場から出火、タービン室1階天井にある配電用ケーブルが焼けた。
火災で電気供給が止まったため、操業を停止した。
工場は、東日本大震災で発生したがれきを被災自治体から受け入れているが、焼却もできない状態になっている。
復旧のめどは立っておらず、震災復興への影響も懸念されている。
同工場などによると、焼けたのは数十本あった配電用ケーブルの一部。工場は火災直後、大型焼成炉などの操業を停止した。
火災の原因は不明で、警察が調べている。
同工場は震災の津波で被災し、約1年3カ月後のことし6月、工場内の主要な設備が復旧したばかり。
セメントは日産約6000トン。がれき焼却も大船渡、陸前高田両市など岩手県内3市2町から1日当たり約700トンを請け負っている。
同工場は「がれき焼却などに影響が出ないよう、早急に復旧させたい」と話している。
出典URL
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/12/20121215t33025.htm
12日午前1時すぎ、上田市にある上田千曲高校で火事があり、2階にある定時制の職員室の壁と天井計66m2が焼けた。
警察などが現場検証を行った結果、火元は、職員室内の壁際に置いてあった、食品などを温める保温器具につないでいた延長コードの差し込み口の周辺とみられることがわかった。
同校によると、保温器具は定時制の生徒たちの弁当を温める際に使用。冷蔵庫、電子レンジの隣に置いてある。
延長コードは保温器具だけにつないであり、いつごろから使用していたかは分からないという。
延長コードには別のプラグが取り付けられていて、警察では、差し込み口とプラグの間にほこりがたまり、電気の熱で出火した疑いが強いとみている。
同校は「職員と生徒で掃除をしていたが、行き届かなかった。今後は古い配線などを点検したい」と話している。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/nagano/1014125011.html?t=1355345107254
http://www.shinmai.co.jp/news/20121212/KT121212FSI090005000.php
(ブログ者コメント)
本件、トラッキング現象による火災だと思われる。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。