







23日午前10時15分ごろ、名古屋市千種区今池南の10階建てビルの屋上で爆発音がし、「作業員がけがをした」と119番があった。
警察などによると、男性作業員3人がやけどを負った。35歳の作業員は顔や腕にやけどを負い重傷、2人は軽傷とみられ、いずれも命に別条はないという。
警察によると、事故当時、現場のビルで停電があり、このビルに入居する電気関連会社の作業員4人が屋上に設置された変圧器を点検していた。
変圧器内の配電盤の点検中、配電盤にテスターを当てた際に爆発的なショートが起き、熱風を浴びたらしい。
出典URL
http://mainichi.jp/select/news/20130423k0000e040235000c.html
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2013042390131714.html
26日午前5時20分ごろ、福岡市早良区の九州電力百道変電所3階の配電盤室から出火、配線2本を焼いて約1時間後に鎮火した。
九電によると、火事の影響で、百道浜や西区愛宕浜などの6903戸で最大1時間10分にわたって停電した。
消防に付近の住民から「爆発音がした」との通報があり、警察は、配線がショートした可能性があるとみている。建物の延焼はなかった。
九電福岡支社によると、変圧器とスイッチをつなぐ直径64mmのケーブル2本が燃えた。出火当時、変電所は無人で、鍵がかかっていたという。
変電所に近い愛宕浜2丁目のマンションに住む男性(75)によると、停電したマンションのエレベーターに女性1人が閉じ込められたが、30分後に無事に救出された。
出典URL
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/354942
2月28日夜、山形県長井市の家電量販店2階で、使用済み乾電池の回収箱が火元と見られる火災が発生した。
陳列棚など約4m2を焼く程度で済んだが、警察によると、電池同士の接触が原因で発火した可能性があるという。
こうした出火原因はあまり知られていない一方、家庭や企業でも起きうる火災のため、消費者庁は「電極にビニールテープを貼るなど、絶縁を徹底してほしい」と呼びかけている。
警察によると、回収用の段ボール箱はレジカウンターにあり、使用済み乾電池数十個や使用済みのインクカートリッジが入っていた。
出火当時、店内には男性店員1人だけで、外部から侵入した形跡もなかった。
独立行政法人・製品評価技術基盤機構によると、電池をまとめて保管すると、接触具合によっては、電圧の大きな電池から小さな電池へ電気が流れ、その結果、過充電で発熱して破裂や発火に至る可能性があるという。
2007年4月以降、発熱する事故が14件発生し、うち2件で発火したという。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20130301-OYT1T01356.htm
19日午後7時半ごろ、広島市西区小河内町にある中国電力の三篠変電所で、「爆発音がして敷地内に煙がでている」と近くの住民から消防に通報があった。
消防が駆けつけ、消火活動にあたった結果、火災は15分後にはほぼおさまったという。
この変電所は無人で、火災によるけが人はいなかった。
警察によると、敷地内にある2つの建物のうち、一つの建物の内部で小規模な爆発があったとみられるという。
また、この火災の影響で変電所近くの町の、およそ7800世帯で一時停電になったが、まもなく復旧したという。
変電所の近くに住む人は、「爆発したような音が聞こえてそのあと家の屋根に何か落ちてきたような音がした。その後、変電所の方から焦げ臭いにおいもした」と話していた。
警察などによると、送電線から送られてくる高圧の電気を施設内の機械を動かすために調整する変圧器の一部から出火したとみられるという。
中国電力では、この変圧器の一部が何らかの原因でショートし、火が出たとみて詳しい出火原因を調べている。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/hiroshima/4004305771.html?t=1355950901858
http://www.nhk.or.jp/lnews/hiroshima/4004320511.html?t=1356037757780
13日午後7時5分ごろ、岩手県大船渡市赤崎町の太平洋セメント大船渡工場から出火、タービン室1階天井にある配電用ケーブルが焼けた。
火災で電気供給が止まったため、操業を停止した。
工場は、東日本大震災で発生したがれきを被災自治体から受け入れているが、焼却もできない状態になっている。
復旧のめどは立っておらず、震災復興への影響も懸念されている。
同工場などによると、焼けたのは数十本あった配電用ケーブルの一部。工場は火災直後、大型焼成炉などの操業を停止した。
火災の原因は不明で、警察が調べている。
同工場は震災の津波で被災し、約1年3カ月後のことし6月、工場内の主要な設備が復旧したばかり。
セメントは日産約6000トン。がれき焼却も大船渡、陸前高田両市など岩手県内3市2町から1日当たり約700トンを請け負っている。
同工場は「がれき焼却などに影響が出ないよう、早急に復旧させたい」と話している。
出典URL
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/12/20121215t33025.htm
12日午前1時すぎ、上田市にある上田千曲高校で火事があり、2階にある定時制の職員室の壁と天井計66m2が焼けた。
警察などが現場検証を行った結果、火元は、職員室内の壁際に置いてあった、食品などを温める保温器具につないでいた延長コードの差し込み口の周辺とみられることがわかった。
同校によると、保温器具は定時制の生徒たちの弁当を温める際に使用。冷蔵庫、電子レンジの隣に置いてある。
延長コードは保温器具だけにつないであり、いつごろから使用していたかは分からないという。
延長コードには別のプラグが取り付けられていて、警察では、差し込み口とプラグの間にほこりがたまり、電気の熱で出火した疑いが強いとみている。
同校は「職員と生徒で掃除をしていたが、行き届かなかった。今後は古い配線などを点検したい」と話している。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/nagano/1014125011.html?t=1355345107254
http://www.shinmai.co.jp/news/20121212/KT121212FSI090005000.php
(ブログ者コメント)
本件、トラッキング現象による火災だと思われる。
発達した低気圧の影響で強風や雪などに見舞われた6日、石川県内では電線から火花が出るトラブルが相次ぎ、消防や北陸電力が対応に追われた。
今後も荒天の影響で同様の現象が起きる可能性が高く、北電は「消防ではなく、北電に連絡してほしい」と呼びかけている。
北電の石川、小松、七尾3支店によると、6日から7日にかけ、県民や消防から「電線から火花が出ている」と連絡が入った。
60件以上確認され、うち十数件は停電を伴った。
石川支店は6日午後6時以降の統計は取っていないといい、「実際はさらに多い」(北電)。
ショートは、気温低下で電線の回りのゴムが硬くなることでひび割れし、間から水が入ることが原因。
自宅への引き込み線で多くみられ、線の劣化も原因の一つという。
さらに、塩分を含んだ海水は通電しやすく、強風に見舞われる冬場は特に多く起きる現象だ。
電線が燃えるなどの火災の危険性はないが、消防に通報する市民が多いため、火災や救助事案など本来の消防活動への影響も懸念される。
金沢市畝田西では6日午後10時過ぎ、時折「パンッ」と乾いた音と共に引き込み線から火花が出た。
駆け付けた消防は、「今夜はこれで5か所目」と苦笑い。「昼間も火花が出ているかも知れないが、目に見えないのかも。夕方から増えてきた。今夜は休まない覚悟だ」と話し、北電関係者に引き継ぐまで約30分間、見守った。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20121208-OYT1T00108.htm
(ブログ者コメント)
今年10月に静岡県でも同種現象が起きている。
台風17号の強風で吹き寄せられた海水が、沿岸部付近や市街地に設置された高圧鉄塔に思わぬ影響を残している。
中部電力静岡支社には4日までに、「(鉄塔から)ジリジリと音がする」との問い合わせが422件あった。絶縁体部分に付着した塩分が原因とみられるが、安全性に問題はないという。
同支社によると、静岡、島田、掛川、浜松の各電力センターに問い合わせがあり、このうち290件が静岡に集中した。
異音の原因は「送電線と鉄塔をつなぐ『がいし』に塩分が付いたため」(同支社)。
がいしは陶磁器製で、送電線から鉄塔に電気が流れないよう絶縁体の役割を果たす。
「海水が乾いたところに朝露の水分が付くと、電気が流れようとする時に音が聞こえたり、光が見えたりすることがある」という。「まとまった雨が降り、塩分が落ちれば音などはしなくなる。故障ではなく、安全性の問題もない」と話している。
同支社によると、県内の中電管内には約5100の高圧鉄塔が設置されているという。1日から、問い合わせの多い地域を優先に洗浄している。
出典URL
http://www.at-s.com/news/detail/450482354.html
東京都青梅市で2日に男児2人が死亡した火災は、電気の延長コードがショートして火元になった、との見方が強まっている。
東京消防庁によると、家電製品の電気コード周辺が発火源となった火災は昨年、都内で568件起きていた。
毎年、都内の火災件数の1割前後を占めており、2009年までの5年間で計46人が亡くなっている。
2日未明、同市の会社員(39)方が全焼し、次男で小学1年の男児(7)と五男(1)が死亡した火災では、焼け跡の1階台所から延長コードが見つかった。
警察が調べたところ、コードには引きちぎれてショートしたような跡が数カ所あった。
コードは、台所のコンセントに差し込まれた三つ股ソケットにつながっていた。
警察は、会社員の証言などから、このコードから発火して燃え広がった可能性が高いとみて、詳しい出火原因を調べている。
東京消防庁によると、電気コード周辺からの出火は、たこ足配線で許容電流を超えたり、コンセントと差し込みプラグの接続部分に緩みやほこりがあったりすることで、過熱やショートして起きる。
特に台所は、炊飯器や電子レンジなど消費電力の大きい家電が多く、たこ足配線にすることで危険性が増すという。
経年変化によるコード類の劣化や、無理に引っ張るなどしたことによるコード内の断線も火災につながる。
こうした火災は例年、都内では約500件前後発生し、火災全体の約1割を占める。05~09年の5年間で計46人が死亡していた。
独)製品評価技術基盤機構(NITE)によると、機構に報告があっただけでも05~09年度に電気コードや配線器具を原因とする火災や事故は全国で1119件あったという。
東京消防庁の担当者は「火気を扱うわけでないので居住者に自覚がなく、逃げ遅れるケースが目立つ」と指摘。
同庁は防止策として、
□たこ足配線をせず、まめにプラグを抜く
□コードを強く引っ張ったり家具の下敷きにしたりしない
□コンセント部分を定期的に掃除する
などを挙げる。
出典URL
http://www.asahi.com/national/update/1003/TKY201210030263.html
ブレーカーなど配電装置をまとめた住宅用分電盤から出火するボヤが、今年に入り急増し、6月までの半年間で昨年の約2.5倍のペースで増えていることが東京消防庁への取材で分かった。
東日本大震災後、地震が頻発し、配線をつなぐねじが緩み、ショートしやすくなっている可能性があるという。
いまのところ全国的な統計はないが、東日本を中心に同じように地震が頻発していることから、同庁は注意を呼びかけている。
東京消防庁によると、都内で分電盤からの出火件数は、今年1~6月で53件。昨年は1年間で40件で、すでに昨年の発生件数を超えた。
建物の全半焼など大規模な火災では、分電盤からの出火を特定するのは難しいため、ボヤ以外にも大きな被害が出ている可能性も否定できない。
分電盤が原因と分かっても、激しく焼け、詳細に分析できないケースは多いが、今年1月上旬に葛飾区内の住宅で発生したボヤでは、分電盤の漏電ブレーカーに接続されていた電気配線を締めているねじが緩んだため、電気抵抗が増え、発熱・出火したことが分かった。
東京消防庁は「分電盤が古くなり劣化すると、ねじが緩みやすくなる。ねじが緩むとショートし、たまったほこりなどでの発火が増えているのではないか」と分析する。
気象庁のまとめによると、昨年1年間に発生した震度1以上の有感地震は9723回で、統計が残る昭和以降で3番目の多さだった。
電気設備の安全点検などを行う関東電気保安協会は「度重なる地震の振動で、分電盤の端子(ねじ)が緩んでしまう可能性はある。火災が発生しやすくなる原因につながる」と話す。
ただ、家庭にある分電盤のねじを、自分で締め直してはいけないという。感電の危険性があるため、電気事業法では、独自の点検が禁止されているからだ。
4年に1回以上の定期検査が義務づけられている電力会社に、点検を依頼することが火災予防になる。
ねじが緩んでいる分電盤は、老朽化していることが多く、ブレーカーが落ちやすくなったり、小さなショートで変な臭いがしたりすることもあるため、東京消防庁は「こうした異変を感じた際に、消防や電力会社へすぐに連絡してほしい」と話している。
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/region/news/120929/tky12092911480002-n1.htm
14日午後1時15分ごろ、北九州市のNコークス工業北九州事業所から「高電圧装置が爆発し、けが人が出ている」と119番があった。
消防などによると、電気設備を点検していた19~48歳の男性従業員4人がやけどを負うなどして病院に搬送され、うち19歳の男性が重傷。4人とも命に別条はないという。
警察によると、4人は4階建ての工場の3階にある電気室で、他の1人を含む5人で、年に一度の点検作業をしていた。
爆発で室内の機械が一部焼け、消防隊が到着するまでに消火したという。
消防などによると、装置の電線がスパークしたとみられ、周辺の工具箱の一部が燃えた。
事業所では、製鉄で使うコークスを石炭から製造している。
同社によると、事故があったのは、製鉄に使うコークスを製造した際に出る熱を使って自家発電するプラントの電気室。
現場は、北九州市北西部の響灘に面した埋め立て地にある工業団地の一角。
この事業所では4月にも、機械を点検していた保全工の男性(当時42)が、ボイラーから吹き飛んだ金属部品の直撃を受け死亡する事故が起きている。
出典URL
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/324117
http://www.nhk.or.jp/lnews/kitakyushu/5025023841.html
3日午前8時20分ごろ、仙台市青葉区上杉1丁目の路上で、「電線から火が出ている」とビル管理会社から東北電力に電話があった。
すぐに鎮火したが、焼け溶けたプラスチック製の電線カバーの一部が滴り落ち、保育園に通う途中の男児(5)に当たった。
警察によると、男児は頭と左腕に軽いやけど。
男児が突然、「熱い」と泣き出し、一緒にいた父親がカバーが溶けているのに気付いた。
警察などによると、電線カバーは直径約5cm、長さ約40cmのプラスチック製で、筒状の形をしている。
電線近くの木の枝が伸びて接触したか、強風のために電線カバーがずれて電線が露出。カバーに付いたほこりなどが湿気を帯びて火花が発生し、燃えたとみられる。
東北電力は「詳しい原因は分かっていない。やけどをされたお子さまとご家族に心より深くおわび申し上げるとともに、再発防止に努めていきたい」とコメントした。
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120903/dst12090319370014-n1.htm
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/09/20120903t13031.htm
2010年、川内原発1号機で作業員7人が死傷した事故で、労安法違反の疑いで捜査していた川内労基署が立件を断念したことがわかった。
この事故は2010年1月、定期検査中の川内原発1号機のタービン建屋内で、男性作業員1人が死亡し、6人が重軽傷を負ったもので、放電用のアース線が誤って電源の入った端子に接触し、火花や高温のガスが噴き出したことが原因とみられている。
同署は、事故を防ぐ措置に不備がなかったかどうか数十人の作業員や関係者から事情を聴き、捜査を進めていたが、現場監督者が死亡したため十分な事情聴取ができず、刑事責任の追及が難しいと判断して立件を断念したという。
そのうえで同署は作業の手順が危険と判断し、作業を行ったNプラント工業と九州電力に作業手順の改善を求める是正勧告を出した。
出典URL
http://news.ktstv.net/e33733.html
事故時の状況については、2010年2月23日に朝日新聞(聞蔵)から、下記趣旨でネット配信されていた。
九電は22日、原因や再発防止策をまとめた報告書を経産省に提出した。
原因は、配電設備にたまった電気を放出するアース線の取り付けを誤ったため火花が発生、高温ガスの噴出を引き起こした、としている。
報告書によると、事故が起きたのは、配電盤がある受電遮断器室。
配電盤の停電させている側の端子にアースを取り付けて放電させる予定だったが、電気が流れている側の端子に接続させたためショート。
火花で空気が一瞬のうちに熱せられ、遮断器室から数1000℃のガスが噴出し、火災になったと推定している。
2つの端子間の距離は5.3cmしかなかったが、端子にカバーを付けるなど、誤接続防止のための安全対策はとっていなかったという。
(ブログ者コメント)
九州電力HPには、上記記事のベースとなったであろう写真や図解付のかなり詳しいプレスリリース資料が掲載されているが、そこでは「アークが発生し、アークガスが噴出」という表現が使われている。
http://www.kyuden.co.jp/press_100222-1.html
(2012年11月18日 修正1 ;追記)
2012年11月14日3時0分に朝日新聞から、警察は業務上過失致死傷容疑で書類送検したという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
鹿児島県警は13日、九電社員7人を業務上過失致死傷の疑いで、死亡した関連会社の男性を業務上過失致傷の疑いで書類送検した。
書類送検されたのは、現場にいた社員、作業手順書の作成に関わった社員・管理職、死亡した男性の計8人。
発表によると、8人は危険防止の配慮を怠り、感電事故の危険がある状態でアースの取り付け作業をした疑いがある。
県警は、現場の社員が作業の危険性を把握していながら安全配慮義務を怠ったことに加え、点検中に配電設備全体の電源を切ることを手順書に明記していなかったことも問題視した。
認否は明らかにしていない。
九電は、「改めて深くおわび申し上げます。当社としては引き続き捜査への協力を行って参ります」との談話を出した。
九電が国に出した事故報告書では、電源を切った端子と、電源を入れた端子が約5cmしか離れていない状態で作業しており、関係者の間でそうした認識が「不十分だった」としている。
出典URL
http://www.asahi.com/national/intro/SEB201211130080.html?id1=2&id2=cabcbbbe
22日午後4時ごろ、県環境衛生研究センター(和歌山市砂山南)2階の機器分析室で火災が発生したと、センター職員から消防に119番通報があった。
火は、火災報知器の作動に気づいた職員が消火器で消し止めた。室内の機器が焼けたが、けが人はなかった。
職員によると、分析室は主に水質検査の際に使い、一日数回程度しか人が入らない。
この日は昼間に1回使用され、出火したとみられる午後3時10分ごろには室内に誰もいなかったという。
県によると、分光光度計1台(平成13年購入、136万円)、上皿直示天秤1台(昭和50年購入、51万円)が焼けた。
警察は、分析機に接続されていた電気ケーブル付近が火元とみて詳しく調べている。
電気ケーブルが原因とみられる火災は、21日未明にも同市和田の市立三田小学校職員室で発生しており、 木製書類棚などが焼けている。
出典URL
http://www.wakayamashimpo.co.jp/2012/08/20120823_17116.html
一方、8月23日付の朝日新聞和歌山版(聞蔵)からは、若干違ったニュアンスの記事がネット配信されていた。
温泉水の成分を分析する装置のケーブル数本と周囲の壁や床約1m2が焼けた。
警察などによると、職員が分析室に煙が充満しているのに気付き、消火器で消した。
装置は電源が入った状態だったといい、ケーブル付近がショートした可能性があるとみて、警察が原因を調べている。
(ブログ者コメント)
火元は、電源コード、機器配線のいずれとも読めるが、「分析機に接続されていた」などの表現から考えると、機器配線だったのかもしれない。
もしそうだとすると、あまり聞かない事例だ。
ちなみに三田小の火災は、電源ケーブルが原因だった模様。
21日午前1時30分ごろ、和歌山市の市立三田小学校の職員室で火災が発生し、木製書類棚と中の書類などが焼けた。
警察などによると、火災が発生した際に警備会社の防犯装置が作動し、通報により駆け付けた同署員が室内で火の手が上がっているのを発見。窓ガラスを割って消火活動するとともに消防も駆け付け15分ほどで鎮火した。
室内には、侵入形跡もなく、電気コードが集中して配線されていたテーブルタップ付近が激しく燃えており、電気ケーブルが漏電やショートしたとみて原因を調べている。
焼けた書類は、事務書類で児童の成績表などはなかったという。
この火事で同校の電話が一時不通になった。
火事を受け、市教委は今月中にも、各学校に漏電や配線に不備がないか点検するように通達を出す予定。
出典URL
http://www.wakayamashimpo.co.jp/2012/08/20120821_17078.html
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/120822/waf12082209360008-n1.htm
一方、8月22日付の毎日新聞和歌山版からは、具体的原因に言及した記事がネット配信されていた。
警察は、床の電気コードの劣化が原因とみている。
出典URL
http://mainichi.jp/area/wakayama/news/20120822ddlk30040471000c.html
姫路市内でこの10年間、工場やマンションなどで省電力を目的に使われていたコンデンサーが経年劣化して発火したとみられる火災が13件起きていることが、市消防局の調査でわかった。
少なくとも2件は保安装置がない1975年以前の製造で、市は事業所に点検や交換を呼びかけている。
市消防局によると、13件のうち2件は今夏に起きたばかり。
6月21日には飾磨区の倉庫でコンデンサーだけが燃え、7月25日には勝原区の鉄工所の作業所で付近の壁なども焼損した。
いずれも、配電盤に設置されたコンデンサーが経年劣化して発熱、発火したらしい。
個人住宅での発生例はないが、13件全てで使われていたのは業務用の「低圧進相コンデンサー」。
社)日本電機工業会は「75年以前製造の低圧進相コンデンサーは保安装置が内蔵されておらず、経年劣化して、場合によっては火災に至る可能性がある」として、コンデンサーの製造年の確認を勧めている。
6月21日にあった火災のコンデンサーも73年型だったといい、市消防局は「経年劣化したコンデンサーは今夏のような高温多湿時に、さらに発火しやすくなる。75年以降の製造でも、おおむね10年以上経ったものは点検が必要」としている。
3日午後5時半ごろ、東筑摩郡朝日村の東京電力新信濃変電所の社員が敷地内のコンデンサーから出火したと119番通報した。
化学消防車が出動したが、高圧電流が流れていることなどから消火に手間取り、約3時間20分後に消し止めた。
警察によると、けが人はいない。東電松本電力所などが原因を調べている。
同電力所によると、出火したのは「主要変圧器」に接続しているコンデンサー1機(縦9m、横7.8m、高さ4.3m)。
同変圧器は、梓川などにある長野県内の揚水式ダムで発電した電気を首都圏方面に送るため電圧を調整する装置で、コンデンサーは5機接続しており、出火時は稼働していた。出火直後は音を伴って、黒煙が立ち上った。
高圧電流が流れていた上、コンデンサー内部に絶縁用の油もあり、電流をストップするなど消火の準備に時間がかかった。
消し止めた後も、近くの装置からガスが発生した恐れがあり、消防が調査した。
この火災で、同変電所の送電は停止した。同電力所は「4、5日が土日曜で電力需要が少なく、供給には影響ない見通し」としている。
新信濃変電所は1977(昭和52)年に稼働開始。日本の東西で異なる電気の周波数(東日本50ヘルツ、西日本60ヘルツ、長野県内は60ヘルツ)を変換できる設備があり、1日当たり60万KWを融通できる。
昨年の東日本大震災直後はフル稼働し、西日本側から関東方面へ送電した。敷地面積は約23haあり、大型の装置が立ち並んでいる。
出典URL
http://www.shinmai.co.jp/news/20120804/KT120803FTI090027000.php
31日午後6時15分頃、忍野村にある東京電力の鐘ヶ淵発電所から「爆発音がして煙が出ている」と近所の人から警察に通報があった。
火はおよそ40分後に消し止められ、けが人はいなかった。
東電によると、火が出たのは変圧器につながる設備の一部で、この部分には常時6万6000ボルトの電流が流れているという。
警察と消防は火が出た原因などを詳しく調べている。
東電山梨支店によると、この火事で午後6時17分からおよそ20分間、付近の富士吉田市などのおよそ2000世帯が停電したが、現在は復旧しているという。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/kofu/1043992941.html
8月1日付で朝日新聞(聞蔵)からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
送電するための変圧器に何らかのトラブルが起きたという。


















その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。