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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2021918837分にYAHOOニュース(埼玉新聞)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

埼玉県の熊谷労働基準監督署は17日、労働安全衛生法違反の疑いで、深谷市の建設工事業「T工務店」と同社の男性従業員を書類送検した。

書類送検容疑は、深谷市で2019年2月15日、掘削作業をしていた派遣社員男性が倒壊したコンクリートブロックの下敷きになり死亡した事故で、損壊防止の措置をしないで作業させた疑い。

同労基署によると、死亡した男性は側溝のコンクリートを付け替えるために地面の掘削作業をしていた。

倒れたコンクリート塀は約1メートルの高さがあったとみられ、作業前に補強する必要があった。

https://news.yahoo.co.jp/articles/00f74477106dad1418882f917126e863f81d298f

 

※以下は、事故当時の報道。

2019215日 埼玉新聞)

15日午前10時10分ごろ、深谷市上野台の側溝敷設替え工事現場で、秩父市永田町、アルバイト新井さん(男性、37歳)がブロック塀の下敷きとなり、搬送先の病院で死亡が確認された。

深谷署によると、新井さんは幅員4・1メートルの市道でU字溝の敷設作業中だった。

深さ60センチ、幅1・1メートル、長さ9・2メートルの溝を掘り、溝を整えていたところ、設置されていた高さ1・6メートル、幅7・3メートルのブロック塀が倒れた。

同署は、業務上過失致死容疑も視野に入れ、事故原因を詳しく調べている。

https://www.saitama-np.co.jp/news/2019/02/16/06_.html

 

(2021年12月1日 修正1 ;追記)

20211130日付で労働新聞からは、倒れた塀は古い型で底の部分を地面に埋めて支えていなかったなど、下記趣旨の記事が事故現場の写真?付きでネット配信されていた。

埼玉・熊谷労働基準監督署は、コンクリートブロック塀の倒壊防止措置を講じなかったとして、建設工事業のT工務店(埼玉県深谷市)と同社現場責任者を労働安全衛生法第21条(事業者の講ずべき措置等)違反の疑いでさいたま地検に書類送検した。

派遣労働者がブロック塀の下敷きとなり、死亡する災害が発生している。

災害は令和3年2月15日、埼玉県深谷市の側溝布設替工事で発生した。

同社に派遣されていた派遣労働者は側溝を敷設するため、地面の掘削作業を行っていた。

長さ4.5メートルに渡るブロック塀が倒壊し、下敷きになっている。

同労基署によると、一般的なコンクリートブロック塀はL字型で、底の部分を地面に埋めて支えているケースが多いとしている。

災害が発生した際のコンクリートブロックは型が古く、支えがなかった。

「工事前にコンクリートブロックの状態を調べ、支えなどを設置して補強すべきだった。倒れることを想定せず、工事を進めていたようだ」と話している。

https://www.rodo.co.jp/column/116873/ 

 

 

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自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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