2022年12月1日20時10分にNHK東海から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
11月28日、三重県川越町の建材メーカー、「Cウーテ」の四日市工場で、燃やした木くずの灰を集めて冷却する設備の内部で清掃をしていた作業員の男性3人が上部から落下してきた灰に埋まり、1人は救助されましたが、いずれも業務委託先の作業員で、ミャンマー国籍の技能実習生で菰野町のティンさん(33)と鈴鹿市の奥田さん(51)の2人が死亡しました。
警察が死因を調べた結果、奥田さんは灰に埋まったことによる窒息死、ティンさんは首から下が埋まり、胸部が圧迫されたことなどによる循環呼吸不全とわかりました。
また、2人とも手足などにやけどをしていて、熱が下がりきっていない灰に埋もれたとみられるということです。
設備は高さおよそ12メートル、直径およそ3メートルの円筒形で、燃料として燃やした木くずの灰を上部から取り込んで水と混ぜることで冷却する仕組みだったということです。
警察によりますと、3人が作業をしていた設備内の下の部分には水分を含んだ粘着性のある灰がたまっており、壁などにもこびりついた状態だったということで、冷却の過程で水分を含んだ粘着性のある灰が上部から大量に落下し、2人はこの灰に埋もれて身動きが取れなくなった可能性があるということです。
警察は引き続き、事故の原因を捜査しています。
https://www3.nhk.or.jp/tokai-news/20221201/3000026277.html
11月28日17時38分に産経新聞からは、数カ月に1度の点検清掃中だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
四日市北署などによると、冷却装置は燃やした木くずチップを一度集塵機に集めた後、残った灰を冷ますもので、高さ約12メートル、直径約3メートルの筒状。
3人は業務委託の30~50代で、数カ月に1度の点検、清掃中だった。
同社のホームページによると、昭和23年設立。
住宅の壁や天井に用いられる石膏ボードの開発や製造、販売を手がけている。
https://www.sankei.com/article/20221128-5Q3TFYGM7BKL7KRWX4AI3QIKYM/
11月29日15時58分にYAHOOニュース(東海テレビ)からは、1人は自力脱出していた、機械が異常を示したため冷却装置のタンクの中に溜まっていた灰を取り除いていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
三重県川越町の建築資材メーカー「Cウーテ四日市工場」では28日、冷却装置のタンクの中を清掃していた作業員の男性3人が、落ちてきた木くずの灰に巻き込まれ、生き埋めとなりました。
このうち1人は自力で脱出しましたが、技能実習生でミャンマー国籍のティン・タン・ミンさん(33)と、協力会社の社員の奥田さん(51)が死亡しました。
警察によりますと、3人は機械が異常を示したためタンクに溜まった灰を取り除いていたということで、警察は29日午前から工場に実況見分に入り、業務上過失致死傷の疑いも視野に詳しく調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/016058064b0ddaa78896568389048766ce4146c1
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。