2024年1月19日22時30分にYAHOOニュース(北海道文化放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
1月19日午後1時すぎ、北広島市大曲で「屋根で雪下ろしをしていた人がロープでぶら下がっている」と近隣住民から110番通報がありました。
男性は現場近くに住む74歳の男性で、ロープが腹部に巻き付いた状態で、高さ2メートル以上ある納屋の屋根から宙づりになっている姿を男性の妻が発見。
男性は意識がない状態で病院に搬送されましたが、その後、死亡しました。
警察によりますと、男性は19日午前9時ごろから、1人で納屋の雪下ろし作業をしていたということです。
その際、”トラロープ”と呼ばれる黒色と黄色の細いロープを納屋の屋根の梁に結びつけ、その先を体に巻きつけ”命綱”にして作業していたとみられています。
警察は、男性が屋根の上で滑ったほか、病気がきっかけで宙づりになった可能性もあるとみて、当時の状況を詳しく調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/ac4689771f2e88a01525cba1d7883091e9162a11
1月20日13時25分にYAHOOニュース(北海道放送)からは、死因は窒息死だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
19日午後1時ごろ、北広島市大曲の納屋で、近くに住む無職、桜井さん(74)がローブに宙吊りの状態で発見されました。
桜井さんは意識不明の重体で搬送後、死亡が確認されました。
司法解剖の結果、桜井さんは、巻き付いたロープで胸や腹を圧迫されたことによる窒息死と判明しました。
警察は、桜井さんが命綱を巻いて納屋の雪下ろし中、転落して宙吊りになったとみて、引き続き事故の原因を調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/7821b3a3b7c123b211a95b3d9dfe55274871aa59
(ブログ者コメント)
産業現場でも、墜落時に安全帯が腹部を圧迫し死亡した事例が少なからずある。
以下は、その1例。
正しく装着していたが、落下時に腹部までずれたらしい。
『[災害事例] 安全帯を使用していたが 墜落時の衝撃で内臓が圧迫され被災』
http://www.tokyotsa.com/file/24jirei.pdf
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。