2015年8月25日23時54分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
25日午後6時半ごろ、東急東横線都立大学~田園調布駅間、同目黒線奥沢~田園調布駅間、同多摩川線多摩川駅付近の3区間で踏切や信号などが正常に作動しないトラブルが発生、点検のため3線全線で約3時間35分〜3時間45分にわたって運転を見合わせた。
駅間に一時停車していた電車は約40分後までにいずれも最寄り駅まで移動し、乗客を降ろした。
けが人などは出ていない。
東急電鉄によると、このトラブルで約36万人に影響した。
東急電鉄や国交省によると、東横線などの田園調布~多摩川駅間の高架下の信号機器室にあるブレーカーが落ちたためにコンピューターが切れた。
このコンピューターで制御している3区間の保安装置が正常に作動しなくなり、踏切や信号などに異常が発生したとみられる。
この機器室は普段は無人で、施錠されており、整備関係者以外の出入りはできない。
同社が詳しい原因を調べている。
東急電鉄と接続している東京メトロ南北線、副都心線、日比谷線、東京都営地下鉄三田線でも、遅れや直通運転の見合わせが発生し、広範囲に影響が広がった。
出典URL
http://mainichi.jp/select/news/20150826k0000m040139000c.html
8月27日20時19分に産経新聞から、原因に関する、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
8月27日19時42分に読売新聞からも、同趣旨の記事が掲載されていた。
東急電鉄は27日、仮設した分電盤のカバーの一部が落下し、信号や踏切を制御する保安装置の電源を切ったことが原因だったと明らかにした。
東急電鉄は、電源装置の更新工事のため、東横線田園調布~多摩川間の高架下にある信号機器室に、高さ約2m、幅約1mの分電盤を仮設。
誤操作を防ぐため、縦1m、横1.2m、厚さ数mmの樹脂板を上下に分け、分電盤の正面を覆って粘着テープで止めていたが、粘着テープの粘着力が落ちて上半分が落下し保安装置の電源ブレーカーに接触、スイッチを切ったとみられる。
故障は午後6時半ごろに発生。同7時過ぎにはブレーカーを戻したが、試運転のため、営業運転の再開に時間がかかり、一時運休した東横線と目黒線、多摩川線の利用客約36万人に影響した。
出典URL
http://www.sankei.com/affairs/news/150827/afr1508270039-n1.html
http://www.yomiuri.co.jp/national/20150827-OYT1T50093.html?from=ycont_top_txt
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。