2020年4月28日14時23分にNHK長崎から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
今月23日午後6時ごろ、佐世保市藤原町の住宅街にある「日水公園」で、公園にあるブランコの支柱とロープをつなぐ金具が壊れて座席が落ち、立ってこいでいた小学6年生の男の子が右足首をねんざし、さらに、落ちてきた金具が太ももにあたりました。
男の子は市内の病院を受診しましたが、痛みはなく、歩いても問題ないということです。
佐世保市では事故の原因について、支柱とロープをつないでいた金具の老朽化と摩耗だと見ています。
市では管理する公園の遊具は、専門家に委託して1年に1回点検を行っていて、このブランコは去年10月の点検で「使用可能」とされていました。
佐世保市では今月12日にも、別の公園の遊具で遊んでいた女の子がけがをする事故が起きていて、市は市内のすべての公園の遊具を使用禁止にして、改めて点検を行うことにしています。
佐世保市公園緑地課の山口課長は、「再発防止を検討するとともに、定期点検のやり方についても見直していきたい」としています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/nagasaki/20200428/5030007461.html
4月28日14時12分に長崎新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
市公園緑地課によると、男児は23日、ブランコの座板に立って遊んでいたところ、右手のロープのつり金具が壊れて落下。
バランスを崩して着地した際、右足を捻挫したほか、落下した金具が右脚の太ももに当たり打撲傷を負った。
ブランコは2004年に設置。
昨年10月に安全点検をしたが、問題は見つからなかった。
つり金具の破損は磨耗(まもう)と劣化が原因とみられる。
同市では12日にも別の公園でスプリング遊具が破損し、女児がけがをした。
同課は「子どもにけがをさせてしまい大変申し訳ない。点検のあり方を検証する」としている。
https://www.47news.jp/localnews/4763124.html
(ブログ者コメント)
〇ブランコの吊り金具が破損して子供がケガした事故は、1週間ほど前に彦根市でも起きている。(本ブログ紹介スミ)
また、12日の事例も本ブログで紹介スミ。
〇以下は、NHK映像の2コマ。
支柱側の金具が残っていることから考えると、破損したのは彦根市事例と同様、U字金具だったのかもしれない。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。