本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。 それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。 本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。 一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。 (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2014年5月17日12時22分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
地球温暖化の原因となる二酸化炭素(CO2)の濃度上昇が、イネやムギなど穀物に含まれる亜鉛や鉄分の減少を引き起こすことを、日米などの研究チームが英科学誌ネイチャー電子版に発表した。
亜鉛や鉄分の摂取を穀物に依存する発展途上国では、温暖化が進めば栄養素が不足する恐れがあるという。
チームは、1998〜2010年、日米豪の農地で、世界の主要穀物であるムギ、イネ、ダイズ、トウモロコシ、エンドウ、モロコシを、同一環境でCO2濃度だけを変えて栽培した。
CO2濃度は、現在の農地の平均的な濃度(363〜386ppm)と、現在より200ppm上昇した場合を比べた。
その結果、全ての穀物で亜鉛の濃度が減り、鉄はモロコシ以外で減少した。
例えば、ムギは亜鉛が9.3%、鉄が5.1%減り、イネは亜鉛が3.3%、鉄が5.2%減った。
亜鉛や鉄分が不足すると、味覚障害や貧血などの健康被害が起きる。
世界で約23億人が、これらの栄養素を主に穀物から摂取しているという。
研究に参加した農業環境技術研究所の酒井英光主任研究員は、「栄養素が減るメカニズムを解明できれば品種改良などに生かせる」と話す。
出典URL
http://mainichi.jp/feature/news/20140517k0000e040200000c.html
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プロフィール Profile
HN:
魚田慎二
性別:
男性
自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。
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