2023年2月7日付で毎日新聞和歌山版から下記趣旨の記事が、倒壊した吊り橋の全景写真付きでネット配信されていた。
白浜町が修繕工事をしていたつり橋が落ち、作業員ら2人がけがをする重傷事故が起きていたことが6日、町への取材で判明した。
町などによると、3日午後2時半ごろ、同町小房の日置川に架かる小房橋(長さ約120メートル、幅1・5メートル)が落ちた。
修繕をしていた大阪府の建設会社の男性(49)が5~6メートル下の河原に落ち、肋骨(ろっこつ)を折った。
また、この工事とは別に、対岸で測量作業をするため工事用の仮設足場を渡っていた町内の測量会社の男性(65)も転落し、ひじを骨折した。
橋は県道と現在は無住となっている地区とを結ぶ町道の一部で、地区内の畑などに行く際に使われているという。
1960年設置で老朽化しており、1月から着工。
事故当時は、人が歩く床板部分の撤去作業をしていた。
左岸側の橋脚が倒れたといい、町が原因を調べている。
https://mainichi.jp/articles/20230207/ddl/k30/040/310000c
2月6日12時15分にNHK関西からは、コンクリート製の橋脚が倒れたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
今月3日午後2時半ごろ、白浜町小房の日置川にかかるつり橋「小房橋」が落ちました。
この事故で、つり橋の上で修繕工事をしていた、建設会社の49歳の男性が河原に落ちてろっ骨を折ったほか、別の工事のためつり橋を利用していた測量会社の65歳の男性も落下して肩やひじなどを骨折しました。
いずれも病院で治療を受け、このうち65歳の男性はいまも入院していますが、命に別状はないということです。
町によりますと、つり橋は長さがおよそ120メートル、幅が1.5メートル、川の表面からの高さはおよそ5メートルあります。
橋は昭和35年に設置され、事故当時、老朽化していた橋をつるすワイヤーや人が歩く床板を取り替える工事を行っていたということです。
事故はコンクリート製の橋脚が何らかの原因で倒れ、起きたということです。
この橋脚については6年前(平成29年)の町の検査では異常は見つからなかったということで、町が原因を調べています。
現場は紀伊山地の山あいにあり、いまは人が住んでいない地区と、県道をつなぐためにかけられた町が管理する橋で、ときおり地元の人たちが地区にある畑などを訪れる際に使っているということです。
https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20230206/2000070789.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。