2018年2月14日16時46分にNHK群馬から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2月15日12時26分に産経新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
13日午後4時半ごろ、前橋市富士見町の道の駅にある市営の温泉施設「富士見温泉見晴らしの湯ふれあい館」で、女湯の天井付近に明かり取りとして約7mの高さに取り付けられていたステンレス製の部材が落下し、水風呂近くにいた82歳の女性の顔にあたった。
この部材は長さ4m、幅10cm余り、重さが5.7kgあり、女性は病院で顔を15針縫うけがをした。
この事故を受けて、市の担当者は14日記者会見を開き、謝罪したうえで、落下した部材は11個の鉄製のビスで固定されていたものの、確認の結果、ほとんどのビスが腐食して壊れたり、なくなったりしていたことを明らかにした。
この温泉施設は、およそ20年前の平成9年にオープンし、5年前に大規模な点検を行ったが、この部材は点検の対象外で、ビスの交換などもしていなかったという。
日頃の目視検査でも、高所にあるため、異常を見つけられなかったという。
市は事故を受けて、市営のほかの2つの温泉施設も点検のため、営業を休止している。
会見で、前橋市建設部の加藤部長は、「検査マニュアルや基準を見直し、二度と同じような事故が起きないよう、職員一丸となって取り組んでいきたい」と話していた。
出典
『部材落下 固定のビス大半が腐食』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/maebashi/20180214/1060001274.html
『女湯の天井から6キロの構造物が落下 82歳女性大けが ほとんどのビスが腐食 前橋市所有の温泉施設』
http://www.sankei.com/affairs/news/180215/afr1802150018-n1.html
(ブログ者コメント)
「ビスがなくなったりしていた」と報道されている件、脱落したということであれば、誰か、落ちているのを見つけなかったのだろうか?
もし見つけていたとすれば、その人は、浴室内にビスが落ちているのは妙だとは思わなかったのだろうか?
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。