2018年10月28日5時0分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
深夜残業や夜勤と日勤を繰り返すなどの不規則な生活で起きる体内時計の乱れによる不調の実態調査に、厚労省がのり出す。
体内時計の乱れは、睡眠障害や糖尿病など、生活習慣病のリスクを高めるとされる。
人工知能(AI)で集めたデータを解析し、改善のための初となる指針を作り、健康寿命を延ばすことにつなげたいという。
人間は、「概日(がいじつ)リズム」と言われる約24時間サイクルの体内時計を持ち、食事、睡眠、排泄などに伴う体温や血圧、ホルモン分泌、脳の活動などを変化させ、調節している。
生活が不規則だと、体内時計が乱れやすい。
日中に脳が十分に働かなくなるほか、食事の時間がずれるとホルモン分泌が乱れ、高血圧につながるとされる。
認知症や癌との関連も指摘されている。
概日リズム研究は、2017年にノーベル医学生理学賞を受賞するなど、近年、注目が集まり、実生活での応用が期待されている。
厚労省などによると、不規則な働き方の人は増加傾向で、夜勤をする人は12年時点で推計約1200万人。
体内時計が乱れている人も多いとみられるが、国としての実態調査はなかった。
国立健康・栄養研究所が子どもからお年寄りまで数1000人を対象に、食事や睡眠などを調べる。
対象者を絞り、血液中の物質の追跡調査も検討している。
AIで集めたデータを解析し、「概日リズム障害」の評価方法を確立し、改善方法を探る。
問題がある人に食事や睡眠を改めてもらい、検証した結果をもとに、5年かけて適正化指針をつくる方針。
同研究所の山崎・時間栄養研究室長は、「昼夜問わずに働く現代社会において、体内時計の乱れは大きな問題だ。日常生活での改善法を示し、病気の予防を図りたい」と話す。
出典
『「体内時計の乱れ」、調査し改善策探る 深夜残業・不規則な生活、睡眠障害や糖尿病のリスク』
https://digital.asahi.com/articles/DA3S13743758.html?rm=150
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
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