2019年5月16日に掲載した元記事がブログサイト運営会社の字数制限に抵触しましたので、ここに新情報を第2報修正3として掲載します。
第1報は下記参照。
https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/9640/
(2020年6月24日 修正3 ;追記)
2020年6月16日17時58分にNHK兵庫からは、過去の海水分析欠結果、窒素濃度と漁獲量に相関がみられたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
漁獲量の減少が続いている特産のイカナゴについて、兵庫県は海水の窒素の濃度が低下したことでイカナゴのえさとなるプランクトンが減少したことが原因だとする分析結果をまとめました。
イカナゴは兵庫の春の味覚「くぎ煮」の材料として親しまれていますが、漁場とされる大阪湾などでは漁獲量の減少傾向が続き、ことし2月には不漁のため、これまでで最も短い実質2日間で漁が打ち切られました。
兵庫県の「水産技術センター」は原因を突き止めようと、およそ40年にわたって採取してきた漁場の海水の成分と漁獲量などのデータを分析しました。
それによりますと、プランクトンの成長に必要な窒素の濃度が、2017年では調査を始めた1979年に比べて4分の1まで減っていることがわかりました。
さらに、こうしたデータをもとにシミュレーションを行うと、20年ほど前の窒素の濃度に戻ればイカナゴの漁獲量は現在の2.1倍になると試算されたということです。
兵庫県は、海水の窒素の濃度が低下したことでプランクトンが減少し、イカナゴの漁獲量に影響していることが科学的に裏付けられたとしています。
瀬戸内海では、かつて工場からの排水などで窒素などが増え続けましたが、その後、排水の規制などで減少し、兵庫県では去年10月、窒素などの海中濃度の下限を定め、その濃度が保持されるよう努めるとした条例を制定し、対策を進めています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kobe/20200616/2020008537.html
(ブログ者コメント)
以下は、映像の3コマ。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。