2023年3月13日19時55分にYAHOOニュース(FLASH)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
3月12日、栃木県栃木市の乗馬クラブで、64歳女性が馬に噛まれ、指を切断する事故があった。
女性は乗馬クラブの会員で、馬の耳にカバーをつける作業をしており、馬が嫌がる部分に触った可能性があるという。
左手の中指を噛まれ、中指の爪から先の部分を切断した。
「馬は、硬いニンジンを簡単に噛み砕くほどアゴの力が強い。
指を噛まれて骨折することはよく聞きますし、切断事故も珍しくはありません。
おそらく、噛んだまま振り回されたのでは」
(競馬ライター)
馬といえば、一般的には蹴るイメージが強いが、“噛みグセ”のある馬も多いのだという。
「牧場や競走馬の関係者で、馬に噛まれた傷跡がある人は非常に多い。
競走馬の世話をする厩務員さんに『この傷、○○にやられたんだよ』と有名な競走馬の名を挙げて、大きな傷跡を見せられたのは、一度や二度ではありません。
指を失った人も多くいます。
馬に慣れた厩務員でさえやられるのですから、乗馬クラブの会員が噛まれるのは不思議ではないでしょう」
(前出・競馬ライター)
「乗馬に事故はつきもの」といっても過言ではなく、乗馬クラブの入会や体験では、事前に「事故が起きても異議申し立てをしない」との誓約書を求めるケースが多い。
また、牧場見学中の事故も発生している。
馬産地の北海道などで、引退した競走馬の牧場見学ガイドをおこなう「競走馬のふるさと案内所」では、
《危険ですから絶対に馬にさわらないでください――
馬は何かに驚かされると、怒って突然攻撃的になることがあります。
不用意に近づくと手や肩などに噛み付かれることもあるので、馬が柵の近くに寄ってきたからといって、決して近づいたり触らないようにしましょう。
また、柵の中に入ると、噛みつかれるだけでなく、蹴られる危険性もあるので非常に危険です。
見学の際には、柵から離れて見学してください》
と、注意喚起をおこなっている。
「乗馬の馬や引退した馬が、おとなしいというイメージは間違いです。
突然、噛まれることや蹴られることは普通にあります。
蹴られれば、よくて裂傷。
内臓破裂で亡くなった人もいます。
2009年にはJRAの美浦トレセン(茨城県)で、現役の調教師が管理馬に蹴られて死亡する事故も起きています」
(前出・競馬ライター)
人の気持ちが分かるともいわれる馬だが、500kgの巨体で、すさまじいパワーを持つ動物であることも、忘れるべきではない。
https://news.yahoo.co.jp/articles/5d60b1d77437e425bb05a543ce7c963f0a7cd9dc
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。