2023年3月11日3時49分に毎日新聞から、下記趣旨の記事が証書見本の写真付きでネット配信されていた。
兵庫県芦屋市教委は10日、市立山手中学校で前日に授与した全3年生173人分の卒業証書に誤記があったと発表した。
生年月日の記載部分で「月」とすべきところが「年」になっていた。
管理職や5クラスの担任らが事前に確認していたが、ミスに気づかなかった。
市教委によると、校長らは事前に証書のひな型のデータに誤りがないことを確認していたが、生徒の名前や生年月日を入れて印刷する際、パソコンに不具合が発生。
復旧後に「月」の文字が消えてしまっていたため修正したが、誤って「年」と打っていた。
印刷後も校長らが確認したが、数字や名前の確認に気を取られ、誤記を見過ごした。
10日朝に保護者から連絡があって判明した。
市教委は家庭訪問して謝罪した上で、印刷し直した証書と差し替えるという。
市教委は「厳格に確認すべきところを間違えて申し訳ない」としている
https://mainichi.jp/articles/20230310/k00/00m/040/367000c
3月12日14時21分に読売新聞からは、証書は市教委が用意し、氏名や生年月日は各校で入力、印刷するシステムだったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
兵庫県の芦屋市教育委員会は10日、9日にあった市立山手中学校卒業式で授与した173人分の卒業証書に誤記載があった、と発表した。
市教委は卒業生と保護者におわびし、作成し直した証書を届ける。
発表では、証書には卒業生の氏名と生年月日が記載されていたが、「月」を「年」と誤って表記していた。
氏名や生年月日の数字は複数の教諭で確認していたが、誤りには気づかなかったという。
10日午前に保護者から学校に誤りを指摘する連絡があり、判明した。
同校では、表計算ソフトに入力した卒業生の氏名や生年月日のデータを、ワープロソフトで引用して証書に印刷。
ワープロソフトに不具合が出て、修正した際に誤って入力したらしい。
証書は市教委が用意したもので、氏名や生年月日は各校で入力・印刷することになっており、他の中学でミスはなかった。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20230312-OYT1T50058/
(ブログ者コメント)
卒業証書の誤記載については先日、尼崎市の中学校事例を紹介したばかり。
その時の報道によれば、尼崎市では昨年にも他校で違う学校印を印刷した証書を授与していたという。
こういったトラブルが兵庫県だけ特別に多いとは考えにくいのだが・・・?
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。