2019年5月23日7時53分に山形新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
軽トラックなど軽貨物車の乗車時に事故が起きた際、死亡したり重傷を負ったりする危険性が乗用車の約3倍に上ることが、県警のまとめで分かった。
農繁期を迎えた県内は、作業に合わせて軽貨物車の往来が活発化するシーズン。
県警は、シートベルトの着用をはじめ、運転時の十分な注意を呼び掛けている。
県警交通企画課によると、2014~18年の過去5年間で、軽貨物車乗車時の事故の死者は22人、重傷者が223人、軽傷者は2322人。
死亡・重傷率は9.5%で、乗用車の死亡・重傷率3.5%に比べ、重大事故につながりやすい状況にある。
軽貨物車の死亡・重傷者のうち、60歳以上が約8割に上った。
県内では昨年5~7月、軽トラックを運転中の重大事故が相次いだ。
酒田市で70代男性が農道から川に転落して死亡。
上山市でも、70代男性が農道脇ののり面に転落して犠牲となった。
庄内町では、交差点で軽トラックとワンボックスカーが出合い頭に衝突し、軽トラックの70代男性が亡くなった。
同課は、軽貨物車による死亡・重傷事故の形態として、
▽出合い頭
▽車両単独
▽正面衝突
が多いと指摘する。
軽トラックはボンネットがないため、運転者らへの直接的な衝撃が強い。
衝突の影響で、ハンドルが腹部を圧迫するなどの危険性もある。
軽貨物車による事故は、農道などの非市街地での発生が約7割となっていることも特徴の一つ。
農作業が本格化するこれからの時季は、作業前後の運転にも注意が必要となる。
同課は、昨年発生した軽トラックの死亡事故にはシートベルト未着用だったケースもあったとした上で、「事故はいつ起きるか分からない。近場であろうと、気を緩めないでほしい」としている。
出典
『軽トラ事故は危険3倍 県警・農繁期の安全運転呼び掛け』
http://yamagata-np.jp/news/201905/23/kj_2019052300449.php
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。