2019年5月22日5時14分に日本経済新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)は21日、米ボーイングが新型機「737MAX」の2018年10月に発生した最初の墜落事故の一因がバードストライク(鳥の衝突)だった可能性に気づいていながら、対策を怠っていたと報じた。
同様のケースが再発する可能性を軽視していたという。
737MAXの2度の墜落事故は、機体の傾きを測るセンサーの故障によって自動制御システムが誤作動を起こしたことが原因と考えられている。
センサーの故障理由は明らかになっていない。
同紙によると、ボーイングは18年10月のインドネシアでの最初の事故について、バードストライクによってセンサーが故障した可能性があると、11月の時点で米航空会社に説明していた。
一方、同じ事故が起こる可能性は低いと考え、再発防止策を取っていなかったという。
同紙は、「米航空当局は、バードストライクによってセンサーが故障した可能性が高いと考え始めている」と指摘した。
一方、今年3月のエチオピアでの2度目の事故について同国の航空当局は、「センサーが異物によって損傷した証拠はない」と説明している。
出典
『ボーイング、鳥衝突への対策怠る 墜落事故で 米紙報道』
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO45104340S9A520C1000000/?n_cid=NMAIL007
5月22日5時43分に時事ドットコムからは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
米航空機大手ボーイングの新型旅客機「737MAX」墜落事故をめぐり、米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)は21日、連邦航空局(FAA)が、鳥の衝突により機体の角度を計測するセンサーに不具合が生じたとの見方を強めていると報じた。
センサーからの誤ったデータを基に自動飛行制御システムが作動して機首が下がり過ぎ、墜落を招いた可能性があるという。
同紙によると、FAAは今年3月にエチオピアで起きた2件目の墜落事故について、1羽または複数の鳥の衝突がセンサーの不具合を引き起こした可能性が高いとみている。
エチオピア当局は「(センサーに)異物による損傷の証拠は見つかっていない」と否定的な見解を示しているが、一般的に、衝突の証拠を見つけるのは困難という。
出典
『ボーイング機事故、鳥衝突しセンサー故障か=当局が見立てと米紙報道』
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019052200127&g=int
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。