2021年9月13日17時52分にNHK四国から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
13日午前10時半ごろ、西瀬戸自動車道、通称「しまなみ海道」の今治インターチェンジの付近でタンクローリーが道路脇の壁に衝突して、荷台のタンク部分がおよそ10メートル下にある道路に落下しました。
この事故で、運転していた愛知県武豊町の会社員、平田さん(68歳)が頭などを強く打って病院に運ばれましたが、まもなく死亡しました。
午後0時30分ごろにNHKのヘリコプターが上空から撮影した映像では、タンクローリーが高速道路を完全にふさいでいて、車両の一部は焼けているように見えます。
道路脇のフェンスが倒れていて、タンクが下の一般道路の交差点付近に落下していました。
警察によりますと、このタンクローリーにはしょうゆが積まれていたということで、タンクが落下した付近の道路にはしょうゆが漏れ出して臭いがたちこめていました。
この事故を受けて、西瀬戸自動車道は、今治インターチェンジと今治北インターチェンジの間の上下線で通行止めとなっています。
現場は片側1車線の直線道路で、警察は事故の詳しい原因を調べています。
https://www3.nhk.or.jp/matsuyama-news/20210913/8000010785.html
9月13日22時20分にYAHOOニュース(愛媛新聞)からは、タンクには9トンのしょうゆが積まれていた、事故時の衝撃でタンクが台車から外れたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
13日午前10時25分ごろ、今治市阿方の瀬戸内しまなみ海道下り線で愛知県の男性会社員(68)の大型タンクローリーが左側側壁に衝突し、高さ約10メートルの高架からタンク部分が落下した。
会社員は市内の病院に搬送され、脳挫傷で死亡した。
県警高速隊によると、タンクローリーはしょうゆ約9トンを積んで、愛知県から市内の配送先に向かう途中だった。
タンクは県道と市道の交差点近くに落下し、コンクリート片などで周辺の駐車車両約10台に傷が付いた。
高速隊は、タンクが事故時の衝撃で台車部分から外れ、高さ約1メートルのコンクリート側壁を乗り越えたとみて調べている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/d533a775510d116d93c68e711400c17cbb4c0139
(ブログ者コメント)
タンクローリー車の衝突、横転、転落事故はしばしば発生しており、特徴的な事例は本ブログでも紹介しているが、タンクが台車から外れたという事例はブログ者の記憶にはない。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。