2022年3月4日6時30分にYAHOOニュース(テレビ朝日)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
通信販売で購入した自転車の事故が相次いでいることから、国民生活センターが注意を呼び掛けています。
通信販売で購入した自転車を巡り、危険な事例の相談は2016年からの6年間で206件ありました。
このうち、消費者が自分で自転車を組み立てたと推定されるケースは、少なくとも31件ありました。
走行中に突然、前輪がはずれて腕を骨折したり、顔を40針縫うけがをしたりする事故が起きています。
いずれも、組み立ての仕方が不完全だったとみられています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/bb4f0d907ff0733c4ec013d05e5a4896079c45a2
※以下は3月3日付の国民生活センター公表資料(写真と動画付き)。
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通常、店舗で販売されている自転車は、出荷元の工場等から、一部の部品が装着されていない組み立てが必要な状態で箱詰めされるなどして販売店に引き渡され、販売店で有資格者などにより組み立てられ、検査及び整備などが行われています。
しかし、通信販売で購入できる自転車の中には、工場から販売店に出荷されるときのように、組み立てが必要な状態のまま消費者に届けられ、消費者が別途、組み立て、検査及び整備の手配をしなければならないものもあります。
組み立て等を依頼できるところを探す煩わしさや、見つからない等のため、専門知識を持たない消費者自らが組み立て、不完全な整備状態で使用され、事故につながるおそれもあります。
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【消費者へのアンケート調査】
●価格や購入に係る手間が省けることが購入理由として優先される傾向がみられました
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【商品を受け取ってから使用するまでの過程についての
テスト】
●自転車が入った箱の重さは30kgを超えるものもあり、1人で持ち運ぶことや、箱を壊さずに自転車を取り出すことは困難と考えられました
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【消費者へのアドバイス】
●組み立てが必要な状態で届く通信販売の自転車の組み立てには、自転車についての正確な知識が必要です。
不適切に組み立てられた自転車に乗ると、事故の危険もあります。
購入する際には、どのような組み立てが必要かを確認しましょう。
また、購入後、組み立て方法について不明な点があれば販売事業者に確認しましょう
【事業者への要望】
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【インターネットショッピングモール運営事業者への協力
依頼】
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【協力依頼先】
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※以下はPDF資料中に記されている具体的な事例
【事例1】
購入者による組み立てが不完全であったと考えられる事例
① ネット通販で新品の自転車を注文した。
自転車は前輪がついていない状態で届いたので、息子が自分で前輪を取り付けたようだ。
坂道を下る途中で段差に前輪が乗り上げた際に、前輪が外れて(注5)、ハンドルを握ったまま前に倒れて左腕の手首を骨折し、全治 1 カ月となった。
(2019 年 7 月受付、40 歳代、男性)
【事例2】
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https://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20220303_3.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。