2022年8月25日19時45分にYAHOOニュース(北海道文化放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
突然大きな音を立てて爆発!炎上!
さらに… 周りのものを吹き飛ばすほどの衝撃。
炎上したのは…充電式のLEDライト。
製品評価技術基盤機構 岡田さん:
「家1軒が全焼したケースもある」
災害に備えて用意していた懐中電灯が家を燃やす。
その理由は、間違った充電方法にありました。
災害に備えた様々な防災用品がある中、最も多くの人が備蓄していると答えているのが懐中電灯です。
最近は充電式のLEDライトを持っている人も多いのではないのでしょうか?
しかし、一歩使い方を間違えると…
突如LEDライトが燃え上がり、一気に回りを真っ赤に埋め尽くします。
その理由は…
製品評価技術基盤機構 岡田さん:
「過充電保護機能がなかった出力電圧の高い異なる製品の充電器を接続した」
発火の原因は、間違った充電器を使い、過充電になってしまったことです。
充電式LEDライトに使われている充電機のうち、多く見られるのが丸いプラグの形です。
岡田さん:
「よく似た形状になるが性能は異なるものがある。左の充電器は出力が8.4Vの充電器だが右の充電器は24Vの充電器になっている」
一般的には充電式LEDライトは8.4ボルトの充電器ですが、同じ形のプラグでもより電圧の高い24ボルトの充電器も販売されています。
間違った充電器で充電を行うことで必要以上に電気が流れ、発火の原因となってしまいます。
製品評価技術基盤機構によると、ここ5年間で充電式ライトの事故が50件起きていて、そのうち41件が充電中に起きていました。
岡田さん:
「充電器を異なるものを使っていた可能性が高い例で、家1軒が全焼してしまったケースもある」
事故を防ぐためには、充電器ごとにラベルで区別するなどして正しい充電器を使うことが重要です。
https://news.yahoo.co.jp/articles/fb68779214a7466acb0164da85782f825e351086
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。