2024年7月4日17時59分にYAHOOニュース(HTB)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2日夕方、札幌市豊平区中の島2条3丁目のマンションの駐車場で、4階に住む美咲ちゃん(3)が倒れた状態で発見され、搬送先の病院で死亡が確認されました。
本間記者) :
「非常階段の壁には隙間があります。小さい子であれば通り抜けられそうです」。
これは住人が撮影したマンションの非常階段。
壁と手すりには隙間があります。
警察によりますと、美咲ちゃんはこの15センチほどの隙間から転落した可能性が高いということです。
15センチという幅に問題はないのでしょうか。
建築基準法には、非常階段や手すりの隙間について定めた条文はありません。
ただ、JIS・日本産業規格やベターリビング・優良住宅部品の基準では、手すりの隙間の幅は11cm以下とされています。
なぜ11cmなのでしょうか。
ベターリビング住宅部品関連事業本部 西本 住宅部品企画部長:
「基準を作るときに乳幼児の身体データを元に頭が通らないという寸法から(11センチと)出させていただいてる。それに比べると150ミリ(15センチ)ですか、やはりちょっと大きいのかなという気はいたします」。
11センチを上回る隙間があるマンションなどについては、転落を防ぐため建物の管理者側から住民に注意を呼びかけるべきだと話します。
西本 部長)
「(建物を)管理される方々、やはり隙間に関して私どもの基準でいうと110ミリ(11センチ)ですけど、ある程度大きいと危ないよというところは皆さん認識を持っていただくというようなことができるといいと思います」。
https://news.yahoo.co.jp/articles/46e22db8515350ab9013ee45d5ef7d333948d390
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。