2018年9月11日8時13分に産経新聞westから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
吹き飛ばされたトタンが、マンションの室内にいた女性を襲った。
台風21号の犠牲者は、いずれも強風にあおられたり、飛来物の直撃を受けたりしたとみられる。
専門家は、「加害者にならぬよう、屋外の物を飛ばさない対策が必要。加害者にも被害者にもならないよう、窓ガラスの防護をしておくべきだ」と指摘する。
4日、大阪市港区のマンション8階。
警察によると、トタンが窓を突き破って室内にいた女性(77)に当たり、あごの下に切り傷を負うなどして亡くなった。
京都大防災研究所の丸山敬教授(建築耐風構造)は、建物で風に最も弱いのがガラスを用いた開口部だとして、窓を守る対策の必要性を訴える。
窓が破られると、思いがけず加害者になってしまう場合も。
室内に入り込んだ風によって壁や天井を外側に押す力が強まり、屋根が飛ぶこともあるためだという。
強風対策には、雨戸やシャッターが有効だ。
複数のガラスの間に樹脂膜を挟んだ合わせガラスを用いる方法もある。
割れてもガラス片が飛び散らず、飛来物の侵入を防ぐことができる。
室内では、カーテンを閉めて窓から離れておく方が良い。
今回ほどの暴風でなくとも、「大人が運べる重さの物は、風で飛ぶ可能性がある」と知っておくべきだという。
家の周りの飛びそうな物は、屋内に入れるか固定する。
丸山教授は、窓などの強化をした上で、強風時はとにかく外出せず、家の中にいることが大切だと呼び掛けている。
出典
『吹き荒れる風、室内にいた女性の命をも奪う トタンが窓を突き破り 窓ガラス防護ポイント』
http://www.sankei.com/west/news/180911/wst1809110016-n1.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
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