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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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20244151845分にNHK宮城から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

15日午後1時半すぎ、仙台市青葉区芋沢にある「Nメガソーラー発電所」の関係者から「煙が出ているようだ」と消防に通報がありました。

現場では、ソーラーパネルの下草が焼けて周囲に白い煙が立ちこめていて、消防が草に水をかけるなどの作業を行っていました。

消防車などおよそ30台が出動して消火活動にあたり、火は通報からおよそ4時間後の午後6時前にほぼ消し止められました。

警察によりますと、この火災によるけが人はいないということです。

現場はゴルフ場に隣接する山あいの場所で、近くに住宅はありません。

警察は、発電所の関係者から話を聞くなどして火事の原因を調べています。



https://www3.nhk.or.jp/tohoku-news/20240415/6000027211.html 

 

4151918分に産経新聞からは、下草が生い茂った状態で放置していると機器の不良で発生した火花が燃え移るリスクが高い、平成元年の市原市台風水上火災は損壊した場所から水が入ったことによる絶縁不良が原因だった可能性もあるなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

15日に仙台市青葉区のメガソーラー(大規模太陽光発電所)で火災が発生したが、最近は国内で同様の火災が相次いでいる。

3月27日には、鹿児島県伊佐市のメガソーラーで大規模な火災が発生が起きたばかりだ。

脱炭素社会実現に向けて太陽光発電を含む再生可能エネルギーの需要が高まる一方、発電装置をメンテナンスする人員不足も課題とされており、さまざまなリスクが浮き彫りになりつつある。

伊佐市のメガソーラーの火災では、消防隊員4人が負傷し、鎮火に20時間以上を要した。

リチウムイオン電池を用いた装置が置かれた倉庫が火元で、感電などの危険があり、放水など一切の消火活動が行えなかった。

令和2年12月には、山梨県北杜市のメガソーラーでも火災が発生。

近くの住民から「太陽光パネルの下の草が燃えている」と消防に通報があった。

専門家は、「メガソーラーの下の雑草などを生い茂った状態で放置していた場合、機器の不良で発生した火花が燃え移るリスクが高い」と指摘する。

こうした火災のリスクを未然に防ぐには、メガソーラーを設置している広大な土地の雑草処理も欠かせないという。

元年9月に千葉県市原市の水上メガソーラーの火災は、台風で損壊した場所から発火したとされる。

同メガソーラーはため池の水面に設置されていた。

ソーラーシステムに使われている一部の機器内に水が浸入し、絶縁不良などで火災が生じる可能性もあるという。

一方で、こうしたリスクに対応する人材不足が懸念されている。

経済産業省などは、太陽光発電を含む再生可能エネルギーシステムの「セキュリティーに精通した人材が確保できていないことなどの課題もある」と指摘。

全国各地に地域の太陽光発電事業を支えるメンテナンスの担い手の確保の必要性を強く訴えている。

https://www.sankei.com/article/20240415-25NSH5556BD3NMCF67REIEKIZ4/

 

(ブログ者コメント)

平成元年に起きた市原市の水上メガソーラー火災では、パネルが折り重なるようになって損壊していた。(本ブログでも紹介スミ)

その原因については以下の報道で、「設計風速以上の強風が吹いたため、パネルに偏荷重がかかるなどして損壊した」など、詳細に説明されていた。


千葉・水上メガソーラー火災、破損原因は「揺動による応力集中」、京セラTCL報告

2020/02/06 18:42 メガソーラービジネス)


経済産業省は25日、新エネルギー発電設備事故対応・構造強度ワーキンググループ(WG)の会合を開き、台風15号で破損事故を起こした「千葉・山倉水上メガソーラー発電所」に関し、発電事業者の京セラTCLソーラーから事故原因の調査内容、分析結果などに関して報告を受けた。

同社からの報告は今回で3回目。

同社は、損壊した主要な原因を「強風によるアイランド(太陽光パネルの島)の揺動により、南側中央部に応力が集中したこと」とした。

そして、再発防止のため、再建に当たっては、1つの大きなアイランドにしていた従来の設計を変更し、複数の矩形(四角形状)のアイランドに分散してパネルを設置する方針を示した。

・・・

https://project.nikkeibp.co.jp/ms/atcl/19/feature/00002/00027/?ST=msb&P=1

 

(2024年10月13日 修正1 ;追記)

202410111028分にNHK東北からは、電流変換装置のコンデンサーが劣化過熱して発火し一部が火が出た状態のまま地面に落ちたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

ことし4月15日、仙台市青葉区芋沢にある「Nメガソーラー発電所」で火災が発生し、鎮火までにおよそ22時間かかりました。

この火災で、太陽光パネル355枚と配線4000メートル、それに枯れ草4万平方メートルが焼け、損害額は450万円以上にのぼりました。

原因について仙台市消防局が調査した結果、太陽光パネルで発電した電流を交流電流に変換する装置にあるコンデンサーと呼ばれる電子部品が何らかの原因で劣化したことで過熱し、火が出たことがわかりました。

さらに部品の一部が火が出た状態のまま地面に落下したり飛び散ったりしたことで近くの枯れ草に燃え移り、被害が拡大したとみられています。



https://www3.nhk.or.jp/tohoku-news/20241011/6000029040.html

 

 

 

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自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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