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2019年7月27日16時8分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
27日午前11時半ごろ、滋賀県彦根市の琵琶湖の松原水泳場で開催されていた「鳥人間コンテスト2019」の会場で、「男性3人が低体温症で動けなくなった」と大会関係者から119番があった。
消防によると、いずれも出場チームの大学生で、うち2人は病院に搬送されたが、命に別条はない。
警察によると、台風6号の影響で午前10時半に大会の中断が決まり、男性らは撤収作業をしていた。
長時間風雨にさらされたのが原因とみられる。
鳥人間コンテストは、自作人力飛行機による飛行距離や飛行時間を競う大会で、今年で42回目。
読売テレビによると、28日まで2日間の日程だったが、27日の競技を途中で中断。
28日は実施する予定という。
https://www.sankei.com/affairs/news/190727/afr1907270017-n1.html
2019年7月26日21時12分にNHK石川から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
7月5日、志賀町にある北陸電力志賀原子力発電所で、外部から電源が断たれた際に発電所の電源を確保する高圧電源車の前輪付近が焼ける火事があった。
北陸電力が調査したところ、点検作業でエンジン付近のバッテリーを引き出したところ、電源ケーブルが外れて金属の配管に接触してショートし、配管に取り付けられていたプラスチック製の部品が燃えたことが分かった。
また、バッテリーの電源ケーブルには延長ケーブルを接続するはずだったが、車両メーカーのミスで取り付けられていなかったという。
北陸電力は、車両メーカーに対して必要な補修を行うよう求めるとともに、メーカーや点検に当たる職員などが情報共有を徹底するなどとする再発防止策をまとめた。
北陸電力は、「地元の皆さまをはじめ、関係の方々にはご心配・ご迷惑をおかけしお詫び申し上げます。今後は対策を確実に実施し、再発防止に努めてまいります」とするコメントを出した。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kanazawa/20190726/3020002320.html
※事故発生当時の報道は下記参照。
(2019年7月6日付 毎日新聞石川版)
北陸電力は5日、志賀町の志賀原発敷地内で同日午前10時10分ごろ、非常時に使用する高圧電源車から出火したと発表した。
社員らがすぐに消火器で火を消し止め、同30分ごろに消防が鎮火を確認した。
火災によるけが人はなく、運転停止中の原発1、2号機への影響もないという。
北陸電力によると、定期点検を終えた高圧電源車を1号機に近い防災資機材倉庫付近で移動させようとしたところ、右側面下部から火が出たという。
同社が事故原因を調べている。
https://mainichi.jp/articles/20190706/ddl/k17/040/235000c?pid=14509
(2019年7月5日 チューリップテレビ)
高圧電源車とは、災害などで電源が確保できなくなったときに、電力を供給するためのもので、大きさは中型トラック程度。
5日は、年に1度の点検を行っていた。
北陸電力によると、電源車の前輪付近の2か所から火が出たという。
http://www.tulip-tv.co.jp/news/detail/index.html?TID_DT03=20190705182144
※事故原因に関する北陸電力からのニュースリリース(図解付)は、下記参照。
①車両メーカーが、リコール対応として当該高圧電源車のケーブルを敷設し直した際に、バッテリーの引き出しを考慮したケーブル余長を確保していなかった。
②電源装置メーカーが、至近の点検でバッテリーを引き出した際、電源ケーブルに張力が加わり、コネクタ部から金属部分が引き抜かれ、露出した。
③当該高圧電源車を運転しようとしたところ、エンジンが始動しなかったため、電源装置メーカーが、その状態確認として電源ケーブルを触手確認した際に、金属部分がエア配管に接触した。
これにより同配管に電流が流れて発熱し、同配管に取り付けられていた2箇所の振れ止めクリップ(樹脂製)より発火した。
http://www.rikuden.co.jp/press/attach/19072601.pdf
2019年7月26日19時48分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
関西エアポートは26日、関西国際空港にある浄化センターの汚水処理水の一部が、雨水専用排出口から大阪湾に放流される違法状態が、1994年の開港から約25年間続いていたと発表した。
放流された処理水はいずれも国の基準値を下回り、周辺海域の環境への影響はないという。
関西エアによると、消防用貯水池に処理水を活用。
藻の発生を防ぐため、1日10m3をあふれさせていたが、それが雨水専用排出口から放流されていた。
大阪府によると、処理水は水質測定後、府の許可を受けた専用排水口から放流することが法律で定められている。
このほか、10年、17年、18年の一定期間、汚水処理機能の不具合で、雨水専用排出口から国の基準を下回る汚水、計約3000m3分が流れ出た。
また、植栽や工事用水に処理水を許可なしに使用していたという。
違法行為を告発するメールが今年3月までに関西エアと府に送られて発覚。
府は今月5日付で、再発防止と早期是正を求める警告書を関西エアに出した。
関西エアは、今後、処理水排出のための適正な許可申請、貯水池の改修、緊急対応マニュアル改定などをして再発防止に努めるという。
https://mainichi.jp/articles/20190726/k00/00m/040/206000c
以下、は7月26日付の関西エア社プレスリリース。(部分)
1. 事実関係
(1)自主水質管理基準*2を超える中水*3の放流と、処理水*4及び
中水の地下浸透行為
以下の期間、浄化センターにおける汚水の処理不調により、自主水質管理基準を逸 脱する恐れが生じたことから、海域への放流を停止していたが、一定の項目に関し て自主水質管理基準を超過していた中水を、浄化センター前の修景池へ継続して給水していた。
それらの中水は、修景池の構造上、池の壁面から越流した後、雨水排水側溝に流れ、最終的に雨水専用排水口から海域へ放流した。
また、一部の処理水や中水を浄化センター敷地内の地面に散布し、浸透させた他、中水を植栽に散布し、浸透させていた。
さらに、隣接する給油センター内の消防水槽に中水を給水し、水槽から越流した水を周囲の芝生帯に浸透させた。
① 2010 年 5 月 12 日~ 6 月 14 日(34 日間)
② 2017 年 5 月 18 日~ 5 月 31 日(14 日間)
③ 2018 年 1 月 29 日~ 2 月 26 日(29 日間)
(2)放流の許可を受けていない雨水専用排出口からの処理水、
中水の放流行為
浄化センターで処理された処理水の一部について、自主水質管理基準を満たしていたものの、放流の許可を受けていない雨水専用排出口から放流した。
また、浄化セ ンター前の修景池へは繁茂対策として恒常的に 10m3 /日程度の中水の給水を行っており、池の壁面から越流した中水を雨水専用排出口より放流した。
(3)中水の用途外使用
法の許可申請上、中水は浄化センターから各建物等で使用(トイレ洗浄用)された後、浄化センターに下水として戻す、100%循環をするものとして許可申請、許可されていたが、植栽散水、工事用水等の使用は許可申請しておらず、用途外使用であった。
(4)上記行為に伴う汚濁負荷量の測定の不履行
処理水は放流前の監視槽で常時水質を測定し、汚濁負荷を把握する必要があるが、上記行為により、適切な汚濁負荷の把握を行わなかった。
http://www.kansai-airports.co.jp/news/2019/2739/J_190726_PressRelease_Purificationcenter.pdf
(ブログ者コメント)
告発せずとも、関西エア社の担当部署に違法状態だと連絡すれば、その時点で関西エア社は対応をとり、連絡した人は、よくぞ気が付いたと褒められそうに思うのだが・・・。
告発に至った裏に、何があったのだろうか?
それにしても、 貯水池から毎日10m3を違法放流していたことは、設備計画時あるいは建設時に気付かなければ、運転に入ってからでは気付く機会はグンと減ってしまう。、
今回の事例、人命にかかる見逃しでなくて、よかった。
2019年7月26日5時0分に下野新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
鼻の中の血管が何らかの原因により傷ついて出る鼻血。
ありがちな止血法として丸めたティッシュを鼻の穴に詰める人も多いが、「実は誤った止血法」と常見泰弘(つねみやすひろ)獨協医大耳鼻咽喉・頭頸(けい)部外科助教。
鼻血が出る仕組みや止血法などを聞いた。
8月7日は「鼻の日」。
よくある鼻血の原因は、ほじったり、いじったりすることだが、「大きなきっかけもなく、いきなり出ることもある」という。
鼻血の8割ほどは、鼻の入り口から1cmほどのところにあるキーゼルバッハ部位からの出血。
毛細血管が集中し、粘膜が薄いため、いじっただけで血管が破れたり、乾燥の刺激だけでも出血したりする。
ここからの出血は応急処置で止血できるが、丸めたティッシュを鼻に詰めるのは禁物。
鼻からティッシュを抜く時の刺激で、再び出血することがあるからだ。
正しいのは、鼻の膨らんでいる部分である小鼻を指でつまみ、15~20分押さえる方法。
指の腹を使って、キーゼルバッハ部位を広く押さえるのがポイントだ。
小鼻より上の目頭や、骨のある硬い部分をつまむのは誤り。
そして、上を向かず、うつむく。
上を向くと血液が喉に流れ、飲み込んで気持ち悪くなり、吐くことも。
もしも血液が喉に流れてきたら、吐き出す。
保冷剤などで冷やす必要はない。
大抵は、この応急処置で止血できるという。
だが、まれに腫瘍や血液疾患、キーゼルバッハ部位以外の血管からの出血が原因となっていることもある。
こうした場合には、小鼻を圧迫しても止血が難しい。
子どもでは、血小板減少性紫斑病(ITP)や白血病といった血液疾患の可能性が考えられるという。
ITPは、気付かないうちにあざができるほか、口の中からの出血も見られる。
心筋梗塞や脳梗塞、血栓症などの既往症があり、血液を固まりにくくする薬(抗凝固薬など)を内服している人は、止血しにくいので注意。
「鼻血が出るから」と勝手に薬をやめると心筋梗塞などの再発リスクが高くなるため、勝手に判断せず、鼻血が出て困っていることを医師に相談することが大切だ。
常見助教によると、よくある鼻出はキーゼルバッハ部位からの出血で、基本的には心配ないものだが、本県は鼻血で救急車を呼ぶ人が多いという。
圧迫で止血できた場合には緊急性はないため、心配な場合は、後日、診療時間内に受診すればいいという。
「鼻血でパニックにならないよう、しっかりと適切な止血法を覚えておいてほしい」と呼び掛けている。
出典
『鼻血が出たら ティッシュ詰めは禁物 15~20分、小鼻つまみ止血を』
https://www.shimotsuke.co.jp/articles/-/199700
(ブログ者コメント)
ご存知の方も多いと思うが、ご参考まで。
2019年7月26日21時22分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
26日午後2時15分ごろ、新潟県燕市五千石の工事現場で交通誘導員の男性(53)が倒れていると、作業していたトラック運転手から119番通報があった。
男性は病院に運ばれたが死亡。
消防などによると、体温が40℃近くまで上がっており、熱中症とみられる。
国交省信濃川河川事務所によると、男性は分水路の拡幅工事が行われていた堤防の上の道路で、1人で交通誘導をしていた。
新潟地方気象台によると、午後2時ごろの燕市の気温は32.9℃だった。
出典
『熱中症疑いで男性死亡 新潟・燕市、工事誘導員』
https://www.sankei.com/affairs/news/190726/afr1907260036-n1.html
7月26日18時57分にNHK新潟からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
26日午後2時すぎ、燕市五千石の信濃川から分岐している大河津分水路の拡幅工事の現場で、交通整理にあたっていた53歳の男性が倒れているのをトラックの運転手が見つけた。
男性は、ドクターヘリで新潟市内の病院に運ばれたが、およそ2時間半後に死亡が確認された。
消防によると、熱中症の疑いがあるという。
国交省によると、この場所で交通整理にあたっていたのは、死亡した男性の1人だけだったという。
国交省では、男性の勤務や熱中症への対策が十分だったのかなどについて、男性の会社から話を聞くことにしている。
出典
『熱中症か 交通誘導員の男性死亡』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/niigata/20190726/1030008757.html
(ブログ者コメント)
以下はNHK映像の1コマ。ここが作業現場らしい。
2018年9月29日に掲載した元記事がプロバイダーの字数制限オーバーとなりましたので、ここに新情報を第2報修正3として掲載します。
第1報は下記参照。
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/8869/
(2019年7月30日 修正3 ;追記)
2019年7月25日17時47分にNHK宮崎から、さらなる対策が決まったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
事故を減らすため、さらなる対策が決まった。
おととし、全国の交差点で最も事故が多かった宮崎市の江平五差路について、信号が見にくかった下り車線に、新たに補助信号機を設置することなどが決まった。
宮崎市中心部にある江平五差路は、片側3車線の国道10号線に3つの市道が交わる交差点で、日本損害保険協会の調査では、おととし1年間で20件の人身事故が起き、全国の交差点で最も多かったという。
このため、道路を管理する宮崎河川国道事務所や宮崎市、それに警察などが合同の会議を設け、対策を進めている。
ことし2月には注意を呼びかける看板を新たに設置しているが、25日開かれた会議で、さらなる対策が決まった。
交差点が広く、南方面に向かう車線では、信号が見にくかったことから、新しく補助信号機を設置することや、道路上にバラバラの位置に設置され見にくかった標識を集約したうえで、行き先の案内板の矢印と道路の車線を同じ色にして、運転手に分かりやすくすること、さらに、交差点手前にあるバス停と交差点まで距離が短く、バスは発車後すぐに車線変更を迫られるほか、後続の車にも影響がでかねないことから、バス停自体をおよそ100m、交差点から離して移設することなどが決まった。
対策会議では、これらの対策を来年度までにすべて終えたいとしている。
宮崎河川国道事務所によると、江平五差路では去年8月までの3年半の間で54件の人身事故があり、おととし1年間の事故の件数は、全国で最も多い20件に上った。
こうした事態を受けて国や宮崎市、それに警察などが合同の対策会議を設け、事故の分析を進めるとともに、順次、できる対策を進めてきた。
54件の事故のうち、42件が運転手の不注意によるもので最も多くを占めていたことから、ことし2月には「追突注意」や「脇見注意」の看板を設置したり、道路に「追突注意」と大きく表示したりした。
その結果、2月から6月までに交差点での運転者の不注意による人身事故の件数は去年の同じ時期より半減し、3件にとどまったということで、宮崎河川国道事務所では対策に一定の効果があったとしている。
出典
『江平五差路の事故防止対策決まる 2018.9.29に追記』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/miyazaki/20190725/5060003923.html
※以下は音声による情報と、その時に流された映像。
対策のポイントは「ドライバーへの分かりやすさ」だ。
交叉点に近づいてくると標識が次々と現れ、慣れない人には分かりにくくなっている。
道路上にバラバラに設置されていた標識。
これを1カ所にまとめ、見やすくする。
国道10号線の赤い矢印と道路3車線分の赤い色を同じ色にするなど、行先の案内板の色と車線を同じ色にする。
(上が従来、下が変更後)
2019年7月25日14時26分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
ののちゃんのDO科学 「タマネギを切るとなぜ涙が出るの?」
青森県・田中さん(小6女子)からの質問
ののちゃん) この前、夕食の準備を手伝ってタマネギを切っていたら、涙がいっぱい出てきたよ。悲しくないのにどうしてかな?
藤原先生 ) それはね、タマネギを切った時にできた「プロパンチアールS―オキシド」という成分の仕業だね。気体になって目を刺激するから涙が出るのよ。催涙成分って呼ぶよ。タマネギは、カレーや肉じゃがなどに欠かせない野菜だよね。今日も全国で涙を流しながら料理をしている人がいるはずだわ。
のの) うぎゃあ、難しい名前だね。その物質はタマネギにもとから入っているの?
先生) タマネギの細胞には「プレンクソ」っていうアミノ酸と、「アリイナーゼ」「LFS」という酵素が含まれているの。タマネギを切ったり、つぶしたりして細胞が壊されると、これらの成分が順番に反応して、最終的にプロパンチアールS―オキシドができるのよ。
のの) 不思議だね。誰が見つけたの?
先生) カレーのルーなどを作っている「ハウス食品」の研究グループが「LFS」を発見して、涙が出るこうした仕組みを解き明かしたのよ。この成果が認められ、2013年に人々を笑わせ、考えさせる研究や業績に贈られる「イグ・ノーベル賞」を受賞したのよ。
のの) 料理の時、涙が出ないようにするにはどうすればいいのかな?
先生) 水中眼鏡やゴーグルをつけて切るのが有効ね。コンタクトレンズや眼鏡でもましになるわ。よく切れる包丁を使って、タマネギの細胞を壊さないように繊維に沿って切るのもおすすめよ。
のの) 切っても催涙成分が出ないようなタマネギって作れないの?
先生) もうあるよ。ハウス食品が15年に商品化した「スマイルボール」よ。約10年かけて1万個ほどのタマネギを調べ上げて、酵素の「アリイナーゼ」がとても少ないタマネギを見つけたのよ。酵素が少ないから催涙成分ができる反応が進まないのよ。
のの) 地味な研究だけど、すごいね。
先生) 催涙成分は生で食べた時に辛みを感じさせる成分でもあるわ。それがないから、スマイルボールは辛くない。普通のタマネギも生の時から糖度は高いんだけど、辛さに隠されているんだって。
のの) 切っても涙が出ないし、生で丸かじりしても甘いってことか。食べてみたいね。
先生) 北海道の栗山町で年間100トンほど作られているそうよ。タマネギの生産量は全国で年間100万トンほどだから、その1万分の1程度ね。とても希少だから、なかなか口に入らないね。
(取材協力=ハウス食品グループ本社の広報・ⅠR部 前澤さん)
【ののちゃんのDO科学】
ののちゃんは朝日新聞に連載されている漫画の主人公で、小学3年生。
学級担任の藤原先生を相手に、身の回りの不思議を質問します。
聞いてほしい疑問はこちらへ。
science@asahi.com
出典
『タマネギを切るとなぜ涙が出る? 細胞の中での反応が…』
https://digital.asahi.com/articles/ASM7S457ZM7SUBQU003.html?rm=250
(ブログ者コメント)
涙を誘発する物質は硫化アリルだとばかり思っていたが、違っていたようだ。
調べてみると、ネット上には「プロパンチアールS―オキシド」だとの情報はあるものの、未だ、硫化アリルだという情報も氾濫している。
2019年7月27日19時18分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
鹿児島県伊佐市大口小木原の十曽池公園で、児童ら11人がキイロスズメバチに刺されていたことがわかった。
全員が病院に搬送され、手当てを受けた。
重傷者はおらず、いずれも命に別条はないという。
消防などによると、被害に遭ったのは、同県姶良市の教会が企画した1泊2日のキャンプで同公園を訪れていた50歳代の男女2人と小学2~6年の児童9人。
教会の男性牧師によると、24日午後3時20分頃、キャンプ参加者らが長さ約20mほどのつり橋を渡っていた際、重みで橋が揺れ、橋の下にあった巣から40~50匹ほどが襲ってきたという。
伊佐市は同日、ハチの巣を撤去し、通行禁止にした
出典
『つり橋の下にハチの巣、渡ると揺れて…数十匹襲撃』
https://www.yomiuri.co.jp/national/20190727-OYT1T50269/
(ブログ者コメント)
過去にも、同じような事故が起きている。
2018年5月25日掲載
[昔] 2016年9月 長野県飯島町で吊り橋を歩行中にスズメバチに刺された女性に対し、巣の存在を知っていた町が設置した危険周知看板が見にくかったとして、町に損害賠償命令
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/8377/
2016年9月18日掲載
2016年9月11日 岐阜県飛騨市のマラソン大会でランナー115人が蜂に刺される、コースは去年と同じだが橋の下に巣ができていた、前日の試走では問題なし、大勢が橋を通ったことが原因
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/6292/
2019年7月24日7時0分にNHK埼玉から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
23日午後10時すぎ、埼玉県吉川市上内川の県道を走っていた大型トレーラーから積み荷の鉄骨が崩れ落ち、反対車線を走っていた軽乗用車に衝突した。
警察によると、この事故で、軽乗用車を運転していた吉川市の会社員、鈴木さん(男性、51歳)が全身を強く打って病院に搬送されたが、その後、死亡した。
崩れ落ちた鉄骨は縦10m、横1mほどで、1本あたりの重さはおよそ2トンあり、あわせて5本が路上に落ちたという。
警察は、大型トレーラーを運転していた新潟県三条市の会社員、渡邊容疑者(男性、45歳)を、過失運転傷害の疑いで、その場で逮捕した。
現場は片側1車線の県道のゆるやかなカーブで、積み荷を固定していたワイヤーの一部が切れていたという。
警察は今後、容疑を過失運転致死に切り替え、積み荷を固定する方法に問題がなかったか、捜査を進めることにしている。
出典
『鉄骨が荷崩れ 対向車の男性死亡』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/saitama/20190724/1100005992.html
7月24日12時20分にYAHOOニュース(テレビ埼玉)からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察によると、鉄骨を固定していたワイヤーの一部が切れていて、トレーラーに積まれていた鉄骨9本のうち、5本が路上に落ちていたという。
出典
『トレーラーから鉄骨落下 軽乗用車の男性死亡/埼玉県』
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190724-00010000-teletama-l11
2019年7月23日23時32分に京都新聞から、下記趣旨の記事が現場写真付きでネット配信されていた。
近畿地方は23日午後、温かく湿った空気と上空の寒気の影響で大気の状態が不安定になり、局地的に雷雲が発達して大雨となった。
京都や滋賀でも浸水や冠水が相次ぎ、京都市左京区では道路がひび割れた。
京都市によると、午後3時からの1時間雨量は、京都市左京区鹿ケ谷で41.5ミリ、同区修学院で36ミリ、北区中川で34.5ミリ。
伏見区で商店1軒が床下浸水した。
京都地方気象台によると、京丹波町須知で1時間に20ミリの雨を観測した。
午後4時ごろ、京都市左京区東大路仁王門の交差点のアスファルトで、東西に6mと15mの2本のひび割れができた。
けが人やガス漏れはなかった。
市下水道部によると、急激に雨水が下水道管に流れ込み、噴き出た空気の圧力でアスファルトが割れたという。
道路の一部を規制して、復旧工事を行った。
滋賀県でも、大津市や甲賀市などで激しい雨になった。
県によると、午後4時50分までの1時間に、大津市大石富川で85ミリの猛烈な雨を観測した。
大津署などによると、同市のJR大津京駅近くの高架下道路が冠水するなど、市内2カ所で一時通行止めになった。
出典
『雨水の大量流入で下水管から空気噴出、道路にひび割れ 京都』
https://this.kiji.is/526376613047698529?c=39546741839462401
2019年7月22日14時43分に神戸新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
22日午前9時40分ごろ、兵庫県丹波市山南町谷川のHパルプ工業で作業中の重機から出火し、エンジン周辺を焼いた。
けが人はなかった。
警察によると、重機は「ホイールローダー」で、パルプをダンプカーに積み込んでいたところ、エンジンが停止。
運転手が再始動すると爆発音が鳴り、出火したという。
出典
『作業中の重機から出火 けが人なし 丹波』
https://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/201907/0012538434.shtml
2019年7月22日19時50分に神戸新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
21日にあった参院選、兵庫県三田市長・市議補選とのトリプル選挙の開票作業で、投票用紙が蒸し暑さで湿り、文字がかすれるなどして読み取り機が認識しないトラブルが続発していた。
市選管は、熱気で職員の汗が付いたり複数枚が引っ付いたりした影響とみており、作業が大幅に遅れた。
開票所となったアメニス城山体育館内は未明に湿度約90%、気温26℃を記録。
環境省が呼び掛ける熱中症の「警戒」レベルに当たるが、送風機は投票用紙が飛ぶとして2台しか動かさず、職員約230人がタオルを襟元に押し込み、流れる汗を抑えて作業した。
選管によると、投票用紙は読み取り機に入れる前に手で触れた際に文字がかすむなどした可能性があるという。
担当者は、「ここまでの蒸し暑さは経験がなく、初めての事態」とした。
認識されなかった疑問票は1票ずつ手作業で読み直し、熱中症対策で職員の休憩も増やしたため、参院選比例代表の確定票を発表したのは22日午前5時50分。
予定から1時間40分ずれ込み、兵庫県内で最も遅かった。
また、市長選では投票数が投票者数よりも1票多く、全ての票を数え直すなどしたことも影響したという。
出典
『蒸し暑さ原因 開票作業が大幅遅れ トリプル選の三田市』
https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/201907/0012539436.shtml
2019年7月22日2時48分にNHK高知から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
21日午後6時頃、大豊町で男性が町内を流れる立川川に転落し流されたと警察に通報があった。
警察によると、男性は同僚2人と地滑りの調査に来ていたということで、消防が現場に到着した時には、道路脇の谷から立川川に向かって水が勢いよく流れていたという。
消防が同僚から聞いた話によると、3人は谷からの水に流されないように道路にロープを渡して歩いていたということだが、男性だけが川に転落したという。
現場は徳島との県境に近い山間部で、警察と消防は夜になったことから捜索を一旦打ち切り、22日朝、再開することにしている。
出典
『地滑り調査員が川に転落し不明』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kochi/20190722/8010005722.html
(ブログ者コメント)
当時の高知は大雨。
そのような状況下、どういう立場の人が、どのような目的で調査していたのだろうか?
以下は、大雨に関する報道。
(7月21日20時47分 NHK高知)
暖かく湿った空気の影響で、県内には発達した雨雲がかかり続けていて、本山町では午後8時までの48時間の雨量が平年の7月1か月分を超える大雨になっている。
気象台は、土砂災害に厳重に警戒するとともに、低い土地の浸水、川の増水、氾濫に警戒を呼びかけている。
気象台によると、台風に向かって流れ込む暖かく湿った空気の影響で、県内では大気の状態が非常に不安定になっていて、発達した雨雲がかかり続けている。
須崎市では午後8時までの1時間に、32.5ミリの激しい雨が降った。
本山町では日中、雨が降り続き、午後8時までの48時間に降った雨の量が553ミリと、平年の7月1か月分を大きく超えている。
本山町、高知市、土佐町には、土砂災害の危険性が非常に高まっているとして、土砂災害警戒情報が出ている。
県内では一部の地域に大雨警報が発表され、このあとも多い所で1時間に50ミリの非常に激しい雨が降り続く見込みだ。
気象台によると、県内は21日も大気が不安定な状態は続き、所により激しい雨が降るおそれがある。
気象台は、土砂災害に厳重に警戒するとともに、低い土地の浸水、川の増水、氾濫に警戒するよう呼びかけている。
出典
『大雨 土砂災害に厳重警戒を』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kochi/20190721/8010005718.html
2019年7月24日14時33分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
東京都世田谷区三軒茶屋のカラオケ店「KS」で今月20日、3階個室の非常扉から客の男性が路上に転落して死亡していたことが24日、警視庁世田谷署への取材で分かった。
男性が非常扉に寄りかかった際に扉が開いたとみられ、同署は業務上過失致死容疑も視野に、非常扉の施錠の管理状況などを調べている。
同署によると、20日午前3時50分ごろ、3階の個室で同僚ら数人とカラオケをしていた客の会社員、恵本さん(男性、38歳)=同区在住=が個室内の窓際の非常扉から路上に転落。
頭を強く打つなどして、搬送先の病院で死亡が確認された。
非常扉は内側から押し開ける片開き式で、ロックを外してドアレバーを回すと開くタイプだった。
事故当時、恵本さんは扉の前のソファにおり、背もたれの上から扉に寄りかかったとみられる。
恵本さんらのグループは20日午前0時すぎに入店し、カラオケをしながら飲酒。
同署の調べに対し、同僚らは「気がついたら扉が開いていた」と話しており、転落の瞬間は目撃していなかったとみられる。
個室内には防犯カメラが設置されていなかった。
出典
『カラオケ店の個室非常扉から転落し死亡 東京・三軒茶屋』
https://www.sankei.com/affairs/news/190724/afr1907240024-n1.html
(ブログ者コメント)
以下は7月24日11時58分にテレビ朝日から放映された映像の3コマ。(記事は紹介省略)
三角マークのついた窓がクローズアップで映されていたことから考えると、非常時に消防が内部に進入するための窓から転落した可能性が考えられる。
出典
『カラオケ店で客が転落死 3階非常扉が突然開く』
https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000160364.html
2019年7月21日付で秋田魁新報から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
20日午前11時20分ごろ、北秋田市李岱字屋布向の農道脇の草地で、草刈り機を使って作業をしていた同市羽根山字屋布岱の農業男性(42)が胸から血を流して倒れているのを一緒に作業していた男性が見つけ、119番した。
男性は市内の病院に搬送されたが、約1時間45分後に死亡が確認された。
死因は出血性ショックとみられる。
警察によると、男性は地区住民ら約20人と同日午前8時ごろから、農道ののり面などの草を刈っていた。
近くにいた仲間が「痛い」という声を聞いて振り返ったところ、男性が左胸を手で押さえていたという。
近くにはエンジンがかかったままの草刈り機があった。
警察が詳しい状況を調べている。
出典
『草刈り機で作業中、42歳男性が死亡』
https://www.sakigake.jp/news/article/20190721AK0014/
(ブログ者コメント)
草刈り機による事故は、本ブログでも過去に何件か紹介スミ。
今回の事故は、自分が使っていた草刈り機で自分の胸を切るといった状況は考えにくいので、並んで刈っていた人が横に振った草刈り機が胸に当たったということかもしれない。
2019年7月19日17時53分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
火遊びのために起きた火災で送電ケーブルなどが焼けたとして、関西電力が、京都市に住む少年(16)を相手に、約5100万円の損害賠償を求める訴訟を大阪地裁に起こした。
少年側は19日の第1回口頭弁論で請求棄却を求めた。
訴状によると、少年は中学2年だった2016年10月2日夕、京都市内の河川敷で花火にライター用のオイルをかけ火をつけて遊んでいたところ、布団などのごみに引火した。
火は広がり、近くを通っていたケーブルが焼損した。
関電側は、少年は火災になる危険性を認識できたとし、「出火後に逃走しており、過失は大きい」と主張。
復元工事などによる損害の賠償を求めている。
少年側は答弁書で、出火の経緯を認めた一方、消火は試みようとしたと反論。
「花火にオイルをかける危険性について十分な認識がなかった」と、賠償責任を否定している。
出典
『ケーブル焼損の火遊び少年に5100万円損賠提訴』
https://www.yomiuri.co.jp/national/20190719-OYT1T50175/
(2020年4月11日 修正1 ;追記)
2020年4月10日14時53分に毎日新聞から、ほぼ全額の5100万円支払いで和解が成立したという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)
火遊びが原因で火災を起こし、送電設備などを損壊させたとして、関西電力が少年に約5200万円の賠償を求めた訴訟が大阪地裁で和解した。
少年側がほぼ全額の5100万円を支払う内容。
3月31日付。
訴状によると、2016年10月、当時中学2年だった少年は京都市南区の河川敷で花火にライター用オイルをかけて火遊びをしていた。
少年が付近のゴミにも火をつけたところ、橋に取り付けられた送電ケーブルなどを損壊させたという。
関電側は、少年が火災が発生する危険性を認識できたと主張。
少年側は「延焼すると思っていなかった」と反論していた。
地裁の勧告で和解した。
関電は「和解は事実だが、詳細は差し控える」としている。
https://mainichi.jp/articles/20200410/k00/00m/040/130000c アカスミ
2019年7月19日付で日経ナショナル ジオグラフィックから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
殺虫剤は蚊を減らすのに失敗しているどころか、天敵を殺してしまうことによって、むしろ蚊を繁栄させているかもしれない。
少なくとも、ある1つの地域については、そのようだ。
2019年5月16日付けで学術誌「Oecologia」に掲載された論文は、殺虫剤が生態系に与える影響について、新たな問題点を明らかにしている。
調査はコスタリカで実施された。
そこに生息する蚊は、害虫駆除を目的とする一般的な薬剤に対して耐性を進化させていた。
一方、蚊の天敵はそうした進化を遂げておらず、結果的に蚊の個体数を急増させてしまった。
米国ユタ州立大学の生態学者で論文の著者であるエド・ハミル氏は、コスタリカ北部のオレンジ農園で調査をしていたとき、殺虫剤が必ずしも狙い通りの効果を発揮していないのではないかと感じたという。
「人間の手が入っていないエリアよりも、農園にいるときのほうが蚊に刺されることが多い気がして、なぜなんだろうと疑問に思ったのです」とハミル氏は話す。
そこで、ハミル氏らの調査チームは、まずブロメリアと呼ばれるグループの植物を調べた。
ブロメリアは米大陸の温暖な地域に見られる植物で、樹木や岩壁などに着生するものがある。
バラの花のようにぎっちりと重なり合った葉の中心に水がたまり、そこにはWyeomyia abebelaという種の蚊を含む、たくさんの昆虫の幼虫がすんでいる。
つまり、蚊の発生場所だ。
チームは、殺虫剤が使用されていない森の中のブロメリアと、中には20年以上にわたって殺虫剤が散布されているという農園内のブロメリアを調べた。
コスタリカのオレンジ農園では、アブラムシを駆除するためにジメトエートという殺虫剤を使用しているが、この薬剤は他にも多くの種の昆虫を殺す。
米国では、柑橘類やトウモロコシなどの農作物に広く使用されている。
調査によってわかったのは、殺虫剤が使用されているにもかかわらず、オレンジ農園には手つかずの森に比べて2倍もの蚊がいるということだった。
しかし、蚊の幼虫の天敵であるMecistogaster modestaという種のイトトンボの幼虫は、農園内では著しく少なかった。
調査チームは、これらの蚊とイトトンボの幼虫を実験室に持ち帰り、様々な濃度のジメトエートにさらしてみた。
すると、農園の蚊は、森の蚊に比べて10倍の濃度のジメトエートに耐えられることがわかった。
一方で、農園のイトトンボの幼虫には、そうした耐性はなかった。
耐性を進化させた蚊は、小さな楽園を見つけたと言える。
天敵であるイトトンボがいない環境で、幼虫がのびのびと育つことができるのだ。
【蚊の抑制は世界的に難しくなっている】
米国サザンミシシッピ大学の昆虫生態学者ドン・イー氏に言わせれば、この研究結果は、さらに大きな図式の一部だということになる。
それは、蚊の抑制が世界的に困難になっているという現実だ。
すでに世界各地で、多くの一般的な殺虫剤に対して蚊が耐性を持つようになっている。
特に、危険な病気を媒介する種については懸念が大きい。
なお、氏は今回の研究に関わっていない。
耐性の進化は殺虫剤がもたらした不都合な結果の1つに過ぎない、とイー氏は言う。
他にも、「競合解放」と呼ばれる現象がある。
これは、殺虫剤を耐え抜いた数少ない生き残りが、たった1世代で個体数を回復させるというものだ。
「(蚊の)幼虫の密度が下がるので、(残った)幼虫たちは資源をたっぷり利用でき、より大きく成長するのです」とイー氏は説明する。
大きな幼虫は、その後、より多くの卵を産み、次の世代を繁栄させることになる。
耐性を進化させた蚊が、耐性を進化させられなかった天敵を逃れるという、今回ハミル氏らによって明らかにされた現象は、蚊が媒介する病気の阻止をより困難にする。
ハミル氏によれば、Wyeomyia属の蚊が、近年、中南米で蔓延したデング熱のような致死性の病気のウイルスを媒介するかどうかは分かっていない。
しかし、イー氏が指摘するように、そうした病気を媒介する他の種類の蚊にも、やはり、イトトンボのような天敵がいる。
殺虫剤がそれらの蚊に逆説的な繁栄をもたらしているのかについては、今後の研究が待たれる。
出典
『殺虫剤で蚊が繁栄 予期せぬ副作用、不都合な真実』
2019年7月19日付で秋田魁新報から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
秋田県警は19日、実弾入りの拳銃を個人ロッカーに置き忘れたまま退勤したとして、県南部の警察署に勤務する60代男性警部補を本部長注意としたことを明らかにした。
先月28日付。
暴発や使われた形跡はなかった。
県警監察課によると、警部補は先月6日午後3時ごろ、当直明けで退勤する際、自分のロッカーに拳銃を置いたまま、鍵を掛けて帰宅。
7日朝に当直責任者が拳銃の保管庫を確認した際、警部補の拳銃がないことに気付いた。
拳銃は退勤時、警務課に依頼し保管庫で保管する規則だが、警部補は制服から着替える際、うっかりロッカーに残したという。
6日夕も当直責任者が保管庫を確認していたが、警部補が勤務中と思い、置き忘れに気付かなかった。
県警監察課は、「拳銃の保管状況のチェック体制を強化し、再発防止に努める」としている。
出典
『ロッカーに拳銃置き忘れる 警部補を本部長注意』
https://www.sakigake.jp/news/article/20190719AK0025/
7月19日19時3分にNHK秋田からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
翌日の朝になって、引き継ぎの警察官が警部補の拳銃が保管庫になかったことから、警部補を呼び出して探したところ、ロッカーの中から拳銃が見つかったという。
拳銃には5発の弾がそのまま入っていたという。
この警部補は、「拳銃を保管庫に入れるのを忘れた」と話しているという。
出典
『拳銃の不適切管理で本部長注意』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/akita/20190719/6010004311.html
(ブログ者コメント)
この事例に関し、他に情報がないか探していたところ、他県での同じような事例が2件、見つかった。
トイレ個室での置き忘れ事例も、本ブログでは何件か紹介スミ。
単なる不注意?
それとも、制服を脱いだ際、拳銃ベルトも制服の一部だと、つい、思い込んでしまうためだろうか?
(2019年4月17日17時39分 産経新聞)
拳銃を定められた場所ではなく個人ロッカーに保管したとして、山形県警が、警察署に勤務する女性巡査を注意処分にしていたことが17日、県警への取材で分かった。
県警は昨年度、公表基準に達しない軽微な処分事案が、この事案を含め計27件あったと明らかにした。
監察課によると、女性巡査は昨年8月、拳銃を携帯する業務の終了後、制服と一緒に警察署の個人ロッカーに片付けた。
上司が保管場所を点検し、女性巡査の拳銃がなかったため発覚。
拳銃には実弾が入っていたが、暴発などはなかった。
https://www.sankei.com/affairs/news/190417/afr1904170023-n1.html
( 2019年1月7日 20時10分 京都新聞)
拳銃を不適切に管理したとして、滋賀県警が、県内の警察署に勤務する20代女性巡査を本部長注意処分にしていたことが7日、県警への取材で分かった。
処分は昨年12月19日付。
県警監察官室によると、巡査は昨年11月5日午前9時半ごろに業務を終えた後、貸与された拳銃1丁を警察署の保管庫に戻さなければならないのに、自身の個人ロッカーに6日午前8時半ごろまで入れていた。
ロッカーは施錠されており、実弾の紛失はなかった。
巡査は、「別の仕事があり、保管庫への収納を忘れていた」と話している。
5日午後5時15分ごろには、別の署員が保管庫の拳銃の数を点検したが、巡査の拳銃が返却されていないことを見落とし、6日午前8時半ごろの点検まで気づかなかったという。
https://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20190107000145
2019年7月18日11時0分に産経新聞westから、下記趣旨の記事が図解付きでネット配信されていた。
警報音が鳴りやみ、遮断機も上がった。
何の疑いも持たずにタクシーが踏切を渡ろうとしたその瞬間・・・。
大阪市住吉区の南海電鉄高野線の踏切で5月の深夜、列車とタクシーが衝突する事故が発生した。
列車は乗客を運ぶ営業用でなく、作業用だったため速度が遅く、運転手は軽傷で済み、ほかにけが人もなかった。
一歩間違えれば大惨事となっていた事故は、なぜ起きたのか。
【いるはずのない列車が…】
大阪市住吉区沢之町の住宅街を通る府道、通称「あべの筋」。
5月23日午前1時45分ごろ、この道を走行していたタクシーが、遮断機の下りた踏切の前で停車した。
すでに終電は終わっていたが、そのときは、設備のメンテナンスなどをするための作業列車が近づいていた。
しばらくして遮断機が上がった。
男性運転手(68)がいつものように線路を渡ろうとしたところ、突然、右手から作業列車が迫ってきた。
そのまま衝突し、運転席のドアは大破。
幸いなことに、運転手は首などに軽傷を負うにとどまった。
乗客もおらず、作業列車に乗っていた作業員2人もけがはなかった。
警察は、業務上過失傷害の疑いもあるとみて捜査している。
【電圧上がり“誤解” 】
なぜ、列車が通過する前に遮断機が上がったのか。
南海電鉄によると、線路には常に電気が流れ、電圧がかかっており、踏切は線路とつながった回路で電圧を自動的に感知している。
旅客を乗せている列車が線路の上を通った際は、車輪や車軸に電気が流れるため、線路の電圧が低下。
踏切は、これにより電車が近づいたことを把握しているという。
電圧が基準値を下回れば踏切は遮断機を下ろしたり警報音を鳴らしたりし、電車が踏切を離れて電圧が再び基準値を上回れば警報音を止めて遮断機を上げる、という仕組みだ。
しかし、踏切近くで長時間止まって作業することがある作業列車の場合、同じような構造にすると、遮断機が下りたままになってしまう。
このため、「軌道短絡装置」という、線路の電圧をコントロールする機器を搭載。
踏切を通過するときだけ線路の電圧を下げ、踏切を作動させているという。
事故当時も、作業員はこの機器を使用。
いったんは遮断機が下がっていることから、当初は正常に作動していたものの、その後に何らかの不具合が生じて電圧が上がり、踏切側が「列車は通過した」と“誤認”したとみられている。
【同じタイプの装置も…】
不具合の原因は特定されていないが、軌道短絡装置自体に問題があった可能性も指摘されている。
事故があった踏切の線路の場合、列車が通っていない状態の電圧は約300mV。
これが106mV以下になると、遮断機が下りる設定になっていた。
南海の担当者は、「乗客が乗る営業用の電車などでは、10mV以下になることも珍しくない」という。
だが事故後、南海が現場の踏切に今回事故を起こした作業列車を走らせ、軌道短絡装置を作動させたところ、電圧は122mVボルトまでしか下がらなかった。
これを受け、南海は同じタイプの別の軌道短絡装置でも同様の調査を実施。
その結果、106mVは下回ったものの、その下げ幅はかなり小さかったことが判明した。
「(下げ幅に)余裕がなければ、わずかの劣化でも危なくなってしまう」と担当者。
南海は、軌道短絡装置を全て別タイプに切り替えるとしている。
【不具合、過去にも】
安全設備の不具合による鉄道事故は、過去にも起きている。
大阪府貝塚市の水間鉄道の踏切では、平成25(2013)年8月、電車(2両編成)と乗用車が衝突。
乗用車の男性が軽傷を負った。
踏切は事故発生時、電気系統のトラブルにより遮断機が下りず、警報音も鳴らない状態だった。
同鉄道では以前から同様の不具合があったにもかかわらず放置していたとして、関係者らが業務上過失致傷容疑で書類送検されている。
出典
『【衝撃事件の核心】遮断機上がった踏切に作業車が…あわや大惨事の原因は?』
https://www.sankei.com/west/news/190718/wst1907180002-n1.html
2019年7月18日1時1分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
海水浴などで水面に浮かべ子供が乗って遊ぶビニール製遊具「フロート」は、風に流されやすく事故につながるとして、消費者庁などは17日、夏休みを前に注意を呼び掛けた。
風が強い日は使用を避け、対象年齢も確認するよう求めている。
海保によると、遊泳中のフロートによる事故は昨年、少なくとも7件発生。
京都府や福井県などでは、4~8歳の子供が沖に流され、水中に落下して肺水腫となったケースもあった。
国民生活センターは、3種類(サーフボードのような形、鳥の形、イルカのような形)のフロートで実験した結果、鳥形が最も風の影響を受けやすく、風がそれほど強くない風速3mでも秒速0.64mと、大人でも水中では簡単に追いつけない速度で進んだという。
消費者庁の担当者は,「子供から目を離さないことが最も重要」と話している。
出典
『フロート遊び、風に注意 海水浴、流され事故に』
https://www.sankei.com/affairs/news/190718/afr1907180002-n1.html
(ブログ者コメント)
消費者庁からのお知らせは下記参照。
https://www.caa.go.jp/notice/entry/016014/
(2019年8月3日 修正1 ;追記)
2019年7月31日15時41分に朝日新聞から、上記報道より詳しい下記趣旨の記事がネット配信されていた。
水面に浮かべて子どもが乗って遊ぶ浮き具「フロート」。
海水浴で家族連れなどに人気だが、風で沖に流され、戻れなくなる事故も起きている。
消費者庁は、風が強い日は使用を控えるよう呼びかけている。
海上保安庁によると、昨年、海で遊泳中におぼれたり自力で海岸に戻れなくなったりした14歳以下の子どもは70人。
そのうち、少なくとも7人がフロートで遊んでいた。
福井県の海水浴場では、4歳の女児が流され、フロートの上に立ち上がったところ、バランスを崩して海に転落。
肺に水がたまる肺水腫を起こし、入院治療が必要になった。
国民生活センターなどは、今年5~6月、幼児の人形(身長約100cm、体重約15kg)を乗せたフロートが流される速度などをテストした。
プールでサーフボード型、イルカのような形、スワン型の3種類を比較したところ、背が高く風の影響を受けやすいスワン型が最も速く、サーフボード型、イルカ型の2倍以上の速さで流された。
海水浴場での実験では、風速2~4mのあまり強くない風でも、スワン型は2分弱で、海岸から5mの地点から50mの地点まで流された。
途中で大人が海岸から救助に向かったが、水深が深くなるとなかなか前に進めず、追いつけなかった。
消費者庁によると、子どもの体格に対してフロートが大きすぎると、乗った時に水面に足がつかず、自力で海岸に戻ることが難しいという。
担当者は、「フロートの対象年齢を確認し、保護者はフロートに乗った子どもから手を離さないでほしい」と話す。
フロートから落ちた子どもがおぼれる事故を防ぐため、ライフジャケットを着せることも求めている。
【ライフジャケット選びのコツは】
子どもにどんなライフジャケットを着せればいいか。
7月下旬、東京都内で開かれた水難事故防止イベント(「海の安全―未来プロジェクト実行委員会」主催)で、ライフジャケットの選び方が紹介された。
製品によって、目安となる体重や浮力などがあるため、体格に合うサイズを選ぶ。
肩部分を持って子どもを引き上げる時に水中で脱げないよう、股下ベルトがあるものがよい。
蛍光色や反射板、ホイッスルがついているものもある。
イベントには、7年前に幼稚園の川遊び中の事故で長男(当時5)を亡くした母親が登壇。
園は子どもたちにライフジャケットを着せていなかった。
参加した親子連れを前に、「子どもたちの命を守るのは大人。子どもと一緒に安全を学びながら、楽しい水遊びの体験をしてほしい」と話した。
海上保安庁によると、2014~18年の5年間で船舶から海に転落した人の死亡率は、ライフジャケットを着用していた人が11%だったのに対し、着用していなかった人は50%にも上ったという。
出典
『海水浴で人気の「スワン」に注意、2分で40m流される』
https://www.asahi.com/articles/ASM7T67FWM7TUTFL009.html
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その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。