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2017年12月16日0時46分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
大阪府立高校の器械体操部の練習中に鉄棒から落ちて後遺症を負ったのは、コーチが安全配慮を怠ったのが原因として、元部員の男性(25)と家族が府に計約2億5000万円の賠償を求めた訴訟の控訴審で、大阪高裁は15日、府に計約2億円の支払いを命じる判決を言い渡した。
1審・大阪地裁判決は請求を棄却しており、男性側の逆転勝訴となった。
判決によると、男性は高校3年だった2010年4月、練習中に鉄棒から落下し、床に頭や首を強く打ちつけ、胸から下が動かない後遺症を負った。
府側は、「危険な体勢になった際には鉄棒から手を離して着地するよう、危険回避の方法を指導していた」と主張した。
しかし佐村裁判長は、「事故当日、コーチは大会が近いため、本番同様に失敗しても手を離さず最後まで演技を続けるよう指導した。落下しても受け止められるように補助すべきだったのに怠った」と指摘し、男性側の訴えを認めた。
男性の母親は、「判決を生かし、府と学校には同じような事故を二度と起こさないでほしい」とコメントした。
松井知事は「重く受け止める。今後の体育指導を左右することになる」と報道陣に話し、府教委は「判決を精査し今後の対応を検討したい」としている。
出典
『部活事故 大阪府に2億円賠償命令 大阪高裁が逆転判決』
https://mainichi.jp/articles/20171216/k00/00m/040/210000c
12月15日22時4分に日本経済新聞からは、判決理由に関し、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
佐村裁判長は判決理由で、回転中の男性の手が鉄棒から離れた原因について、外部のコーチが男性の技量に応じた危険回避方法を指導しなかったためだと指摘。
当時、コーチは鉄棒から約10m離れて男性の演技を見ていたが、「鉄棒の下に立ち、事故防止対策をとる注意義務を怠った」と判断した。
2016年6月の一審・大阪地裁判決は、「コーチは危険を回避するために必要な方法を指導し、男性もその技量を習得していた」と指摘。
男性側の訴えを退けた。
出典
『鉄棒で落下、1.9億円賠償 大阪高裁命令 部活事故で障害残る』
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO2471594015122017AC8Z00/
12月16日5時59分に朝日新聞からは、判決理由に関し、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
一審・大阪地裁は、演技失敗の際、鉄棒からすぐ手を放して足から着地するなどの危険回避方法を男性が身につけていたと判断し、コーチの責任を否定。
しかし高裁は、コーチが適切な方法を指導していなかったと認定。
10m離れて見ていた点についても、落下に備えて鉄棒下に立って事故を防ぐべきだったのに、その義務を怠ったと判断した。
出典
『府立高部活で鉄棒落下し後遺症 府に1.9億円賠償命令』
http://www.asahi.com/articles/ASKDH52XDKDHPTIL012.html
2017年12月17日付で埼玉新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
業務用の高圧コンプレッサー(圧縮機)を使って同僚男性の体内に空気を注入して死亡させたとして、杉戸署は17日、傷害致死の疑いで、加須市の会社員の男(47)と千葉県松戸市のペルー国籍の会社員の男(36)を逮捕した。
逮捕容疑は、共謀して16日正午ごろ、勤務する杉戸町本郷の産業廃棄物処理会社「E埼玉」敷地内で、同僚の春日部市の会社員Kさん(男性、44歳)の体内にコンプレッサーを使って空気を注入し、死亡させた疑い。
いずれも「間違いない」と、容疑を認めているという。
同署によると、3人は昼食休憩前、ほかの従業員と共にコンプレッサーで作業着の汚れを落としていた。
ふざけてKさんの顔や肛門にノズルを当てたところ、Kさんが腹部を膨らませて「苦しい」とうめいたため、同僚らが病院に搬送。
16日午後7時20分ごろ、死亡が確認された。
同社では、従業員が事務所に入る前、コンプレッサーを使ってほこりや油汚れを落としていたという。
同署は、Kさんの体内に入った空気が内臓などを圧迫したとみて、詳しい死因を調べている。
出典
『圧縮空気を肛門に注入…男性を死亡させた疑い、同僚の男2人を逮捕 空気が内臓
など圧迫か』
http://www.saitama-np.co.jp/news/2017/12/18/02_.html
12月17日20時55分にNHK NEWS WEBからは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
この電動コンプレッサーは、ふだんは重機のほこりを取り除く際などに使っていたという。
出典
『コンプレッサーで体内に空気注入し男性死亡させた疑い 2人逮捕』
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20171217/k10011262061000.html
12月17日19時43分に朝日新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
杉戸署によると、両容疑者は同町本郷の事業所で、16日昼、共謀して同僚男性(44)を押さえつけ、業務用の空気圧縮機でズボンの上から肛門に空気を注入する暴行を加え、死亡させた疑いがある。
両容疑者は、「普段から同僚同士、ふざけて顔や臀部に空気をかけあっていた」などと供述しているという。
出典
『肛門に空気注入して死亡させた疑い 同僚の2人を逮捕』
http://www.asahi.com/articles/ASKDK4Q6FKDKUTNB004.html
12月18日18時40分に産経新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
男性は肛門から注入された空気で内臓を圧迫されたために死亡していたことが18日、杉戸署への取材で分かった。
出典
『同僚から体内に空気注入された男性 死因は内臓圧迫』
http://www.sankei.com/affairs/news/171218/afr1712180036-n1.html
(ブログ者コメント)
今回と同様な事例は、本ブログでも過去に数件、紹介している。
2017年12月16日23時38分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
16日午前10時56分ごろ、JR京浜東北・根岸線の鶴見~川崎駅間で架線が切れ、磯子発南浦和行き快速列車(10両編成)が横浜市鶴見区の鶴見川橋付近で緊急停止し、他の2列車も止まった。
このトラブルで京浜東北線と東海道線、横須賀線の上下線が、蒲田~磯子駅間などで最大6時間以上運転を見合わせ、約22万人に影響が出た。
止まった3列車の乗客約2400人は線路を歩いて、近くの駅などに移動した。
出典
『京浜東北線で架線切断、3列車停止 2千人が線路を移動』
http://www.asahi.com/articles/ASKDJ3S2JKDJUTIL007.html
12月17日4時41分にNHK NEWS WEBからは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
16日午前11時ごろ、神奈川県の鶴見駅と川崎駅の間でJR京浜東北線の架線が切れるトラブルが起き、京浜東北線、東海道線、横須賀線が一部区間で運転を見合わせた。
なかでも、京浜東北線は7時間近くも運転ができなくなり、およそ22万人に影響が出た。
JR東日本が架線が切れた原因を調査した結果、2本の架線が金具を通じて接触し、ショートしたことが原因だったことを明らかにした。
架線が切れた区間は「エアセクション」と呼ばれる架線と架線のつなぎ目で、数10mにわたり、電圧の異なる2つの架線が並行して設置されている。
架線には金具がついていて、もう1本の架線と接触しないよう、通常は15cm離して設置されているが、16日未明にこの部分の架線を工事した際に、間隔の調整が不十分だったため、電車が走行した振動により2本の架線が金具を通じて接触したという。
JR東日本は、今後、架線と金具の間隔について十分確認を行うとともに、万一、接触してもショートしないようにするため、架線や金具に絶縁性のカバーを取り付けるなど、再発防止を図ることにしている。
出典
『走行の振動でショート JR京浜東北線の架線トラブル』
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20171217/k10011261541000.html
12月17日0時21分に毎日新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
現場は変電所の変わり目で、2組の架線が平行して設置されている。
電車の走行に伴う振動で、一方の架線の位置を固定する金具が別の架線と接触し、ショートしたため切れた。
16日未明に固定金具の位置を下げた際、別の架線に近付け過ぎたのが原因という。
出典
『京浜東北線 架線切れ、3路線22万人影響』
https://mainichi.jp/articles/20171217/k00/00m/040/070000c
12月17日5時10分に朝日新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
JR京浜東北・根岸線の架線が切れて列車(10両編成)が止まり、22万人の足を直撃した事故。
列車のパンタグラフは、すべて破損していた。
架線から電気を受け取るパンタグラフは、3本ある架線のうち、一番下のトロリー線にのみ接している。
今回切れた補助吊架(ちょうか)線はトロリー線をつるしている架線で、JR東日本横浜支社によると、補助吊架線は16日未明に行った工事の不具合の影響で切れたとみられる。
垂れ下がった補助吊架線の下を列車が通過した際にパンタグラフが接触したため、3つあるパンタグラフがすべて壊れた可能性があるという。
出典
『京浜東北線、パンタグラフすべて破損 工事影響し切断か』
http://www.asahi.com/articles/ASKDJ6V6HKDJUTIL02C.html
2017年12月15日19時13分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
東京都世田谷区の東急電鉄田園都市線で11月に起きた送電トラブルについて、同社は15日、約8年前の施工時に付いた傷が原因となり漏電に至ったとの見解を明らかにした。
過去の点検で傷を発見できず、同社は点検態勢を強化する方針。
トラブルは11月15日朝、池尻大橋~駒沢大学間で発生し、約4時間半にわたる運転見合わせで約12万6000人に影響した。
同社によると、ショートしたのは送電線の接続部分で、表面カバーに傷が入っていたことが判明。
約8年前に現在の送電線に交換した際、施工ミスで表面に傷が付き、金属製の棚でこすれて摩耗、絶縁が維持できなくなったとみられる。
同社は、2カ月に1回の目視点検でも、5年に1回の精密点検でも、発見できなかった。
対策として、接続部分を絶縁カバーで覆うなどした上で、手で触って確かめる点検を追加するという。
同社は地下区間で緊急点検を行い、送電線の計281カ所で傷を見つけた。
いずれも補修済みという。
また、三軒茶屋駅で10月19日朝に発生した停電については、ねずみの侵入を防ぐためのプラスチック板が送電線を圧迫し損傷したことが原因と明らかにした。
田園都市線の地下区間では、近年、設備不良などのトラブルが相次いでいる。
同社担当者は、「過去にトラブルがなかったので、目視点検で十分と考えていた。地下は暗く狭いため、点検しにくいことを踏まえ、今回、厳しめの基準を導入した」と話した。
出典
『東急田園都市線の送電トラブル 原因は施工時に付いた電線の傷』
http://www.sankei.com/affairs/news/171215/afr1712150045-n1.html
12月15日17時52分にNHK神奈川からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
東急田園都市線は今年10月、三軒茶屋駅で換気装置の送電線がショートしたほか、先月にも池尻大橋駅付近で変電所から電気を送る送電線がショートし、通勤、通学の時間帯に長時間電車が止まり、多くの乗客に影響が出た。
東急電鉄は、これらのトラブルの原因について15日、調査結果を公表し、国交省に報告した。
それによると、10月のトラブルは、10年前に送電線を交換した際、ネズミの侵入を防ぐための板に開いた穴に太い送電線を通したため、被膜に板が食い込んで傷がつき、ショートにつながったとしている。
また、11月のトラブルについては、8年前に送電線を設置する際についた傷が広がって被膜が破れたとみられ、いずれも送電線を設置した際の不適切な施工が原因になったとしている。
出典
『田園都市線トラブルは不適切施工』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/yokohama/20171215/1050001139.html
また、12月15日付で東急電鉄HPに、11月のトラブルに関する下記趣旨のお知らせが掲載されていた。
日時
2017年11月15日(水)午前5時35分頃 田園都市線池尻大橋駅付近
・・・・・
(2)推定原因
メーカーにて「き電ケーブル損傷部分」の解体調査を行った結果、「き電ケーブルの接続部」の施工不良により、ケーブル表面に傷がつき、時間の経過とともに傷が拡大、さらに電車の振動による金属製ラックとの接触等により、ケーブル内部の防水テープが摩耗したため絶縁が保てなくなり、ショートに至ったと推定されます。
・・・・・
『田園都市線における輸送障害を踏まえての緊急安全総点検の結果と今後の対策に
ついて』
http://www.tokyu.co.jp/information/list/Pid=post_32.html
2017年12月15日6時50分にNHK首都圏から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
割れても断面を押しつけるだけで元どおりに修復できるガラス材料の開発に、東京大学の研究グループが世界で初めて成功した。
割れても直るガラスは、東京大学の相田卓三教授と博士課程の大学院生、柳沢佑さんらの研究グループが開発した。
研究グループでは、新たな接着剤の開発を進めていたが、偶然、固くさらさらした手触りの物質に自然に元どおりになる自己修復機能があることを発見した。
この物質は「ポリエーテルチオ尿素」と呼ばれるもので、これを材料に作ったガラスは、割れても数10秒間、断面を押しつければ元どおりに修復できる。
また、数時間あれば元の強さに戻ることも確認できたという。
こうした、室温環境で壊れても自己修復できる物質は、ゴムのような柔らかい材料では見つかっていたが、ガラスのような固い材料では実現が難しいとされていた。
柳沢さんは、「見つけたときは自分も半信半疑だったし、論文もさまざまな指摘を受け、何度も実験を繰り返した。直るガラスは、壊れたら捨てるというサイクルとは異なる。環境に優しい材料になればうれしい」と話していた。
出典
『世界初 割れても直るガラス開発』
https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20171215/0004932.html
12月15日4時23分に朝日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
いったん割れても、常温で数時間押し当てると修復するガラスを、東京大の相田卓三教授らが開発した。
14日付の米科学誌サイエンスに発表した。
ガラスは、通常、割れると材料を構成する分子同士の結びつきが切れてしまうため、高温で溶かさないと再利用は難しい。
相田さんらは、半透明の新素材「ポリエーテルチオ尿素」でガラスを作製。
割れても、室温で1~6時間、割れ目を押し当てると再びくっつき、強度も回復した。
新素材は「水素結合」という結びつきで安定した状態に戻ろうとする分子が多いため、押し当てると自然にくっつくという。
加熱すると割れ目が修復する軟らかい材料はあるが、東京大の柳沢佑・学術支援専門職員は、「硬い素材が常温でくっつくことを示せたのは、今後の自然修復するガラスの研究を広げるだろう」と話した。
出典
『割れてもくっつくガラス開発 「自然修復」に道』
http://www.asahi.com/articles/ASKDG3PNVKDGULBJ002.html
12月15日付で毎日新聞東京版からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
相田教授は、パソコンや携帯電話のディスプレーに使われる有機ガラスへの応用が近いとみている。
出典
『くっつくガラス 割れてもピタッ! 東大チーム開発』
https://mainichi.jp/articles/20171215/dde/041/040/059000c
2017年12月16日10時45分にNHK兵庫から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
15日午前9時50分ごろ、上郡町尾長谷にある関西電力の変電所で「作業員が倒れた」と消防に通報があり、警察や消防が駆けつけたところ、大阪・住之江区の作業員、Kさん(男性、43歳)が変圧器のそばで倒れているのが見つかった。
Kさんは、その後、病院に搬送されたが、16日午前7時すぎに死亡が確認されたという。
警察などによると、Kさんは、当時、ほかの2人の作業員とともに、変圧器の上に上って変電所の建屋の壁を修繕する作業をしていたという。
変圧器の下には高圧の電流が流れる送電線があり、Kさんの腕や太ももにやけどのあとがあったことから、警察は誤って送電線に接触して感電したとみて、安全管理に問題がなかったかなど詳しく調べている。
出典
『変電所で感電か 作業員死亡』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/kobe/2023661641.html
12月16日付で朝日新聞播磨版(聞蔵)からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察などによると、当時、変圧器を収めた建物の内部で3人の作業員が防音用の吸音材を貼り付ける作業をしており、うち1人が感電しているのを別の作業員が見つけた。
(2019年3月7日 修正1 ;追記)
2019年3月6日11時47分にNHK兵庫から、安全対策を怠っていたとして現場監督らが書類送検されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察が事故の状況を調べた結果、変圧器の下には高圧の電流が流れる送電線があったにもかかわらず、
▽事前に電流を止めず作業を行わせた
▽電気を通さない防護服を着用させるなどの安全対策が取られていなかった
ことが、捜査関係者への取材でわかった。
このため警察は、こうした対策を怠ったことが事故につながったとして、作業を請け負った会社の79歳の男性の現場監督と、その下請け会社の46歳の男性の作業責任者を、5日、業務上過失致死の疑いで書類送検した。
出典
『男性作業員感電死事故で書類送検』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kobe/20190306/2020003254.html
3月6日12時42分に神戸新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
兵庫県警捜査1課と相生署は、6日までに業務上過失致死の疑いで、当時の現場監督だった電気工事会社員の男(79)と作業責任者だった建設会社員の男(46)を書類送検したことが、捜査関係者への取材で分かった。
捜査関係者によると、送検容疑は2017年12月15日午前、上郡町尾長谷の変電所で、建設会社の男性従業員=当時(43)=に変圧器修理工事をさせた際、近くを通る送電線に囲いを設けたり、送電を停止したりする危険防止措置を取らず、従業員を送電線に接触させ、感電死させた疑い。
出典
『変電所で従業員が感電死 現場監督ら書類送検』
https://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/201903/0012121675.shtml
(2019年4月9日 修正2 ;追記)
2019年4月8日21時10分に神戸新聞から、2人は証拠不十分で不起訴になったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
業務上過失致死の疑いで書類送検された男性2人について、神戸地検は8日、いずれも嫌疑不十分で不起訴処分とした。
地検は「捜査を尽くして収集した証拠を検討した結果、起訴には至らないと判断した」とする。
出典
『変電所で感電死 現場監督と作業責任者を不起訴 神戸地検』
https://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/201904/0012224598.shtml
2017年12月15日付で信濃毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
15日午前3時半ごろ、上伊那郡中川村大草の県道松川インター大鹿線滝沢トンネル北西側で斜面が崩れていると、下伊那郡大鹿村役場に連絡があった。
県飯田建設事務所(飯田市)が、高さ約20m、幅約10mにわたって斜面が崩れ、片側1車線の県道がふさがれているのを確認した。
近くでは、リニア中央新幹線関連の工事車両などが利用するトンネルが掘削中で、JR東海と同事務所が工事との関係などを調べている。
同事務所は、午前6時から四徳(しとく)大橋(中川村)~松除(まつよけ)橋(大鹿村)間の約3.4kmを全面通行止めにした。
けが人はいないとしている。
同事務所によると、崩落現場は滝沢トンネル西側の入り口から北西に70~80mほどの斜面。
JR東海広報部によると、四徳大橋付近から今回の崩落現場近くまでの間では、現在、リニア中央新幹線関連の工事車両などが利用するための「四徳渡(しとくわたり)トンネル(仮称)」を、東端に向かって火薬を使って掘り進めている。
工事との関係については、「現在調査中。影響があったかどうかは分からない」としている。
県飯田建設事務所によると、3月にも今回の崩落現場から北西に300mほどの場所で、県道沿いの斜面が30m3ほど崩れた。
JR東海は、その際、工事に起因するものではないとの見方を示した。
同事務所のこれまでの調べでは、今回崩落した土砂量は300m3ほど。
復旧の見通しは立っていない。
一帯は普段から崩落が起きやすい場所とし、「リニア関連工事の影響も含めて、原因を調査中」としている。
出典
『中川 県道で土砂崩落 県などリニア関連影響調査』
http://www.shinmai.co.jp/news/nagano/20171215/KT171215FSI090006000.php
12月16日10時27分に毎日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
直後に車が土砂に突っ込む事故があったが、けが人はなかった。
JR東海によると、崩落現場から約10m離れた地点の地下約15mの場所で、同日午前1時40分ごろ、火薬を使った発破作業が行われた。
トンネル工事で生じる土砂を運ぶ別のトンネルの掘削工事をしていた。
出典
『リニア中央新幹線 工事現場近くで崩落 長野・中川村』
https://mainichi.jp/articles/20171216/k00/00e/040/273000c
12月20日付で信濃毎日新聞からは、リニア工事の発破作業による振動が原因だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
JR東海は19日、飯田市で記者会見し、崩れた斜面下方で進めていたリニア中央新幹線関連のトンネル工事の発破作業などによる振動が原因とみられると明らかにした。
発破回数も含め、工事そのものに問題はなかったが、斜面の状態を外から確認する「目視が足りなかった」とした。
15日午前1時40分ごろ、東側に掘り進めるため発破作業を実施。
作業員が午前3時25分ごろに大きな音を聞き、外に出て土砂崩落を確認したという。
会見したJR東海中央新幹線建設部名古屋建設部の古谷担当部長は、斜面が崩れた場所は発破を行った直上ではなく、掘削してきた方向に10mほどずれていたと説明。
ただ、前日から4回ほど発破を行っており、「振動が繰り返されて土砂崩落が発生したとみられる」とした。
一方、掘削場所が県道と接する坑口から約13mだったため、「使った火薬の量は通常より少なくしていた」と説明。
工事そのものに問題はなかったとの認識を示し、工事を19日夜に機械掘削で再開し、年内にも貫通させるとした。
会見では、現場付近で全面通行止めになっている県道松川インター大鹿線の復旧についても説明。
県道上に崩落した土砂の撤去や防護ネットの設置などを行い、早ければ来年1月末から2月上旬ごろには片側交互通行を可能にしたいとした。
出典
『中川の崩落 リニア関連工事原因 JR「振動で発生」』
http://www.shinmai.co.jp/news/nagano/20171220/KT171219FTI090021000.php
2017年12月14日20時13分にNHK東北から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
国内で働く外国人留学生が急増する中、去年6月、名取市の食品工場でアルバイトの外国人留学生が機械に挟まれ腕を切断する事故があり、労基署は、安全対策を怠っていたとして、工場を運営する法人と当時の工場長を書類送検した。
書類送検されたのは、千葉市に本社を置く食品加工会社「Fフーズ」と、名取市にある仙台工場の40歳の当時の工場長。
仙台労基署によると、この工場では去年6月、当時19歳だったアルバイトの女性のネパール人留学生が総菜用の肉を加工する機械を掃除していたところ、右腕を巻き込まれ切断する事故が起きたという。
その後、労基署が事故の原因を調べていたが、この工場では、留学生のアルバイトが機械を安全に使えるよう教育するなどの対策を怠っていたことがわかったという。
このため労基署は、工場を運営する「Fフーズ」と当時の工場長を,労安法違反の疑いで書類送検した。
法人と当時の工場長が書類送検されたことについて「Fフーズ」は、「厳粛に受け止め、安全管理態勢の改善に努めて参ります」と話している。
宮城県内で働く外国人留学生は、去年10月末時点で2400人あまりと、3年間で2倍近くに急増し、これに伴い労働災害も相次いでいて、安全対策が大きな課題になっている。
宮城労働局によると、県内で働く外国人労働者は去年10月末時点で7800人あまりと、統計を取り始めて以降、最も多くなっている。
在留資格別にみると、留学生のアルバイトが2429人と最も多く、全体の3分の1を占め、次いで技能実習生が2234人となっている。
業種別にみると、「製造業」が2919人と最も多く、次いで「教育・学習支援業」が918人、「宿泊業・飲食サービス業」が745人となっている。
労働局によると、県内の外国人労働者は、沿岸部の人手不足もあって、震災後、急増していて、法令違反など働く環境に問題がないか、企業の指導を徹底していくことにしている。
出典
『労災で腕切断 法人など書類送検』
https://www3.nhk.or.jp/tohoku-news/20171214/3578621.html
12月15日8時20分にYAHOOニュース(東北放送)からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
肉の加工用の機械を洗っていた際に巻き込まれた。
女子留学生はコンセントを抜いてから機械を洗わなければならないことを知らなかったということで、Fフーズと当時の工場長は、採用時に義務付けられている安全教育などを行わなかった疑いが持たれている。
書類送検についてFフーズは、「厳粛に受け止めている。母国語での安全教育などを行い、再発防止に全力で取り組んでいく」とコメントしている。
出典
『留学生大けが 会社と工場長を書類送検』
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171215-00000003-tbcv-l04
12月15日12時59分にNHK東北からは、宮城県内の留学生の労災実態について、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
名取市の食品工場で働いていた外国人留学生の労災事故をうけて、宮城労働局が過去5年間の労災を調べたところ、留学生が巻き込まれる事故が県内で21件起きていたことがわかった。
労働局は、留学生の安全対策について、企業への指導を強めることにしている。
名取市の食品工場では、去年、アルバイトの留学生が肉を加工する機械に腕を巻き込まれ切断する事故が起き、当時の工場長らが安全対策を怠ったとして、14日、書類送検された。
これをうけて宮城労働局は、過去5年間に県内で起きた外国人労働者の労災事故を分析した。
その結果、この5年間で外国人労働者の労災は95件発生していて、このうち外国人留学生のアルバイトが21件に上ることがわかった。
業種別では、貨物運送業が10件と最も多く、次いで食品製造業が6件、飲食店が3件などとなっている。
県内で働く外国人留学生は去年10月末時点で2400人あまりと、3年間で2倍近くに急増し、これに伴い労災も相次いでいて、安全対策が大きな課題になっている。
宮城労働局は、留学生アルバイトへの安全対策が十分に行われないまま働かせている企業があるのではないかとみて、指導を強めていくことにしている。
出典
『留学生の労災21件 指導強化へ』
https://www3.nhk.or.jp/tohoku-news/20171215/3619971.html
(ブログ者コメント)
「母国語での安全教育などを行い・・・」と報じられている件、安全教育に言葉の壁があったということだろうか?
2017年12月14日19時22分にYAHOOニュース(びわ湖放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
今年5月、県の埋蔵文化財センターで火事があり、保存していた平安時代の出土品が消失した問題で、火事の原因は水しか入れてはいけない電気機器に、オイル成分である水溶液を入れたためだとわかった。
大津市にある滋賀県埋蔵文化財センターで、5月9日、文化財を保存処理するための電気機器が発火し、中に入れていた平安時代の木製品35点が消失した。
県教委によると、消防の検証結果で、火が出た原因は、水しか入れてはいけない電気機器の水槽に、職員が誤ってオイル成分であるポリオキシエチレングリコール水溶液を入れたためとわかった。
高濃度になった液体が発火温度に達し、水槽のガラスが割れて火のついた水溶液が流れ出し、周囲に延焼したという。
この機器は、数年ぶりに使用するため、前日に動かしたということだが、水以外の使用は禁止という旨の記載があった。
しかし、普段、この職員が使っていた機器は、直接、この水溶液を入れるタイプのものだったという。
県教委では、再発防止策の徹底と文化財の適正な保存につとめるとしている。
出典
『埋蔵文化財センターの火事 機器に誤ってオイル成分の水溶液/滋賀』
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171214-00010001-bbcbiwakov-l25
12月15日付で朝日新聞滋賀全県版(聞蔵)からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
12月14日17時54分にNHK滋賀からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
大津市の県埋蔵文化財センターで保存処理機器が焼け、塩津港遺跡(長浜市)から出土した木製品35点が焼けた火災で、県教委は14日、職員が油成分の入った液体を誤って機器に入れたことによる人為ミスが原因だったと発表した。
県教委文化財保護課によると、火災は5月9日午前6時半ごろ、センター1階の整理室で起きた。
使用中の機器(高さ約30cm、幅約60cm、奥行き約40cm)から出火し、保存処理をしていた刀形代(かたなかたしろ)と呼ばれる祭りの道具や鞘など、平安時代の貴重な史料35点が焼けた。
いずれも、2012年度に塩津港遺跡から出土したものだった。
機器は、出土品を加熱処理して変形しないようにする電気恒温水槽。
本来は、油成分のある水溶液と出土品が入ったケースを水だけの水槽に入れて加熱処理するが、センターを管理する県文化財保護協会の職員が、誤って油成分の入った水溶液を水槽に入れたという。
水分が蒸発し、高濃度になった液体が発火したという。
出典
『文化財焼失は職員のミスが原因』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/otsu/2063602231.html
※事故当時の報道は、下記参照。
(2017年05月09日 12時10分 京都新聞)
9日午前7時15分ごろ、大津市瀬田南大萱町の滋賀県埋蔵文化財センター1階整理室から出火、室内にあった機器や、平安時代の遺跡から出土した木製文化財35点などが焼けた。
けが人はなかった。
警察や県教委文化財保護課によると、出土した木片などを保存処理する「含浸槽(がんしんそう)」と呼ばれる機器の配線や床が燃えていた。
焼けた文化財は、機器の中に入っていた。
長浜市の塩津港遺跡で2012年度に出土した祭祀用とみられる木製品で、腰刀の鞘14点や耳かき19点、刀形の板2点。
いずれも文化財指定はされていない。
同課によると、機器は、木製品が乾燥しても形が崩れないよう加熱しながら樹脂を浸透させるためのもので、4月18日から木製品を入れ処理中だったという。
焼けた機器は長い間使っていなかったが、使用する際、外部業者に点検してもらう作業を怠っていたという。
同課は、何らかの原因で樹脂が想定温度より高温になって発火したとみている。
センター所長を兼務する同課の猪田管理監は、「貴重な文化財を焼失してしまい、大変申し訳ない。機器の保守点検を徹底するとともに原因を究明し、必要な対策を講じる」としている。
出典
『平安期の文化財35点焼失 滋賀県埋文センターで火災』
http://www.kyoto-np.co.jp/shiga/article/20170509000068
(5月10日3時0分 朝日新聞)
焼けた機器は1983年にセンターが取得した電気機器で、数10年ぶりに使った。
8日に35点の加熱処理を始め、夜間は無人の状態で通電していたという。
出典
『滋賀)県埋文センターで火災、塩津港遺跡の出土品焼失』
http://www.asahi.com/articles/ASK5942L9K59PTJB00B.html
2017年12月14日17時50分に神戸新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
14日午前11時ごろ、神戸製鋼所加古川製鉄所(兵庫県加古川市)で、高炉で作業をしていた社員2人が病院に運ばれた。一酸化炭素中毒による症状とみられる。
30歳の男性と28歳の男性がともに軽症。
警察によると、2人は高炉でコークスや鉄鉱石などで鋼を造る作業をしていた。
配管が詰まったため取り除こうとしたところ、30歳の男性が倒れ、28歳の男性が近くにいた同僚に知らせたという。
警察は、何らかの原因で一酸化炭素濃度が上昇したとみて、業務上過失傷害の疑いで調べている。
2人とも、一酸化炭素の吸入を防ぐマスクはしていなかったという。
同社は、「設備に異常はなく、手順に誤りがなかったか調査する」としている。
出典
『神鋼加古川製鉄所で一酸化炭素中毒か 2人軽症』
https://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/201712/0010817572.shtml
2017年12月16日13時47分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
12月16日15時30分に産経新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
茨城県古河市下大野の鉄工卸売会社「C鋼材」古河工場で、14日午前10時55分ごろ、アルバイトの少女(15)が屋根から約13m下のコンクリート床に落ち、搬送先の病院で死亡した。
警察によると、少女は、屋根に設置された太陽光パネルを6人で点検、清掃する仕事をしていた。
屋根の上を歩いていたところ、天窓のガラス(金網入りで厚さ約6mm)が割れ、転落した。
C鋼材から点検作業を受注した会社によると、少女は同社の下請け業者に雇われていたという。
警察は、事故原因と安全対策に不備がなかったかについて調べている。
出典
『バイト15歳少女、工場で転落死 太陽光パネルを点検』
http://www.asahi.com/articles/ASKDH4GXLKDHUJHB008.html
『太陽光パネルの点検中、アルバイトの15歳少女が転落死 屋根の天窓割れ工場に落下 茨城・古河』
http://www.sankei.com/affairs/news/171216/afr1712160025-n1.html
12月15日18時8分にテレビ朝日からは、文字情報ではないが、以下のナレーションがあった。
ソーラーパネルを清掃作業中に、次のパネルに移ろうとした際、転落したという。
出典
『バイト中に15歳少女が転落死 太陽光パネル点検作業』
http://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000116765.html
2017年12月13日20時28分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
12月13日18時51分にNHK NEWS WEBからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
東京電力福島第一原発事故の作業で被曝した後に白血病になった40代の東電社員に対し、厚労省は13日、白血病の発症と相当な因果関係があるとして労災を認定したと発表した。
事故対応にあたった作業員が被曝による「がん」で労災が認められたのは4人目。白血病では3人目。
男性は1994年4月から16年2月まで福島第一原発で働き、事故が起きた11年3月~12月には、原子炉格納容器の注水作業や津波被害の確認などの緊急作業に携わった。
被曝線量は計99ミリシーベルトで、うち、事故後に96ミリシーベルトを浴びた。
16年2月に白血病を発症し、富岡労基署(福島県)に労災を申請していた。
厚労省によると、原発作業員などが白血病になった場合、被曝を伴う作業をしていた期間の平均被曝量が年5ミリシーベルト以上で、作業開始から1年超を経て発症していれば労災と認定する基準を設けている。
これまでに、作業員16人が事故による被曝で「がん」を発症したとして労災を申請し、男性を含む4人が認められた。
5人は不支給が決まり、2人は取り下げた。
残る5人は調査中だ。
福島第一原発では事故以降、ことしの5月までに、およそ5万6000人の作業員が収束作業に当たっていて、東電によると、11年度に年5ミリシーベルトを超す被曝をした作業員は1万553人。
徐々に減っているが、16年度でも2860人いた。
同様の労災申請は、今後も増える可能性がある。
出典
『原発事故作業で被曝後白血病 40代東電社員を労災認定』
http://www.asahi.com/articles/ASKDF5HT9KDFULFA01Y.html
『原発事故 注水作業など当たった東電社員 白血病発症で労災認定』
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20171213/k10011257611000.html
2017年12月15日11時15分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
名古屋発東京行きの東海道新幹線「こだま684号」が13日、名古屋駅のホームでドアを開けず、乗客約200人を乗せないまま発車していたことが分かった。
駅員が非常ボタンを押し、ホームまで約20mバックで戻り、客を乗せて再出発したという。
JR東海によると、列車は13日午後8時31分に乗客を乗せないまま発車した。
発車時には、最後尾に乗り込む車掌がドアを開けてから運転士と打ち合わせをし、打ち合わせ後にドアを閉める手順だが、ドアを開けずに打ち合わせをしたため、運転士がドアを開閉済みと勘違いしたのが原因とみられる。
乗客のほか、中間車両に乗り込むはずの車掌2人も乗り損ねた。
出典
『新幹線こだま、200人乗せ忘れ 名古屋駅、後退し戻る』
http://www.asahi.com/articles/ASKDH2F59KDHOIPE001.html
2017年12月13日17時31分にNHK首都圏から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
12月13日16時12分に産経新聞から、12月13日17時28分に毎日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
13日午後2時前、東京・中央区の東京メトロ丸ノ内線の銀座駅の改札口付近で、駅の利用客の20代の男性が持っていた携帯電話を充電するためのバッテリーが破裂音とともに破裂して、火が出た。
警察などによると、駅員が消火器を使って火をすぐに消し止めたということで、けが人はいなかった。
駅の構内には消火器の粉末が飛び散って、一時、騒然となったが、東京メトロによると、地下鉄の運行に影響はなかったという。
当時、男性はバッテリーをかばんの中に入れて改札付近を歩いていて、充電はしていなかったという。
警察などは、バッテリーが何らかの原因で発熱して火が出た可能性があるとみて、詳しい状況を調べている。
出典
『銀座駅で携帯充電バッテリー出火』
https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20171213/0004879.html
『銀座駅で破裂音、モバイルバッテリーが発火 けが人なし』
http://www.sankei.com/affairs/news/171213/afr1712130040-n1.html
『銀座駅で発煙、一時騒然 携帯の充電器燃える』
https://mainichi.jp/articles/20171214/k00/00m/040/009000c
2017年12月13日17時38分にNHK兵庫から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
12月13日19時30分に日テレNEWS24からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
13日午後0時半ごろ、神戸市東灘区魚崎西町の岸壁で、通りかかった人から「タンクローリーが海に転落した」と警察に通報があった。
警察と消防が駆けつけたところ、前の部分が海に沈んだ状態のタンクローリーが見つかり、車内から見つかった大阪・西淀川区の運転手(男性、68歳)が死亡した。
警察によると、現場近くの防犯カメラには、海から20mほど離れた場所に止まっていたタンクローリーがゆっくりと前に進み、岸壁から転落する様子が映っていたという。
現場は海に向かって緩やかな傾斜になっていて、男性は近くのタンクから食用油を積み込む作業をしたあと、後部座席で休憩中だったとみられるという。
警察は、サイドブレーキの引き忘れが転落の原因ではないかとみて調べている。
出典
『タンクローリー海に転落1人死亡』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/kobe/2023560591.html
『タンクローリー海に転落、運転手死亡 神戸』
http://www.news24.jp/articles/2017/12/13/07380434.html
(ブログ者コメント)
報道された写真などによれば、ローリーは右側後部のタイヤ1本が岸壁の車止めに引っ掛かる形で宙づりとなっていた。
運転席は水没状態。
2017年12月13日19時0分にNHK静岡から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
13日午後0時20分ごろ、川根本町犬間の長島ダムで、「転落してけがをした人がいる」とダムの管理所から消防に通報があった。
警察や消防によると、国交省中部地方整備局長島ダム管理所の管理係長、Nさん(男性、53歳)が、管理所の近くの施設から約30m下の水面に転落した。
Nさんは、ほかの作業員によって救助されたが、頭を強く打ち、駆けつけた医師によって死亡が確認されたという。
警察によると、Nさんは、ほかの作業員など数人と一緒に、ダム湖の水質調査やパトロールに使う船を格納する施設で故障した船を交換する作業中に、誤って転落したとみられるという。
国交省中部地方整備局によると、長島ダムは大井川の上流にあり、高さが109m、長さが308mある。
警察は、関係者から話を聞くなどして、当時の状況や転落した原因などを調べている。
出典
『長島ダムに国交省職員が転落死亡』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/shizuoka/3033565291.html
2017年12月13日10時57分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
13日午前1時15分ごろ、群馬県渋川市赤城町勝保沢の関越自動車道上り線で、大型トラックが落ちていたタイヤに乗り上げて中央分離帯に衝突し、積み荷の水酸化ナトリウムが入ったポリタンク約500個が上下線に散乱した。
けが人はなかった。
県警高速隊によると、落ちていたタイヤは、この事故の直前、乗用車に追突された別のトラックから外れたスペアタイヤだったとみられる。
散乱したポリタンクの撤去などのため、渋川伊香保インターチェンジ(IC)~赤城IC間などで上下線が約8時間通行止めになった。
出典
『関越道事故でポリタンク散乱 トラック衝突、群馬・渋川』
http://www.sankei.com/affairs/news/171213/afr1712130005-n1.html
12月13日14時47分に毎日新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
13日午前1時15分ごろ、群馬県渋川市赤城町勝保沢の関越自動車道上り線で、車やトラック計5台が絡む事故があり、このうち1台の大型トラックに積まれていたポリタンクに入っていた劇物の水酸化ナトリウムが上下線の約300mにわたって路上に漏れた。
事故による死傷者はいなかったが、下り線の車から降りてタンクを片付けようとしていた通行中の男性(32)が水酸化ナトリウムに触れて手足に軽傷を負った。
警察によると、走行車線を走っていた乗用車が大型トラックに追突し、大型トラックの底部からスペアタイヤが落下。
後続の別の大型トラックが、このタイヤを避けようとして中央分離帯に衝突し、荷台が破損。
荷台に積まれていた水酸化ナトリウム入りのポリタンク約500個のほぼすべてが路上に落下し、ポリタンクに後続の別の乗用車と大型トラックの計2台が次々とぶつかった。
出典
『関越道 車5台絡む事故 路上に劇物流出、1人けが 群馬』
https://mainichi.jp/articles/20171213/k00/00e/040/264000c
(2018年1月6日 修正1 ;追記)
2018年1月5日12時15分に産経新聞から、追突した乗用車の運転手から覚せい剤反応が出たという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
群馬県警高速隊は4日、道交法違反(危険防止措置義務・事故不申告)の疑いで、前橋市高井町のとび職、Y被告(32)=覚せい剤取締法違反(使用)の罪で起訴=を逮捕した。
容疑を認め、「事故でパニックになって逃げた」などと供述している。
Y容疑者は、乗用車を運転しトラックに追突した後、車両を放置したまま逃走していた。
同日午前6時ごろ、知人に付き添われて渋川署に出頭。
同署で任意の尿検査を行ったところ、覚醒剤の陽性反応が出たため、覚せい剤取締法違反の疑いで逮捕された。
出典
『劇物散乱の多重事故 逃走の男を逮捕 県警高速隊』
http://www.sankei.com/affairs/news/180105/afr1801050012-n1.html
2017年12月12日17時31分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
各地の運輸支局で車検場を運営する自動車技術総合機構は12日、全国17検査場で検査機器の判定基準値の設定を誤ったまま、平成26年10月~29年11月に乗用車やトラック、バイクなど約10万3000台を検査していたと発表した。
軽自動車検査協会も同日、愛知県豊橋市の検査場で26年9月~29年9月に誤った基準値で軽自動車約4万5000台を検査したと発表した。
過去の統計から、誤って適合と判定した台数を、機構は約6000台、協会は約230台と推定。
前照灯試験機などで、納入時から設定を誤るなどしていたという。
対象車両の使用者にはダイレクトメールを送り、無料の確認検査を実施する。
機構と協会は、「車両の安全は直ちに損なわれない」などとしているが、本来よりハイビームが下向きになっていたり、横滑りしやすい状態になっていたりする可能性などがある。
出典
『誤基準値で計14万8千台検査 6千台超が車検不適合恐れ』
http://www.sankei.com/affairs/news/171212/afr1712120047-n1.html
12月12日18時27分に共同通信からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
不具合のあったヘッドライトの向きやブレーキの制動力を調べる機器を使って検査し、自動車約10万3000台を適合と判定していた。
メーカーから機器を納入した時点でプログラムに不備があった他、修理した際に設定ミスがあった。
出典
『自動車6千台に検査ミス恐れ 無償で再検査呼び掛け』
https://this.kiji.is/313246194111366241?c=39546741839462401
以下は、12月12日付の自動車技術総合機構プレスリリース。
https://www.naltec.go.jp/topics/fkoifn0000005s79-att/fkoifn0000005s8g.pdf
以下は、12月22日付の軽自動車検査協会プレスリリース。
https://www.keikenkyo.or.jp/notice/2016/attached/0000014947.pdf
今年3月には、本事案に関するものだと思われるが、以下の記事もネット配信されていた。
(2017年3月3日20時16分 毎日新聞)
自動車の車検でブレーキの強さを検査する機器の基準値が誤って低く設定され、2014年1月以降だけで、全国で約158万台が車検に合格していたことが分かった。
国はこのうち、実際にブレーキが基準を満たさないのは2万1400台程度と推定。
誤った設定値でも一定の安全を保つレベルのため、ただちに問題はないとしているが、希望者には無料で再検査を受け付ける。
出典
『車検ミス ブレーキ誤設定 全国158万台が再検査対象』
https://mainichi.jp/articles/20170304/k00/00m/040/079000c
2017年12月12日17時21分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
政府は、最大で5km離れた場所でもサリン、VXなどの有毒ガスを特定できる検知器を、国内で初めて導入する方針だ。
2020年東京五輪・パラリンピックに向けたテロ対策の一環。
18年度予算案に1台分の購入費用を盛り込み、総務省消防庁が首都圏の消防本部に配備する。
将来的には、配備先を全国20の政令指定都市に広げることも検討する。
現在は、携行型の検知器が各都道府県に少なくとも1台配備されている。
ただ、有毒ガスが発生した場所に消防隊員が近づく必要があり、二次被害の恐れがあった。
新たな検知器を使えば、安全を確保しながら分析が可能になる。
検知器は海外製で、1台約6000万円。
特殊な赤外線カメラを使って数秒以内にガスの成分を検出し、登録されている約50種類と照合して特定、汚染範囲が画面に表示される。
テロのほか、工業地帯での有毒物質の監視にも役立つという。
出典
『毒ガス5キロ先まで検知 政府が東京五輪へテロ対策強化で新機材導入へ』
http://www.sankei.com/affairs/news/171212/afr1712120045-n1.html
2017年12月12日16時21分に山陽新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
酒を実際に飲み、体内に残るアルコール量や運転に及ぼす影響を調べる・・・。
こんな実験が9日、岡山市で行われた。
被験者は男性22人。
飲酒後の検査結果によると、6時間経過しても、酒気帯び運転の摘発基準となる呼気1リットル中0.15mg以上のアルコールが検出された。
忘年会シーズンを迎え、専門家は、飲酒翌日の“残存アルコール”への注意を呼び掛けている。
交通関連機器製造会社のマイクロメイト岡山(岡山市北区)に地域住民や岡山操山ライオンズクラブの会員らが集まり、午前10時45分、実験をスタートさせた。
90分間飲み放題で、同じ量のアルコールが入った飲み物(ビール500mℓ、焼酎110mℓなど)を飲み干すごとに、お代わりを受け取るルール。
いつ、何を飲んだかを書き留め、アルコール摂取量を確認する仕組みだ。
飲酒終了時刻の午後0時15分、被験者1人当たりの飲酒量はビール2~5杯分。
最初の呼気検査では、アルコールが呼気1リットル中0.15mg以下の人はゼロ.
終了2時間後になっても、17人が0.15mgを上回っていた。
会場には、この間、車の模擬運転席が用意され、画面に表示される合図に従い、ハンドルやブレーキを操作する試験が行われたが、被験者の反応は一様に鈍い。
飲酒から4時間。ビールとハイボールを2杯ずつ飲んだ男性(38)は数値が0.08mgまで低下し、「(アルコールが)抜ける時間は想像通り」。
一方、焼酎水割り4杯を飲んだ男性(43)は0.38mgと、なかなか下がらず、「これほど残っているなんてびっくり」。
6時間後の最終検査で基準値オーバーは2人だったほか、1人が0.1mgだった。
ビールと日本酒を計4杯飲み、0.15mgとなった男性(73)は、「数値と自分の感覚の間に大きな差があった。お酒と上手に付き合いながら安全運転を心掛けたい」と話した。
実験結果の分析を担う川崎医療福祉大の金光義弘名誉教授(交通心理学)は、「6時間経過しても、アルコールが体内に残っている人は確実にいることが実証された」と強調。
「『夜に酒を飲み過ぎると、翌朝、車に乗ってはならない』という自己抑制を働かせてほしい」と訴えている。
実験は、福岡市で飲酒運転の車に追突されて幼児3人が死亡した事故を受け、マイクロメイト岡山などが2006年から毎年実施。
結果は、翌年の交通心理学会で発表している。
出典
『アルコールいつまで残るか実験 岡山で22人、6時間後も検出』
http://www.sanyonews.jp/article/640061/1/
(ブログ者コメント)
〇HPによれば、「マイクロメイト岡山」は交通安全教育関連機器の販売及び研究・開発や交通安全教育コンサルティングなどを行っている会社。
今回報道された実験は、交通教育ソリューション事業の一環として行われている模様。
http://www.mmo-co.com/sd/index.html
〇飲酒後に体内からアルコールが抜けるまでの時間については、過去に本ブログでも紹介スミ。
2017年10月10日掲載
『2017年10月3日報道 アルコールの摂取量と消失までの時間はほぼ比例、体重60㎏の成人男性だと日本酒1合で3~4時間が目安、警察庁は深酒翌日の運転は控えるよう注意喚起 (修正1)』
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/7656/
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その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。