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2017年8月10日17時27分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
サッカーゴールは中学生1人でも簡単に倒れることが、研究者らによる実験でわかった。
クロスバーにぶら下がって揺れることで、転倒する力が生じる。
ゴールの転倒事故防止に向け、「絶対にぶらさがらないで」と呼びかけている。
実験をしたのは産業技術総合研究所や弁護士らで作るグループ。
27日に早稲田大学(東京都新宿区)で開かれる、学校事故の防止をテーマにしたシンポジウムで実験結果を発表する。
実験では、アルミ製のサッカーゴール(約100kg)をロープで引っ張り、倒れるのに必要な力を繰り返し計測。
重りなどで固定されていない場合、最小約25kg重で倒れた。
一方、中学生の男女10人(体重38~55kg)がゴールに見立てた装置に1人ずつぶら下がり、振り子のように体を揺らして水平方向にかかる力も測定。
平均約29kg重になり、ゴールの転倒に必要な力を上回った。
このグループが日本スポーツ振興センターの2014年度の記録を分析すると、サッカーゴールの転倒による負傷事故は29件だった。
ゴールと地面に挟まれた場合の衝撃力は、頭蓋骨が骨折する値の約3.9~5.4倍になるという。
突風で倒れる可能性もあり、重りなどでゴールを固定する対策を求めている。
シンポジウムは27日午後1時半から。
サッカーゴール転倒のほか、組み体操やムカデ競走の事故から子どもを守る方法について、学校現場で生かせる対策を提言する。
出典
『ゴール転倒、ぶら下がり1人でも 頭蓋骨折5倍の衝撃』
http://www.asahi.com/articles/ASK8941R8K89UTFL00C.html
(ブログ者コメント)
ぶら下ったりしてサッカーのゴールが倒れた事故は、本ブログでも過去に何件か紹介スミ。
2017年8月10日10時35分にNHK福井から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
8月9日20時5分にNHK福井からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
深夜から早朝の車の通行をスムーズにする「黄色の点滅信号」が運用された福井市の県道で歩行者がはねられる事故が2件相次いだことを受けて、9日夜からそれぞれの現場で点滅信号をやめるなど、運用が見直された。
「黄色の点滅信号」は、深夜から早朝の車の通行をスムーズにするもので、車はスピードを落とすなど、まわりの交通に注意して進むことができる。
しかし、ことし5月、福井市花堂南の県道で点滅信号にかわっていた深夜11時半ごろ、横断歩道を渡っていた72歳の男性が軽ワゴン車にはねられ死亡した。
さらに、7月30日の午前0時すぎ、点滅信号が運用された福井市江端町の県道の交差点でも、54歳の男性がはねられ大けがをした。
このため県警察本部は、歩行者の安全を守る必要があるとして、この2か所の信号の運用を9日夜から見直した。
死亡事故が起きた福井市花堂南の信号は、近くにある福井鉄道の「ベル前駅」の終電の時間に合わせて、点滅信号にかわる時間が午後9時から午前0時にかわり、時間が短縮された。
また、7月に事故が起きた福井市江端町の信号は、近くにコンビニエンスストアがあり、歩行者が比較的多いことから、点滅信号をやめて24時間、通常の信号が運用されることになった。
近くに住む70代の女性は、「点滅信号だと道路を渡るのが危険だと思っていたので、赤信号で車が止まると安心です」と話していた。
県警察本部交通規制課は、「福井市幾久町から今市町の間のフェニックス通りで夜間の車と歩行者の交通量などを調べた結果を踏まえて、歩行者の安全を守るために運用の見直しを行うことを決めた」と話している。
一方、調査を行った区間にあるほかの8か所の点滅信号については、今のまま運用を続けることにしている。
「黄色の点滅信号」をめぐっては、事故の危険性が高いとして、秋田県などでも運用を見直す動きが出ている。
出典
『「黄色の点滅信号」運用を見直し』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/fukui/3055922391.html
『黄色点滅信号見直しへ』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/fukui/3055922511.html
(ブログ者コメント)
以下は過去に掲載した関連記事。
2017年7月21日掲載
2017年7月13日報道 秋田県警は交差点の夜間早朝点滅信号が事故を助長している側面があるとして、危険性が高いとみられる20交差点で点滅運用を見直す、同様な動きは他県でも
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/7370/
(2018年6月1日 修正1 ;追記)
2018年5月31日付で中日新聞福井版から、その後も12カ所で運用が見直されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)
夜間に黄色点滅する信号について、県警が昨年10月以降、12カ所で、黄色点滅をやめたり実施時間を短縮するなど、運用を変更していたことが分かった。
12カ所のうち、越前町役場近くの「役場東」「西田中」、福井市の「今村」「主計中」では、交通量が多いなどとして、夜間も赤青黄3色による運用とした。
近くに大型スーパーができた福井市の「大願寺陸橋西詰」では、午後10時~午前6時だった実施時間帯を、午後11時~午前6時に短縮。
他にも、越前町の「朝日」「西田中西」「六番街」「西田中一丁目」「気比庄」、鯖江市の「北中山分遣所東」「北中山分遣所西」の各信号でも短縮された。
黄色点滅信号を巡っては、同市の県道(通称・フェニックス通り)で昨年5月に70代男性が死亡。
7月には50代男性が重体となるなど、歩行者がはねられる事故が連続して発生。
地元の老人会が、押しボタン式信号への変更を求める提案書を提出した。
一方で、黄色点滅が原因で事故が多発しているとする統計や調査はなく、県警は「黄色点滅の信号交差点で事故が多発している状況は、県内では現在ないと認識している」との立場。
福井市中心部のフェニックス通りの約7kmで、黄色点滅信号交差点の人身事故は過去5年で5件と、必ずしも多くはない。
黄色点滅には、通行量が少ない夜間に車の通行をスムーズにする利点があり、3色運用にしても、待ち切れない歩行者が信号無視をすれば、事故は増えかねない。
県警交通規制課は、平時から交通調査や要望を踏まえて「安全と円滑」を見極めながら信号の運用を調整しており、同課の担当者は、「交通実態は常に変わるので、適宜、対応していきたい」と話している。
出典
『夜の黄色点滅縮小 昨秋以降、県内12カ所』
http://www.chunichi.co.jp/kenmin-fukui/article/kenmin-news/CK2018053102000236.html
5月30日15時28分にNHK福井からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
去年の5月と7月に、黄色の点滅信号が運用された福井市の県道で歩行者がはねられる事故が2件相次ぎ、警察は、いずれの現場でも運用を見直した。
県警察本部は、その後も検討を進めた結果、「歩行者の安全を守る必要がある」として、点滅信号の運用をやめたり運用時間を短縮したりして、あわせて12か所で見直しを進めたことがわかった。
このうち、越前町西田中にある国道417号線の「越前町役場東」の交差点では、午後9時から午前6時半まで「点滅信号」が運用されていたが、車のスピードが速く、安全に道路を横断できないという地域住民からの声が警察に寄せられた。
このため警察は、実際の交通量を調べたうえで、ことし3月から24時間、通常の信号を運用している。
また、福井市大願寺の国道416号線では、去年、スーパーがオープンし交通量が増えたとして、今月25日からスーパーの営業終了に合わせて、点滅信号の開始時間を午後10時から午後11時に遅らせた。
県警察本部交通規制課の池田次席は、「道路環境は刻々と変化していくので、地域住民の意見を受けとめ、今後も必要に応じて見直したい」と話している。
出典
『黄色の点滅信号12か所で見直し』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/fukui/3055000231.html
2017年8月11日13時8分にNHK鳥取から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
10日午後4時50分ごろ、鳥取市湖山町の鉄工所で会社員の男性(53)がクレーンから転落しているのを別の作業員が見つけ、消防に通報した。
男性は市内の病院に運ばれたが、およそ2時間後に死亡した。
警察によると、男性は壁に取り付けられた高さ8mのクレーンの上に乗って1人で清掃作業を行っていたという。
警察は、作業の安全管理などに問題がなかったか、事故の状況を詳しく調べることにしている。
出典
『クレーンから落下し男性死亡』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/tottori/4045984101.html
2017年8月11日12時58分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
10日午前11時半頃、神奈川県鎌倉市大船と横浜市栄区の市境にある砂押川で「コイが大量に死んでいる」と、通行人から大船署などに通報があった。
同署員らが川の水質を調べたところ、水素イオン指数(pH)が急上昇しており、コイ約90匹が死んでいた。
横浜市の発表などによると、JR大船駅エリアで5月から実施している再開発事業の工事現場から、排水が川に流入したことが原因とみられる。
工事現場では、コンクリートの粉塵を抑えるため散水を続けていたが、川に向かって傾斜になっている場所から粉塵を含んだ水が、何らかの原因で川に流れていったという。
発覚直後、排水漏れを防ぐ土のうを積むなどしたところ、川の水質が元に戻った。
コンクリートが水に溶けて水素イオン指数が上昇したとみられる。
工事を請け負っていた大船駅北第2地区市街地再開発組合事務局は、「被害の拡大防止に努め、原因を究明したい」と述べた。
コイの突然の大量死に地元住民たちは動揺した。
川の近くに住む主婦(72)は買い物帰り、川の水が白く濁り苦しそうにはねるコイの姿を見かけて、異変に気付いたという。
すぐに鎌倉市役所に連絡し、また川に戻ったが、すでに大量のコイが死んでいたといい、「この川にはコイやカモといった生き物がいて、見ていて和んでいた。本当にかわいそう」と落胆していた。
出典
『排水流入か、川のコイ大量死…pH急上昇』
http://www.yomiuri.co.jp/national/20170810-OYT1T50110.html
8月11日2時0分に神奈川新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
大船駅北第二地区市街地再開発組合は10日、JR大船駅笠間口近くの解体工事現場から粉じんを含む排水が砂押川に流入し、コイ約90匹が死んだと発表した。
同組合によると、流入は、同日午前11時半ごろに「コイが死んでいる」と連絡があって判明。
解体工事現場(横浜市栄区笠間2丁目)付近から柏尾川までの約500mにわたってコイが死んでいた。
死骸は同組合が回収した。
工事現場では、粉じんを抑えるために水をまき、沈殿槽で汚泥と水を分離して処理していたが、まいた水の一部が何らかの理由で排水溝を通って隣接する砂押川に流れ込んだとみられる。
通報を受け、同組合は工事を停止、土のうで排水の流入を止めた。
同組合では、早期に原因を究明して対策を講じるとしている。
出典
『川に排水流入、コイ90匹死ぬ JR大船駅近くの工事現場から』
http://www.kanaloco.jp/article/270397
8月10日18時49分にNHK神奈川からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
10日午前11時半ごろ、横浜市と鎌倉市の境を流れる砂押川で「コイが大量に死んでいる」と、通りかかった人から通報があった。
これをうけ、横浜市や鎌倉市の担当者が現場を訪れたところ、500mにわたっておよそ90匹のコイが死んでいるのが確認されたという。
周辺の水が濁っていたため、市が水質調査を行った結果、基準値を超えるアルカリ性が検出されたことから、上流の横浜市栄区のビルの解体工事現場から出る排水を調べたところ、さらに強いアルカリ性が確認された。
このため横浜市などでは、この排水が川に流れ込んだことが原因の可能性があるとみて、確認を進めるとともに、工事現場の排水溝をふさぐなどして対応を急いでいる。
出典
『コイ大量死 解体工事排水原因か』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/yokohama/1055959001.html
(ブログ者コメント)
コンクリート成分の混じった高アルカリ性の排水が川に流れ込み魚が死んだ事例は、過去に何件か本ブログでも紹介している。
2017年8月9日14時44分にNHK青森から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
先月7日、六ヶ所村にある核燃料サイクル施設「ウラン濃縮工場」で、社員が点検のため非常用のディーゼル発電機の電源を入れたところ、発電機のスイッチなどがある制御盤から火が出て、中の部品と付近の配線の一部が焼けた。
火はすぐに消え、けが人やほかの建物への延焼はなく、放射性物質の漏えいもなかった。
この原因について、運営する日本原燃が調査を進めた結果、非常用発電機の制御盤の中にある部品が劣化していたため、スイッチを切ったあとも制御盤に電流が流れたままになっていたことがわかった。
この非常用発電機を製造したメーカーでは10年から15年程度で部品の交換を推奨しているということだが、日本原燃では28年間にもわたって発電機を交換していなかったという。
これについて日本原燃は、「毎月行っていた定期点検で正常に作動することは確認していたが、今回の事象を踏まえ、交換する時期や点検方法についての検討を進めていきたい」としている。
出典
『出火原因は発電機の部品劣化』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/aomori/6085918581.html
8月10日付で朝日新聞青森全県版(聞蔵)からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
経年劣化によって部品内の樹脂が固着して、コイルの通電状態が続いたことが火災原因という。
(ブログ者コメント)
日本原燃のHPを確認したが、関連記事は掲載されていなかった。
制御盤の中の部品、それも通常使用している機器ではなく、非常時にしか使用しない機器の制御盤の部品となると、そこまで管理するのは難しいということだろうか?
(2017年11月2日 修正1 ;追記)
2017年10月27日付で日本原燃のHPに、以下のプレスリリースが掲載されていた。
本日、原因および再発防止対策を取りまとめましたので、お知らせします。
原因
調査の結果、焼損していた電磁接触器以外のディーゼル発電機本体、制御電源(端子、電圧等)、操作の方法等に異常や問題は確認されませんでした。
電磁接触器については、引外しコイル付近および一部ケーブルの炭化を確認するとともにラッチ機構※1部が正常に動作していないことを確認しました。
電磁接触器を分解調査した結果、ラッチ機構の引外し用のプランジャ※2が固着していたこと、引外しコイルの焼損が著しいことが確認されました。
また、ラッチ機構を取外した状態では開閉動作に異常はなく、主接点を含め、内部の組立や部品の異常、異物のかみこみ等はありませんでした。
このことから、開放指令によって引外しコイルへ通電されたものの、ラッチ機構のプランジャが固着により動かず(ラッチ機構が正常に「OFF」出来ず)、引外しコイルが連続通電状態になって過熱焼損し、最終的に引外しコイル断線に至ったと判断しました。
ラッチ機構のプランジャが固着した原因として、異物の混入がなかったこと、これまでの長期間の使用(製造後28年)において異常がみられず、製品の構造や部品上欠陥ではなかったことから、長期間の使用によるプランジャの樹脂部品の劣化、スライド摩擦の増大により固着が生じたと考えられます。
※1ラッチ機構:接点を保持する機構のこと
※2プランジャ:電磁コイルの構成部品で、コイルの通電に
よって動作する部品
再発防止対策
・ディーゼル発電機盤Aの電磁接触器と同型を使用しているディーゼル発電機B号機の発電機盤について、8月9日に新品と交換し、8月21日に保安規定に基づく施設定期自主検査により健全性を確認しました。
・今後、長期間使用している部品について、メーカ推奨期間を考慮した交換周期を定めるなど、事業者対応方針に基づき点検・交換計画を策定し、管理を行います。
出典
『ウラン濃縮工場 補助建屋(管理区域外)における火災の発生の原因と対策に
ついて』
http://www.jnfl.co.jp/ja/release/press/2017/detail/20171027-1.html
2017年8月10日付で河北新報から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
9日午後4時25分ごろ、宮城県石巻市南光町2丁目の日本製紙石巻工場で、作業中の男性が機械に巻き込まれたと119番があった。
男性は間もなく死亡が確認された。
警察によると、男性は10代後半。
警察は、作業事故の可能性が高いとみて、原因を調べている。
工場によると、男性は同社従業員ではなく、敷地内のボイラーを補修するため足場を組む作業中に転落し、ベルトコンベヤーに巻き込まれたとみられる。
ベルトコンベヤーは石炭の焼却灰の運搬用として使われている。
出典
『作業中の男性機械に巻き込まれ死亡 日本製紙石巻工場』
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201708/20170810_13032.html
8月10日付で仙台放送からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
9日午後、宮城・石巻市の製紙工場で、壁の補修作業をしていた10代後半とみられる男性がベルトコンベヤーに巻き込まれて死亡する事故があった。
警察が身元の特定を急ぐ方針。
事故があったのは、石巻市南光町の日本製紙石巻工場。
9日午後4時半ごろ、「ベルトコンベヤーに人が挟まれている」と、工場の作業員が119番通報した。
救急隊が現場に駆けつけたところ、男性作業員が焼却灰を運搬するベルトコンベヤーに全身を巻き込まれた状態で見つかり、まもなく死亡が確認された。
当時、工場の壁の補修作業をしていた10代後半の別会社の男性社員と、現在連絡が取れていないことから、警察は、死亡したのはこの男性とみて、来週にもDNA鑑定を行って身元の特定を急ぐことにしている。
出典
『ベルトコンベヤーに巻き込まれ死亡』
http://ox-tv.jp/nc/p/search_list.aspx?t=share&d=20170810&no=8
8月11日付で朝日新聞宮崎全版(聞蔵)からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察によると、焼却灰を運ぶコンベヤーの近くで「ドン」という異音が発生。
機械内部を確認したところ、遺体が見つかったという。
2017年8月8日付で朝日新聞滋賀全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
8月8日付の京都新聞紙面にも、同趣旨の記事が掲載されていた。
彦根労基署は7日、引火性の油について危険防止措置を講じなかったとして、彦根市の船舶バルブ用ねじ製造会社「M鋲螺製作所の代表者(73)を労安法違反の疑いで書類送検した。
署によると、3月3日、同市肥田町の工場で、男性従業員(73)が加工前の鉄製ねじと灯油を含む潤滑油を入れたアルミ製容器を石油ストーブにかけたところ、気化した灯油に引火。
男性に燃え移って下半身にやけどを負い、5月10日に死亡した。
代表者は、「ねじを扱う前にねじと潤滑油を一緒に温めていた男性を口頭で注意したが改まらなかった、安全管理が足りなかった」と説明しているという。
2017年8月8日付で毎日新聞愛知版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
8月8日付で朝日新聞名古屋版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
春日井市は7日、同市御幸町の衛生プラント浄化槽汚泥貯留施設で、男性作業員(50)が施設内のマンホールから地下の貯留槽に落ち、肋骨骨折と心的外傷後ストレス障害(PTSD)などを発症したと発表した。
市によると7月10日、市職員が貯留槽から汚泥を引き抜くためのマンホール(直径90cm)のふたを開け、コーンで囲うなどの安全対策をしないまま、その場を離れ別の施設に向かった。
その直後、汚泥回収業者の車がマンホール横に停車し、助手席から降りた作業員がふたが開いているのに気づかず、貯留槽内へ約2.5m転落した。
約5分後、作業員ははしごを登って自力で出てきたが、肋骨4本が折れ、今月初めにPTSDを発症したという。
市は今後、安全対策を徹底して事故防止に努めるとしている。
出典
『マンホール転落、骨折とPTSD 春日井 /愛知』
http://mainichi.jp/articles/20170808/ddl/k23/040/240000c
2017年8月7日18時13分にNHK関西から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
7日午後3時40分ごろ、大阪・大正区の解体工事現場で、10代の男性作業員が強風にあおられ、高さ7mほどの足場から転落し、病院に運ばれた。
大阪市危機管理室によると、男性は19歳で、けがの程度は軽いという。
出典
『強風で作業員が足場から転落』
http://www.nhk.or.jp/kansai-news/20170807/5840392.html
(ブログ者コメント)
当時は台風が接近中。
11時に室戸沖にいて、21時には京都付近に来るという予報だった。
そのような状況だったが、事故現場では風はまだ、それほど強くなかったので作業していた・・・ということだったのだろうか?
『台風5号、近畿上陸へ 大雨や暴風に厳重警戒』
http://www.nnn.co.jp/dainichi/knews/170807/20170807006.html
2017年8月7日18時59分に名古屋テレビから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
8月7日17時50分にCBC Newsから、8月7日13時38分に中日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
7日午後0時半ごろ、熱田区三本松町の焼肉店「M苑」で「爆発が起こって店内が燃えている」と、店の客から119番通報があった。
警察によると、厨房での調理中、ガスコンロのすぐ脇に置かれていたカセットコンロ用のガスボンベが爆発したという。
当時、店は営業中で10人ほどの客がいたが、この爆発で女性店員(31)と男性客(45)が軽いやけどを、別の男性客(31)が飛び散ったガラスなどで手の甲を切る軽いけがをした。
警察は、ガスボンベが加熱され爆発した可能性があるとみて調べている。
現場は、名鉄名古屋本線神宮前駅から東に200mほどの住宅街。
近所の人によると「ドーンと大きな爆発音がして、地震のような揺れがあった。ガラスが道路に散乱していた」という。
出典
『焼肉店でガスボンベが爆発3人軽傷 名古屋・熱田』
https://www.nagoyatv.com/news/?id=170498&p=1
『焼肉店でガス爆発、3人が軽傷です』
http://hicbc.com/news/detail.asp?id=000445E3
『名古屋・熱田の飲食店で爆発、3人けが』
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2017080790133804.html
2017年8月6日17時17分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
千葉県君津市の消防団が、深刻な運営資金不足に陥っている。
これまでは、市が団員の報酬をまとめて消防団分団に支払い、それを運転資金にしてきた。
ところが、給与や税の手続きに使われるマイナンバー制度の導入に合わせて、今年度から団員に直接支払うようにしたためだ。
他の自治体でも同様の事例があり、後継者不足のなか、難しい問題になっている。
昨年12月にあった市消防委員会。
報酬の支払い方法の変更を前に、消防団員らから懸念の声が相次いだ。
ある消防団長は、「活動費がないからといって、団員にお金を出してくれとは言いづらい。団員の意気込みが損なわれるのが一番怖い」。
委員の一人は、「一度、個人口座に入ると、奥さんが握ってしまう。また返すと消防団のイメージが悪くなる。今の時代、こんなことをしていると、団員の後継者が出てこない」と嘆いた。
消防団員は、普段は会社員や自営業者として働きながら、火災時に現場に駆けつける特別職の地方公務員。
君津市のような、農山間部が多く面積の広い市にとっては、なくてはならない存在だ。
43分団883人が、災害の際の河川の点検、安否確認も行っている。
市は昨年度まで、年2万1千円の報酬、年6千円の打ち切りの出動手当を各分団にまとめて拠出していた。
多くの分団がこれをプールして、市から出る運営交付金数万円を加えて運営資金にしてきたという。
現職の消防団長に聞くと、ホースなど備品の修理だけで、昨年は50万円ほどかかった。
出動すれば、冬にはカップラーメン、夏はペットボトル入りの飲み物を配る。
忘年会の補助に使ったこともあるという。
「幹部が自腹を切る場合も多いが、グレーな使い方なのは否めない」としつつ、「報酬が少ない中でこうして運営し、士気を上げてきたのも事実」と、「個人払い」への変更に頭を抱える。
市はこうした実態を踏まえて、1分団当たり一律20万円の補助を含む運営交付金845万円を、6月市議会で可決された一般会計補正予算案に盛り込んだ。
ただ、消防団長は「全然足りない。分団の幹部が自分の報酬などを団に入れる形にするところが多いと聞いている。うちもそうするしかない」とこぼす。
そもそも、消防団員の報酬の扱いや額は、自治体によって異なる。
県の2016年度消防防災年報によると、報酬年額は1万6千円~5万円、火災の出動手当は1回0円~7千円と千差万別だ。
分団に人数分をまとめて渡す自治体がある一方で、独自に運営費を補助する自治体もある。
君津市の近隣では、袖ヶ浦市が昨年から個人渡しにする一方で、分団に年130万円を補助。
木更津市は分団にまとめて渡し、補助はない。
「報酬は分団を通じて個人に渡っているはず」という。
団員のなり手が減る中、団を存続する上で、運営費や報酬の扱いは喫緊の課題になっている。
君津市消防本部の小泉・消防総務課長は、「備品整備などは相談して欲しい」とした上で、財政難に直面する団の運営について「消防団側とも話し合っていきたい」としている。
出典
『マイナンバー導入、消防団ピンチに 報酬をプールできず』
http://www.asahi.com/articles/ASK7J6JQLK7JUDCB028.html
(ブログ者コメント)
団員の方々は訓練や行事などに休日返上で取り組まれていることと思うが、それが年間数万円の報酬だったとは・・・。
それも、ほとんどが運営費に消えている由。
今回の記事を読み、ボランティア精神に頼るだけでは、団の維持管理はますます難しくなりそうな気がした。
2017年8月7日5時54分にテレビ朝日から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
6日午後10時ごろ、練馬区の新青梅街道をワゴン車が走行していたところ、突然、積まれていたプロパンガスのボンベが爆発した。
消防などによると、爆発でワゴン車は全焼し、乗っていた40代の男性2人が軽いやけどをするなどして病院に搬送されたが、命に別状はない。
目撃者:
「この音は経験ない。本当にミサイルみたいな音だったよね」
「揺れました。地震みたいに」
「空が赤くなってて、燃えてる中で何回もバンバンって」
警察によると、信号待ちをしていたワゴン車が発進した際に、何らかの理由で、載せていた8本のボンベのうち数本が爆発したとみられている。
ボンベは、祭りで使った後に持ち帰る途中だったという。
警察が爆発した原因を調べている。
出典
『車に積まれたガスボンベ爆発 2人けが 練馬区』
http://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000107125.html
8月7日1時0分に読売新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
運転席と助手席のいずれも40歳代の男性が全身にやけどを負って病院に搬送された。
いずれも意識はあるという。
警視庁石神井署幹部によると、積んでいたボンベ6本のうち1、2本が爆発したという。
現場は西武新宿線上井草駅の北東約500mの住宅街。
爆発の影響で周辺の住宅の窓ガラスが割れ、近所の男性(33)は「バーンという大きな音がして地面が揺れた。驚いて家から外に出ると、車が炎を上げていた」と話した。
出典
『ワゴン車荷台のガスボンベ爆発…2人全身やけど』
http://www.yomiuri.co.jp/national/20170807-OYT1T50003.html?from=ycont_top_txt
8月7日12時20分にJ-CASTテレビウオッチ(日本テレビ「スッキリ」)からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
6日夜10時すぎ、東京・練馬区の新青梅街道の路上で、プロパンガスのボンベを積んだトラックから出火、ボンベが次々と爆発して静かな住宅街が一時騒然となった。
火は1時間ほどで消し止められたが、一夜明けても原因などは不明のまま。
これもまた、解せないところだ。
近くに住んでいたスタッフが、事故直後からカメラを回したという生々しい映像があった。
これに視聴者の映像もあって、状況はよくわかる。
消防が放水する中、ボンベが一つまたひとつと爆発して、破片が飛び散る。
警察官の「破片が飛ぶから、下がって、下がって」という声も聞こえる。
現場近くでは、爆発の衝撃はものすごく、ビルの窓ガラス、駐車していた車のフロントガラスが割れていた。
民家でもモノが倒れたり、時計が落ちたりしたという。
消火後の現場はまるで爆弾事件さながら、車はバラバラになって原型をとどめず、大きな破片が辺りに散乱していた。
トラックに乗っていた2人は、軽傷を負っただけで済んだらしい。
しかし詳細はわからない。「警視庁が原因を調べています」とだけ。
出典
『東京・練馬の幹線道路で、プロパン・ガスボンベが次々に爆発 原因は不明のまま?』
https://www.j-cast.com/tv/2017/08/07305235.html
(ブログ者コメント)
○テレビ朝日の映像によれば、積まれていたのは8kgまたは10kgボンベだったように見える。
○どの局だったか失念したが、テレビに出ていた識者?が、「LPGが漏れ、空気より重いので床付近にたまっていたのではないか?」といった趣旨のコメントをしていた。
ブログ者も同感。
車内にいた2人が軽傷で済んでいるらしいことから考えると、いきなりボンベが爆発したのではなく、漏れたガスに火が着いて爆発的火災になり、その後、あぶられたボンベが爆発した、ということだったのかもしれない。
2017年8月6日7時45分に産経新聞westから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
5日午前10時50分ごろ、京都市右京区梅津神田町のK染織梅津工場敷地内で、屋根の解体作業中だった同区の会社員の男性(38)が足場の上で倒れているのを別の男性作業員が発見し、119番した。
男性は病院に搬送されたが、約2時間後に死亡が確認された。
警察によると、鉄製の足場には一部むき出しになった電線が接触していたといい、感電した可能性があるとみて調べている。
出典
『解体作業中に感電か 作業員男性が死亡 京都』
http://www.sankei.com/west/news/170806/wst1708060019-n1.html
8月5日23時30分に京都新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
5日午前10時50分ごろ、京都市右京区梅津神田町の染織工場の敷地内で、建物の解体作業をしていた同区嵯峨野、会社員(38)が高さ4.9mの足場の上で倒れているのを別の作業員が見つけ、搬送先で死亡が確認された。
警察によると、会社員はトタン屋根を外す作業中で、近くに電線があったという。
胸や膝にはやけどの痕があり、感電死とみられるという。
出典
『建物解体作業中、感電死か 京都』
http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20170805000137
2017年8月5日18時56分にNHK山形から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
5日午前8時すぎ、米沢市万世町梓山のリサイクル会社、「Hリサイクル」で、ドラム缶を切断する作業をしていたところ、突然ドラム缶が破裂した。
警察や消防によると、この事故で、作業をしていた59歳の男性アルバイト従業員の顔に破裂したドラム缶の上ぶたが当たって鼻の骨を折るなどのケガをし、病院で手当てを受けた。
この男性は、5日朝8時ごろから1人で、会社の敷地内で廃油が入ったドラム缶の上ぶたをガス溶断機を使って切断する作業をしていたという。
当時、会社にはほかに3人の従業員がいたが、けが人はいなかった。
警察と消防は、会社から当時の作業状況を聞くなどして、事故の原因を詳しく調べている。
出典
『工場でドラム缶破裂 1人けが』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/yamagata/6025814831.html
8月6日付の山形新聞紙面には、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
ドラム缶には廃油が残っており、破裂して上ぶたが飛ばされたとみられる。
隣接する建物にいた社長の家族(59)が破裂音に気付いて119番通報した。
2017年8月5日6時21分にNHK首都圏から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
今月3日、東京・中央区の「築地場外市場」で、飲食店などが入った建物から火が出て、火はおよそ15時間後に消し止められたが、周辺の建物なども含め、あわせて7棟、およそ935m2が全焼した。
警察は、建物の1階にあるラーメン店が火元で、厨房のコンロの熱が付近の木製の壁に伝わって出火したとみているが、この壁は火事の前から内側が熱で劣化して炭のような状態になっていたことが、警察への取材で分かった。
警察によると、この店では3日は営業を終えたあと、従業員がコンロを使って仕込みの作業を行い、火を消して店を出たという。
警察は、長年にわたって調理の熱が伝わり、壁が燃えやすい状態になっていたとみて調べている。
一方、東京消防庁によると、今回のように、壁の内側にある木材などの燃えやすい素材に熱が伝わって火が出ることを「伝導過熱」といい、去年、都内で起きた「伝導過熱」が原因の火事は21件で、このうち13件が飲食店だったという。
東京消防庁は、飲食店には火力の強い調理器具が多く設置されているため、壁の構造によっては熱がこもって火が出るおそれがあるとして、調理器具を壁から一定程度離したり、日頃から壁や器具の状態をこまめに点検したりするよう、注意を呼びかけている。
出典
『築地火災 炭化した壁伝わり出火』
http://www.nhk.or.jp/shutoken-news/20170805/5801361.html
8月4日21時25分に朝日新聞からは、模式図付きで下記趣旨の記事がネット配信されていた。
伝導過熱による火災は、一般家庭の台所でも起きることがある。
東京消防庁によると、昨年、管内で伝導過熱が原因で起きた火災は21件。
ほとんどが飲食店や工場だったが、3件は住宅で発生していた。
2007年以降でみると、計62件が住宅で起きている。
諏訪東京理科大学の須川修身教授(火災科学)によると、厨房の壁は下地の木材の上に石膏ボードなどの断熱材を入れ、ステンレスなどを張るのが一般的。
通常なら伝導過熱は起きないが、改築を繰り返して断熱材が省かれている場合などには起きる恐れがあるという。
伝導過熱は、出火まで時間がかかる特徴がある。
須川教授は、「壁裏からの出火はすぐに見えないし、においも届きにくく、火災感知器も反応しづらい」と、その危険性を指摘する。
飲食店で起きたとみられる今回の火災については、「熱が毎日、木材にたまっていき、発火点を超えたのだろう」とみる。
出典
『壁が突然発火…「伝導過熱」家庭でも 築地火災の原因か』
http://digital.asahi.com/articles/ASK8466RRK84UTIL04R.html?rm=244
8月6日付で毎日新聞東京版からは、模式図付きで下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察によると、コンロの周辺の壁にはステンレス製の板が設置されていたが、その裏の木製の壁が激しく焼けていた。
4日実施した実況見分で、以前から壁が炭のような状態だったことが確認されたという。
コンロでは、ずんどう鍋などを使って調理が行われており、その熱が蓄積した可能性が高いとみられる。
ラーメン店の従業員は、火災発生の119番がある約50分前の3日午後4時ごろ、コンロの消火を確認して店を出た。
一方で、隣の店の関係者は「午後3時20分ごろに焦げ臭いにおいがした」と話しており、警察は出火の経緯を確認する。
出典
『東京・築地場外市場の火災 ラーメン店、コンロ熱で壁発火か 「伝導過熱」の可能性』
https://mainichi.jp/articles/20170806/ddm/041/040/171000c
8月4日21時21分に読売新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
火元と断定されたラーメン店は行列が出来る人気店で、3日は午前4時半から午後1時半まで営業。
閉店後の調理場で、男女3人の従業員がスープの仕込み作業をしていた。
壁際のコンロで数時間、ずんどう鍋を火にかけ、4時頃にガスの元栓を閉めて退店した。
出典
『築地火災、火元はラーメン店…コンロの熱が壁に』
http://www.yomiuri.co.jp/national/20170804-OYT1T50074.html
2017年8月4日7時38分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
3日午前10時頃、富山県黒部市宇奈月町の山中で、関西電力黒薙第2発電所に工具などを運んでいたA社(東京都江東区)のヘリコプターから、重さ約700kgの資材(縦・横いずれも約0.8m、高さ約1.1m)が落下した。
けが人は確認されていない。
国の運輸安全委員会は、重大インシデントにあたるとして、4日に現地に調査官2人を派遣する。
委託元の関電の発表によると、現場は富山地鉄・宇奈月温泉駅(黒部市)から約1.5km東の山中。
ヘリがネットでくるんだ資材をワイヤでつるして海抜約1000mの上空を飛行していたところ、操縦士が資材がなくなっていることに気付いた。
A社を巡っては、関電の工事用資材を運んでいた昨年3月に福井県、同8月に奈良県で、それぞれ同様の落下事故を起こしている。
出典
『資材重さ700キロ、ヘリから落下…黒部の山中』
http://www.yomiuri.co.jp/national/20170803-OYT1T50143.html
8月3日18時28分に毎日新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
黒部市宇奈月町の離着陸場から山中の作業場まで、複数回に分け、物資を運んでいる最中だった。
宇奈月駅から東に約1.5km、高さ約1000mを飛行中、つり下げていた工具類の入った網が落ちるのを、搭乗者2人のうち1人が目撃したという。 (共同)
出典
『富山の山中 ヘリから工具類700キロ落下 けが人なし』
https://mainichi.jp/articles/20170804/k00/00m/040/002000c
(ブログ者コメント))
A社ヘリから運搬中の資材が落下した事故を、本ブログでは過去に3件掲載している。
そのうち、福井県美浜町の事例については、事故の調査報告書が公表されたという情報を紹介したばかりだ。
(2017年8月25日 修正1 ;追記)
2017年8月21日22時35分に産経新聞westから、推定事故原因に関し、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
関電は21日、荷物をつり下げたフックのロック不良が原因だった可能性が高いと発表した。
運航会社のA社(東京)が21日、運輸安全委員会に報告した。
両社の合同調査によると、荷物をつり下げるフック部分が開いたため、落下したとみられる。
事故後の調査で、フックのロックが不完全な状態でもフックが開かずに荷物をつり上げられることがあると判明。
作業員が、不十分な状態にもかかわらずロックしたと誤認した可能性があるという。
また、ヘリ本体からロックを制御する電気回路が、接触不良などにより誤って解除の信号を出した可能性もあり、関電は再発防止策として、電気回路の点検内容を変更。
同型のフックの使用を取りやめ、作業員のロックの確認方法を変更して、22日以降、ヘリの運航を再開する。
出典
『ヘリ荷物落下はロック不良原因か 関電、原因特定至らず』
http://www.sankei.com/west/news/170821/wst1708210088-n1.html
(ブログ者コメント)
関西電力HPにA社と連名で、下記趣旨の記事が掲載されていた。
添付されている写真を見ると、合いマークに合致するようにフック窓の中の指示ラインが見えるべきところ、ロック不十分状態では端のほうにずれている。
(2)吊フックの状況
ヘリモッコの落下後に、基地に戻ったヘリコプターの吊フックを確認した結果、吊フックのみであり、フックは隙間なく閉じていたことを目視により確認しました。
また、ヘリコプター搭乗員および地上作業員へ聞き取りを行ったところ、地上作業員の吊フックへの玉掛け作業には問題がなかったこと、およびヘリコプター搭乗員による誤操作(飛行中に誤って吊荷を落下させる操作)はなかったことを確認しました。
(3)同型の吊フックでの検証結果
吊フックのインジケーターの指示ラインがわずかにずれ、ロックが不十分な状態でも荷物を吊り上げることができることを確認しました。
(4)吊フックの電気制御回路の検証結果
電気制御回路の端子部や配線において、接続端子の緩みや断線、異物の接触などにより誤った信号が出され、吊フックのロックが解除されることで、吊荷が落下する可能性があることを確認しました。
2.推定原因
以上の調査結果から、今回の落下原因は、以下の事象のいずれかにより、フックが開放し吊荷が落下したものと推定しました。
○吊フックのインジケーターの指示ラインをロック状態と誤認し、ロックが不十分な状態で運搬した。
○電気制御回路の誤った信号により、吊フックのロックが解除された。
http://www.kepco.co.jp/corporate/pr/2017/0821_1j.html
(2018年9月2日 修正2 ;追記)
2018年8月30日19時21分にNHK富山から、運輸安全委員会からも報告書が公表されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
国の運輸安全委員会は30日、調査報告書を公表した。
それによると、ヘリコプターから荷物をつり下げる「サブフック」と呼ばれる装置に切断や裂け目は確認できなかったという。
このため、運輸安全委員会は、飛行中に「サブフック」のロックが外れて荷物が落ちた可能性が考えられるとしている。
ロックが外れた原因について、機体の振動による一時的な誤作動や絶縁不良、また、機内などから出た電磁波の影響が考えられるとしているが、特定できなかったとしている。
出典
『飛行中ヘリ荷物落下ロック解除か』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/toyama/20180830/3060000175.html
2017年8月2日22時9分に産経新聞westから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
高知市の路上を自転車で走行していた際、歩行者と衝突しけがを負わせたのに逃げたとして、高知県警は2日、同市前里のパート従業員の女性(47)を180日間の自動車の運転免許停止処分にした。
県警によると、自転車の交通事故で免許停止になるのは高知県では初めて。
「運転者として適格性を欠き、車でも同じことをするかもしれないから」と説明している。
パート従業員は1月、同市の県道を自転車で走行中、同市和泉町の無職女性(77)に衝突し、転倒させて骨折の重傷を負わせたが、救護活動をせずに立ち去ったとして、6月に過失傷害と道交法違反の疑いで書類送検された。
既に罰金刑が確定している。
道交法は、免許を持つ人が自動車を運転することで交通に危険が生じる恐れがある時は、免許取り消しや停止ができると定めている。
出典
『自転車ひき逃げで免停処分 歩行者に衝突、けがさせる』
http://www.sankei.com/west/news/170802/wst1708020097-n1.html
2017年8月2日18時38分にNHK関西から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
スマートフォンなどに使われる「リチウムイオン電池」が発火するケースが相次いでいることを受けて、東大阪市消防局は、注意を呼びかけるため火災実験を行い、3日、動画をホームページで公開することにしている。
東大阪市と大阪市では、スマートフォンや充電器などに使われるリチウムイオン電池が原因とみられる火災が去年1年間であわせて15件起きていて、ことし6月には「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」の敷地内で充電器から煙が出て、客が避難する騒ぎになった。
東大阪市消防局は、発火の危険性を広く知ってもらうため、先月、火災実験を行った。
これまでの調査で、火が出るのは、落とすなどして内部が損傷した電池に過剰に充電を続けた場合が多いため、実験では、あらかじめ衝撃を加えた古いバッテリーを使って同じ状況を再現した結果、およそ20分後に(音声;火花が出たあと)爆発し、炎が上がった。
消防によると、メーカーが指定していない市販の充電器を使ったり、スマートフォンをお尻のポケットに入れたまま座って内部が損傷したりすると、発火のおそれがあるということで、電池の膨張や異臭、充電中に高温になるなど、異常を感じた時は、使用を控えるよう呼びかけている。
東大阪市消防局は、実験の動画を3日、消防局のホームページで公開することにしていて、「リチウムイオン電池の製品は、便利な一方で、使い方を誤ると危険なので十分注意して利用してほしい」と話している。
出典
『リチウム電池火災実験動画公開』
http://www.nhk.or.jp/kansai-news/20170802/5588951.html
(ブログ者コメント)
実験動画は、東大阪市消防局HPの下記記事から閲覧可能。
『リチウムポリマーバッテリーの火災事例』
(記事の日付は2013年8月5日となっているが、誤植?)
http://www.city.higashiosaka.lg.jp/0000011396.html
![](https://bfile.shinobi.jp/5003/yotsuba2.gif)
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![](https://bfile.shinobi.jp/5003/yotsuba2.gif)
![](https://bfile.shinobi.jp/5003/yotsuba2.gif)
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。