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2015年3月6日19時18分にABCニュースから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
6日正午前、京都市左京区にある市立修学院小学校の職員から、「理科の実験中、児童の服に火がついた」と消防に通報があった。
警察によると、当時、小学6年の児童およそ30人と教師2人がグラウンドに出て、カセットコンロを使ってロウを溶かしロウソクを作る実験をしていた。
その際、小学6年の女の子が火のついているカセットコンロに近づきすぎたため、着ていたトレーナーに引火。女の子はすぐに燃えた服を脱いだが、腹部などに軽いやけどを負った。
他の児童らにけがはなかった。
京都市教育委員会は、指導方法などに問題がなかったか、今後、担当教員から聞き取り調査を実施して詳しく調べる方針。
出典URL
http://webnews.asahi.co.jp/abc_2_004_20150306009.html
3月6日22時10分にNHK京都からは、若干ニュアンスの異なる下記趣旨の記事がネット配信されていた。
6日午前11時50分頃、修学院小学校から「グラウンドで理科の実験を行っていたところ児童の服に火がついた」と消防に通報があった。
消防が駆けつけたところ、6年生の女子児童1人が胸や背中、それに左腕などにやけどを負っていて、病院に運ばれた。意識ははっきりしているという。
警察や消防によると、学校では当時、6年生がグループに分かれて様々な理科の実験を行っていて、やけどを負った児童は、屋外でカセットコンロを使ってキャンドル作りをしていた際、物を取ろうと手を伸ばしたところ、コンロの火が上着の裾に着火したという。
警察では、教職員がそばにいたかどうかも含め、当時の状況を詳しく調べている。
京都市教育委員会総務部総務課の山田主任は、「今後、不適切な点があれば、しっかりと指導をしていきます」と話している。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/lnews/kyoto/2015980131.html?t=1425647451
3月7日付で朝日新聞京都市内版(聞蔵)からも、若干ニュアンスの異なる下記趣旨の記事がネット配信されていた。
6年生約30人がグループに分かれ、教師2人の指導のもと、それぞれが決めたテーマで理科の実験をしていた。
女児はロウソク作りをしており、コンロを使ってロウソクを溶かすなどしていたという。
警察は、火が付いたか確認しようとコンロを覗きこんだ女児の服に火が燃え移ったとみて、詳しい原因を調べている。
2015年3月5日21時33分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
大阪市立小学校の敷地内にある樹木の落ち葉で事務所屋上の排水溝が詰まって冠水被害を受けたとして、同市の建設会社が市に修繕費用など約2970万円の損害賠償を求めた訴訟が大阪地裁であり、市が同社に200万円を支払う条件で和解したことがわかった。
和解は昨年8月29日付。
訴状などでは、事務所は4階建て(高さ約12m)で、同小との間には幅約8mの道路がある。
前日から雨が降った2010年12月14日早朝、階段から水が流れ込み、従業員が屋上に行くと、排水溝が落ち葉で詰まり、大量の雨水がたまっていた。
同小には、高さ十数mのアキニレなどが数本あり、道路にはみ出した枝から落ち葉が出るため、同社が同小に何度も苦情を訴えていたという。
同社は、訴訟で「冠水を予見できたのに枝を切る義務を怠った」と主張し、床や壁の張りかえ費用などを請求。
市側は、「掃除をしていれば被害は防げた」として、請求棄却を求めていた。
市教委は、同社で被害が発生した後、全市立学校に、こまめに樹木を剪定するよう通知した。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/national/20150305-OYT1T50068.html
(ブログ者コメント)
ブログ者の家でも、大雨時、1階の天井から雨漏りしたことがある。
2階を確認すると、1階の部屋の真上に位置するベランダの排水口が数枚の落ち葉などで塞がれていて、ベランダ全体がプール状になっていた。
以降、こまめに清掃することで再発は防止できているが、これが毎日のように大量に落ちてくるとなると管理は困難・・・今回の事例はそういうことだったのかもしれない。
2015年3月5日13時33分に産経新聞westから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
和歌山県海南市の建物解体工事現場で昨年9月、男性作業員(当時38)が感電死する労災事故があり、和歌山労基署は5日、労安法違反の疑いで、法人としての元請け建設会社「興永産業」(福岡市)と男性現場監督(55)ら3人を書類送検した。
同署によると、作業員は昨年9月28日、高さ約7mの足場で作業中、持っていた鉄パイプが頭上の電線に接触し感電した。
送検容疑は、電線にカバーをする感電防止措置を怠るなどした疑い。
現場監督は、「電線があることは知っていたが、防止措置をしていなかった」と、容疑を認めている。
作業員は、海南市の下請け業者に雇われていた。
出典URL
http://www.sankei.com/west/news/150305/wst1503050039-n1.html
2015年3月7日付で毎日新聞青森版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
3月6日付で東奥日報からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
5日午後9時10分ごろ、青森市鶴ケ坂早稲田で建設中のゴミ処理施設内で、焼却炉の試験運転中に熱風が噴き出し、作業員の男性2人が腕に軽いやけどを負った。
警察によると、2人は施設の建設業者と運用開始後の管理業者の社員。
試運転で可燃ゴミの焼却をしていた際に、炉内で発生した不完全燃焼を確認などするためダクト点検口を開けたところ、熱風が噴き出したとみられる。
警察で実況見分し、事故原因を調べている。
同施設は、4月に稼働予定のゴミ処理施設。
青森市の新ごみ処理施設整備室によると、焼却炉は昨年12月に完成し、試運転で同市内で回収された可燃ごみの焼却を繰り返してきたが、これまでは目立った問題は見られなかったという。
出典URL
http://mainichi.jp/area/aomori/news/20150307ddlk02040028000c.html
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2015/20150306131244.asp
2015年3月3日7時0分に日本経済新聞から『「こっそり変更」で発熱事故 おびえる電機メーカー』というタイトルで、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(長文記事につき、一部省略)
電機などの大手セットメーカーが、「サイレントチェンジ」の恐怖に襲われている。
取引先の素材メーカーによって許可なく、いつの間にか材料の組成を変えられ、事故を引き起こす。
調達のグローバル化が引き起こした見えないリスクに、どう立ち向かうのか。
「事故を起こした製品に御社の部品が使われていた。こんな材料が入ってたことを知っていたか」
「えっ? そんなはずはない」
事故品の原因調査などを実施する機関「製品評価技術基盤機構」、通称NITE(ナイト)。
ここで主に樹脂材料を調査する片岡氏は、ある疑念を胸に、台湾の部品メーカーを訪ねて問いただした。
ジュピターテレコムが2014年4月にリコール(回収、無償修理)を始めたケーブルモデムに付属するACアダプター。これを製造したのが、この台湾メーカーだったのだ。
片岡氏が抱いていた疑念とは、「サイレントチェンジ」。
メーカーの知らぬ間に、取引先の素材メーカーなどに材料の組成を変えられてしまうことを指す。
このサイレントチェンジが、今、先進国の電機を中心としたセットメーカーの間で、大きな問題になっている。
問題のACアダプターの事例を詳細に追ってみよう。
機器に差し込むプラグ部分が発熱して変形する事故だった。
NITEは、この経緯を突き止めようと、発熱したプラグの製造元をたどった。
すると、驚くべき複雑なサプライチェーンの実態が浮かび上がってきた。
ジュピターテレコムは、通信関連技術の開発会社を介し、海外のあるメーカーからモデムの供給を受けていた。
そのメーカーは、冒頭のやり取りの相手である台湾の部品メーカーからACアダプターを調達。
だが、ACアダプターを作った張本人ですら、問題の材料が使われていたことを知らなかった。
なぜなら、この台湾部品メーカーも、発熱を引き起こした電極部品の製造を外部に委託していたからだ。
その委託先は、中国のあるメーカーだという。
ここでも話は終わらない。
電極は、金属部品とその間を埋める樹脂から成る。NITEの調査では、発熱の原因が樹脂材料の方にあったことが分かった。
この樹脂材料を作ったのが、中国にある別の樹脂メーカーだった。
そして、その樹脂に含まれる「難燃剤」が、本来あるべき「臭素系」ではなく、「赤リン」に置き換わっていた事実にたどり着いた。
難燃剤は、樹脂を燃えにくくするために添加する。よく使用されるのは臭素系だが、価格の安い赤リンへの転向が増えている。ところが赤リンは使い方が難しい。
難燃剤として使う場合は、水をはじくコーティングを施す必要がある。そうしないと、水と反応して通電性のある物質に変わり、電極間のショートを引き起こしかねない。
問題の樹脂材料に含まれていた赤リンは、このコーティングがされていなかった。
なぜこんなことが起きたのか。
関係者は「コスト削減が目的」とみる。
この中国樹脂メーカーは臭素系から赤リンへ切り替え、しかもコーティングを省いてもうけようという気持ちがあったのかもしれない。
だが、こうした事故ではサイレントチェンジが意図的かどうか、証拠をつかむことは至難の業だ。ほとんどの場合、完成品を製造したセットメーカーが責任を取ることになる。
(中略)
サイレントチェンジは、赤リン問題にとどまらない。
NITEが2013年3月に調査したスチームクリーナーの損傷事故。
台所の油汚れなどを落とすために噴射する蒸気をホースに送り出すノズル部が突然折損し、使用していた人が蒸気でやけどを負った。
ノズル部に使われていた樹脂を調べると、その原因が見えてきた。
本来、ノズル部の材料には強度を増すため一定量のガラス繊維を入れるはずだ。
ところが、事故品に含まれていたガラス繊維は規定より少なく、代わりにガラスの粉が混ぜられていた。
この材料を生産した中国メーカーが、粉であっても同じガラスであれば元素分析でばれないと考え、ひっそりと切り替えた可能性がある。
(中略)
「今、問題が起きているのは中国の部品メーカーや素材メーカーがほとんど。彼らに日本メーカーのようなマインドはない」(ある技術者)。
そして、材料の安全に詳しい別の技術者は、次のように断言する。
「サイレントチェンジは、樹脂だけでなく金属でも起こり得る。安全にかかわる大事な部品を、管理の及ばない海外で製造していいのか、考え直すべきだ」。
今は、電機メーカーの事故が目立つが、世界に調達網を広げる自動車でも、いずれこうした事態が深刻化する可能性は高い。「グローバル最適調達」といえば聞こえはいいが、日本では考えられないリスクを背負い込み、それを乗り越えていかなければ、実現はおぼつかない。そして、調達網を広げるほど新たなリスクに直面することを、サイレントチェンジは映し出している。
円安局面で製造の国内回帰も見えつつある今、改めてサプライチェーンを考え直す時期に来ている。
出典URL
http://www.nikkei.com/article/DGXMZO83607810U5A220C1000000/
(ブログ者コメント)
本件、電機や自動車のような組立て産業に限った話しではなく、多種多様な原材料を混合するなどして製品を作る、たとえば化学とか食品産業などにも、同じような危険性が考えられる。
2015年3月4日11時22分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
3日午前8時25分頃、茨城県龍ヶ崎市貝原塚町の木材加工会社敷地内にある工場で、屋根の補強作業をしていた板金工の加倉井さん(男性、58歳)が、屋根を踏み破って約6m下のコンクリート上に転落し、頭を強く打つなどして約3時間半後に死亡した。
警察の発表によると、加倉井さんはスレートぶきの屋根の上で、同僚と2人で鉄板をかぶせる前に転落防止用ネットを敷く作業をしていた。
警察で、詳しい原因を調べている。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/national/20150304-OYT1T50037.html
2015年3月3日10時36分に中京テレビから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2日午後0時10分ごろ、中津川市手賀野の自動車修理販売店「O店」から、従業員が車の下敷きになっているとの通報が消防にあった。
警察の調べによると、死亡したのはこの店の従業員の古田さん(男性、37歳)で、古田さんはキャリアカーと呼ばれる自動車運搬車両の下敷きになり、意識不明の状態で発見されたが、約1時間後に病院で死亡が確認された。
事故当時、古田さんは故障したキャリアカーの修理を行っていて、近くから折れた状態のジャッキが見つかっている。
警察は、作業中に何らかの原因でジャッキが折れ、下敷きになったものとみて、調べを進めている。
出典URL
http://www.ctv.co.jp/newsctv/index_loc.html?id=202009
2015年3月3日11時26分に中京テレビから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
3月2日18時11分にNHK岐阜からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
2日正午ごろ、岐阜県海津市で農機具用の木造倉庫の解体作業をしていた男性2人が、倒れてきた壁の下敷きになり、1人が死亡した。
事故があったのは、海津市海津町の男性方の農機具倉庫。
警察によると、2日午前8時から市内の家屋解体業者4人で木造瓦ぶきの倉庫の解体作業をしていたが、正午ごろ、最後に残った幅6m、高さ5m、厚さ12cmの土壁が内側に倒れ、倉庫の中で作業していた2人が下敷きになった。
このうち、田中さん(76)が出血性ショックにより死亡、もう1人の男性(59)は自力で抜け出し消防に通報したが、腰に軽い打撲傷という。
岐阜地方気象台によると、岐阜地方は朝から強い風が吹き、岐阜市で午前11時56分に瞬間最大風速12.7mの西北西の風を観測していた。
警察が、事故の原因と詳しい状況を調べている。
出典URL
http://www.ctv.co.jp/newsctv/index_loc.html?id=202029
http://www3.nhk.or.jp/lnews/gifu/3085866241.html?t=1425330892721
2015年3月3日9時54分に中京テレビから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2日、名古屋市の交差点で作業のためにひかれたケーブルに歩行者がつまずき、顔に擦り傷を負った。
事故があったのは、昭和区御器所の交差点の横断歩道上。
2日午前10時ごろ、この交差点を横断していた80代女性が、下水管を調査するためにひかれた電気ケーブル(直径約2cm)につまずき、転倒した。
女性は鼻と口に擦り傷を負い、救急車で病院に運ばれたが、帰宅したという。
名古屋市によると、転倒防止として段差を解消するためにケーブルにカバーをするが、今回はしていなかったという。
市は、「養生不足で認識が甘かった、再発防止に努めたい」としている。
出典URL
http://www.ctv.co.jp/newsctv/index_loc.html?id=202089
2015年3月2日12時41分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
3月2日16時29分と18時20分にNHK長野からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
2日午前5時半過ぎ、長野県北東中部の29市町村で、約38万世帯が停電した。
午前10時6分に県内すべての世帯で復旧したが、長野新幹線は長野~軽井沢駅間で始発から約3時間半にわたって運転できず、在来線も、飯山線が豊野~十日町駅(新潟県)間で午前11時頃まで運休した。
小中高校12校が休校となり、外来診療を一時休止した病院もあった。
県内にある信号機の7割近くが一時消えた。警察は、車の通行量の多い交差点などを中心に、146か所で警察官が出て手信号による交通整理を行ったということだが、交通整理が行われなかった交差点で事故5件相次ぎ、2人が軽いけがをした。
中部電力の説明によると、塩尻市の変電所から3kmから4kmほどの範囲で2系統の送電線がほぼ同時にショートして、およそ6万世帯で停電したという。
こうした場合には、安全のため、発電量と電力使用量のバランスを保つ仕組みになっていて、午前6時前、新潟県にある上越火力発電所からの送電がストップしたため、停電は長野市や松本市、上田市など広範囲に及び、県内全世帯の約半分が停電した。
中部電力は、「2つの系統の送電線がほぼ同時にショートするのは異例のことだ」として、原因を詳しく調べている。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/national/20150302-OYT1T50015.html
http://www3.nhk.or.jp/lnews/nagano/1015854392.html?t=1425330643974
http://www3.nhk.or.jp/lnews/nagano/1015854383.html?t=1425330556250
3月5日13時6分に読売新聞からは、原因に関する下記趣旨の記事がネット配信されていた。
中部電力は4日、送電線の揺れを抑える装置が未設置だったことを明らかにした。
設置は電力各社の判断に委ねられているといい、「周辺の気象条件などから必要ないと判断した」としている。
中電は停電後、ショートがあった「信濃東信線」(上田市―塩尻市)の電線上に積雪を確認。雪の重みにより、電線が上下に揺れた可能性があるという。
中電を含む電力各社は豪雪地で、雪が付着して線が揺れやすい場所に、線同士の間隔を保つための道具を取り付けている。
しかし、電線に雪の付着を防ぐ装置も含め、信濃東信線では導入されていなかった。
中電によると、装置を付けると電線の重みが増すため、雪が多い地域かどうかを検討。最終的に、信濃東信線では、縦一列に3本並んだ線をそれぞれ7m前後離す対策のみとした。
中電は4日も上空から電線を撮影し、動画を分析。長野支店広報は「原因究明を優先し、再発防止策を検討したい」としている。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/national/20150304-OYT1T50195.html
3月6日付で読売新聞長野版からも、原因に関する下記趣旨の記事がネット配信されていた。
中部電力は5日に記者会見し、ショートが起きた2系統の送電線のうち、1系統で送電線が波打つ「ギャロッピング現象」が起きたことを明らかにした。
ギャロッピングは、雪や氷が付着し、強風を受けることで大きな揚力が生まれて電線が激しく振動する現象。送電線に翼のように着雪するなど、様々な気象条件が重ならなければ発生しない。
中電長野支店管内でも、過去に同現象によるトラブルは確認されていない。
中電の調査によると、ショートが発生した送電線「信濃東信線」では、塩尻市の信濃変電所から約400~830mの間で6か所のショートした跡が確認された。
広範囲でショートが発生するのも同現象の特徴で、送電線が激しく揺れる様子を近隣住民が撮影した映像もあるという。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/local/nagano/news/20150305-OYTNT50347.html
3月9日16時30分にNHK長野からは、もう1系列もギャロッピング現象だった模様という下記趣旨の記事がネット配信されていた。
中部電力が引き続き原因を調べていたもう1系統についても、その後、塩尻市の変電所から500mほど離れた場所で、ショートして黒く変色した痕が2か所で見つかり、中部電力はギャロッピング現象が停電の原因とみられることを明らかにした。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/lnews/nagano/1013040851.html?t=1425934400812
(2015年4月1日 修正1 ;追記)
2015年3月31日付で中部電力から、ギャロッピング現象が原因だったとする報告書がプレスリリースされていた。
http://www.chuden.co.jp/corporate/publicity/pub_release/press/3256574_21432.html
(2015年10月29日 修正2)
2015年10月28日付で読売新聞長野版から、対策工事が公開されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2015年10月28日付で信濃毎日新聞からも、同趣旨の記事が写真付きでネット配信されていた。
中部電力は27日、県内で3月に起きた大規模停電の原因となったギャロッピング現象への対策として、塩尻市内で始まった工事の現場を報道陣に公開した。
工事は、地上約60mで上下に並ぶ3本の送電線の間に、接近や接触を防ぐ「相間スペーサ」と呼ばれるゴムと鉄でできた棒(長さ8~10m)を取り付ける作業。
塩尻市から上田市までの超高圧送電線「信濃東信線」(延長約71km)のうち、地形などの影響でギャロッピング現象が起こりやすいとみられる計7エリアで計60本取り付ける。
また、送電線を回転させて雪が翼状に付着するのを防ぐ「ルーズスペーサ」も計714個付ける。
工事は8月に始め、完了は11月末の予定。
中電によると、県内の超高圧送電線にこうした装置が付けられるのは初めて。
同社長野支店塩尻電力センターの滝沢送電課長は、「これでショートを防ぎ、安定した電力供給を目指したい」と話した。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/local/nagano/news/20151027-OYTNT50373.html
http://www.shinmai.co.jp/news/20151028/KT151027FTI090019000.php
2015年2月28日8時2分に静岡新聞から、下記趣旨の記事が腐食状況の写真付きでネット配信されていた。
静岡県は27日、管理する全ての道路照明灯を対象にした緊急調査で38基を「撤去が必要」と判断し、3月中に撤去すると発表した。
従来は実施していなかった全道路照明灯の定期点検を、2015年度から始めることも決めた。
調査は、2月9日に焼津市石津の県道の照明灯が倒壊したことを受け、県道や国道沿いの9931基を目視と打音検査で調べた。
その結果、さびで穴が空いたりひびが入ったりして倒壊の危険を認めたのは38基。すぐに危険はないが「今後更新が必要」としたのは415基で、15年度から順次更新することを決めた。
730基は「経過観察が必要」とした。
塗装が厚く判断がつかない「詳細調査が必要」も72基あった。
全体の87%に当たる8676基は「健全」と判断した。
県道路保全課によると、照明灯はこれまで道路パトロールの際に目視で安全性を確認していた。
国が14年6月に定めた要領に基づき、計画的に点検をする方針。
平野道路局長は、「設置から30〜40年が経過した照明灯も目立つ。今後はしっかりと点検をしていきたい」と話した。
出典URL
http://www.at-s.com/news/detail/1174172204.html
2015年3月1日2時0分に北海道新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
3月1日14時25分に読売新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
JR北海道は28日、札幌市中央区北14西20のJR函館線琴似~桑園間の鉄道高架橋で排水管の一部が落下したと発表した。けが人はいなかった。
同社によると、同日午前9時に近くを通った人の通報で分かった。
排水管は高架橋の下に取り付けられ、長さ約140cm、直径約16cm。鋼製で重さは通常22kg。
排水管内部の水と、管に凍結防止用として巻いた断熱材に含まれる水分が凍っており、重さが増して落下したとみられる。
高架橋下はテナントの事務所の用地だった。
排水管は1989~92年に敷設されたもので、昨年4月の点検では異常がなかったという。
同社は、札幌や桑園、琴似など札幌圏の5駅付近で同じ構造の排水管を緊急点検し、ほかに落下の恐れはなかったとしている。
出典URL
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/595344.html
http://www.yomiuri.co.jp/national/20150301-OYT1T50020.html
(ブログ者コメント)
2015年2月28日付でJR北海道のHPに、プレスリリース記事が写真付きで掲載されていた。
写真によれば、断熱材はグラスウール状のものらしく、また、排水管内部には全面に氷が詰まっているように見える。
https://www.jrhokkaido.co.jp/press/2015/150228-3.pdf
2015年2月28日付で毎日新聞福岡版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
川崎町川崎の田川市川崎町清掃センターで昨年9月、排ガスのダクトを清掃していた男性(44)が12m下に転落し、腰などの骨を折るけがをしたことが分かった。
運営する田川地区清掃施設組合が、27日の組合議会で報告した。
組合によると、職員は、ごみ焼却の排ガスの温度を下げる熱交換器に送るダクト(内径90cm)の内部に付着したススを高圧空気で清掃中、舞い上がった灰で視界を失い、足を滑らせて転落した。
全治約6カ月のけがで、3月に復職予定という。
事故後、警察や労基の聴取を受け、安全帯をひっかけるフックの取り付けを指示され、約10日後に設置したという。
出典URL
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20150228ddlk40040333000c.html
2015年2月28日10時29分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
27日午後9時35分頃、名古屋市西区庄内通の市営地下鉄鶴舞線庄内通駅で、停車中の柏森発豊田市行き電車(6両編成)が、乗降用の扉を開けたまま約50cm後退した。
乗客約70人にけがはなかった。
市交通局の発表によると、男性運転士(41)がブレーキハンドルに誤って腹部を当て、ブレーキが緩んだのが原因。
後続電車への影響はなかった。
市交通局は、「指導を徹底し、再発防止に努める」としている。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/national/20150228-OYT1T50022.html
(ブログ者コメント)
通行時に人体や荷物などが接触する恐れのある場所には、できるだけスイッチなどは設置しないことが望ましい。
極端な例としては、昨年、下記の事例があった。
2014年11月16日掲載
2014年11月9日 愛知県名古屋市の立体駐車場で乗用車が柱に設置されている消火設備に衝突し始動レバーに触れたため、消火設備が作動して付近の道路が泡まみれ
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/4428/
2015年2月27日23時59分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
3月1日7時0分に産経新聞九州沖縄版からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
27日午後9時ごろ、JR博多駅そばの「ホテルセントラーザ博多」地下にある焼き肉店付近から出火し、消防によると、店内の一部約20m2が焼けた。
消防によると、2階にいた別の飲食店の20代の女性従業員が煙を吸って病院に運ばれたが、軽傷。
ホテルのビルはJR博多駅筑紫口の駅前広場に面しており、勤め帰りや周囲の飲食店の客ら数百人が一時、消火作業を見守るなどしてごった返した。
ホテルのホームページによると、ビルは地上11階、地下3階。宿泊客約230人は避難して無事だった。
警察などによると、地下1階にある焼き肉店の床下を通る換気ダクトの周囲の床材が焼けているという。
客が肉を焼くのに使っていた機器から火が排気ダクトに燃え移ったとみられる。
出典URL
http://www.asahi.com/articles/ASH2W7HGPH2WTIPE044.html?iref=com_rnavi_arank_nr04
http://www.sankei.com/region/news/150209/rgn1502090008-n1.html
2015年2月27日19時0分にNHK盛岡から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
27日午後3時すぎ、「大船渡市大船渡町の工事現場で足場が崩れけが人がいる」と消防に通報があった。
消防によると、けがをしたのは49歳の作業員の男性で、病院に運ばれ手当てを受けているが、意識ははっきりしているという。
消防によると、現場には高さ12mほどの鉄製の仮設の足場が組まれていたが、横倒しになっていて、男性は、4段あった足場の上から2段目で足場を解体する作業をしていたという。
現場にいたほかの作業員が「強風で足場が崩れた」と話しているということで、警察と消防で当時の状況を詳しく調べている。
盛岡地方気象台によると、大船渡市では午前11時4分に20.4mの最大瞬間風速を観測するなど、27日は風が強い状態が続いていたという。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/lnews/morioka/6045803581.html?t=1425071106080
2015年2月28日付で毎日新聞群馬版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2月27日15時57分にNHK前橋からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
27日午前11時45分ごろ、伊勢崎市宮子町の化学製品メーカー「ジー・ピー・ポリマー」のプラスチックリサイクル工場から煙が上がっていると119番があった。
24日に全焼した工場内から黒煙が舞い上がり、現場周辺は再び騒然となった。
消防が消火し、30分後に煙は収まった。けが人はいなかった。
最初の火災は24日午後3時ごろ発生し、約6時間後に鎮火。消防は倒壊した建物や燃えカスを重機で動かし、焼け跡の隅々に水をかけた。
27日は、伊勢崎市を含む群馬県南部には強風注意報が出ていて、現場付近では止めてあった自転車が倒れるほどの強い風が吹き荒れたこともあり、火柱も上がった。
工場は鉄骨平屋建て約500m2だった。
警察や消防は、3日前の火事で燃えたプラスチック樹脂の燃えカスが熱を持っていて、再び燃えだした可能性もあるとみて、あす現場で火事の原因や、消火活動に問題がなかったかなどを詳しく調べることにしている。
出典URL
http://mainichi.jp/area/gunma/news/20150228ddlk10040102000c.html
http://www3.nhk.or.jp/lnews/maebashi/1065791221.html?t=1425071280768
24日の火災については、2015年2月24日18時21分にNHK首都圏NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
24日午後3時15分ごろ、群馬県伊勢崎市宮子町にある「ジー・ピー・ポリマー株式会社」のプラスチックなどを扱う工場で火が出ているという通報が、通りがかった男性から消防にあった。
鉄骨の平屋建ての工場の中にあるプラスチックや段ボールが燃え、消防車13台で消火にあたった結果、火は通報から2時間余りたった午後5時半すぎにほぼ消し止められた。
警察などによると、この火事で逃げ遅れた人やけが人は今のところおらず、周辺の住民が避難するなどの影響も出ていないという。
現場は、北関東自動車道の駒形インターチェンジから南に1.5kmほど離れた工場が立ち並ぶ地域で、警察によると、現場近くの道路は消火活動のために通行止めになっている。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20150224/5707591.html
(ブログ者コメント)
2月28日6時0分に上毛新聞からネット配信されている27日の火災記事には、2車線道路の向こう側一面にモクモクと黒煙が立ち上っている写真が掲載されている。
http://www.raijin.com/ns/7614250498302024/news.html
2015年2月27日18時27分にNHK甲府から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
27日午前10時40分ごろ、南部町上佐野の林道で、アルバイトの野澤さん(男性、36歳)が「バックフォー」と呼ばれる土を掘る建設用機械を運転中、およそ16m下の崖下に転落した。
野澤さんはヘリコプターで病院に運ばれ、手当てを受けているが、意識不明の重体だという。
警察によると、野澤さんはトレーラーの荷台から機械を下ろそうと運転していたところ、バランスを崩して林道から転落したという。
野澤さんは、アルバイトとして森林の整備作業にあたっていたという。
警察は労災事故として、会社の管理体制などに問題がなかったか調べている。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/lnews/kofu/1045806001.html?t=1425071418539
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その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。