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2015年2月26日14時18分にNHK京都から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2月26日12時35分に京都新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
26日午前1時前、京都市山科区大宅烏田町の府道でアスファルトから水が噴き出していると、通行人から警察に通報があった。
水は道路の中央付近から噴き出し、警察によると、一時、15mの高さまで達した。
市上下水道局がバルブを閉めて午前7時前に止まった。
同局によると、水道管の空気を抜く直径7.5cmの空気弁を固定するボルトが外れており、そこから水が一気に噴き出したということで、業者が新しい空気弁をとりつける処置を行った。
現場は、地下鉄東西線椥辻駅の約430m南の住宅街。
付近の建物への断水や浸水の被害の報告はないということだが、現場近くの店舗には噴き上がった水が雨のように降り注いだという。
現場近くのレストランで働いている男性は、「午前0時半ごろにジャーという音がして、雨かなと思ったら店を出ると水しぶきがあがっていました。いったん帰宅して朝出勤したら店の中までぬれていました」と話していた。
京都市上下水道局によると、現場の水道管は平成8年に敷設されたもので、空気弁が外れた詳しい原因を調べている。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/lnews/kyoto/2015753171.html?t=1424987114327
http://www.kyoto-np.co.jp/top/article/20150226000069
(ブログ者コメント)
ここ数年、水道管の空気弁が外れた事故が、しばしば報じられている。
本ブログでも、以下を紹介済。
2014年6月13日掲載
2014年6月5日 大分県佐伯市で水道管の空気弁あたりから水が漏れ出し、改修工事のため完全に止めた途端に吹き飛ぶ、老朽化が原因の模様
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/3984/
2014年2月18日掲載
2014年2月11日 神奈川県横浜市の県道で水道管の空気弁点検中、ボルトを締め直そうとしたところボルトがはずれて水が10m高さまで噴出、ボルトの腐食劣化が原因か?
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/3664/
2013年9月30日掲載
2013年9月25日 滋賀県近江八幡市で地上に出ている水道管の空気弁が外れ、直径7cm5mmの穴から5時間にわたり水が噴出、ボルトの老朽化が原因だった模様
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/3297/
2015年2月25日19時18分にNHK長崎から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
25日午前11時55分ごろ、西海市の「O造船所」で、貨物船の溶接作業をしていた下請け会社作業員の坪川さん(男性、36歳)が、2mの高さから落ちてきた重さ2トンの鋼材の下敷きになった。
坪川さんは病院に運ばれたが、頸椎を骨折するなどして、およそ2時間後に死亡が確認された。
警察によると、工場では全長230m、総トン数9万トンの貨物船を造っていて、落ちてきた鋼材は、出来上がった船の部品を他の場所へ運搬する設備の一部が外れたという。
警察では、一緒に作業をしていた作業員から話を聞いたり実況見分するなどして、どのように鋼材が落ちたかを詳しく調べることにしている。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/lnews/nagasaki/5035743221.html?t=1424900771682
2015年2月25日15時21分にNHK関西NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
25日午前7時すぎ、大阪・東住吉区矢田の塗装工場で、社長の高橋さん(60)が作業用のリフトに挟まれているのを男性従業員が見つけて、消防に通報した。
病院に運ばれたが、約1時間後に死亡した。
警察の調べによると、リフトは2階に荷物を運ぶためのもので、高橋さんはリフトと1階の天井の間に挟まれた状態だったという。
高橋さんは24日夜、家族に「仕事にいく」と言って出かけており、警察は誤って挟まれたとみて、事故の状況を調べている。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20150225/5725521.html
2014年7月9日に掲載した元記事がプロバイダーの字数制限オーバーとなりましたので、ここに新情報を第3報修正4として掲載します。
第2報は下記参照。
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/4074/
第1報は下記参照。
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/3806/
(2015年3月5日 修正4 ;追記)
2015年2月25日0時39分に朝日新聞から、運輸安全委員会は転覆は避けられない状態だったと発表したという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
国の運輸安全委員会は24日、桟橋は極めて不安定で、浮かべて船で引けば転覆は避けられない状態だったと発表した。
船の作業ミスでなく、船舶事故に当たらないとして、調査を19日付で打ち切った。
事故後、本土に移送された桟橋を運輸安全委が調べた結果、引き船が時速約1.9kmでできる限りゆっくり引いても、水の流れによる力や波で揺れ、海水が桟橋上に流れ込む10.4°の傾きに達することが判明。
桟橋上が冠水すれば、さらに傾いて転覆するという。
運輸安全委は、桟橋の不安定化は施工時の補強のためだとする国交省の報告書(昨年7月公表)を追認。
設計当初の安定性は十分だったと認めた。
海保は業務上過失致死傷容疑で捜査中。
国交省は今春、工事を再開する予定だ。
五洋建設は取材に対し、「運輸安全委の発表は把握しておらず、コメントできない」としている。
出典URL
http://www.asahi.com/articles/ASH2S56V3H2SUTIL038.html
2月24日17時43分に共同通信からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
運輸安全委員会は24日、沖ノ鳥島の沖合で昨年3月、桟橋が転覆し7人が死亡した事故の原因調査を打ち切ったと発表した。
桟橋をえい航していた船の運用状況を中心に調べたが、原因は桟橋の安定性にあったと判断し、運輸安全委の調査対象となる「船舶の運用に関する事故」ではないと判断した。
打ち切りは異例。
安全委によると、船の速度や作業手順に問題はなかった。
調査内容は国交省に提供する。
出典URL
http://www.47news.jp/CN/201502/CN2015022401001908.html
(2019年12月27日 修正5 ;追記)
2019年12月26日18時9分にNHK神奈川からは、桟橋設計者2人が書類送検されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
海上保安部は、桟橋のバランスが崩れた際に復元させるための設計を怠っていたとして、設計に関わった2社の担当者2人を、業務上過失致死傷の疑いで書類送検しました。
書類送検されたのは『港湾空港総合技術センター』の43歳の元職員と、共同企業体に参加した1社で、その後、名前を変えた『日鉄エンジニアリング』の42歳の社員の2人です。
5年前の平成26年3月、沖ノ鳥島で、国土交通省関東地方整備局が発注した建設工事中の桟橋で据え付け作業中だった部分が転覆して作業員16人が海に投げ出され、7人が死亡し、4人が重軽傷を負いました。
横浜海上保安部などが詳しく調べた結果、桟橋にかかる海水の抵抗などを正確に把握せず、バランスが崩れた際に復元するような設計を怠った結果、転覆をまねいたとして、26日、設計に関わっていた2人を業務上過失致死傷の疑いで書類送検しました。
この事故をめぐって国土交通省が設置した第三者委員会は、補強で桟橋の重量が増え、重心がずれたために安定性が低下していたことなどが事故の原因だとする調査結果を公表しています。
これについて港湾空港総合技術センターの大野専務は、「書類送検を非常に重く受け止めている。人命にかかわる重要な仕事をしているという意識をもって、引き続き、真摯(しんし)に取り組んでいきたい」とコメントしています。
一方、日鉄エンジニアリングは、「事実が確認できないためコメントはできない」としています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/yokohama/20191226/1050008531.html
12月26日23時49分に朝日新聞からは、上記記事とは表現の異なる下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2人は当時、桟橋の設計や構造の検討を担っていたという。
海上に浮かべた重さ約700トンの桟橋を船でひいたところ、海水の流れによる力が加わって転覆したとされる。
2人は、ひく際にかかる力を正確に把握し、転覆しないように設計しなければならなかったのに怠った疑いがある。
https://www.asahi.com/articles/ASMDV63JKMDVUTIL04Z.html
12月26日22時19分に毎日新聞からは、容疑内容などに関し、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2人の書類送検容疑は、えい航する時に作用する外力の大きさなどを正確に把握し、バランスが崩れてもそれを上回る力で復元するよう設計することを怠り、転覆を招いたとされる。
関東地方整備局が設置した原因究明・再発防止検討委員会は、桟橋の重量が設計より増して不安定になった上、搭載していたクレーンの位置がずれたことなどが影響して大きく揺れ、転覆につながったとする報告を公表している。
(共同)
https://mainichi.jp/articles/20191226/k00/00m/040/336000c
2015年2月24日21時46分に朝日新聞から、テレビ番組収録中にヘリウムガスを吸った少女が一時意識不明になった事故に関する下記趣旨の解説的記事がネット配信されていた。
BS朝日の番組収録中にヘリウム混合ガスを吸った少女が倒れた事故。
意識は戻ったが、ガスと事故の因果関係ははっきりしない。
手軽に「変声(へんごえ)」になれるパーティーグッズとして売られているが、安全なのか。
「無害で安心な人工空気」
市販のヘリウム混合ガスにはそう記されているが、事故公表後、発売元や小売店には影響が出ている。
発売元は国内に少なくとも4社。事故後、あるメーカーの担当者は小売店への説明に追われているという。
大手玩具チェーン店などを中心に年間数万本を販売しており、「20年以上携わっているが、一度も事故は起きていない」と強調する。
「変声用のガスは酸素20%を含む混合ガス。ヘリウム100%の風船用ガスと一緒くたに『危ない』と思われるのは困る」。
店頭では対応が分かれる。
玩具店を展開する「日本トイザらス」は、「どの商品で事故があったか特定できない以上、販売を一時的に取りやめた」という。
「ロフト」も、売り場から下げた。「取引先と安全性を確認し、今後販売を続けるかどうかも含めて社内で検討する」(広報)と話す。
一方、全国2800店を展開する「ダイソー」は、事故後も販売を継続。
広報担当者は、「顧客に不安を与えてはいけない。継続してメーカーと安全性を確認して販売している」という。
「ドン・キホーテ」は、メーカーから安全性を確認したといい、近日中に各店舗に使用時の注意喚起のポップを掲げるよう促す。
「東急ハンズ」も、店頭からは引き揚げず、子どもの購入時に声をかけたりするという。
テレビ朝日によると、少女は脳の血管に空気が入り、血流が妨げられる「脳空気塞栓症」と診断された。
どういう症状なのか。
「ダイビングでよく起こる病気の一つ」。
潜水医学に詳しい山見小児科医院(宮崎県)の山見信夫副院長は指摘する。別名「動脈ガス塞栓症」とも言う。
スキューバダイビングは外気が1気圧のところから潜り、水深10mで2気圧となる。
潜水中にパニックを起こすなどしてボンベの空気を吸い込んだまま急浮上した際、水中で圧縮されていた肺の空気が膨張し、肺が破れたり血管に空気が入ったりして起きる。
脳梗塞のように命に関わることもある。
山見さんは、番組収録中に潜水事故と似た状況になったのでないかとみる。
「ヘリウム混合ガスを大きく吸い込んで息をこらえ、何らかの原因で『息む』ことで肺の中の圧力が高まり、肺胞のすき間からガスが入りこんだ可能性がある」。または、ガスを勢いよく吸い込んだ時、何らかの原因で肺に傷がつき、さらに息んだことで空気が入ったかもしれないという。
「ヘリウム混合ガス自体に問題はないが、無理して吸い込んだり、呼吸をこらえて息むことは避けたほうがいい」と助言する。
声を変えるヘリウム混合ガスは、酸素とヘリウムの割合が20%と80%だ。
日本中毒情報センター(茨城県つくば市)によると、2001~12年度に、ヘリウムガスを使った玩具による事故の相談は32件あり、うち31件は12歳以下の子どもに集中。
風船に入ったガスの吸引が26件で、3歳女児が倒れた例があった。
声が変わる混合ガスの玩具は5件。7歳女児が一時意識を失う例があった。
ガスなどの中毒に詳しい伊関憲・福島県立医大教授(救急医学)は、「ヘリウムガスそのものに毒性はない」。ただヘリウム100%の風船用ガスの取り扱いには注意が必要という。
「酸素がゼロなので吸ってしまうと低酸素症を起こして意識を失う。声が変わると思って、風船用のヘリウム100%のガスを吸うのは危険だ」と指摘する。
伊関教授は、「販売されているヘリウム混合ガスは安全だとしても、事故の危険性がゼロではない。ヘリウムガスに限らず酸素ガスでも、扱い方を間違えれば何らかの危険性がある。安易に大丈夫だと思わず、危険性を認識した上で注意を払って扱うことが大切だ」。
出典URL
http://www.asahi.com/articles/ASH2S5G1DH2SUTIL03G.html
(ブログ者コメント)
事故の概要は下記参照。
2015年2月10日掲載
[プチ昔の事例] 2015年1月28日 テレビのバラエティー番組収録中、ヘリウム入りのガス缶を誰が吸うかというゲームでヘリウムを吸った12歳少女が一時意識不明
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/4618/
2015年2月24日23時38分に秋田魁新報から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2月25日19時15分にNHK秋田から、2月26日0時0分に秋田魁新報からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
24日午後3時25分ごろ、秋田県大館市の特別養護老人ホーム「Oガーデン」の建設工事現場でガス爆発があり、作業員の男性4人が市内の病院に搬送された。
現場近くの大館南小学校では校舎の窓ガラス2枚が割れる被害があったが、校内にいた児童約120人と教職員にけがはなかった。
けがをしたのは、いずれも青森県弘前市の「H社」の従業員で、工藤さん(46)が全身にやけどを負うなどして重体、小山内さん(39)が頭の骨を折る重傷、木村さん(23)と戸沢さん(60)はやけどなどの軽傷。
警察によると、4人は当時、建設現場前に止めていたほろ付きトラックとワゴン車に分乗し休憩を取っていた。
軽いケガをした2人の話などから、重体や大けがをした2人がボンベを積んだトラックの中で休憩を取ったあと、重体となっている工藤さんが荷台に上がった直後に爆発が起きたと見られるという。
トラックの荷台にはアセチレンガスのボンベ6本と酸素ボンベ3本があったというが、爆発による亀裂や変形はなかった。
ボンベにはホースがつながれ、建設中の建物の屋上にガスと酸素を送っていた。
警察は、何らかの原因で漏れたガスが荷台のほろの中に充満し、引火した可能性もあるとみて調べている
出典URL
http://www.sakigake.jp/p/akita/national.jsp?kc=20150224l
http://www3.nhk.or.jp/lnews/akita/6015712121.html?t=1424899202826
http://www.sakigake.jp/p/akita/national.jsp?kc=20150225l
2月26日付で毎日新聞秋田版からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
全身に大やけどを負うなど、けがが特にひどかった男性作業員2人が、ガスボンベを積んだトラックから降りた直後に爆発が起こったことが、警察などの調べで分かった。
警察や消防、労基は、25日に合同で実況見分した。
ガスボンベの安全管理に問題がなかったかや、ガスが漏れた原因などを更に詳しく調べる。
警察などによると、4人は鉄筋溶接に使うアセチレンガスボンベ6本と酸素ボンベ3本を積んだトラックと別のワゴン車に分乗し、車内で休憩をしていた。
トラックの荷台にあったボンベは、事故後も目立って変形した形跡がなく、何らかの原因でボンベの栓が緩んでガスが漏れたとの見方が強まっている。
引火した原因について、市消防本部は「静電気でも着火する」として、さまざまな要因を念頭に調査する考えを示した。
出典URL
http://mainichi.jp/area/akita/news/20150226ddlk05040303000c.html
(ブログ者コメント)
可燃性のガスや油が入った容器は風通しのよい場所に保管すべきという、教訓的事例だったのかもしれない。
(2015年3月22日 修正1 ;追記)
2015年3月20日付で毎日新聞秋田版から、重傷だった方が亡くなったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。 (タイトルも修正した)
大館署は19日、特にやけどの程度がひどかった工藤さんが亡くなったと発表した。
同署によると、亡くなったのは18日深夜。死因は全身やけどによる多臓器不全だった。
事故の原因を引き続き調べている。
出典URL
http://mainichi.jp/area/akita/news/20150320ddlk05040050000c.html
(2016年2月24日 修正2 ;追記)
2016年2月20日付で読売新聞秋田版から、ガス漏れに気付きボンベの元栓を閉めようとした時に爆発したという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)
大館市の建築現場で昨年2月、ほろ付きトラックの荷台に積んであった溶接用ボンベから漏れたガスが爆発し、1人が死亡、3人が重軽傷を負った事故で、大館署は19日、施工した「H社」の現場責任者だった男性(当時46歳)を、容疑者死亡のまま、高圧ガス保安法違反の疑いで書類送検した。
大館労基署も、同日、同社の男性社長(70)と安全管理責任者の男性(61)を、労安法違反の疑いで書類送検した。
大館署の発表によると、死亡した男性は、現場を監督する立場にあったにもかかわらず、休憩する際、荷台の強燃性アセチレンガスボンベ(高さ80cm、直径22cm、重さ約60kg)2本の元栓を閉める安全措置を怠った疑い。
同署幹部は、「男性のくわえたばこなど火の不始末はなく、漏れたガスが静電気で引火した可能性も否定できない」とし、同社がボンベの扱いに関して、安全管理を徹底していたと主張していることから、「爆発の予見可能性は低かった」と結論づけ、業務上過失致死傷容疑での立件を見送った。
事故は昨年2月24日に発生。
男性らは、荷台に積んだボンベからガスホースを約100m伸ばし、鉄筋を溶接していた。
休憩中の同日午後3時25分頃、男性がガス漏れに気づき、トラックの荷台に上がってガスの元栓を閉めようとしたところ、爆発したという。
一方、大館労基署の発表によると、事故当時、ガスボンベはほろを付けた荷台という換気が不十分な場所にあり、社長はこれを危険だと認識していながら、黙認した疑い。
安全管理責任者の男性は、事故当時、現場にいたにもかかわらず、事故防止に必要な措置を怠った疑いがある。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/local/akita/news/20160219-OYTNT50133.html
2月20日付で朝日新聞秋田全県版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
県警によると、現場責任者の男は、24日午後3時半ごろ、鉄筋を頑丈に接合する「圧接」に使うアセチレンガスのボンベのバルブを、休憩中は閉めなければいけないのに十分閉めず、基準に違反した疑いがある。
また、同社や社長らは、換気が不十分なトラックの荷台で漏れていたアセチレンガスボンベのバルブを閉めていた作業員に対し、荷台から下ろして作業させるなど、必要な爆発防止措置をとらなかった疑いがある。
2015年2月24日11時28分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2月24日13時2分に中日新聞から、2月24日14時6分に産経westからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
24日午前9時25分ごろ、三重県四日市市の三菱マテリアル四日市工場内の炉から火が出ていると、従業員から119番通報があった。
消防によると約30分後に鎮火し、けが人はいなかった。
工場総務課によると、火災は半導体などに使われる多結晶シリコンの原材料を生成するための「第6塩化炉」で発生。
操業中だった約4mの炉の上部に取り付けられたサイクロン設備(高さ1.7m、幅40cm)から、高さ20~30cmの火が出ているのを従業員が見つけた。
塩化炉では、金属シリコンと塩酸を化合し、高純度シリコンの原料、三塩化シランを作っている。
配管から、炉内で扱っていた水素と三塩化シランが何らかの原因で外に漏れ出て、発火した可能性があるという。
社員らが塩化炉に窒素を注入し、消し止めた。
工場では昨年1月、5人が死亡する爆発事故があったが、工場によると、今回の火災は、その事故とは別の系統で起きたという。
出典URL
http://www.asahi.com/articles/ASH2S35FZH2SOIPE002.html
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2015022490130220.html
http://www.sankei.com/west/news/150224/wst1502240045-n1.html
2015年2月25日付で毎日新聞香川版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2月24日19時40分にTBS News iからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
24日午前9時15分ごろ、三木町の印刷(衣類品プリント)会社「T社」の2階で、荷物搬送用エレベーターを点検していた同社の男性社員(42)が、下降し始めたエレベーターの天井と床の間に挟まれた。
男性は顔の骨を折り、意識不明の重体。
警察によると、エレベーターは高さ180cm、幅86cm、奥行き113cm。
1階の作業場と2階の事務所をつなぐもので、23日からプラスチック片(縦30cm、横30cm)が壁との間に挟まり、2階の床から10cm下がった状態で動かなくなっていた。
男性社員がプラスチック片を取り除こうとエレベーターの中に上半身を入れたところ、突然下降し始め、頭などを挟まれた。
事故後に確認すると、エレベーターをつるすフックが外れていたという。
けがをした社員は、別の社員と2人で点検していた。
警察は、事故原因や状況を調査している。
また、高松労基署は、事故現場の立ち入り調査をした。
同社関係者などによると、エレベーターはワイヤー吊り下げ式の荷物専用で、高松市の建設会社が約10年前に設置。
2階のドアが閉まらないと動かない仕組みになっていた。
出典URL
http://mainichi.jp/area/kagawa/news/20150225ddlk37040513000c.html
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2429503.html
(2015年3月16日 修正1 ;追記)
2015年3月10日19時6分にNHK高松から、事故時のやや詳しい状況などが下記趣旨でネット配信されていた。
10日午前5時ごろ、意識不明の重体となっていた男性社員が死亡した。
警察によると、当時、エレベーターは壁との隙間に大きさが30cm四方、厚さが2cmほどのプラスチックの破片が挟まり、動かなくなっていたとみられるという。
さらに、事故の前にエレベーターを無理に動かそうとして、エレベーターをつり下げるワイヤーのフックが外れてしまったことから、男性社員がプラスチック片を取り除いた際にエレベーターが落下し、事故が起きたとみられるという。
警察は、会社側からも話を聞くなどして、当時の状況についてさらに詳しく調べている。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/lnews/takamatsu/8033066981.html?t=1426019191986
2015年2月23日23時56分に北海道新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
ハワイ沖を航行中、乗船していた函館水産高(北斗市)2年の男子生徒(16)が行方不明となった実習船「北鳳丸」(664トン)について、道教委渡島教育局は23日、生徒が船内から甲板へ出たとみられる時間帯に、甲板への出入り口付近に設置された夜間監視装置(赤外線センサー)の電源が入っていなかったと発表した。
函館市内で記者会見した同局の成田局長は、「重大な人為的ミス。心からおわび申し上げます」と陳謝した。
成田局長は会見で、「装置が稼働していれば早期に捜索に着手できた可能性があった」とした。
男子生徒は、現地時間17日朝の点呼でいなくなっていることが発覚。
その後、船内のビデオカメラの映像で、同17日午前0時すぎ(日本時間17日午後9時すぎ)、後部の出入り口から甲板に出る姿が映っていたのが確認された。
同局によると、同17日午前3時半(同18日午前0時半)ごろ、警報音が鳴らないことに乗組員が気付いた。
その後の調べで、日没前の同16日午後4時半(同17日午後1時半)に電源を入れる担当だった男性乗組員が、「電源を入れ忘れた」と話したという。
同局は日本時間23日夜、北鳳丸に乗船中の生徒38人の保護者51人にも経緯を説明した。
出典URL
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/594210.html
2月23日23時29分に読売新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
ハワイ・カウアイ島沖で海洋実習船「北鳳丸」に乗船していた北海道立函館水産高校の2年生男子生徒(16)が行方不明になった問題で、北海道教育委員会は23日、甲板の出入り口に設置していた夜間監視装置(センサー)が当時、稼働していなかったと発表した。
生徒は海に転落したとみられ、センサーが稼働していれば、操舵室にチャイム音がして異常に気付いた可能性があったという。
センサーは、生徒が禁止されている夜間に甲板に出ないよう設置されている。
発表によると、北鳳丸では日没時、航海灯の点灯と同時にセンサーを起動させるルールだったが、道教委職員の男性船員が現地時間の16日午後4時半にスイッチを入れ忘れた。
17日午前3時半に別の船員がスイッチを入れたが、同6時35分の朝の点呼に男子生徒の姿はなかった。
船内ビデオで、生徒は17日午前0時4分に甲板に出たことがわかっている。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/national/20150223-OYT1T50102.html?from=ycont_top_txt
(ブログ者コメント)
監視装置の入れ忘れもさることながら、今回の事故の一番の原因は、ルールを破ったことだ。
そういったルール不順守対策の一つとして考えられるのが、なぜルールを守らねばならないのか、その理由を十分に納得させること。
今回の事例で考えると、夜間に甲板に出てはいけない理由を、どのように教えていたのだろうか?
仮に、「暗くてつまずく恐れがあるから」などとだけ教えていたとすれば、それだけでは説得力に欠けていたかもしれない。
なぜなら、「そういうことなら、注意しておけば大丈夫」などと思ってしまったことも考えられるからだ。
「夜間に甲板に出て万一転落すると、真っ暗な海では捜索不可」程度のことを教えておけば、出てはいけない理由を少しは納得できていたかもしれない。
もし、そこまで教えていたのに出たとすれば、安全教育上、他に妙案は浮かんでこない。
2015年2月24日付で朝日新聞宮崎全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
九州電力宮崎営業所は23日、宮崎市錦本町の電柱で点検作業をしていた男性作業員(30)が、同日午前9時49分ごろ、約6000ボルトの電流が流れる高圧線に触れて感電したと発表した。
男性は、手などにやけどを負った。
同営業所によると、九電の委託を受けた市内の配電工事会社の作業員5人が、電柱の点検作業をしていた。
感電した男性は、高所作業車に乗って高さ約8mのところで作業していた際、誤って電流が流れていた高圧線に触れたという。
この影響で、同市橘通東4丁目周辺の521戸が2分間、停電した。
2月23日17時55分に宮崎放送からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
23日午前、宮崎市で電線の保守点検作業をしていた男性が誤って感電する事故があり、腕に軽いやけどを負った。事故により一時、停電が発生した。
(記者)「宮崎駅の北側にある電線工事をしていたと思われる場所です。目撃者によりますと、男性が作業中に爆発音がなり、やけどを負っていたということです」
警察によると、23日午前9時50分ごろ、宮崎市宮崎駅東3丁目で電線の保守点検作業をしていた30代の男性が誤って感電した。
男性は、腕に軽いやけどを負ったという。
(目撃者)「爆発したみたいな音で煙がバーッとあがった」「やけどして熱いとか痛いとか叫んでいた。ウォーッと」
この事故で、現場付近は一時渋滞するなど、騒然となった。
また、事故により宮崎市橘通東4丁目周辺の521戸で、2分間、停電が発生した。
出典URL
(ブログ者コメント)
6000ボルトの高圧線に触れて、よくぞ軽いやけどだけで済んだものだ。
記事には書かれていないが、恐らくは絶縁手袋などの保護具を着用しての作業だったのだろう。
また、感電時のショックで高所作業車から落ちなかったことから考えると、高所作業車の上であっても安全帯を使用していたのかもしれない。
後者はともかく、前者はおそらくは間違いないと思うので、保護具が役に立った事例として紹介する。
2015年2月23日12時30分にNHK関西NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
23日午前9時半ごろ、松原市のセメントを扱う工場で、男性従業員がセメントを運ぶ専用の車にホースをつないで空気を送る作業をしていたところ、突然、車の中から圧縮した空気が噴き出した。
警察によると、男性は62歳の嘱託社員とみられ、圧縮した空気で頭などにけがをして病院に運ばれたが、まもなく死亡が確認された。
この工場ではコンクリートの製造を行っていて、男性は当時、専用の車からセメントを排出するために空気を送り込んでいたが、空気が漏れる音がしたため、ホースのバルブを閉めようとしたところ、突然、空気が噴き出したという。
警察は、工場の関係者から話を聞いて、安全管理に問題がなかったかなどを調べている。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20150223/5660721.html
2月23日13時58分に産経新聞westからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
23日午前9時35分ごろ、大阪府松原市の「O社」敷地内で爆発音があり、セメント運搬車に上って作業をしていた従業員の60代の男性が吹き飛ばされた。
頭を強く打ったとみられ、搬送先の病院で死亡が確認された。
警察によると、男性は、車に積んだ粉末状のセメントに圧縮した空気を送り、貯蔵庫へ運ぶ作業をしていた。
機器の調子が悪かったとみられ、空気漏れがないか確かめるため、タンクの上に上がっていたという。
出典URL
http://www.sankei.com/west/news/150223/wst1502230048-n1.html
2015年2月23日16時0分に北海道新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
「強風」「暖気」「季節外れの雨」。
三つの気象条件が重なった22日深夜から23日未明の石狩管内で、電線から火花が出るトラブルが相次いだ。
北電には約80件の通報が寄せられ、同社や消防は電線交換などの対応に追われた。
地面から飛ばされた融雪剤の粉末が電線に付着して雨にぬれ、漏電したのが原因とみられる。
火災はなかった。
北電によると22日午後10時ごろから午前4時ごろまで、「電線から火花が出ている」などの通報が札幌や北広島、千歳などの世帯から寄せられた。札幌市消防局への通報も35件あった。
電線を交換する際、一部世帯で数分から20分程度の停電となった。
北電によると、道内上空に入った暖気の影響で急速に雪解けが進み、融雪剤の塩化ナトリウムの粉末が路上に残った。
これが強風であおられて電線に付着し、雨にぬれたため、電気が通りやすい「塩水」と同じ状態となり、電線を覆うビニールの隙間などから漏電したとみられる。
出典
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/594160.html
2月24日付で毎日新聞北海道版からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
22日深夜から23日早朝にかけて、北海道電力に札幌市やその近郊の住民から「電線から火花が出ている」との通報が約70件寄せられた。
北電によると、電柱から各戸に延びる引き込み線で青白く小さい火花が確認されたという。
火災はなかった。
当時は季節外れの弱い雨が降り、風速10m前後の強風が吹いていた。
北電は、「電線の傷から塩分を含む不純物が入り込み、漏電した可能性がある」としている。
被覆に傷が見つかった電線の取り替え工事を行ったという。
その際、一時的に停電した世帯もあった。
沿岸地域では、海水が付着して漏電する場合があるが、札幌市で起こるのは珍しいという。
北電は、原因を調べている。
出典URL
http://mainichi.jp/area/hokkaido/news/20150224ddlk01040232000c.html
(ブログ者コメント)
本ブログでは、過去に同種現象を2件紹介済。
2012年12月15日掲載
2012年12月8日報道 強風や雪に見舞われた石川県内で電線から火花が出るトラブルが多発
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/2531/
2012年4月10日掲載
2012年4月6日報道 新潟県全域で暴風によって電線に傷ができ、一晩で1000件を超す火花発生現象が確認される (修正1)
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/1641/
2015年2月22日21時58分にNHK山口から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
22日午後0時10分ごろ、光市島田の金属メーカー「新日鐵住金ステンレス」の工場の一部で火災が起きていると、消防に通報があった。
消防車両など5台が出て、火はおよそ2時間後に消し止められた。
警察や会社によると、この火事によるけが人はなく、周辺の住民への影響もないという。
火事があったのは、薄くしたステンレスの板を研磨するラインで、警察と消防では、現場検証をして詳しい火事の原因について調べている。
新日鐵住金ステンレスでは、「地元のみなさまなど、お騒がせして大変申し訳ありません。発火の原因の特定に努め、今後、より注意して操業して参ります」と話している。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/lnews/yamaguchi/4065648271.html?t=1424637341108
2月23日付で毎日新聞山口版からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
22日正午ごろ、光市島田の新日鉄住金ステンレス光製造所薄板工場から出火し、ステンレスのコイルを研磨する設備や床など約200m2を焼いた。けが人はいなかった。
従業員が警備会社を通じて119番し、約2時間後に鎮火した。
警察などによると、工場は24時間操業で、出火時も設備は稼働していた。
従業員が機械から火花が出て燃え移るのを目撃しており、原因を調べている。
出典URL
http://mainichi.jp/area/yamaguchi/news/20150223ddlk35040277000c.html
(2015年3月22日 修正1 ;追記)
2015年2月23日付の山口新聞紙面に、原因に関する下記趣旨の記事が掲載されていた。
警察によると、鉄板を研磨するラインが稼働中で、油を含んだ削り粉に火花が引火した可能性があるという。
2015年2月21日20時1分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
21日午後0時半頃、滋賀県高島市安曇川町のJR湖西線安曇川駅で、網干発敦賀行き新快速電車(12両)の前から5両目に乗っていた乗客4人が降り、「喉が痛い」「息苦しい」などと訴えた。
駅員が119番し、30~70歳代の男女3人が市内の病院に搬送されたが、間もなく回復した。
JR西日本や警察が近江今津駅で調べたところ、車内に不審物などはなく、その後も運行は続けられた。
警察の発表などによると、車内にゴムの焦げたような臭いが残っていた。
ブレーキをかける際、車輪と制動装置の摩擦で同様の臭いが発生することがあるという。
5両目には当時、約60~70人が乗車し、3人は連結部に近い4人掛けのボックス席に座っていた。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/national/20150221-OYT1T50102.html?from=ycont_top_txt
2015年2月20日5時0分に朝日新聞から、下記趣旨の記事が図解付きでネット配信されていた。
コンセントと電源プラグの接触が悪いことが原因とみられる火災が全国で相次いでいるため、経産省は、コンセントの耐久性を確認する新しい試験をメーカーに義務づける方針を固めた。
来夏にも適用する。
プラグを何度も抜き差ししたり、コードをつかんで斜めに引っ張ったりすると、コンセント内部の金属部分「受け刃」が緩み、接触不良をまねく。
プラグと受け刃の接触部分が小さくなると発熱しやすくなり、周囲のプラスチックやコードに着火すれば火災を引き起こす。
そこで、経産省は新たに、コンセントに差した状態のプラグに水平(左右)方向に力をかける試験を、メーカーに義務づけることにした。
これまでも、一定の条件でプラグの抜き差しを合計5000回繰り返し、接触の状況を確認するよう求めていたが、その前に水平方向の新たな試験を必ず実施するように求める。
今夏にも、電気用品安全法の技術基準を改める通達を出し、約1年の周知期間を経て義務化する考えだ。
経産省の担当者は、「普段からプラグをコンセントにしっかり差し込み、抜くときはプラグ本体を持つようにして欲しい」と、日頃使う利用者へも注意を呼びかけている。
コンセント付近が火元とみられる火災では、昨年10月、石川県野々市市の教会兼住宅で子ども2人を含む4人が死亡した。
2013年10月には、福岡市博多区の整形外科医院で、入院患者ら10人が亡くなる大火災も起きている。
接触不良が原因とされる火災は、東京都内だけでも13年に34件起きており、経産省は規制強化が必要と判断した。
出典URL
http://www.asahi.com/articles/DA3S11610900.html
(ブログ者コメント)
昨年暮れ、プラグに耐火性試験が義務付けられるという下記の情報を掲載したが、それと同じ流れだと思われる。
2014年12月28日掲載
2014年12月23日報道 経済産業省はトラッキング火災防止のため、家電製品のプラグに耐火性試験を義務付ける
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/4528/
2015年2月21日0時13分にNHK高知から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2月20日16時39分に高知放送からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
20日午前10時半ごろ、いの町寺川の町道の工事現場で、作業員の男性(56歳)がクレーンを操縦して、工事に使う重さ約3.6トンのコンクリート製の擁壁を吊り上げていたところ、バランスを崩して道路から約3m下にクレーンごと転落した。
この事故で男性は操縦席の中に閉じ込められ、およそ4時間後に救助されたが、その場で死亡が確認された。
警察は、ほかの作業員から当時の状況について話を聞き、事故の原因や安全対策に問題がなかったかなどについて調べている。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/lnews/kochi/8015618511.html?t=1424469688103
http://www.rkc-kochi.co.jp/news/
(2015年8月13日 修正1 ;追記)
2015年8月11日20時58分にNHK高知から、現場責任者らが書類送検されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)
高知労基署は11日、元請けの建設会社などを書類送検した。
書類送検されたのは、いの町の建設会社でこの工事の元請け会社である「T社」と作業現場にいた23歳の男性社員、それに死亡した男性が勤めていた下請け会社の「H社」と死亡した現場責任者の56歳の男性作業員。
同署によると、死亡した男性は、安全につり上げることのできる重さをおよそ400kg超えた擁壁をつり上げていた疑いがあるほか、元請け会社の男性社員は計画に基づいて安全に作業を行うよう指導しなかった疑いがある
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/lnews/kochi/8014078161.html?t=1439327494830
2015年2月19日12時54分に産経westから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2月19日11時59分に神戸新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
19日午前4時10分ごろ、兵庫県姫路市広畑区の新日鉄住金広畑製鉄所で、40代の男性作業員が鉄板を送り込むロールと鉄板の間に挟まれているのを別の作業員が見つけ、会社を通じて119番した。
男性は、現場で死亡が確認された。
警察などによると、男性は「冷延工場」と呼ばれる建物内で、鉄板を薄く延ばす工程を4人で作業していた。
男性がロールを止めて点検し、別の作業員が男性の指示でロールを動かしたところ、幅1.7m、厚さ約3mmの鉄板と直径約1.2mのロールの間に全身を挟まれた。
警察によると、男性は「ローラーに傷が付いている」と言って、様子を見に行ったという。
出典URL
http://www.sankei.com/west/news/150219/wst1502190034-n1.html
http://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/201502/0007752031.shtml
2015年2月19日19時6分にNHK東海NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
19日午前3時前、名古屋市守山区の庄内川の堤防の道路でワゴン車が全焼する火事があり、乗っていた男女2人のうち、名古屋市の20代の女性が顔などに大やけどをし、愛知県春日井市の30代の男性も腕にやけどをした。
警察によると、2人は車を止めて、女性が助手席でウオッカを飲んでいたが、たばこに火をつけようとしたところ、突然、引火して燃え広がったという。
女性が飲んでいたのは、アルコール度数が90%以上もあるポーランド産のスピリタスというウオッカだったという。
警察は、車内で気化したアルコールに引火したとみて、詳しい状況を調べている。
このウオッカがどれぐらい引火しやすいか、名古屋市消防局の協力を得て実験した。
このウオッカと、アルコール度数が40%程度の一般的なウオッカとを、それぞれ少量、シャーレに入れて、火を近づけた。
その結果、アルコール度数が40%程度の方は、すぐに火はつかず、炎の勢いもあまりなかった。
一方、90%以上の方は、すぐに火がつき、赤い炎を上げて勢いよく燃えた。
ボトルには、火気に気をつけるよう注意書きもある。
名古屋市消防局消防研究室の丹羽研究係長は、「アルコール度数の高い酒に火を近づけるのは危険です。身近なところに思わぬ危険が潜んでいることを認識してほしい」と話している。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/tokai-news/20150219/5580001.html
2015年2月19日13時53分に日テレNEWS24からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
アルコール度数が高い酒として有名な「スピリタス」を飲んでいた。
そして、いずれかがたばこに火をつけたところ、その火がスピリタスに引火したという。
この火災で車は全焼し、2人は重いヤケドを負った。
スピリタスはアルコール度数が90度以上あり、ラベルに「火気厳禁」と記されているものもあるという。
出典URL
http://www.news24.jp/articles/2015/02/19/07269569.html
2015年2月18日22時59分にNHK宮崎から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2月18日22時12分に共同通信からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
魚のアオブダイを食べた県内に住む70代の女性が筋肉痛などの症状を訴えて病院に入院し、18日、死亡したことが分かった。
県は、アオブダイの肝臓を食べたことによる食中毒と断定し、アオブダイを食べないよう注意を呼びかけている。
県によると、2月16日、県内に住む70代の女性が自宅でアオブダイの肝臓を含む煮付けを食べたあと、体調が悪くなったという。
この女性は、16日午後6時ごろに煮付けを食べた後、午後9時ごろに筋肉痛や体のしびれなどの症状を訴えて、17日午後8時ごろに入院し手当てを受けていたが、18日午後3時ごろ死亡したという。
県は、病院の検査の結果などから、女性がアオブダイの肝臓に含まれる「パリトキシン」による食中毒で死亡したと断定し、どこでアオブダイを手に入れたのか、詳しく調べている。
県によると、今回のケースを含めて、県内では平成に入ってこれまでにアオブダイを食べて10人が食中毒を起こしているが、亡くなったのは初めてだという。
県は、「アオブダイは、生息している海域によってはパリトキシンを含んでいるおそれがあり、死亡する場合もあるので食べないでほしい」と注意を呼びかけている。
パリトキシンはアオブダイやハコフグの肝臓などに含まれ、呼吸困難などの症状が現れる。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/lnews/miyazaki/5065567201.html?t=1424298181307
http://www.47news.jp/CN/201502/CN2015021801002153.html
(ブログ者コメント)
産業安全とは関係ない事例だが、たまにブダイの肝を食べることがあるブログ者にとって気になる情報だったので、掲載した。
(ブダイとアオブダイは違うようだが・・・)
ちなみにテレビでは、筋肉にもパトリキシンが含まれることがあると報道されていた。
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その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。