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2014年7月8日0時2分にmsn産経ニュースwestから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
大阪府吹田市消防本部は7日、3日に心肺停止が疑われた60代男性の家族から119番を受けたが、指令員から救急隊に出動先が誤って伝達され、救急車の到着が8分遅れる事案が発生したと発表した。
女性指令員(35)が、指令台のコンピューターに集合住宅の建物名を誤入力したことが原因。
男性は現在、集中治療室で入院中という。
3日午後4時20分に119番があり、指令員は同じ番地内の別の建物名を入力。
同25分に到着した救急隊から「住所不明」の連絡があり、誤入力が判明。
8分後の同33分に通報があった部屋に到着した。
指令員は、通報内容から心肺停止を疑い、約5分間、家族に男性への心臓マッサージを口頭で指導。息を吹き返したことを確認して電話を切断したが、救急隊が到着した際も心肺が停止しており、隊員がAED(自動体外式除細動器)で心肺蘇生を行った。
同消防本部の高橋指令情報室長は、「119番内容入力の際、別の指令員による再確認を行い、再発防止に努める」としている。
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/140708/waf14070800020002-n1.htm
7月8日7時38分に読売新聞からは、若干ニュアンスの異なる下記趣旨の記事がネット配信されていた。
3日午後4時20分頃、同市内のマンションに住む男性の家族から119番があり、5分後に救急隊が到着したが、男性は見つからなかった。
通報を受けた女性指令員(35)が出動先を伝えるコンピューターに住所を入力する際、マンションの棟番号を間違えたという。
別の指令員が家族に電話で聞き直し、救急隊を向かわせたが、男性宅まで約120m離れており、救急隊が男性宅に着いたのは8分後、通報から13分が過ぎていた。
男性の家族は同本部の指示で、心臓マッサージを続けていたが、救急隊の到着時には心肺停止になっていたという。
同本部の村上消防長は、「容体への影響は明らかではないが、男性とご家族にはおわび申し上げる。出動先の確認を徹底し、再発防止に努める」とコメントした。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/national/20140708-OYT1T50019.html
(ブログ者コメント)
口頭伝達であれ、紙に書いての伝達であれ、コンピュータ入力での伝達であれ、発信側には細心の注意が求められる。
それが、重要な情報を伝達する場合は、なおさらのことだ。
ブログ者は、ネット通販購入時など、入力ミスすると自分にはねかえってくるため、入力した項目を指でなぞりながら確認するようにしている。
2014年7月3日20時47分にNHK秋田から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
7月4日付で毎日新聞秋田版と朝日新聞秋田全県版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
3日午後4時20分ごろ、仙北市西木町にある木材を使った市の発電施設「Aバイオエネルギーセンター」で従業員から「おがくずやチップが燃えている」と消防に通報があった。
消防によると、消火活動によって午後8時半に火は消し止められ、けが人もいなかった。
市によると、施設では杉のチップを燃やし、発生したガスを利用して発電している。
出火当時は施設に職員ら5人がいたが、避難して無事だった。
消防などによると、出火当時はガスのテスト中で、おがくずやチップに燃え広がり、手がつけられない状態になったという。
市によると、施設の中には引火しやすい「アセトン」という化学薬品が入った一斗缶が5缶保管されていたことから、市や警察が周辺の100人あまりを一時避難させた。
このうち隣接する老人福祉施設では、92人の入所者が近くにある市の庁舎や小学校の体育館に避難した。
施設では火災の影響で停電が続いたため、避難は3時間あまりに及び、重い症状の人は診療所に移すことを検討するなど、施設の職員が対応に追われた。
しかし電気は午後7時半すぎに回復し、入所者たちはその後施設に戻り始めていて、今のところ体調の不調を訴えている人はいないという。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/akita/6015723411.html?t=1404422168506
http://mainichi.jp/area/akita/news/20140704ddlk05040046000c.html
2014年7月3日21時16分にmsn産経ニュースwestから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
7月4日付で毎日新聞京都版と朝日新聞京都市内版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
ゴボウの袋詰め作業中に機械で指を切断したことで心的外傷後ストレス障害(PTSD)を発症したのに、国が療養補償給付を支給しなかったのは違法として、京都市内の女性(66)が国などに対し、不支給処分の取り消しなどを求めた訴訟の判決が3日、京都地裁であった。
栂村裁判長は、「一般に死ぬ危険を感じるような傷害でなく、PTSDを患ったとは認められないが、適応障害と認められる」と認定。
そのうえで、「事故後、3年半にわたり断続的にフラッシュバックや恐怖感もあり、日常生活に支障をきたしている。適応障害を発症させるに足りる心理的負荷をもたらすものだった」、「事故以外に適応障害を発症する要因は見当たらない」とし、障害が業務中の事故に起因するものと認め、「ストレスに過剰に反応した」などとする被告側の主張を退け、「処分は違法」と結論づけた。
判決によると、女性は青果物の包装などをする会社に勤務していた平成21年、ゴボウの袋詰め作業中に機械の回転歯に左手の人さし指を挟んで切断され、事故の状況がフラッシュバックしたり、不眠や精神的に不安定になるなどの症状を発症。
京都下労基署に療養補償給付などを2度請求したが、同年11月~22年11月に不支給とする決定を受けた。
厚労省労働基準局は、「判決内容を確認・精査のうえ、関係機関と協議していきたい」としている。
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/140703/waf14070321160028-n1.htm
http://mainichi.jp/area/kyoto/news/20140704ddlk26040385000c.html
2014年4月6日に掲載した元記事がプロバイダーの字数制限オーバーとなりましたので、ここに新情報を第2報修正2として掲載します。 (新情報に基づきタイトルも修正しました)
(2014年7月9日 修正2 ;追記)
2014年7月2日付で朝日新聞から、国交省の当初の設計後にJVが現場に合せて桟橋上部を補強したため不安定になっていたという下記趣旨の記事が、図解付きでネット配信されていた。
転覆事故は、桟橋自体が設計時より重く、作業時に桟橋に載せたクレーンで、バランスが崩れたのが要因とわかった。
原因を調べている国交省の有識者委員会が2日、中間報告で公表した。
工事は国が発注。海底資源確保のため、2016年度末までに全長100mの桟橋をつくる計画だった。
桟橋は重さ739トンの箱形の鋼鉄(縦30m、横20メートル、高さ5メートル)に、重さ172トンの脚(長さ約48m)が4本突き出た構造。
五洋建設など、3社の共同企業体(JV)が施工していた。
報告によると、国交省の当初の設計では、桟橋が左右に最大17.2°まで傾いても転覆しないはずだった。
だが、JV側が桟橋上部を補強したことなどから128トンも重くなり、不安定になって、限界値は13.8°に低下。
当初の3分の1のエネルギーで転覆する状態に陥っていた。
JVは3月30日早朝、運んできた台船を沈めて桟橋を浮かせたが、左舷側に置かれていた移動式クレーン(12トン)の重みで左に約9°傾いた。
クレーンを右に動かすと、約100秒の周期で振り子のように左右に揺れるローリング現象が発生。
左に傾いた状態のまま船で引っ張り出すと、今度は右へ大きく傾いた。
さらに海水の流れによる力と波の重みも加わり、右に転覆したと考えられるという。
国交省は、「施工時の安全確保はJV側の責任」としながら、「方法を吟味すれば安全施工は可能」と、工事を早期に再開したい考えだ。
中間報告は、再開前にJVが施工方法を総点検し、有識者の意見を施工計画に反映させるよう求めた。
海保は、業務上過失致死傷容疑で捜査を続けている。
出典URL
http://www.asahi.com/articles/ASG71737CG71UTIL04P.html
7月2日13時31分に毎日新聞から、7月2日11時45分にmsn産経ニュースからは、若干ニュアンスの異なる下記趣旨の記事がネット配信されていた。
国の第三者委員会は2日、桟橋を台船に固定する振れ止めライン(ワイヤ)が切れた際、正しく修復できなかったことが主な原因と推定する中間報告をまとめた。
当初の計画で桟橋は約1700トンだったが、現場の状況に合わせて再設計され、重量が120トン余り増やされていたことも、バランスが崩れる原因につながったとした。
報告書によると、午前6時40分ごろ、桟橋上の中央に設置すべき作業用クレーン(12トン)が約6.5mずれて左舷側に設置されていたことなどから桟橋が傾き、ワイヤが破断。左舷側への傾斜が拡大した。
クレーンを右舷側に移動させたところ、バランスが崩れて桟橋がゆっくりと揺れ始めた。
午前7時25分ごろまでに破断したワイヤを取り換えたが、海上での作業が難航し、桟橋が台船の舷と平行にならず、左側に傾斜したままの状態で再び固定された。
その結果、ワイヤを外して台船から海に降ろした際に反動で右に傾き、計画よりも潮流の影響を強く受け、上からかぶった大量の水の重みなどで転覆したと推定した。
検討委は、「安定性の低下がなければ、(水の重みなど)複数の外部作用があったとしても、転覆には至らなかった」としている。
人為的ミスの有無については、国交省の事故調査委員会などが調査中として、言及を避けた。
出典URL
http://mainichi.jp/select/news/20140702k0000e040261000c.html
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/140702/dst14070211450001-n1.htm
(ブログ者コメント)
第1報は下記参照。
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/3806/
(2014年11月29日 修正3 ;追記)
2014年11月28日23時19分に毎日新聞から、再発防止策をとった上で工事が再開されるという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
国交省関東地方整備局は28日、事故で中断していた沖ノ鳥島の港湾施設建設工事を、来年4月ごろに再開すると発表した。
2016年度中に完成予定だった工事は、少なくとも1年は遅れる見通し。
事故を巡っては、7月に国の第三者委員会が、桟橋が現場の状況に合わせて再設計されて重量が増えたことなどが転覆の原因との中間報告をまとめた。
中間報告を受け、関東地方整備局では工事を請け負う五洋建設、新日鉄住金エンジニアリング、東亜建設工業の3社の共同企業体(JV)と協議。
桟橋は中央と南北の計3基があるが、15年の工事では気象条件などを考慮して北側桟橋のみを設置する。
桟橋に搭載する仮設物の重量測定を徹底して安定を図るほか、桟橋上の作業員を減らし、周囲に緊急時対応船を配置するなどの再発防止策を取るという。
出典URL
http://mainichi.jp/select/news/20141129k0000m040121000c.html
2014年7月2日付で毎日新聞山口版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
7月2日付で朝日新聞山口東版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
また、同社HPにもプレスリリースが掲載されていた。
和木町のJX日鉱日石エネルギー麻里布製油所で、液体硫黄が約7.5kℓ漏れていたことが分かった。
消防法で速やかな通報が義務づけられているが、岩国地区消防組合消防本部への通報は発見から約30時間後だった。同本部は近く文書で改善を指示する。
同製油所によると、漏出は、原油から取り除いた硫黄を回収する装置で発生。
点検中の社員が6月27日午前2時ごろ、約145℃の液体硫黄が移送パイプから漏れているのを見つけた。
装置を停止して漏出を止めたが、通報は遅れて28日午前8時ごろになった。
硫黄は大気で冷えて固化、プラント外に出ておらず、環境への影響はないという。
同社は、通報が遅れたことについて、「硫黄が固体化し、人体に影響がないと考えた。通報義務に関する理解認識不足、通報訓練不足だった。再発防止に努める」と説明している。
また、硫黄漏洩の原因については、本来、閉止状態にあるはずの弁が開放状態になっていたと推定している。
同社は30日、社長を本部長に対策本部を設置。再発防止策を検討している。
出典URL
http://mainichi.jp/area/yamaguchi/news/20140702ddlk35040354000c.html
http://www.noe.jx-group.co.jp/newsrelease/2014/20140630_01_0970780.html
2014年7月2日3時0分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
延岡市の旭化成ケミカルズ第3火力発電所で6月19日、煙突から出た灰が市内に降った問題で、旭化成延岡支社は1日、煙突内に付いた石炭灰が大雨で固まり、再稼働時に剥がれて噴き出した可能性があると発表した。
発電所は、1日から稼働を再開した。
発電所は5月14日から定期点検に入り、高さ120mの煙突内にたまった石炭灰をブラッシング清掃したが、一部が窪みに残っていた。
6月4日、工場内の雨量計で278mmという激しい雨が降り、直径1.8mの煙突上部から雨水が流れ込んだとみられる。
延岡総務部は、「通常は灰が残っていても微粉状態で影響はなかったと思う」と説明する。
延岡支社によると、降灰被害は長浜町にある煙突の南西側6町に及び、29カ所で確認した。
旭化成は2010年7月にも、旭町の延岡火力発電所で集塵機が停止し、降灰被害を出している。
出典URL
http://www.asahi.com/articles/ASG71574XG71TNAB016.html
7月2日付で毎日新聞宮崎版からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
旭化成は1日、延岡市のグループ会社・旭化成ケミカルズの石炭火力発電所の煙突から周辺一帯に降灰した問題で、原因の調査結果や再発防止策を発表した。
灰の成分は二酸化ケイ素など石炭燃料の燃焼後と同一。
発電所は5月中旬から運転停止・点検中で、発生当日は約1カ月ぶりに再起動させる作業中だった。
このことから、同社は降灰の原因について、煙突内に残り、雨水で固まった灰の堆積物が噴き出した、と説明。
防止策として、今後は従来のブラッシングから高圧洗浄に切り替え、煙突内を徹底的に洗浄するとしている。
降灰は6月19日午後0時45分ごろ発生。
周辺住民から「車に灰が積もった」などの苦情があり、起動作業を午後2時過ぎに停止した。
今のところ健康被害の報告はないという。
出典URL
http://mainichi.jp/area/miyazaki/news/20140702ddlk45040559000c.html
(ブログ者コメント)
朝日新聞の記事中、『延岡総務部』とあるのは原文のまま。
旭化成延岡支社の総務部?延岡市の総務部?
2014年7月3日付で朝日新聞名古屋版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2日午後11時半ごろ、名古屋市中村区平池町4丁目の名古屋臨海高速鉄道あおなみ線「ささしまライブ駅」南西にある地下道路の設置工事現場で、男性作業員の頭上にあった円筒形のダクトが落下し、男性の頭などに当たった。
男性は、搬送先の病院で約1時間半後に死亡。
警察は、男性は51歳の作業員とみて、身元の確認を進めている。
警察によると、ダクトはプラスチック製で直径約50cm、長さ約4m。
掘削した土砂を吸引して運ぶもので、ダクト内で土砂が詰ったため、男性が点検していたという。
警察は、土砂の重みで落ちたとみている。
2014年7月2日19時4分にNHK金沢から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2日午前10時半ごろ、かほく市高松の「のと里山海道」の下り線で、道路の左側に止まっていた2台の作業車のうち、後ろにいた作業車に大型トレーラーが衝突した。
この事故で,2台の作業車の間にいた作業員の男性(30歳)と警備員の男性(45歳)が死亡した。
また、ほかの作業員の男性1人とトレーラーを運転していた男性も、けがをした。
現場は片側2車線で、見通しはよく、警察によると、2台の作業車は左側の車線のはじに前後に止まっていて、死亡した2人は道路に白線を引く作業や走ってくる車を見張る作業にあたっていたという。
警察によると、作業車の後ろの部分には注意を呼びかける標識が設置されていたほか、作業車から30mほど手前の場所では、別の作業員が、作業をしていることを知らせるために旗を振っていたという。
警察は、事故の状況などを詳しく調べている。
この事故で、のと里山海道は、かほく市の高松インターチェンジと県立看護大インターチェンジの間で5時間あまりにわたって上下線が通行止めになった。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/kanazawa/3025675683.html?t=1404334167278
7月3日15時38分に北國新聞からは、トラック運転手の直前の様子が、下記趣旨でネット配信されていた。
かほく市高松の「のと里山海道」下り線で2日、金沢市内の男性会社員2人が死亡した事故 で、大型トレーラーを運転していたトラック運転手のAさん(59)が、「誘導員も作業車も見えていた。右側に車線変更をしようと思っていたが 、気付いたらぶつかっていた」と話していることが3日、勤務先の会社関係者への取材で 分かった。
関係者によると、Aさんは、「ぶつかる直前のことは覚えていない」などと述べている という。
警察は、Aさんのけがの回復状況を見ながら、調べを進める。
出典URL
http://www.hokkoku.co.jp/subpage/E20140703002.htm
(ブログ者コメント)
あれは、今から40年ほど前のことになる。
職場の仲間と車3台でドライブに行った時のことだ。
ブログ者は2号車に乗っていたのだが、1号車が、見通しはよいものの信号がない三叉路で、対向車が来ているにもかかわらず右折しようとして、ぶつかってしまった。
運転していた人いわく「前から車が来ていることはわかっていた。なぜ右折しようとしたのか、自分でもわからない」。
あの事故も、そして今回の事故も、魔がさした?
事故が無くならない原因の一つに、こういったこともあるのかもしれない。
(2020年8月30日 修正1 ;追記)
2020年8月29日11時12分にNHK石川から、運送会社の運行管理不適切などと指摘した事故報告書がまとめられたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
6年前、かほく市の「のと里山海道」で、作業用の車両に大型トレーラーが衝突し、作業員2人が死亡した事故について国土交通省の事故調査委員会が報告書をまとめ、ドライバーの長時間労働が常態化するなど、運送会社側の管理体制の問題点を指摘した上で、業界での再発防止策の徹底を求めました。
2014年7月、かほく市の「のと里山海道」で発生した事故では、大型トレーラーが作業用の車両に衝突し、近くにいた作業員の男性2人が巻き込まれて死亡しました。
国土交通省の事故調査委員会の報告書によりますと、トレーラーの運転手は事故の前、仕事の拘束時間や、連続運転時間の上限をたびたび超過するなど、長時間労働が常態化していました。
事故調査委員会は、運送会社側の運行管理体制などが不適切で、安全確保のための措置がとられていなかったことが事故の背景にあると考えられると結論づけ、点呼を確実に実施することドライバーの疲労の程度や、健康状態をしっかり確認することなど業界での再発防止策の徹底を求めました。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kanazawa/20200829/3020005857.html
2014年6月30日に掲載した元記事がプロバイダーの字数制限オーバーとなりましたので、ここに新情報を第2報修正1として掲載します。
(2014年7月7日 修正1 ;追記)
2014年7月1日21時27分に中日新聞から、工事中に誤って配電盤スイッチに触れて停電したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
7月1日19時18分にNHK東海NEWS WEBからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
(新情報に伴い、タイトルも修正した)
製鉄所の酒本所長が1日、発生後初めて会見した。
今年3度目となる事故の経緯を説明し、「人為的なミスと機械がうまく作動しないことが重なった」と謝罪した。
製鉄所によると、6月22日午後2時ごろ、中部電力から電気を受ける受電線の保護装置の更新工事中に、作業員が誤って配電盤のスイッチに触れ、電気が遮断された。
その直後、非常用のバックアップ装置が稼働し、自家発電施設の電力の周波数を調整して停電を構内の一部にとどめることができたが、その後、このバックアップ装置に異常が発生したため自家発電施設に大きな負荷がかかって運転できなくなり、午後3時前に構内全体が停電した。
出典URL
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2014070190212747.html
http://www3.nhk.or.jp/tokai-news/20140701/5624491.html
(ブログ者コメント)
本記事の第1報は下記参照。
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/4046/
7月1日付で同社HPに、上記報道よりもやや詳しい内容がプレスリリースされている。
http://www.nssmc.com/news/20140701_100.html
2014年7月3日付で朝日新聞三河版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
7月2日11時57分に毎日新聞から、7月2日9時8分にNHK東海NEWS WEBからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
岡崎市の市立矢作中学の体育館で1日夕、照明が落下して女子生徒がけがをした事故で、照明が倒れないよう、チェーンを巻きつけるなど、必要な安全措置がとられていなかったことが分かった。
同日、市教委が会見で明らかにした。
説明では、2階通路に置かれたスタンド式の照明(高さ約1.2m)が倒れて、ヘッド部分(重さ約10kg)が落下し、約3m下のフロアーで部活動中だった3年女子生徒(14)の頭に当たった。
生徒は、後頭部を3針縫うけがを負った。
市教委によると、落下した照明器具は、体育館で行事などの際、壇上などを照らすためのもの。
だがピンはなく、いずれの対策もとられていなかったことが分かったという。
5月中旬に使用した後、失念して放置したことが原因だとみられる。
事故当時は、2階通路には誰もいなかった。
熱中症対策のため窓を開けており、風に揺られたカーテンが引っかかって照明が倒れ、その衝撃でヘッド部分が外れて落下した可能性が高いという。
フロアーでは約90人の生徒が部活動をしていた。
事故を受けて市教委は、市立小中学校に対し、校内の安全点検を行うよう指示するとともに、ピンがなかった理由についても調べている。
県教委も今後、各市町村教委に注意喚起する予定だという。
出典URL
http://mainichi.jp/select/news/20140702k0000e040249000c.html
2014年7月1日付で夕刊いわき民報から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
7月1日15時6分にNHK福島から、7月2日付で毎日新聞福島版と朝日新聞福島中会版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
1日午前4時半ごろ、いわき市の小名浜製錬の銅製品を鋳造する工場の溶融炉から高熱の銅が漏れ出し、配線ケーブルを焼失した。
出火当時、作業現場には20~50歳代の従業員の男性6人がいたが、けがはなく、およそ3時間後に消し止めた。
警察などによると、溶融炉はドラム缶を横にしたような形状で、直径約2.7m、炉の長さは約3.5m。
銅の熔体を1500~1700℃に加熱する交換式のインダクター(加熱コイル)が炉の下部左右に1基ずつ設置されており、何らかの原因で、その片側から約1200~1230℃の銅が漏れ出したとみられる。
漏れ出した銅はコンクリートの床面に落下、炉の下部に山状に滞留した。
輻射熱により、炉から数m離れた場所に設置されていた配線ケーブルが焼失したが、熔体は堰の範囲内で食い止められ、工場外に漏れ出すことはなかった。
事故当時、炉には約40トンの熔体が入っており、数10トンほどが漏れたという。
また、10mほど離れた場所に銅に添加するためのマグネシウムが置かれていたため、引火を避けるために急遽、移動させたという。
正午現在も炉のある建屋内は熔体の発する高熱で防護服を着た消防隊も入れず、警察などでは、冷却を待って原因や損害状況を実況見分する。
この加熱装置は、1年半から2年ごとに交換が必要で、去年6月ごろに取り替えた時には、特に異常はなかったという。
現場は、石油コンビナートなどが並ぶ小名浜港臨海工業地帯の一角で、住宅街にも接している。
関係者などによると、敷地内から黒煙が上がっているのを近隣住民が見付け、同日午前4時49分に119番通報した。
消防が同製錬所に事実確認をしたところ「現在確認中」などとの返事があり、同社から通報があったのは同5時12分。
小名浜消防署では同5時すぎには出動しており、発生から40分以上も通報が遅れたことなどに対し、同社では「マニュアルでは緊急連絡の仕組みを作ってあるが、その通りにできなかったことは、結果として教育が行き届かなかったこと。大変申し訳ない。反省して二度とこういうことがないよう努めたい」とコメントしている。
小名浜製錬では、ことし1月にも、炉から漏れ出した熔体が冷却用の水と反応して水蒸気爆発を起こし、男性社員が足にやけどをする事故が起きている。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/fukushima/6055640321.html?t=1404248957592
http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20140702ddlk07040019000c.html
(ブログ者コメント)
ことし1月の事故は、下記参照。
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/3593/
それにしても、またしても溶解炉関係の事故。
5月の豊橋市での事故の記事中、溶解炉関係の事故が多いと感じている旨コメントしたが、その後も6月に小坂町で起こり、そして今回の事故。
やはり多い。
以下は豊橋市での事故。
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/3919/
以下は小坂町での事故。
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/4025/
2014年6月29日21時19分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
6月30日8時3分に北海道新聞から、6月30日1時12分にテレ朝ニュースから、6月30日14時53分に読売新聞から、7月1日10時40分にNHK北海道NEWS WEBからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
29日午後1時30分ごろ、北海道登別市登別温泉町の「N病院」の職員から、「貯水タンクの中に男性2人が倒れている」と110番通報があった。
警察署員らが、病院内の貯水タンクで男性2人が湯に浮いているのを発見。2人は約2時間後に死亡が確認された。
警察などによると、行方不明の職員の家族から28日夜、「病院から帰ってこない」と連絡があったため、29日午前から職員が院内を捜していた。
警察などによると、貯水タンクはFRP製で温泉大浴室がある棟の2階にあり、幅2m、奥行き1m、高さ1.5m。
タンクには、温泉治療に使う硫黄泉がためられている。
タンク内から硫化水素が検出され、2人とも硫化水素中毒が死因とみられている。
病院によると、タンクには約60℃の源泉がタンクの半分ぐらいまで入っており、普段は職員が立ち入らない。
28日に浴室を利用した患者から「湯が出ない」との声が寄せられ、40代と30代の設備担当職員2人がタンクを点検しにいったとみられるという。
タンクの上部には作業用の穴が開いていて、中にはしごが掛けられていた。
警察が調べたところ、タンクの底に温泉成分の汚泥がたまり、タンクの蓋も開いていた。
警察によると、当時、2人はタンクの底にたまった泥を取り除く作業をしていたが、泥を自動で排出する装置が何らかの原因で作動しなかったため、バケツですくい上げていたという。
ふだん、タンクの中に人が入ることは想定されていないということで、警察と労基署では、安全管理に問題がなかったか、引き続き調べている。
出典URL
http://www.asahi.com/articles/ASG6Y5TH2G6YIIPE02C.html
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/548304.html
http://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000029727.html
http://www.yomiuri.co.jp/national/20140630-OYT1T50074.html
http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20140701/5605733.html
2014年6月28日22時2分にYAHOOニュース(神戸新聞)から、下記趣旨の記事が写真付きでネット配信されていた。
6月30日付で朝日新聞播磨版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
28日午後1時半ごろ、兵庫県姫路市白国4の市道脇で、ドラム缶(直径60cm、高さ90cm、容量200ℓ)が破裂し、約50m吹き飛んだ。
けが人はなかったが、近くにある民家の屋根の一部が壊れた。
関西電力姫路支店によると、現場近くの電線が切れ、周辺の約40軒が約2時間停電した。
警察などによると、28日午前10時ごろ、近くの塗装会社の従業員数人が、床の塗装に使う液体の水性ウレタン樹脂を処分するため、ドラム缶に水性ウレタン塗料と液体硬化剤を計約100ℓ入れてふたを閉め、市道脇の産業廃棄物用ごみ置き場に捨てたという。
密閉されたドラム缶内が、塗料の固まる際に発生するガスで高圧となり、破裂した可能性があるという。
ドラム缶は空の状態で重さ20~30kgあり、塗料などを含めると100kg以上あったとみられる。
近くの男性会社員(25)は、「ドーンという爆発音で振り返ると、ドラム缶が電柱よりも高く飛び、駐車場に大きな音を立てて落ちた」と驚いた様子で話した。
出典URL
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140628-00000010-kobenext-l28
6月28日23時22分に読売新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
28日午後1時30分頃、兵庫県姫路市白国の住宅街にある空き地でドラム缶1本が破裂し、約50m離れた駐車場まで飛んで落下した。
ドラム缶の上に置いてあったベニヤ板の破片も弾みで飛び、約35m先の民家に当たって瓦3枚が割れた。
付近の電線も一部が切断され、40軒が約2時間停電。けが人はなかった。
警察などによると、近くの塗装業の男性(38)と従業員計3人が同日午前11時頃、空き地にある廃棄物回収箱の中にドラム缶を置き、床などの塗装に使う液体の水性ウレタン樹脂を固めて処分するため、この樹脂と硬化剤をドラム缶の7分目まで入れて蓋を閉めていたという。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/national/20140628-OYT1T50149.html?from=ycont_top_txt
2014年6月28日19時1分にNHK北海道NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
6月28日17時19分にサンケイスポーツ(共同)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
28日午前8時40分ごろ、別海町大成の町道の工事現場で、パワーショベルでつり上げられた重さ1トンの土のうが落下し、作業員の男性(59歳)が下敷きになった。
警察によると、男性は病院に運ばれたが、頭を強く打っていて、まもなく死亡した。
当時、現場では町道の舗装工事をしていて、警察によると、男性らは現場で土のうをつくり、ショベルの爪に引っかけて移動させる作業をしていた。
土のうは1m50cmの高さまでつり上げられていたが、パワーショベルと結んでいた金具が突然、壊れて落下したという。
警察では、工事を請け負っていた会社から話を聞くなどして、事故のいきさつや詳しい原因を調べている。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20140628/5581061.html
http://www.sanspo.com/geino/news/20140628/acc14062817190001-n1.html
(ブログ者コメント)
これも、労安則164条の「用途外使用制限」に抵触する作業だったのかもしれない。
164条の内容は下記記事参照。
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/4001/
2014年6月27日付で朝日新聞青森全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
青森市教育委員会の定例会が26日あり、市内松原一丁目の中央市民センター利用者に負傷事故があったことが報告された。
センターによると、7日午前10時半ごろ、3階の中会議室で、音楽サークルが楽器の練習中に、天井から金属製の枠がついたスピーカーカバーが落下し、20歳前後の男性の頭に当たった。
男性は、頭に1cmほどの傷を負い、出血した。病院で検査の結果、軽傷だったという。
スピーカーカバーは約30cm四方で、厚さ約1cm。金属製の枠は、幅1cmだった。
スピーカーカバーは、周囲4カ所をビス留めして天井に設置されていたが、点検していなかったという。
2014年6月27日10時58分にmsn産経ニュースから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
関西空港で平成23年、ホノルル行きハワイアン航空ボーイング767が誤って滑走路に進入したトラブルで、運輸安全委員会は27日、機長らが管制官の指示を聞き間違え、管制官もパイロットの復唱を十分確認しなかったのが原因とする調査報告書を公表した。
報告書によると、23年10月12日、滑走路手前にいたハワイアン機を引き続き待機させるため、管制官は「Hold position(待機せよ)」と指示。
機長らは、米国で10年9月まで使われていた「Position and hold(滑走路上で待機せよ)」という管制用語と聞き間違え、滑走路に入った。
このため、滑走路に着陸しようとした全日空の貨物機が着陸をやり直した。
副操縦士は「滑走路上で待機する」と誤って英語で復唱、管制官は指示が伝わったと思いこみ、確認しなかった。
安全委はハワイアン航空にパイロット教育を求め、管制官には「Hold short of runway(滑走路手前で待機せよ)」との用語で待機場所を示すべきだったとした。
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/140627/dst14062710580002-n1.htm
(ブログ者コメント)
運輸安全委員会の報告書は、以下のURL参照。
http://www.mlit.go.jp/jtsb/aircraft/rep-inci/AI2014-3-1-N588HA-JA8356.pdf
そこには、管制官とパイロットの詳細なやりとりが記されている。
骨子は下記。
○タワーはA機に、「Hold short of runway 06R(滑走路06Rの手前で待機せよ)」と指示し、A機はこれを復唱した。
○A機は、誘導路A14に入り滑走路06Rの手前で停止した。
○タワーはA機に、「Hold position(待機せよ)」と指示し、「Expect departure after next arrival fivemiles(出発は最終進入経路上5nmの地点にいる次の到着機の後の予定である)」と通報した。
○A機は、「Position and hold(滑走路に入って待機)」と復唱した。
○A機は、誘導路A14から走行を開始した。その後、停止位置標識を超えて滑走路06Rへ入った。
○タワーはA機に、私は「hold position(待機せよ)」と指示したはずなのに、あなたは滑走路に入ってしまったと伝えた。
○A機はタワーに、あなたは「Position and hold(滑走路に入って待機せよ)」と言ったと答えた。
○これに対してタワーは、「taxi into position and hold(滑走路に入って待機せよ)」という意味ではなく、私が言ったのは「hold position(待機せよ)」であると伝えた。
○A機は、「Position and holding(滑走路に入って待機する)」と復唱したはずだと答えた。
○A機は、「And hold on the runway(そして滑走路上で待機した)」と付け加えた。
○タワーは再びA機に、「Hold position that means tocontinue to hold short of runway(滑走路手前で待機を続けよという意味で待機せよ)」と私は言ったはずだが、理解できなかったかと尋ねた。
○A機はタワーに、我々全員は「Position and hold onthe runway(滑走路に入り待機せよ)」と聞いたと答えた。
2014年6月27日12時17分に神戸新聞から、下記趣旨の記事が写真と図解付きでネット配信されていた。
昨年2月に乗客ら13人が重軽傷を負った高砂市の山陽電鉄脱線事故で、運輸安全委員会は27日、踏切内で立ち往生した車載用トラックの運転手が、荷台後部に立てていた積み降ろし用スロープを下げたため、特急電車が乗り上げて脱線したとする調査報告書をまとめた。
事故は昨年2月12日午後3時50分ごろ、同市荒井町の踏切で発生。先行の乗用車が踏切前方にある交差点の信号で止まったため、トラックは渡り切れず、荷台を踏切内に残した。
時速約95kmで走行中の特急はブレーキをかけたが間に合わず、荷台とスロープに衝突。1、2両目が脱線して電柱やブロック塀を壊しながら進み、約120m先の荒井駅ホームにぶつかって止まった。
報告書によると、トラックの運転手は、スロープを遮断棒に引っかけずに前進して踏切から出るため、車外に出てスロープを事故直前に下ろした。
長さ9.6mのトラックは遮断棒の内側に1.7m以上残っていたため、スロープ(2.8m)を下げると線路2本を完全にまたいだという。
運転手が踏切の非常ボタンを押していれば、特急のブレーキが間に合った可能性があった。
踏切内の障害物検知装置はトラック荷台より上に位置し、下ろされたスロープを検知しなかったとみられる。
また、同委は、事故直後に特急の乗務員が運転指令に連絡せず、後続車両の適切な列車防護ができていなかったと指摘している。
事故を受け、県などは、同踏切や類似の踏切の道路を赤茶色に舗装して注意を呼び掛けるなどの再発防止策を講じている。
出典URL
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201406/0007092176.shtml
(ブログ者コメント)
運輸安全委員会の報告書は下記参照。
http://jtsb.mlit.go.jp/jtsb/railway/detail.php?id=1836
2014年6月28日付で朝日新聞山梨全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
6月28日付で山梨日日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
27日午後3時ごろ、昭和町清水新居の「ダイタ昭和ショッピングビル」の解体工事現場で、ビルの外壁のコンクリート片が7~8mの高さから落下し、下にいた解体業者に勤める作業員の男性(43)に当たった。
警察によると、男性は病院に搬送され緊急手術を受けたが、内臓を損傷し体の複数箇所を骨折するなどの重体だという。
警察によると、落下は約1時間前にも起きた。
同日午後2時10分ごろ、外壁(縦約2m、横約3m)のコンクリート片が崩れ落ち、コンクリート片が工事現場と道路を隔てる地上部分の鉄製の板を押し倒し、板は県道を走行していたゴミ収集車に当たった。
助手席の窓ガラスが割れたが、乗っていた2人にけがはなかった。
宙吊りになっていた外壁の一部が、午後3時ごろ、現場を確認していた男性の上に落下したとみられるという。
警察は労災事故として、現場の安全管理に問題がなかったか調べている。
出典URL
http://www.sannichi.co.jp/local/news/2014/06/28/1.html
また、6月29日付の山梨日日新聞紙面に、事故原因に関する下記趣旨の記事が掲載されていた。
元請けのY社と下請けのS社は28日、取材に対し、「重機の操作ミスが落下の原因」との見解を明らかにした。
重機で作業中、重機か解体した壁の一部が壁にぶつかり、壁が崩れたとしている。
最初の落下について両社は、「重機の操作ミスが原因」との認識。
ただ、壁に何がぶつかったかについて、Y社は「解体作業用の重機が誤って壁に当たった」、S社は「重機で(建物内の)階段を引っ張って撤去していた際、階段が回転して壁を傷つけた」としており、説明に食い違いがある。
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その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。