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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2012年7月4日付で朝日新聞伊賀版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
3日午後3時20分ごろ、伊賀市のスーパー「Oシティ伊賀上野店」から、「男性が体調不良を訴えている」と119番通報があり、1階駐車場そばの機械室で作業をしていた男性(64)が救急車で病院に運ばれた。
 
消防によると、機械室でタンク掃除中に薬品を間違えて投入し、ガスが出たらしい。
 
午後4時20分ごろにも「異臭がする」との119番通報が店からあり、消防が駐車場を封鎖した。
ガスが発生しているかどうか測定したが、安全が確認されたため封鎖を解除した。
客に影響はなかった。
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201274237分にmsn産経ニュース三重から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

3日午前9時ごろ、伊賀市のアルミニウム粉末製造販売「Ⅿ社」の三重工場で「爆発した。出火し、黒い煙が上がっている」と、近くの住民が119番した。
20~40代の作業中の従業員2人と隣接する自転車物流センターのアルバイト従業員2人の男性4人が腕のやけどなど軽傷を負い、病院に搬送された。

消防によると、工場内の溶解炉が爆発し、一時、火災も発生。
工場の従業員2人が、爆風で飛んできた破片が当たり、やけどを負うなどした。
爆発の際、有毒ガスが漏れたとみられ,物流センターのアルバイト男性2人は「のどが痛い」などと訴え、耳が聞こえにくくなるなどの症状も出た。
消防隊員らは,溶解炉近くでガスの発生をおさえるため,乾燥した砂をかけるなどした。

警察などによると、工場はアルミニウムの地金を溶かしアルミ粉末を生産。
溶解炉のアルミの粉塵を集めるバグフィルター周辺の損傷が激しく、粉塵が水と反応し水素ガスが発生し爆発したとみている。

爆発で、隣接する物流センターの壁面がはがれ落ち、周辺の3工場で窓ガラスが割れるなどの被害が出た。
また、爆発時に轟音が周囲に響き渡り、現場は一時は騒然となった。
約500m離れた花之木小学校では、授業中の児童たちが一時、机の下に避難。校長は「ドーンという大きな音がして、地震かと思った。子供たちは担任の指示をよく聞いて行動してくれ、被害がなくてよかった」と驚いた様子で語った。

Ⅿ社は大阪府堺市に本社があり、三重工場の従業員は29人。昭和58年に「上野工場」として現在の工場を建設した。
現場は名阪国道・大内インターから西約1kmの工場団地の一角。

出典URL

http://sankei.jp.msn.com/region/news/120704/mie12070402370000-n1.htm

 

 

一方、74日付で毎日新聞三重版からは、爆発時の作業状況や粉じん爆発の可能性に関し、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

警察などによると、爆発当時、工場内には社員ら17人がいた。

けがをした男性が、製造ラインにたまったアルミ粉末を空気で排出するスイッチを押した直後に爆発したという。

 

製造ラインの後半部にあり、粉末を集める「バグフィルター設備」の建屋(平屋約100m2)の損傷が最も激しく、他の製造ラインの建屋7棟(100m2)が大破したほか、別の9棟も壊れた。


同工場は83年に稼働し、敷地面積は約4万m2。

取材に対し、同社の社長は「バグフィルターの一つ前の工程で、静電気によって発火し、粉じん爆発した可能性がある」と話した。

 

出典URL

http://mainichi.jp/area/mie/news/20120704ddlk24040326000c.html

 

 

ただ、75日付の伊勢新聞からは、上記報道と違い、社長が静電気説を否定したという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

社長は爆発の原因について、「静電気ではないと思う」とし、十二年前に同工場で発生した爆発とは原因が異なる可能性について言及。
施設内に水が入り込んだ可能性についても、「水蒸気爆発を防ぐために以前から改良を施していたため、水が入り込むとは考えにくい」との考えを示した。
その上で、「早急に原因を究明して施設を見直し、爆発を防ぐ仕組みを整えたい」と話した。


また、警察は同日、消防や県警科捜研と共同で実況見分を実施。同工場の職員から説明を受けて、爆発の原因や被害状況を調べた。
アルミ粉を製造するラインの後半に位置し、爆発による損傷の激しい集じん施設を中心に調べたという。

 

出典URL

http://www.isenp.co.jp/news/20120705/news07.htm

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

□アルミニウムの粉が粉じん爆発を起こした事例は数多い。

水素爆発の可能性も報道されているが、「水が入り込むとは考えにくい」状況からすると、粉じん爆発だったのかもしれない。

 

□もし粉じん爆発だったとすれば、以下の点が気になるところだ。

①バグフィルターに導電性ろ布を使用していたか?

②粉じん爆発を起こしやすいアルミニウムの粉を、なぜ空気で排出していたのか?空気で排出しても安全だと評価した理由は?

 

□とまあ、上記2点は、最初の爆発に関する考察。

バグフィルター設備のある建屋以外の建屋もかなり損傷を受けているらしい点からすると、最初の爆発で生じた爆風で周囲のアルミ粉が舞いあがるなどして、二次、三次の粉じん爆発が起きた可能性も考えられる。

 

 

 

(2014年7月4日 修正1 ;追記)

 

2014315日付で伊勢新聞から、社長らが書類送検されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

314225分にmsn産経ニュースwestからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

県警捜査一課と伊賀署は14日、業務上過失傷害容疑で、同社社長(46)や工場長(45)ら4人を書類送検した。4人とも容疑を認めている。


送検容疑は、製造したアルミ粉末を集めるための集じん機内に粉末が機械に詰まるのを防ぐ清掃装置を導入した際、安全な手順を確立しないまま従業員に作業させ、爆発で作業員男性(45)ら4人に重軽傷を負わせた疑い。

 

県警によると、事故は、溶けた高温のアルミを風で飛ばして粉末にする工程で発生。

アルミ粉を集める集じん機内部に余分なアルミ粉が付着するのを防ぐ装置「パルスエアー」の電源を入れた直後に爆発した。


県警によると、同社は事故の約2カ月前から同装置を使い始めたが、安全な手順は策定していなかった。

県警は、作業員が誤った手順で同装置を起動させ、可燃物のアルミニウム粉末が集じん機内で舞い上がり、静電気などが着火源になって爆発したとみている。


この爆発で、同工場から半径約1km圏内の家屋や事業所でガラスが割れたり壁が壊れ、約1億8千万円の被害があった。

 

出典URL

http://www.isenp.co.jp/news/20140315/news01.htm

http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/140314/waf14031422070018-n1.htm

 

 

201473212分にNHK津から、4人が不起訴になったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

74日付の朝日新聞三重全県版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

業務上過失傷害の疑いで書類送検された社長ら4人について、検察は、過失を証明する十分な証拠が集まらなかったとして、全員を不起訴にした。

検察は、処分理由について「どうすれば爆発を避けられたのかについて、証拠が不十分だった」とコメントした。

 

Ⅿ社は事故について、「近隣の方々や関係者に深くおわびするとともに再発防止策の徹底に取り組みます」というコメントを出した。 

 

出典URL

http://www.nhk.or.jp/lnews/tsu/3075720681.html?t=1404422508227

 

 

Keyword ; dust explosion , accident

 

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2012年7月4日付で読売新聞から、また7月3日13時12分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。7月4日付の毎日新聞千葉版紙面にも同主旨の記事が掲載されていた。
 
君津市の新日本製鉄君津製鉄所で3日朝、高炉で加熱されたコークス約3トンが漏れ出す事故があった。
けが人はなかったが、同製鉄所では3年前にも別の高炉で同様の事故が起きており、地元住民からは安全対策の徹底を求める声が上がった。


事故が起きたのは3日午前8時55分頃。
鉄の原料となる銑鉄を作る第2高炉(
高さ約30m、直径約15m、炉内容積約4500m3)で、約1000トンのコークスと鉄鉱石を混ぜて炉の中で約2200℃まで加熱していたところ、炉につながっている熱風を送り込む配管38本のうちの1本が外れてコークスが漏れ出した。
 
駆けつけた消防が放水して冷却、製鉄所内に煙や水蒸気が大量に上がったものの、火災にはならずに済んだ。海への流出はなく、高炉の建屋内にとどまっており、けが人はいないという。
 
第2高炉は1969年に設置。今年5月下旬に操業を止め、配管部分を含め、3度目の定期修繕を実施した。同社は「その際には問題はなかった」と説明している。
警察が、配管の外れた原因などを調べている。
 
現場はJR内房線木更津駅の南西約5kmにある東京湾岸の工場地帯。発生直後は同市消防本部の化学車など8台の消防車が出動し、物々しい雰囲気に包まれた。

同製鉄所では2009年8月、第3高炉(4800m3)で今回と同様の事故が起き、約200トンのコークスが流出。配管の部品が劣化などにより破損したことが原因だった。
今回事故のあった第2高炉は5月28日に火入れをしたばかりで、同社は「劣化が原因となった可能性は考えにくい」としている。

同じような事故が再び起きたとあって付近住民には不安が広がった。近くに住む主婦(58)は「製鉄所で事故があると、ささいなことでもドキッとする。安全対策をしっかりしてほしい」と訴えた。
同社は「原因究明を早急に行い、再発防止に努めたい」としている。

 
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/chiba/news/20120703-OYT8T01570.htm
http://www.asahi.com/national/update/0703/TKY201207030147.html
 
 
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2012年7月4日付で朝日新聞山口版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
山陽小野田市のK製鋼で、2日午後9時ごろ、ショベルカーで作業中だった会社員の男性(36)が、高温の貯水池にショベルカーごと転落した。
約1時間後に病院に搬送されたが、間もなく死亡した。
 
男性は、鉄を溶解する時に出る不純物をショベルカーで運び、冷却用のシャワーで冷やして約60m離れた場所に運んでいた。
貯水池は、長さ22m、幅4m、深さ2~3mで、高温の排水がためてあった。

 
 

(2012年8月31日 修正1 ;追記)

2012年8月24日17時48分にNHK山口から、転落防止措置が不十分だったとして会社の責任者が書類送検されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

転落防止のための安全措置が不十分だったとして宇部労基署は、作業を請け負っていた会社の責任者を労安法違反の疑いで書類送検した。

同署の調べによると、ショベルカーが作業していた場所は通路が狭かったにもかかわらず、ガードレールや標識をつけるなどの貯水池への転落防止の措置が十分とられていなかったという。

このため、同署は、作業を請け負っていた会社の安全管理を担当する46歳の業務部長を労安法違反の疑いで書類送検した。

会社側では「このたびの件については真摯に受け止めています。再発防止について最大限努力して参ります」と話している。


出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/yamaguchi/4064511881.html
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2012年7月2日22時55分にNHK NEWS WEBから、また同日21時31分に共同通信から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
2日午後3時ごろ、山口県柳井市の瀬戸内海沖を航行していた韓国船籍のケミカルタンカーから、海保に「乗組員2人がガスを吸い込んで息苦しさを訴えている」と通報があった。
2人は、巡視艇などで柳井市内などの病院に運ばれたが、まもなく死亡が確認された。


海保によると、死亡したのは、いずれもこのタンカーの乗組員で、韓国人の男性1等航海士(56)とミャンマー人の男性2等機関士(28)。

タンカーには、韓国人とミャンマー人の乗組員合わせて10人がいて、北九州市でアセトンを降ろし、千葉県に向かっていたという。

死亡した2人は、事故の直前、アセトンの入っていた空のタンクの点検作業をしていたということで、海保は、当時の作業の様子などについて調べている。
マスクは着けていなかった。

 
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120702/k10013279631000.html
http://www.47news.jp/CN/201207/CN2012070201000980.html
 
 
事故時の状況に関し、上記はNHKベースの記述だが、共同通信では、以下の記述となっていた。
 
アセトンを降ろした後のタンクの中に作業に入った後、具合が悪くなった。
 
 
 
(ブログ者コメント)
 
アセトン中毒あるいは酸欠が原因と思われる。
 



(2014年7月1日 修正1 ;追記)

 

2014627日付で運輸安全委員会から、事故時の詳細な状況などが記された報告書が公表されていた。
事故時の状況骨子は下記。

 

一等航海士は、14時00分ごろ、甲板長、甲板手A及び甲板手Bを伴い、カーゴタンクのサクションウェル及びポンプ室のストレーナに残っているアセトンを取り除く作業(以下「本件タンク清掃作業」という。)に取り掛かった。


一等航海士は、甲板手A及び甲板手Bに対し、1番カーゴタンクから順にサクションウェルに溜まっているアセトンを浚うように指示した際、甲板長は、ガスフリーファンが回っていないので、危ないと進言したが、一等航海士から大丈夫と言われた。


また、甲板長及び甲板手Bは、一等航海士が、目的地が変更になったので、時間がないと言っていることを聞いた。


甲板手A及び甲板手Bは、いずれも作業服及びゴム手袋を着用し、安全靴を履き、吸着缶式呼吸具の装着を行い、ポリバケツ及びひしゃくを持ち、甲板手Aが1番カーゴタンク(左)に、甲板手Bが1番カーゴタンク(右)にほぼ同時に入っていった。


甲板手Bは、すぐにカーゴタンクから上甲板に上がり、一等航海士に匂いが強いことを訴えた。


一等航海士は、14時20分ごろ、1番カーゴタンク(左)のマンホールからタンク内をのぞき、倒れている甲板手Aを認め、吸着缶式呼吸具を装着して1番カーゴタンク(左)に入ったものの、1分~2分して倒れた。


その様子を見ていた甲板長及び甲板手Bは、船尾甲板の倉庫から自給式呼吸具を持ち出して装着し、1番カーゴタンク(左)に入り、一等航海士及び甲板手Aを上甲板上に運び上げた。
 
一等航海士及び甲板手Aの死因は、司法解剖の結果、直接死因は酸素欠乏による窒息の疑いであり、アセトン中毒の疑いがこれに関与したと検案された。

 

原因としては、アセトンの荷揚げ後に別の貨物を積む目的で本件タンク清掃作業を行う際、カーゴタンクに立ち入る前に酸素濃度の測定が行われず、また、一等航海士及び甲板手Aが、使用が認められていない吸着缶式呼吸具を装着してカーゴタンクに入ったため、酸素欠乏状態になっていた空気を吸入したことにより発生した可能性があると考えられる。

 

出典URL

http://jtsb.mlit.go.jp/jtsb/ship/detail.php?id=4535

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

○中毒防止には注意していたが、酸欠危険には気付かなかったということだろうか?

 

○それ以外、ゴム手袋やポリバケツでアセトンを浚っていた点から考えると、静電気火災危険にも気が付いていなかった可能性がある。

 

 

 

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2012年7月2日11時45分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
2日午前8時頃、愛知県豊田市枝下町の金属加工会社「T鋼材」で、同社社長の男性(59)が鉄板の下敷きになっているのを家族が見つけ、119番した。
男性はすでに死亡していた。警察が事故原因を調べている。

発表によると、男性は、工場内の高さ約20cmの作業台の上で、上半身に鉄板が乗った状態でうつぶせに倒れていた。
鉄板は縦約3m、横約1.5m、重さ約90kg。

クレーンで鉄板を吊り上げ、切断する作業を1人で行っていたところ、何らかの原因で落下し、下敷きになったとみられる。
男性は、1日に出社したまま帰宅していなかった。

 
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120702-OYT1T00506.htm
 
 
また、7月3日付で朝日新聞三河版(聞蔵)からは、若干ニュアンスの違った、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
吊り下げる電磁石が、男性が倒れていた場所から約1mの高さの場所にあった。
警察は、電磁石から落下した鉄板の下敷きになったとみている。
工場は、男性1人で運営していた。
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2012年7月3日付で朝日新聞徳島全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
電源開発と県は2日、阿南市の橘湾火力発電所の非常用ディーゼル発電機2基のうち、1基の配管から燃料の軽油漏れが見つかったと発表した。 
現場周辺の地下水や公共用水域への流出はないという。
 
県によると、同社が2日午前2時の点検中に発見。
発電機の燃料配管の接続部分の隙間を埋めるパッキンが老朽化し、破損したことが原因とみられる。

同社は2日中に、防油堤やピットに流れ出た3700ℓの軽油を回収。5ケ所のパッキンの交換と配管の接合部分の緊急点検を実施した。

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7月以降に入手した情報については、過去記事修正分も含め、絞りこんで掲載しますので、ご承知おきください

具体的には、以下のような情報に関し、特段の内容なしと思ったものは掲載を割愛することにしました。


①単純な転落、挟まれなどの事故。
②産業現場における交通事故的な事故
③一般家庭の日常生活でも起きるような事故
④産業廃棄物の収集処理やリサイクルに関する事故。



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2012年6月30日16時12分にNHK宇都宮から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
日中の最高気温が28.8℃まで上がった栃木県大田原市では30日、屋根裏で消防設備の点検をしていた男性2人が熱中症の症状を訴えて病院で手当てを受けた。
栃木県内では、那須塩原市でも植木のせん定をしていた男性が気分が悪くなるなど、合わせて4人が病院で手当てを受けたが、いずれも症状は軽いという。

30日午前11時半ごろ、大田原市の野崎工業団地の中にある工場の屋根裏で、消防設備の点検をしていた60代の男性が気分が悪くなり、そのまま4m下に転落した。いっしょに作業をしていた別の60代の男性も気分が悪くなり、2人とも病院に運ばれた。

このほか、買い物をしていた大田原市の80代の男性と、植木のせん定をしていた那須塩原市の80代の男性も気分が悪くなるなど、栃木県内では4人が熱中症の症状を訴えて病院で手当てを受けた。
いずれも症状は軽いという。


30日の栃木県内は朝から晴れて気温が上がり、大田原市では午後1時すぎに28.8℃の最高気温を観測するなど、7月下旬並みの暑さとなっていた。

 
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/utsunomiya/1093232571.html?t=1341089584819
 
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2012年6月30日21時22分に毎日新聞から、下記趣旨の記事が写真付きでネット配信されていた。また同日19時49分にNHK水戸からも、同主旨の記事がネット配信されていた。
 
30日午前11時ごろ、茨城県の住友金属工業鹿島製鉄所で、鹿島港の岸壁拡張工事をしていた男性作業員3人が海に転落したと、海保に通報があった。

工事を請け負っていたⅯ工業の作業員の男性2人(58歳と62歳)が心肺停止の状態で発見され、病院で死亡が確認された。死因は水死。
もう1人の作業員(60歳)は自力で海から上がり、無事だった。


警察によると、現場は同県神栖市側。
同日午前8時ごろから7人で作業を始め、転落した3人は、海中に設置した幅2〜3mの足場に乗り、ひざまで海水につかった状態で、基礎部分となる鉄筋を組んでいた。
そして、3人のそば(陸側)にあった高さおよそ2mのフェンス状の鉄筋が、およそ20mにわたって倒れ、足場にあった落下防止の柵ごと海に転落したという。


3人は救命胴衣を着用していたが、1人が発見されたのは約1時間後、もう1人は約1時間半後だった。

警察は、業務上過失致死の疑いで事故原因を調べている。


出典URL
http://mainichi.jp/select/news/20120701k0000m040047000c.html
http://www.nhk.or.jp/lnews/mito/1073232013.html?t=1341089749408
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20126292254分に共同通信から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

29日午後4時10分ごろ、埼玉県警機動隊の屋外プール(朝霞市)で、水難救助訓練をしていた機動隊員の男性(26)が意識不明になり、病院に運ばれたが死亡した。


県警によると、同僚10人とウエットスーツを着て空気ボンベを背負い、午後4時ごろからプール(縦15m、横8m、水深は5m、3m、1.2mの3段階)で泳ぎながら姿勢を維持する訓練を開始。
間もなく同巡査が泳いでいたところ水中に沈んでいくのを指導隊員が見つけ、ペアの指導員役の機動隊員が引き上げて蘇生措置後、病院に運んだ。


訓練前の健康チェックでは体調に問題なかったといい、午後1時半から訓練を開始していた。
男性は3月に機動隊に配属。同じ訓練をすでに数回、経験していた。

 

出典URL

http://www.47news.jp/CN/201206/CN2012062901002461.html

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

訓練中の事故だけは起こしてはいけないという意識で取り組んでいた筈なのに、残念ながら起きてしまった。

しかし、空気ボンベを背負い、ペアの指導員がいて、なぜ死亡事故になってしまったのか、その点が疑問だ。

準備万端怠りなかったようでいて、抜けがあった?それとも突然死?

 

 

 

(2012年7月29日 修正1 ;加筆修正)

 

201271日付で埼玉新聞紙面に掲載されていた記事を元に、本文を加筆修正した。

 

 

 

(2013年1月24日 修正2 ;追記)

 

2013117736分に朝日新聞から、安全管理を怠っていたとして書類送検されたという下記趣旨の記事が、図解付きでネット配信されていた。

 

県警は、安全管理を怠ったとして、訓練を指導する立場だった警部ら男性警官6人を業務上過失致死の疑いで17日に書類送検する方針を固めた。警察官が訓練中に死亡した事故をめぐる立件は異例だ。

書類送検されるのは、訓練を総括していた50代の警部、当日の訓練の責任者だった30代の警部補、指導員の20~30代の巡査部長2人と巡査2人。いずれも容疑を認めているという。

県警によると、亡くなった巡査は、昨年6月29日午後4時ごろ、朝霞市の機動隊のプールで訓練中におぼれ、搬送先の病院で死亡が確認された。水死だった。

捜査関係者によると、訓練には同巡査を含め、入隊まもない隊員10人が参加し、午後1時半に開始。2回の休憩を挟み、再開した直後、同巡査がはしごを何度もつかむなどして、訓練をやめようとした。
これを見た複数の指導員が同巡査のマスク付近を足で押したり、肩を両手で押したりして水中に戻すのを繰り返した。同巡査が浮き上がらなくなったため、指導員が引き上げたところ、意識がなく、指導員が心臓マッサージなどを施すとともに、119番通報したという。

訓練を受ける隊員はいずれも空気ボンベやマスクなど重量約38kgの装備を着けていた。ただ、ボンベなどは、訓練のための重しとして装着しており、実際には空気は吸えない状態だったという。

書類送検される警察官のうち、警部を除く5人が当時現場にいた。
捜査関係者らによると、水難救助の訓練では日ごろから、実際の現場で助けを求める人にしがみつかれるなどの状況を想定し、厳しい内容を取り入れているという。
そのため、同巡査を力ずくで水中に戻すなどの行為自体を問題視するのは難しいと判断。故意も認められないと結論づけた。
その上で、指導員は、訓練中の隊員の体力や呼吸状態を確認するなど安全確保に努める義務を怠り、その結果、事故を招いたと判断した。警部については当時現場にいなかったものの、訓練全体の安全管理に責任を負う立場にあったとして立件対象とした。

県警は昨年7月、機動隊の関係先などを捜索し、部隊の隊員やOBらから幅広く事情聴取。ほかの公的機関の水難救助部隊の訓練の実態も調べるなどしてきた。

出典URL

http://www.asahi.com/national/update/0117/TKY201301160670.html

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

厳しい訓練が課せられているだろうと感じてはいたが、ここまで厳しい訓練だとは思ってもみなかった。

訓練をマイルドにすれば本番時に危険が増すかもしれず、その兼ね合いが難しいところなのかもしれない。

 

 

 

(2014年10月3日 修正3 ;追記)

 

20149301954分にNHKさいたまから、直接指導に当たった巡査だけが起訴されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

同地検は、死亡した巡査に対し、体力や技量に応じた指導をせず、事故を防止する注意義務を怠って「背後から体をつかみ、繰り返し水中に沈めて死亡させた」として、直接、指導に当たった31歳の巡査を、業務上過失致死の罪で起訴した。

     
一方、一緒に訓練を指導するなどしていた52歳の警部ら5人については、「過失を問う事実がない」として、不起訴処分とした。

出典URL

http://www.nhk.or.jp/lnews/saitama/1106765181.html?t=1412110740240

 

 

 

 

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2012年6月29日13時42分に読売新聞から、また6月30日付で朝日新聞新潟全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
新潟県の佐渡島沖で昨年1月、5人乗りの小型タンカー「青鷹」が沈没し、1人が死亡、1人が行方不明になった事故で、運輸安全委員会は29日、船の安定を保つバラストタンクに大量の海水が流入し、沈没したとする調査経過報告書を公表した。

報告書などによると、船は1月9日、酢酸ビニルモノマー1000トンを積んで佐渡市の赤泊港に向かっていた際、左側から高さ約2~3mの横波を受け、空気管を通って次々と海水が流入。次第に左側への傾斜が増えて転覆し、沈没したという。
 
バラストタンクには、内部の圧力を調整するため、複数の空気管がついており、その通気口は甲板にあって、水が入ってきた場合はディスク型の金具が管をふさぐ構造になっていた。
しかし、金具が機能しない状態になっていたとみられ、左舷側に傾いて復元力を失った。

 
船は水深1130mの海底に沈んでいるため、運輸安全委は、海底観測のデータや実験、生還した乗組員の話から事故原因を分析した。
国交省に、通気管の金具の整備を船舶関係者に十分に指導するよう、意見を出している。
また、高波でも航行を回避しなかった判断も問題視している。
 
同委員会は今後、空気管に不具合があった理由などを詳しく調べる。

 
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120629-OYT1T00516.htm
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2012年6月28日18時36分にNHK松江から、また6月29日付で毎日新聞島根版と朝日新聞島根版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
28日午後2時すぎ、大田市仁摩町で、国道9号線の脇の斜面に転落した12トントラックを引き上げる作業をしていたクレーン車の運転席とクレーンが台車から外れて横転した。

この事故で、クレーンを操作していた会社役員の男性(63)が、運転席の壊れた天井部分から外に投げ出され、およそ10m下の斜面に転落し、病院へ運ばれたが、搬送された際には意識がない状態だったという。

警察によると、同日午前7時ごろ、青森県から浜田市にリンゴを輸送していたトラックがガードレールを突き破り、道路下約20mの斜面に止まっていた。
現場では2台のクレーン車で作業が行われ、12トントラックを斜面の中ほどまで引き上げたところ、突然、男性が操作していたクレーン車の運転席とクレーンが台車から外れたという。
このクレーン車は35トンまで物をつり上げられるという。


警察は、トラックの運転席は護岸に引っ掛かっており、負荷がかかった可能性もあるとして原因を調べている


出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/matsue/4033179101.html
http://mainichi.jp/area/shimane/news/20120629ddlk32040633000c.html
 
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2012年6月29日2時2分にmsn産経ニュース静岡から、また6月29日付で朝日新聞静岡版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
  
28日午前10時15分ごろ、焼津市西焼津の倉庫を解体していた会社員の男性(68)が屋根から転落、頭を強く打ち心肺停止状態となった。
男性は近くの病院に緊急搬送されたが、死亡が確認された。


警察の調べでは、倉庫は以前、工務店として使われていた。倉庫の屋根から地面までは4.5mあり、屋根の上でスレートを取り外す作業中に足を踏み外した可能性が高いという。

 
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/region/news/120629/szk12062902030000-n1.htm
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2012年6月29日付で読売新聞から、6月28日22時55分にはNHK千葉から、また6月28日16時5分には毎日新聞からオイルフェンスを越えている写真付きで、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
28日午前7時20分頃。市原市のコスモ石油千葉製油所から液状のアスファルトが漏れ、夜までに最大幅約200m、長さ約5kmの範囲に広がった。

同社によると、事故の瞬間、製油所内に何かが割れるようなパンという音が響き、確認したところ、アスファルトの貯蔵タンク(容量1000kℓ)に亀裂が入っていた。
タンクは直径約11m、高さ約10mで、高さ約9mの屋根と周りの壁のつなぎ目の部分に長さ約2mの亀裂が生じ、この亀裂からアスファルトが約15分間噴き出し、流出総量は437kℓに上った。


このタンクは最も海寄りにあり、護岸までの距離は数10m。
昨年3月の東日本大震災以後は使っておらず、再稼働に向けて最近点検を始め、16日からは、中のアスファルトを軟らかくして抜き取る目的でタンクの内部を加熱していた。
事故直前、アスファルトは約160℃まで熱されており、加熱によって内部圧力が高まりタンクが破損、中身が噴き出したとみられる。


事故を受けて、消防と海保は現場海域に拡散防止用のオイルフェンスを設置。アスファルトの回収作業も進めたが、28日では終了せず、29日朝に再開することになった。同社は24時間態勢で回収作業を続けている。

同製油所では、6年前に水素爆発事故が起きたほか、昨年3月には東日本大震災による火災・爆発事故が起きている。
28日に同製油所で開かれた記者会見で、同社の常務は「昨年に続き事故を起こし、近隣住民や多くの方々にご迷惑をおかけしてしまい、申し訳ございません」と謝罪した。
ただ、安全対策については「ハード面の安全点検の強化や、法令順守などを徹底するなど、適切な対応を取ってきた」と述べ、問題はなかったとの認識を示した。
また、今回の事故の環境への影響について、同製油所の所長は「ほとんど影響はない」と説明した。

 
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/chiba/news/20120628-OYT8T01571.htm
 
 
また、6月29日付の朝日新聞千葉版紙面には、作業の様子について、下記趣旨の記事が掲載されていた。
 
今月16日からタンクの下部からアスファルトをゆっくりと加熱して液化させている最中で、液化した後に別のタンクに移して、タンクの内部に異常がないか点検する予定だったという。
 
 
 
(ブログ者コメント)
 
□固化したものを加熱して溶かす場合、ままあるのが、加熱方法の失敗による破裂事故だ。
たとえば、凍結した水道管を溶かすのに配管の真ん中付近から加熱し始めると、溶けて体積が膨張しても両端が固体では逃げ場がなく、結果、当該部分の圧力が上昇して破裂に至る。
今回事故の原因は不明だが、第1報に接した瞬間、そういったことがブログ者の頭をよぎった。
 
そして、その後、朝日新聞千葉版で「タンクの下部から加熱」という記述を見つけた。
これは、単に、タンク下部に設置されている加熱コイルを活かした、ということだろうか?
それとも、例えば3段に設置されている加熱コイルの一番下のコイルを活かした、ということだろうか?
気になるところだ。
 
□屋根と側壁のつなぎ目部分に亀裂が入ったという件、おそらくは放爆構造が功を奏したということだろう。




(2012年7月7日 修正1 ;追記)
 
2012年7月7日付の千葉日報紙面に、流出量は約72kℓだったという下記趣旨の記事が掲載されていた。
 
同製油所は6日、海上に流出したアスファルトは約72kℓだったと発表した。
同製油所は、海保などと連携してタンクから漏洩した約437kℓのアスファルトの大半を回収。
現在は、海面に残った一部の油膜の回収作業に当たっており、24時間態勢で対応している。




(2012年9月21日 修正2 ;追記)

2012年9月15日付で毎日新聞千葉版から、腐食した穴から漏れこんだ雨水の沸騰が原因だったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

コスモ石油は14日、腐食で開いたタンク上部の穴から浸入した雨水がタンク内で沸騰し、内圧が上昇したことが原因とする調査結果を公表した。
同社は「二度とこのような重大事故を発生させない強い決意で安全操業を確立し、信頼回復を図りたい」としている。

同社によると、同タンクは1967年に製造・設置され、10年ごとに検査することになっていたが、07年の検査を見送ったため、96年を最後に検査されていない状態が続いていた。

しかし、昨年3月の東日本大震災で同製油所の石油タンクが爆発、炎上する事故があったため、同製油所はすべてのタンクの稼働を停止させ、安全検査を実施。
今回のタンクは昨年10月に約15年ぶりに検査された。

その際、9カ所の穴が確認され、テープや板などを張って応急処置したが、長期間放置していたため、タンク内にはすでに1500〜4300ℓの大量の雨水が浸入していたという。

同社は大量の浸水に気づかず、タンクをそのまま利用。
今回の事故では、再加熱した際、雨水が沸騰して水蒸気となり、アスファルトが上部に押し上げられ、屋根板が破裂したという。

同社は「検査計画の策定や確認手順に不備があり、事故を予見できなかった」と誤りを認め、検査の厳格化や危機管理教育の徹底など再発防止策を策定した。


出典URL
http://mainichi.jp/area/chiba/news/20120915ddlk12040256000c.html


また、コスモ石油HPに、2012年8月30日付と9月14日付で、水蒸気がアスファルトを押し上げる様子の模式図やタンク開口部の写真付きで、事故原因解析結果ならびに今後の対策などが掲載されていた。
以下は、事故原因解析結果の骨子。

□検査計画の策定および確認の手順に不備があり、タンク屋根板の検査が適切に実施されず、屋根板および側板上部付近の保温材下が外面腐食により開孔した。

□当該部分からタンク内に混入した雨水は、アスファルトの密度が0.95と水より小さいため、アスファルト内に沈みこんだ。

□加温に伴い、アスファルト内に沈みこんでいた水が底部に滞留。その後、沸騰した水蒸気によって水の上側にあったアスファルトが上部へ押し上げられ、タンクの内圧が上昇してタンク上部が開口。水蒸気とともにアスファルトが流出した。

□タンク屋根板の腐食開孔部については、応急処置を行っていたため、「タンク内に水が浸入していたとしても少量であり、加温中に蒸発する。」と判断した。


出典URL
http://www.cosmo-oil.co.jp/press/p_120830/index.html
http://www.cosmo-oil.co.jp/press/p_120914/index.html



(ブログ者コメント)

□ブログ者は、水蒸気による内圧上昇が原因ではなかったか?と考えているが、発表された表現だと、アスファルトが原因だったとも読み取れる。
液状あるいは半固体状態のアスファルトが天板に激しく衝突したことが原因だったのだろうか?
模式図を見直してみたが、よく分からない。

□「タンク内に水が侵入していたとしても少量であり・・・」という判断、希望的観測に過ぎたようだ。
手段がないのならいざしらず、タンク底から水抜きすることは可能だったのではないか?もし可能だったなら、加熱前とか加熱途中に、実際に確認しておくべきだった。
それとも、ドレン配管が詰まっていて・・・といった状態だったのだろうか?


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201262823分に共同通信から、また628日には中国新聞から投入の様子の図解付きで、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

27日午後8時40分ごろ、広島県大竹市の化学会社「O化学」の工場で、塗料用の合成樹脂を作る作業中に可燃性樹脂の粉じんが爆発し、男性社員3人が重軽傷を負った。


警察などによると、けがをした3人は10~30代。2人が顔などにやけどを負う重傷で、1人は軽傷。タンクの一部が損傷したがプラントなどの炎上はなく、付近の住民が避難する必要はない。

 

同社によると、爆発が起きたのは合成樹脂製造棟と呼ばれる2階建てプラント。

当時、2階にある円筒形の釜八つのうちの一つ(直径約2m、高さ約2m)で、塗料の原料となるエポキシ樹脂を造るため、粉末の原材料ビスフェノールAを投入していたという。
プラント内では7人が作業中。負傷した3人は爆発した釜での製造に当たっていた。

同社は「粉が舞った状態で何らかの原因で引火し、粉じん爆発が起きたのではないか」と説明。
着火源については「静電気は否定できないが、対策をしており、似たような事例は過去にない」としている。

近隣のコンビナートでは、4月に三井化学岩国大竹工場で爆発事故があったばかり。社長は「十分注意していたが、こういうことになり非常に申し訳ない」と会見で重ねて述べた。

出典URL
http://www.47news.jp/CN/201206/CN2012062701002040.html
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201206280144.html

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

□「似たような事例は過去にない」ということだが、それは「同社にはない」という意味ではないだろうか?

なぜなら、失敗知識データベースには、今回と同様な事故、つまりビスフェノールAをフレコンから投入中に粉じん爆発が起きた事例が掲載されているからだ。

http://www.sozogaku.com/fkd/cf/CC0200076.html

 

□ビスフェノールAは最小着火エネルギーが数mj以下と非常に小さく、粉じんというよりは可燃性ガスに近い物質だ。静電気でも容易に着火、爆発する。

よってフレコンからの投入時など、取り扱う際には、作業者などの静電気対策はもちろんのこと、粉を大気中に漏らさないような工夫も必要だ。

 

 

 

(2013年11月7日 修正1 ;追記)

 

20131111940分にNHK広島から、着火原因などに関する下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

警察は、当時の工場長らが十分な安全対策を怠っていたとして、1日、業務上過失傷害の疑いで書類送検した。
書類送検されたのは、大竹市の「O化学」の工場の57歳の当時の工場長と、58歳の当時の生産管理部長。


警察の調べによると、爆発は当時、タンク内に原料の1つの「ビスフェノールA」という化学物質を入れている際、この粉末に静電気が引火した「粉じん爆発」が原因で、着火を防ぐためのタンク内に送る窒素の量が少なかったため、酸素の濃度が高くなり爆発につながったとみられるという。

 

調べに対し当時の工場長は、「爆発は予見できなかった」と話し、当時の生産管理部長は「爆発の可能性の予測がついた」と話しているということで、警察は1日、十分な安全対策を怠っていたとして、2人を業務上過失傷害の疑いで書類送検した。


O化学の河添社長は、「ご心配とご迷惑をかけて申し訳ありません。事故以来、2度と繰り返さないように訓練を増やすなど社員教育の充実を図っています」と話している。

 

出典URL

http://www.nhk.or.jp/lnews/hiroshima/4005739901.html?t=1383342419273

 

 

また、2013112日付で毎日新聞広島版からは、若干ニュアンスの異なる下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

送検容疑は、昨年6月27日、大竹市の同社工場2階に設置された反応釜(球形タンク)で合成樹脂を製造する際、元工場長は作業手順の指導や注意義務を怠り、また元生産管理部長は装置の安全策を講じるなどの注意義務を怠ったために爆発が生じ、3人の作業員が22日〜約11カ月の重軽傷を負ったとされる。

警察などによると、通常は釜の爆発を防ぐために窒素発生装置で窒素を送り込み、釜内に空気が入らないようにしている。
しかし、同社では基準値よりも少なく窒素を送り込んだため、釜内で静電気による粉じん爆発が発生したという。

出典URL
http://mainichi.jp/area/hiroshima/news/20131102ddlk34040561000c.html

 

 

一方、同社HPには、平成2488日付第4報として、原因と対策が下記趣旨で掲載されていた。

 

外部専門家を交えて検証した結果、現場で発生した静電気が作業補助具により媒介され、製造釜投入口付近に残留していた微量の溶剤ガスに引火し、投入中の原料(ビスフェノールA)の一部に着火。これが落下して原料の粉じん雲の爆発に至ったことが判明した。

 

この結果を受け、静電気対策と酸素濃度管理を徹底することにより、対策を進めている。

 

出典URL

http://www.omc-net.co.jp/OMCNO4.pdf

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

上記以外の情報は見つからなかったが、作業方法などに不明な点が多い。

 

「8つある製造釜の1つ」ということゆえ、バッチ作業だったのだろうか?

「タンク内に送る窒素量が基準値よりも少なかったことが原因」ということゆえ、酸素濃度計ではなく、窒素量によって内部の酸素濃度を管理していたのだろうか?

一方、投入口付近では内部に空気が入り込みやすく、また外部に溶剤蒸気や粉が出てきやすいので注意が必要だが、どのような方法で投入口をシールしていたのだろうか?

 

静電気の発生状況などとともに、そういった諸点がわからないので、この事例の教訓は他社に活かし難い。

 

 

 

(2014年5月4日 修正2 ;追記)

 

2014429日付で朝日新聞広島版(聞蔵)から、工場長らが不起訴になったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

広島地検は28日、当時の工場長と生産管理部長を、不起訴処分とした。

地検は「過失の程度、被害感情などを総合考慮した」としている。

 

 

Keyword ; dust explosion , accident , static electricity

 

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2012年6月28日付で毎日新聞愛媛版から、6月28日12時56分にNHK松山から、また6月28日付と29日付で朝日新聞愛媛全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
27日午前10時55分ごろ、今治市のT石油四国事業所内のタンク(直径20m)から出火した。
約20分後に鎮火したが、中で作業中だった配管工の男性(33)が左鎖骨骨折などの重傷。
警察は、業務上過失傷害の疑いで関係者から事情を聴くとともに、出火原因を調べている。


警察などによると、タンク内には工業用燃料に使う液体ブタンガスを貯蔵しているが、中のガスを抜いたうえで今月25日から点検作業が行われていた。
27日は、内部にある金属製のはしごの一部を男性ら3人がガスバーナーで切断していたところ、火が燃え広がったという。


タンク内のガス濃度はゼロであることを確認していたということで、警察は、バーナーの火が何かに引火した可能性もあるとみて調べている。

男性は逃げる際、落下してきた落下防止安全装置(約5kg)に当たった。
同装置は、ロープを介して男性の身体をはしごに固定するためのもので、ロープではしごに固定していたが、火災直後にロープが切れて、避難中に頭上から落下したらしい。
原因が火災によるものか、別の物理的原因なのかは調査中という。


同事業所では06年1月、火事で作業員5人が死亡。
副所長は「前回の火災を受けての対応が十分ではなかった。原因を特定して二度と起こさないようにしたい」と陳謝。
この日就任した所長も「警察、消防の原因究明に協力し、再発防止に取り組む」と約束した。


出典URL
http://mainichi.jp/area/ehime/news/20120628ddlk38040684000c.html
http://www.nhk.or.jp/lnews/matsuyama/8003157071.html
 


(ブログ者コメント)
 
06年1月のタンク内作業中火災死亡事故は、本ブログでも事故報告書などを紹介済み。

 (2010年8月28日掲載、2011年4月15日転載)
 


(2012年7月10日 修正1 ;追記)
 
2,012年7月4日付で毎日新聞愛媛版と朝日新聞愛媛版(聞蔵)から、7月4日0時31分にNHK松山から、タンク上部で配管を開放した際にガスがタンク内に入った可能性があるという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
同事業所の副所長は3日、出火原因について「定期点検のためにフランジが開放された配管からタンク上部に可燃性ガスが漏れ込んだと考えられる」と県に報告した。

作業員は直径約20mの球形タンク内の足場に上って作業中で、使っていたガスバーナーが何かに引火したとみられていた。

火災は作業員のいたタンクの上部で発生、当時タンク外(上側)の配管で別の作業員がフランジを開く作業をしていた、と説明し、ガスがタンク天井のマンホールから入り込んだとの見方を示した。

ガスの種類やフランジの開放作業に問題がなかったかについては「警察が捜査中」と明かさなかったが、フランジを緩める前には、配管内にガスが残っていないことや、仕切りなどでタンクに流れ込まない処置がされていることを、同社社員が確認することになっているという。

そのうえで、再発防止策として、タンクの下の部分にだけ設置していたガスの検知器について、上の部分にも設置することや、配管を外す作業をする際は事業所の社員を立ち会わせることなどを行うと述べた。

 
出典URL
http://mainichi.jp/area/ehime/news/20120704ddlk38040701000c.html
http://www.nhk.or.jp/lnews/matsuyama/8003297321.html
 


(2012年8月8日 修正2 ;追記)

2012年8月4日9時12分にNHK松山から、また8月3日付で朝日新聞愛媛全県版(聞蔵)から、作業内容の伝達ミスが背景にあったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
T石油は再発防止策をまとめ、3日、愛媛県に報告書を提出した。
火災の原因について太陽石油は、協力会社内での伝達ミスで、作業員が本来操作してはいけない、可燃性のガスが入ったパイプの弁を外してしまい、タンクの中にガスが入り込んだためだとしている。

その上で、再発防止策として、協力会社の作業員の間での伝達ミスを防止するため図面を使って作業手順をわかりやすくするよう協力会社に要請することや、協力会社がガスの入ったパイプなどを操作する時は、事業所の従業員が必ず立ち会うよう、内部規則を改めることなどを挙げている。

また、安全装置の落下は、装置を固定するロープが火災で焼き切れたのが原因だったことを明らかにした。

報告を受けた県民環境部長は「事業所と協力会社の連携を意識して一丸となって安全対策を進めてほしい」と話していた。


出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/matsuyama/8004013251.html



(ブログ者コメント)

□どこをどう間違えて、生きている配管のフランジを開放したのか?
そこを知りたくて太陽石油のHPにアクセスしたが、報告書を提出したという記事は掲載されていたものの、報告書は添付されていなかった。

□協力会社内での伝達ミスとは、一体、どのような内容だったのだろうか?
仮に、協力会社内で生きている配管が工事対象だと誤伝達していたのなら、太陽石油側で、いくら内部規則を改めても、再発防止にはならないのだが・・・。

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2012年6月27日12時32分にNHK松山から、また6月27日付で朝日新聞愛媛全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
27日午前8時ごろ、松山市古川北の住宅街でプロパンガスのボンベを運んでいたトラックが幅およそ2m深さ1m50cmほどの水路に転落した。
この事故でボンベ26本があたりに散乱して、バルブがゆるんだボンベ数本からガスが漏れ出した。


警察は、現場から半径50mに住む人を避難させ、一部で通行規制を行ったが、およそ2時間後、ガスが爆発の危険性が無い濃度まで下がったため、避難や規制を解除した。
トラックの運転手にけがは無く、近くに住む人で体調不良などを訴えた人はいなかった。

警察によると、トラックは後退しようとしてハンドル操作を誤って転落したと見られ、運転していた33歳の男性から話を聞くなどして事故の原因を調べている。

現場は、住宅の密集地で近くには小学校もあり、一時、騒然となった。
近くに住む73歳の男性は、「ドーンという大きな音がして窓から外を見てみるとトラックが水路に落ちていた。ガスの漏れるような音もしたので大ごとだと思った」と話していた。


出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/matsuyama/8003136821.html
 
 
 
(ブログ者コメント)
 
テレビニュースでは、近所の人が「白い煙が充満していた」と話していた。かなり漏れたようだ。
 
 
 
(2012年7月29日 修正1 ;追記)

 
2012年6月28日付の愛媛新聞紙面に、事故時のもう少し詳しい状況が、下記趣旨で掲載されていた。
 
ボンベを26本積んでいたが、全ボンベが落下した。うち50kgボンベ1本のバルブが緩んでガスが漏出した。
衝撃で鉄製保護カバーが壊れてガスが漏出。ボンベの上にトラックがかぶさっていたため閉栓できず、ボンベ内のガスが抜けきるのを待っての対応となった。
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2012年6月28日付で朝日新聞横浜版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
27日午前6時50分ごろ、横浜市磯子区のJX日鉱日石エネルギー根岸製油所付近で根岸湾に油が浮いているのを同社従業員が見つけ、118番通報した。
海保によると、油は軽質油とみられる。
 
製油所の蒸留施設と廃油タンクとを結ぶ管に腐食による直径数mmの穴が開いており、ここから雨水の排水溝を伝って漏れ出たとみられる。
油は約3万m2の範囲に拡がり、同社が海面にオイルフェンスを張るなどして回収。
流出量は10ℓ前後とみられる。

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2012年6月27日19時28分にNHK福井から、6月29日2時4分にmsn産経ニュース福井から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。また6月27日付で関西電力HPにも同主旨のプレスリリースが掲載されていた。
 
関西電力などによると、27日午前4時20分ごろ、再稼働に向けた準備作業が進む関西電力・大飯原発で、3号機と4号機が発電した電気を外部に送ったり外部からの電気を受けたりする施設で、漏電を知らせる警報が鳴った。

関電などが調べたところ、発電所と送電線とを結ぶスイッチの役割を果たす設備の回路の一部で、地面に電気が流れる漏電(地絡)が起きたというが、火災の発生や焼け焦げた跡など設備に異常は見つからなかったという。
また、この設備にはもともと予備を含め2系統から電気が供給されていることから、機能にも影響はなかったとしている。


漏電状態は徐々に回復し、約1時間後には正常に戻ったことから、関西電力などは回路の結露が原因でないかとみて詳しく調べた結果、屋外にある開閉所の電源系統を制御する設備に雨水などが浸入したことが原因だったとわかり、28日に発表した。

関電によると、制御設備108個を確認したところ、設備1個に水が溜まっていたという。
関電はゴムパッキンが老朽化し、雨水が浸入したとみており、ゴムパッキンを取り換えるなど対策を講じるとしている。


関西電力などは「今回のトラブルは本来、法令に基づき公表の義務があるものには該当せず、安全上も問題はなく、再稼働に向けた作業にも影響はない」としている。

結露による漏電は、平成15年に高浜原発3号機でも起きているという。


出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/fukui/3053140352.html
http://sankei.jp.msn.com/region/news/120629/fki12062902040002-n1.htm
http://www.kepco.co.jp/pressre/2012/0627-2j.html
 
 
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化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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