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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2012年6月27日0時20分にNHK徳島から、また6月27日付で朝日新聞徳島全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
26日午後4時半頃、美馬市脇町で、解体作業中の木造2階建て推定築100年の酒蔵が突然、崩れた。
この事故で、近くにいた作業員の男性(67)と別の作業員(64)の2人が、がれきの下敷きになった。

2人は、駆けつけた消防などによって救出され病院に運ばれたが、男性は胸などを強く打っていて、約30分後に死亡した。
もう一人の作業員(64)は、胸の骨を折っているおそれがあるものの、命に別状はないという。


警察によると、現場では朝から6人の作業員が、パワーショベルを使って幅約9m、奥行き約5m、高さ約7mの木造の酒蔵を解体していたが、外壁に触りながら作業をしていた2人に突然、外壁が倒れかかり、下敷きになったとみられる。

警察では、建物が崩れた原因や安全対策に問題がなかったなどについて詳しく調べることにしている。

現場は美馬市脇町の中心部で、住宅や商店が建ち並ぶ地区の一角。
工事は約1週間前から始め、8月ごろに終わる予定だったという。

 
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/tokushima/8023124031.html
 


(2012年9月23日 修正1 ;追記)

2012年9月21日付で毎日新聞徳島版から、関係者が書類送検されたという下記趣旨の記事がネット配信されていた。

美馬署などは20日、安全確保への注意を怠ったなどとして、同市の解体業の男(75)と現場で重機を運転していた作業員の男(68)を業務上過失致死傷容疑で書類送検した。

送検容疑は、2人は6月26日、倉庫(木造平屋建て)の解体作業で過失から壁を倒壊させ、その下敷きになった当時67歳の男性作業員を死亡させ、別の男性作業員(64)に大けがを負わせたとしている。

同署によると、解体業の男は事故当時、現場で指揮監督をしなければならないのに不在だったという。
また、重機を運転していた男は壁を壊す際、男性らの位置の確認を怠ったという。


出典URL
http://mainichi.jp/area/tokushima/news/20120921ddlk36040485000c.html


また、朝日新聞徳島全県版(聞蔵)からは、若干ニュアンスの違った下記趣旨の記事がネット配信されていた。

工事の指揮監督の立場にあった解体業の男は、当時現場にいなかったが、現場の重機と作業員の位置関係などに配慮する必要があった。
 

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2012年6月27日付で毎日新聞新潟版から、また6月26日19時34分にmsn産経ニュース新潟から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
新潟市は26日、同市の新津クリーンセンターで5月に採取した排ガスのばいじん濃度が大防法で定める基準値を超えていたことについて、バグフィルターの遮蔽板に穴が開き、排ガスから集塵する濾布1本に損傷が生じたことが原因だと発表した。

同市では年2回、外部の業者が排ガス濃度を調査している。
5月24日に採取された2号焼却炉の排ガスを調べたところ、同31日、基準値の1m3当たり0.15gを超える同0.39gが検出された。


市は原因について、バグフィルターに穴が開いていたこと、また、今年2月に行った定期整備で、ばいじん濃度計の出力チャンネルの設定変更にミスがあり、高濃度のばいじんを事前に確認できなかったことにより、ばいじん濃度が高くなっていることを確認できなかったとしている。

1、2号炉を交互に運転しており、2号炉は4月中旬からの運転後、穴が開いたとみられる。
市は今月17日までに補修や整備をした。
市は今月1日から2号炉を停止し、1号炉で運転をしているが、来月2日から2号炉の運転を再開、同4日に改めてばいじん濃度の測定をする。


出典URL
http://mainichi.jp/area/niigata/news/20120627ddlk15040037000c.html
http://sankei.jp.msn.com/region/news/120626/ngt12062619340004-n1.htm
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本件に関する報道量は膨大につき、以下、ブログ者の目に止まった記事の見出しのみ、社別に記す。
 
 
2012年6月20日21時54分 読売新聞
初動対応に誤りなし…東電事故調が最終報告書
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120620-OYT1T01099.htm
 
2012年6月21日7時29分 読売新聞
「官邸が、官邸が…」と東電、自己弁護ばかり
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120621-OYT1T00201.htm
 
2012年6月21日9時50分 読売新聞
氏が10分以上激高・糾弾に違和感…報告書
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120621-OYT1T00243.htm
 
 
2012年6月20日22時12分 msn産経ニュース
「津波想定に甘さ」最終報告 官邸介入「妨げ」と指摘
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120620/dst12062022130032-n1.htm
 
2012年6月20日22時25分 msn産経ニュース(ベント位置図解付き)
抜本的見直し触れず ベント、プール…問題棚上げ 福島第1原発事故
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120620/dst12062022260035-n1.htm
 
2012年6月20日22時28分 msn産経ニュース
際立つ責任転嫁と自己弁護 「国も想定できなかった」
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120620/dst12062022280036-n1.htm
 
2012年6月20日22時31分 msn産経ニュース(1~3号機などから放出された放射性物質の量の図解付き)
放射性物質、90万テラベクレル放出 2号機から4割
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120620/dst12062022320038-n1.htm
 
2012年6月20日22時32分 msn産経ニュース
「対応、現実的に困難」 他の事故調の指摘に反論
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120620/dst12062022330039-n1.htm
 
2012年6月20日22時48分 msn産経ニュース
報告書検証の証拠 信頼回復へビデオ公開を
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120620/dst12062022490040-n1.htm
 
 
以下は、報告書掲載URL。
http://www.tepco.co.jp/cc/press/2012/1205628_1834.html
 
 
 
 
(ブログ者コメント)
 
貞観津波の知見をどのように災害想定に反映していたかが、今回事故の大きなポイントの一つだが、その点に関し、報告書には、40/373ページから48/373ページにかけて、以下のような趣旨で記されている。
 
・従来は、電気事業者が津波評価のルールとしている、土木学会の「津波評価技術」に基づいて、津波発生状況を評価してきた。
・新たな知見などが出された時には検討・調査し、試算もしてきた。
・貞観津波についても、平成20年に投稿準備中の論文提供を受け、試算し、また調査も行った。
・それらに加え、専門家などの意見も聞いた結果、未確認内容が多いこともあり、貞観津波の取り扱いは土木学会での検討に委ね、結論が出るまでは従来のルールに従って評価することにした。
 
ブログ者が読んだところ、当時の東電などの考え方、対応などを調べあげ、客観的に記述しているように感じられた。
しかし、企業が出す報告書には、どうしても自己弁護が見え隠れしてしまうので、その点をメディアから責任転嫁などと指摘されたのかもしれない。

 
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2012年6月26日19時54分にNHK仙台から、また6月27日付で朝日新聞宮城全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
26日午後3時前、石巻市魚町のがれき置き場で、「ガスボンベが爆発し、作業員2人がけがをしている」と、近くの人から消防に通報があった。
消防によると、2人は、がれきの分別作業をしていた建設会社の従業員の31歳の男性と41歳の女性で、破片を受け、顔を切るなどのけがをして病院に運ばれたが、命に別状はないという。

 
警察によると、この建設会社は県漁協の委託を受け、石巻湾沖で引き揚げられたがれきを分別していた。
2人の休憩中、がれきに混じっていた長さ130cm、直径22cmのボンベが突然、破裂したという。

現場は石巻漁港に近い水産加工会社が立ち並ぶ一角で、津波の被害を受けた水産加工会社の跡地に、海から引き上げたがれきが一時的に置かれていたという。
がれき置き場では、内部の温度が上昇して自然に発火する火災が各地で相次いでいるが、消防によると、ガスボンベの爆発事故は初めてだという。

警察などでは、現場検証をするなどしてボンベが爆発した原因を調べるとともに、がれきの分別作業の際にガスボンベを扱うときは、亀裂が入っていたりバルブが破損したりしていることがあるので、取り扱いに十分、注意するよう呼びかけている。
 

出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/sendai/6003122551.html?t=1340744629273
 
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2012年6月26日19時24分にNHK山形から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
26日午後2時ごろ、山辺町北山の建築廃材の解体処理を行っている工場で廃材が燃えていると、工場の経営者の妻から消防に通報があった。

駆けつけた消防によって、火はおよそ3時間後に消し止められたが、周辺の住宅や作業小屋と見られる建物など3棟に延焼し、このうち、工場と住宅1棟の合わせて500m2が全焼した。
警察によると、この火事で工場の経営者の男性(72)が、消火活動をしていて軽いやけどを負い、病院で手当を受けたという。


工場では焼却炉で廃材を燃やしているということで、警察などは、焼却炉の火が廃材に燃え移った可能性があるとみて火事の原因を調べている。


出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/yamagata/6023120631.html
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2012年6月25日19時6分にNHK高松から、また26日10時23分に四国新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
25日午後1時半すぎ、高松市香川町の住宅街で、道路の下に深さおよそ2mに掘られた溝の中でかがんで作業をしていた作業員の男性(33)が、側面から崩れてきた土砂で腰まで埋まった。
男性は病院に運ばれたが、およそ2時間後に死亡した。


現場では、住宅脇の道路の下に下水管を埋める工事をしていて、警察によると、男性は、朝から同僚4人と一緒に溝の側面の崩落を防ぐ板の設置準備をしていたが、事故が起きたときは、1人で溝の中にいたという。

警察は、工事の安全確認状況などについて詳しく調べることにしている。


出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/takamatsu/8033084951.html
http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/social/20120626000179
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2012年6月26日16時31分にmsn産経ニュース埼玉から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
25日午前9時55分ごろ、埼玉県北本市の同市体育センターで、メーンアリーナの天井で電球や安定器の交換作業をしていた男性(37)が、約20m下の床に転落。
男性は全身を強く打っており、搬送先の病院で約6時間半後に死亡が確認された。


警察などによると、男性は天井のはりの上で命綱を着けずに作業していたといい、警察で事故当時の詳しい状況を調べている。

 
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/region/news/120626/stm12062616320006-n1.htm
 


一方、2012年6月27日付で朝日新聞埼玉版(聞蔵)からは、若干ニュアンスの違った、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
天井裏で同僚2人とともに鉄骨で固定された足場に乗って作業していたが、厚さ数cmのウレタンの天井を突き破って落ちたという。
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2012年6月26日付で毎日新聞長野版と朝日新聞長野東北信版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。また同日付の読売新聞には処理池の写真も掲載されていた。

 
飯田市は25日、同市鼎切石の妙琴(みょうきん)浄水場の汚泥処理施設の池で24日午後にイワツバメ31羽の死骸が見つかったと発表した。

この施設には汚泥処理池が3つ並んでおり、昨年7月にも隣の池でイワツバメ約250羽の死骸が見つかったが、原因不明のまま。
市は、死骸を北海道酪農学園大▽山階鳥類研究所▽県環境保全研究所−−の3カ所に送り、調査を依頼した。


死骸は体長10〜15cmの成鳥。2羽は生きていたが、その後、1羽は死んだ。
池(長さ35m、幅15m、深さ1.8m)は、川の水から水道水を取水した後の汚泥を天日干しする場所。
前日23日に汚泥7トンを重機で搬出し、池の中は取り残しの泥だけの状態だった。


浄水施設とは約70m離れており、水道水の水質には異常はないという。水道水は通常通り供給している。
鳥インフルエンザは簡易検査では陰性だった。
水道局では鳥が近づかないように池の上にカラーテープを張る。


水道局長は「専門機関に直ちに送ったので昨年はできなかった細菌や寄生虫の検査もできるはず。原因究明に力を注ぎたい。水道水には異常はないので安心してほしい」と話した。


出典URL
http://mainichi.jp/area/nagano/news/20120626ddlk20040089000c.html
 http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagano/news/20120625-OYT8T01264.htm
 
 

(2012年7月19日 修正1 ;追記)
 
2012年7月18日付で読売新聞長野版から、大量死の原因に関する下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
市は17日、粘り気が強くて取れにくい汚泥が付着して身動きが取れなくなり、体力を消耗するなどして死んだ可能性がある、との見解を発表した。
ウイルス感染など特異な病状はなかったという。


市から調査を依頼された酪農学園大(北海道江別市)によると、イワツバメは、同施設で使う「ポリ塩化アルミニウム」という薬品で粘り気が強まった汚泥に落ち、泥の吸引による気道病変や体力の消耗、体温低下などで死んだと考えられる。一部の個体の首が裂けていたが、ウイルス感染など特異な炎症はなかったという。

同大の浅川満彦教授は「汚泥は固まり方が均一で、ツバメにとっては自然界ではないレベルのものだったのだろう」と、いったん付着した泥が取れにくかった理由を説明している。

 
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagano/news/20120717-OYT8T01354.htm
 
 
 
(ブログ者コメント)
 
某ネットを見ると、水浴びする9羽のイワツバメの写真が掲載されていた。
汚泥を水浴びできる泥地と勘違いして舞い降り、足が抜けなくなって・・・ということだろうか?

 


(2012年8月31日 修正2 ;追記)

2012年8月30日付で毎日新聞長野版から、餌をとっていて抜け出せなかったことが原因という、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

市は、鑑定を依頼した山階鳥類研究所(千葉県)の解剖所見を発表した。

「餌を取っていた若鳥が汚泥の水面から抜け出せないうちに泥などを飲み込み、窒息死した」としており、市が既に発表した酪農学園大の「汚泥に体を絡め取られ、体温低下などで衰弱死した」との所見と、直接的な死因を除き、ほぼ一致した。

研究所は雄1羽、雌4羽の計5羽を解剖。5羽とも巣立ったばかりの若鳥で、いずれも皮下脂肪が多く健康で胃の中に餌の昆虫類があった。外傷や、打撲による皮下出血はないが、口の中に汚泥が入り込んでいたという。

市は、浄水場の上に鳥よけのカラーテープを張る対策を取っており、以降はツバメの死骸は見つかっていないという。


出典URL
http://mainichi.jp/area/nagano/news/20120830ddlk20040078000c.html

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2012年6月23日21時56分に毎日新聞から、同日21時15分に共同通信から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
23日午後2時50分ごろ、東京都足立区日ノ出町の荒川河川敷で、「足立学園」の男子生徒11人が理科部の活動で純度の高い銅を作る実験中、炎が上がり、高校1年生4人が顔や腕などにやけどを負った。
警察によると、1人が重傷、他の3人が軽傷で、全員命に別条はないという。


警察によると、河川敷のコンクリートの上に酸化銅やアルミニウム、マグネシウムなどを混ぜた薬品を置いて火を付けたところ、白い炎が約2m四方に広がったという。

実験は生徒だけでインターネットのサイトを参考に実施し、顧問の教諭はいなかった。
校長は、「実験には通常、顧問の教諭が立ち会うが、今日は顧問が休みだった」と話している。


出典URL
http://mainichi.jp/select/news/20120624k0000m040058000c.html
http://www.47news.jp/CN/201206/CN2012062301002094.html
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①2012年6月23日20時37分にmsn産経ニュース千葉から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
23日午前7時10分ごろ、千葉市のJFEスチール東日本製鉄所千葉地区の工場内で、設備の補修工事にあたっていた工事業者の作業員2人が、倒れてきた機械に挟まれた
病院に搬送されたが、39歳の男性が頭や体を強く打ち死亡、44歳の男性が左肩脱臼の軽傷を負った。

 
同製鉄所や関連会社では昨年末から今年初めにかけて、爆発などの事故やトラブルが相次いで起きている。

警察などによると、作業員らは薄く延ばした鉄板を巻き上げる設備の部品交換のため作業していたところ、立てかけていた機械の一部が突然倒れ、2人が下敷きになったという。
警察などが事故原因について調べている。

 
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/region/news/120623/chb12062320380004-n1.htm
 
 
②6月23日18時45分にNHK千葉からは、下記趣旨でネット配信されていた。
 
補修作業のために立てかけていた重さ2トンの鉄製の設備の一部が倒れた。
警察によると、2人は22日午後8時から23日朝にかけて、ほかの作業員と交代で休憩を取りながら作業をしていたという。
会社側によると、倒れたのは鉄を板状にする設備の一部で、当時は、少なくとも5人が作業にあたり、責任者も立ち会っていたという。


出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/chiba/1006627701.html
 
 
③6月24日付の毎日新聞千葉版紙面には、下記趣旨の記事が掲載されていた。
 
鉄を圧延する重さ約2トンの機械が倒れ、機械を補修していた男性作業員2人が下敷きになった。
機械は電動式だが、作業中は電源を切っていたという。

 
 
④6月24日付の朝日新聞紙面には、下記趣旨の記事が掲載されていた。
 
鉄の厚さをそろえる機械設備(縦130cm、横240cm、幅30cm)を垂直に立てて修理していたところ、この機械が倒れたという。機械は電動式。
 
 
⑤6月24日付の読売新聞京葉版紙面には、下記趣旨の記事が掲載されていた。
 
倒れてきた機械と別の機械の間に全身を挟まれ、死亡した。
近くにいた同僚の別の作業員も左腕を脱臼した。
JFEによると、男性らが鉄板を引き延ばすための「ルーパーロール」と呼ばれる重さ数トンの機械を補修していたところ、機械が突然倒れてきたという。

 
 
⑥6月24日付の千葉日報紙面には、下記趣旨の記事が掲載されていた。
 
工場内にある設備の摩耗する部品を交換するなどの作業中に倒れてきたという。
 
 
 
(ブログ者コメント)
 
□各記事、記述が断片的なので、どのような事故だったか、ピンとこない。
これでは、群盲象を評する状態だ
せめてものこととして、入手した6記事の骨子を併記した。
写真の1枚でもあれば、イメージがつかめたのだが・・・。
 
□該事業所では、昨年末から、これで4件目の事故だ。
しかし、各事故の間に脈絡はなさそうに思える。
ブログ者も、現役時代に同じような経験をしたことがあるが、当時、安全担当者としては打つ手なしだった。

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2012年6月23日付で毎日新聞福井版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
22日午前11時20分ごろ、美浜町の関西電力美浜原発の岸壁で、連絡橋取り換え工事のため橋のコンクリートをはがしていた作業員の男性(36)がコンクリート片(約35kg)を誤って右足に落とし、右足小指に軽傷を負った。
関電が同日発表した。

男性は病院で治療を受け、夕方ごろには勤務に戻ったという。


出典URL
http://mainichi.jp/area/fukui/news/20120623ddlk18040600000c.html
 


(ブログ者コメント)
 
このような作業をするのに、安全靴を履いていなかったのだろうか?
 


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2012年6月22日付で朝日新聞福島浜通り版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
21日午前11時ごろ、いわき市のゴルフ場「BNカントリークラブ」のコース上で、会社員の男性(40)が運転していたロードローラーの下敷きになった。
男性は胸を強く打ち、間もなく死亡した。
 
警察によると、男性は台風4号で崩れた土砂の除去作業をしていたところ、乗っていたロードローラーが斜面で横転し、下敷きになったという。
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2012年6月22日7時0分にNHK山口から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
21日午前10時半ごろ、三原市にある県立三原東高校の2年生のクラスで、授業中の生徒と教師あわせて23人が吐き気や頭痛などの症状を訴え、教師の車で病院に搬送された。
県などによると、このうち生徒8人は病院で簡単な治療を受けたが症状は軽く、全員がそのまま帰宅したという。


当時、同校では、校舎の耐震改修のため、外壁の補強用の鉄骨に、さび止めの塗料を塗る作業が行われていて、教室の窓が開け放たれていたという。
県などでは、生徒などは、さび止めの塗料のにおいをかいで気分が悪くなったものとみて調べている。


出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/hiroshima/4003011102.html
 
 
 
(ブログ者コメント)
 
□学校での異臭騒ぎは、6月13日に西宮の中学校で起きたばかりだ。
これからの季節、近くで化学物質を使った作業が行われている、あるいは行われた時には、窓の開放にはご用心。
 
□それにしても、学校での異臭騒ぎといい、先日掲載した水産関係の死亡事故2件といい、滅多に報道されない種類の事故が、起きる時には続けて起きてしまう・・・。不思議なものだ。
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2012年6月22日付で毎日新聞滋賀版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
21日午前9時40分ごろ、長浜市の同市新庁舎建設工事現場で、高さ約9mのシート付き足場が突然倒れ、北側に駐車中の車3台を直撃した。
当時、車周辺に人はおらず、けが人はなかった。


工事施工の「フジタ・材光特定建設工事共同企業体」によると、この日朝から、作業員4人がクレーン車で旧市保健センター(3階建て)の2階部分の解体作業をしていたところ、2階の壁(幅約8m×高さ約5m)が建物外側に崩れ、その勢いで鋼製枠組み足場(幅約9m×高さ約9m、シート付き)が北側の仮囲い(高さ約3m)を越え、駐車場内に倒れ落ちた。

この事故で、駐車場の車3台の上に足場がかぶさり、車体の一部を損傷。衝撃で折れた街灯1基のガラス片で、離れていた一台も一部傷付いた。

クレーン車のアームが壁の柱を解体した際、壁のはり出し部分が折れて崩れたとみて、詳しい原因を調べているという。

 
出典URL
http://mainichi.jp/area/shiga/news/20120622ddlk25040437000c.html
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2012年6月21日21時11分にNHK栃木から、また6月22日付で朝日新聞栃木全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
21日午前9時ごろ、茂木町で、石材店の社長(55)と従業員3人が無線操縦で操作する小型のクレーンを移動させながら林道を歩いていたところ、クレーンがバランスを崩して倒れた。
この事故で、石材店のアルバイト従業員の男性(45)がクレーンの本体と地面との間に上半身を挟まれ病院に運ばれたが、正午前に死亡が確認された。


警察の調べによると、倒れたのは長さ2.3m、横幅60cm、高さが1.3mの箱形をしたクレーンで、重さは1.5トンあったという。

現場は土がむき出しになっている幅約1mの林道で、男性は斜面でバランスを崩して倒れそうになったクレーンを支えようとして、そのまま下敷きになったという。

林道の先には墓地があり、3人は東日本大震災で壊れた墓石の修理に向かっていたということで、現場は台風4号による大雨で地盤が緩んでいたらしい。

警察は、社長に管理上の問題があったとして、業務上過失致死容疑で調べる方針。


出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/utsunomiya/1093003481.html?t=1340312788053
 
 
 
(ブログ者コメント)
 
とっさのことで支えようとしたのかもしれないし、あるいは自己防御で手が出たのかもしれない。
いずれにせよ、足場が悪い中での移動時など、動いている重機のそばには必要最低限の人しか近づかないことだ。
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2012年6月21日8時43分にmsn産経ニュースwestから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
滋賀県東近江市は20日、市の胃がん検診を受けていた市内の女性(57)がエックス線撮影中に意識不明の重体になり、同日死亡したと発表した。
死因は分かっておらず、検診との因果関係も不明という。
市は警察に連絡した。


市によると、女性は今月14日、市から委託を受けた滋賀県健康づくり財団の検診を受診。
肺がん検診の後、胃がん検診に移り、バリウムと胃を膨らませる発泡剤を飲んだ。
腹部エックス線写真を8枚撮る予定だったが、5枚撮影した後に気分が悪いと訴え、その後意識不明になったという。
すぐに病院に搬送されたが、20日に死亡した。


市側が女性の過去の受診記録を調べたところ、平成21年に市が実施した胃がん検診でも、エックス線撮影中に気分が悪くなったことがあったという。
ただ、今回の検診前の問診票には、このことは記載されていなかった。


同財団は「バリウムを飲みショック症状が出ることはあるが、死亡例はない。死因は分からない」と話した。

 
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/120621/waf12062108470005-n1.htm
 
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2012年6月20日23時48分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
埼玉県内の食品工場で4月、違法に設置された昇降機で従業員が転落死する事故があったと、国土交通省が20日に明らかにした。
パンタグラフ式に上下するリフトの上部の鉄板を柵で囲っただけの構造で、国交省は、同様の昇降機が全国に約1千基あると見て、同日、各都道府県に緊急点検するよう通知した。


国交省によると、上尾市の「Y食品」の工場で4月27日午前10時ごろ、女性従業員(当時65)が2階にある昇降機の乗降口から1階に止まっていた鉄板部分に転落。まもなく死亡したという。

昇降機はエレベーター代わりに使われていたが、建築基準法が義務づける建築確認申請は出されていなかった。
同法はエレベーターについて、リフト部分が到着しなければ乗降口の扉が開閉できない構造にするよう定めているが、事故を起こした昇降機は開け閉めできた。
工場建設後に設置されたと見られ、壁で囲って建物に組み込まれていた。


昇降機の製造業者によると、昇降機はテーブルリフトと呼ばれ、本来は重い荷物を上下させる際に使われる。1976年以降に45都道府県に納入した約1千基が定期点検をしておらず、利用状況が分からないという。
国交省は、今回のようにエレベーターのような違法な使い方をされているものが多数あると見ている。

 
出典URL
http://www.asahi.com/national/update/0620/TKY201206200647.html
 
 
以下は国交省のプレスリリース。
http://www.mlit.go.jp/report/press/house05_hh_000321.html
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2012年6月20日19時54分にNHK新潟から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
三条労基署は20日、燕市の金属加工会社の工場でプレスの機械に安全装置を取り付けていなかったため従業員が指にけがをしたとして、労安法違反の疑いでこの会社と62歳の社長を書類送検した。

同署によると、燕市の金属加工会社「H工業所」で、ことし3月、金属に穴を開ける作業をしていた50代の従業員の女性がプレスの機械に指を挟み、右手の3本の指に大けがをしたという。
調べたところ、この工場では、機械に指が入らないようにする囲いなどの安全装置をつけていなかったことがわかった。


この工場ではおととしも、同じように安全装置のついていないプレス機械を使っていた50代の女性従業員が指を大けがする事故があり、同署が会社に指導をしていたという。


出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/niigata/1035974201.html
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2012年6月22日付で毎日新聞青森版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
日本原燃は21日、六ケ所村の使用済み核燃料再処理工場で20日に協力会社の男性作業員(21)が分析装置の扉に右手を挟まれ、中指と薬指を骨折する全治6週間のけがをしたと発表した。
放射能の汚染はなかった。


原燃によると、洗浄用の硝酸の放射線を測定する装置で、試料の硝酸を取り出すため装置に手を入れたところ、扉(ステンレス製、約23kg)が落下した。
扉を固定する金具(直径5cm)が緩んで外れたのが原因で、原燃は金具の緩みを定期的に点検する。

 
出典URL
http://mainichi.jp/area/aomori/news/20120622ddlk02040119000c.html
 


(2012年7月1日 修正1 ;追記)
 
2012年6月21日付のデーリー東北紙面に、事故時の状況に関する若干ニュアンスの異なる記事が、下記趣旨で掲載されていた。
 
手袋を着け、箱に開けられた穴に両腕を入れて作業。
腕を引き抜く際に、鉄の扉に右手薬指が挟まれた。
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2012年6月21日18時59分にNHK山口から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
20日午後5時すぎ、下関市の廃棄物処理会社、「F美化設備工業所」で、バキュームカーのタンクを清掃していた男性社員(43)がタンク内に倒れているのを、一緒に作業していた従業員が見つけた。
男性は病院に運ばれたが、きょう午後3時前に死亡した。


警察によると、このバキュームカーでは、魚を解体した際に出る廃棄物を回収しているということで、男性は、廃棄物を処理したあと、作業の責任者としてタンク内部の清掃を行っていたという。

男性はマスクを着けておらず、警察は、酸欠やガス中毒が原因とみて、会社関係者から話を聞くなどして詳しく調べている。


出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/yamaguchi/4063000081.html
 
 
 
(ブログ者コメント)
 
6月18日に福岡市の水産加工工場で、同じような死亡事故が起きたばかりだ。
この種の事故は滅多に報道されることはないのに、続く時には続くものだ。
 



(2012年7月13日 修正1 ;追記)
 
2012年7月8日付で朝日新聞下関版(聞蔵)から、タンク内の酸素、硫化水素濃度の測定をしていなかったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
下関労基署は6日、下関市のF美化設備工業所と専務取締役(55)を、労安法違反の疑いで書類送検した。
 
作業開始前に規則で定められている空気中の酸素と硫化水素の濃度測定をしなかった疑い。
専務は容疑を認めているという。
 
 
 
(ブログ者コメント)
 
「規則」とあるのは、文脈から考え、おそらくは労働安全衛生規則のことであろう。
 
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魚田慎二
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自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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