本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。 それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。 本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。 一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。 (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2012年6月2日3時59分に朝日新聞から写真付きで、また同日3時56分にNHK福岡から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
1日午後1時15分ごろ、福岡県久山町の原工業団地で、「Nパレットレンタル」が使っている倉庫から出火、鉄骨平屋建ての倉庫約6800m2が全焼し、隣接する九州製鋼の工場に一部延焼した。
倉庫からは巨大な黒煙と炎が上がり、出火からおよそ12時間後の2日午前1時半すぎにようやく消し止められた。けが人はなかった。
消防などによると、敷地内には、フォークリフトで荷物を運ぶ際に使うプラスチック製と木製の荷台(パレット、縦横とも約1m)が計約5万枚置いてあった。
消防が到着した際には倉庫の外に置いてあった荷台が燃えており、これが火元とみられるという。
出火当時、倉庫で作業していた男性は「パレットから火が出て、風にあおられて倉庫に燃え移ったようだ」と話した。
現場は九州自動車道福岡インターチェンジから北東へ約2km。近くには重油タンクや鉄工所などがあり、延焼はなかったが、警察が念のため付近住民を一時避難させた。
出典URL
http://www.asahi.com/national/update/0601/SEB201206010012.html
http://www.nhk.or.jp/lnews/fukuoka/5015553291.html
(ブログ者コメント)
□積み上げたパレットに火がつくと棒状注水しても火は消えない、それは実験で確かめられている・・・といった話しを聞いたことがある。
パレット5万枚といえばかなりの量。「消し止められた」と報道されているが、燃え尽きるまで待たざるを得なかった・・・そんなことはなかったのだろうか?
□屋外保管のパレットから出火したらしいということだが、パレットなるもの、そう簡単に燃えるものではない。、原因は何だったのだろうか?放火?タバコの火?フォークリフト排ガス?
□このようにパレットなるもの、いざ燃えだすと消火は極めて困難なので、積み重ねて保管する場合は、できるだけ屋外保管が望ましい。
屋内に保管せざるをえない場合は、着火源になる可能性のある場所から離れたところに置くことが望ましい。
1日午後1時15分ごろ、福岡県久山町の原工業団地で、「Nパレットレンタル」が使っている倉庫から出火、鉄骨平屋建ての倉庫約6800m2が全焼し、隣接する九州製鋼の工場に一部延焼した。
倉庫からは巨大な黒煙と炎が上がり、出火からおよそ12時間後の2日午前1時半すぎにようやく消し止められた。けが人はなかった。
消防などによると、敷地内には、フォークリフトで荷物を運ぶ際に使うプラスチック製と木製の荷台(パレット、縦横とも約1m)が計約5万枚置いてあった。
消防が到着した際には倉庫の外に置いてあった荷台が燃えており、これが火元とみられるという。
出火当時、倉庫で作業していた男性は「パレットから火が出て、風にあおられて倉庫に燃え移ったようだ」と話した。
現場は九州自動車道福岡インターチェンジから北東へ約2km。近くには重油タンクや鉄工所などがあり、延焼はなかったが、警察が念のため付近住民を一時避難させた。
出典URL
http://www.asahi.com/national/update/0601/SEB201206010012.html
http://www.nhk.or.jp/lnews/fukuoka/5015553291.html
(ブログ者コメント)
□積み上げたパレットに火がつくと棒状注水しても火は消えない、それは実験で確かめられている・・・といった話しを聞いたことがある。
パレット5万枚といえばかなりの量。「消し止められた」と報道されているが、燃え尽きるまで待たざるを得なかった・・・そんなことはなかったのだろうか?
□屋外保管のパレットから出火したらしいということだが、パレットなるもの、そう簡単に燃えるものではない。、原因は何だったのだろうか?放火?タバコの火?フォークリフト排ガス?
□このようにパレットなるもの、いざ燃えだすと消火は極めて困難なので、積み重ねて保管する場合は、できるだけ屋外保管が望ましい。
屋内に保管せざるをえない場合は、着火源になる可能性のある場所から離れたところに置くことが望ましい。
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2012年6月1日19時20分にNHK富山から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
6月1日午前4時ごろ、射水市のトナミ運輸中央営業所で、積み荷をおろすために10トントラックのすぐ後ろで作業をしていたパート社員の男性(37)が、バックしてきたトラックと、荷下ろしのためのコンクリート製の台との間に挟まれた。
男性は病院に運ばれたが、6月1日朝5時ごろ死亡した。
警察によると、男性はトラックの荷台に上がるために、トラックのすぐ後ろで作業をしていたという。
トラックを運転していたのはトナミ運輸とは別の運送会社の27歳の男性で、滋賀県から荷物を運んできたということで、警察は運転手や近くで作業をしていた人から話を聞くなどして、事故当時の状況を詳しく調べている。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/toyama/3065524412.html
ちなみに、2012年6月2日付の朝日新聞富山全県版(聞蔵)では、以下の表現になっていた。
トラックが後退するのを誘導していた。
6月1日午前4時ごろ、射水市のトナミ運輸中央営業所で、積み荷をおろすために10トントラックのすぐ後ろで作業をしていたパート社員の男性(37)が、バックしてきたトラックと、荷下ろしのためのコンクリート製の台との間に挟まれた。
男性は病院に運ばれたが、6月1日朝5時ごろ死亡した。
警察によると、男性はトラックの荷台に上がるために、トラックのすぐ後ろで作業をしていたという。
トラックを運転していたのはトナミ運輸とは別の運送会社の27歳の男性で、滋賀県から荷物を運んできたということで、警察は運転手や近くで作業をしていた人から話を聞くなどして、事故当時の状況を詳しく調べている。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/toyama/3065524412.html
ちなみに、2012年6月2日付の朝日新聞富山全県版(聞蔵)では、以下の表現になっていた。
トラックが後退するのを誘導していた。
2012年6月1日21時47分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
5月の落雷が全国で約73万回と昨年の7倍以上に達し、00年以降で最も多かったことが、雷情報を提供している民間気象会社「フランクリン・ジャパン」(相模原市)の調べで分かった。
北関東で複数の竜巻が発生するなど、大気の不安定な状態が続いていたことを裏付けた。
同社は、00年から全国30カ所に設置したセンサーで落雷を検知している。
約73万回は5月としては過去最多で、一年を通じて最も多い8月並みだった。昨年は約10万回だった。
今年は、特に本州での発生が多かったという。
気象庁の観測でも、5月中に東京都心で雷が観測された日数は6日で、平年の1.4日と比べて大幅に多かった。
東北から近畿にかけての気象官署でも平年の日数の数倍だったところが大半だった。
同庁によると、雷をもたらす積乱雲が発達しやすい大気の状態が続いたことが原因。
上空の偏西風が日本付近で大きく南に蛇行して寒気が入りやすかったため、暖かい地表付近との気温差が大きくなり、大気の状態が不安定になった。
同社は「雷鳴が聞こえたら建物や車内に避難してほしい。木の下や高い物の近くは危険です」と呼びかけている。
出典URL
http://mainichi.jp/select/news/20120602k0000m040052000c.html
(ブログ者コメント)
昨年にくらべ落雷による事故の報道が多いと感じていたが、やはり・・・といったところだ。
5月の落雷が全国で約73万回と昨年の7倍以上に達し、00年以降で最も多かったことが、雷情報を提供している民間気象会社「フランクリン・ジャパン」(相模原市)の調べで分かった。
北関東で複数の竜巻が発生するなど、大気の不安定な状態が続いていたことを裏付けた。
同社は、00年から全国30カ所に設置したセンサーで落雷を検知している。
約73万回は5月としては過去最多で、一年を通じて最も多い8月並みだった。昨年は約10万回だった。
今年は、特に本州での発生が多かったという。
気象庁の観測でも、5月中に東京都心で雷が観測された日数は6日で、平年の1.4日と比べて大幅に多かった。
東北から近畿にかけての気象官署でも平年の日数の数倍だったところが大半だった。
同庁によると、雷をもたらす積乱雲が発達しやすい大気の状態が続いたことが原因。
上空の偏西風が日本付近で大きく南に蛇行して寒気が入りやすかったため、暖かい地表付近との気温差が大きくなり、大気の状態が不安定になった。
同社は「雷鳴が聞こえたら建物や車内に避難してほしい。木の下や高い物の近くは危険です」と呼びかけている。
出典URL
http://mainichi.jp/select/news/20120602k0000m040052000c.html
(ブログ者コメント)
昨年にくらべ落雷による事故の報道が多いと感じていたが、やはり・・・といったところだ。
2012年5月31日12時56分にNHK群馬から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
31日午前11時すぎ、消防に「工場の建物が燃えている」という通報が近くの住民からあった。
消防が駆けつけたところ、燃えているのは太田市薮塚町にある産業廃棄物などを処理する会社「G産業」の工場で、消防が消防車など28台を出して消火活動を続けている。
G産業によると、燃えているのは会社の敷地内にある焼却プラントで、廃油や廃プラスチックなどを燃やす作業中に焼却施設から建物に引火したと見られるというが、有害物質などが発生する可能性は低いという。
社員や作業員20人あまりにケガなどはなく、安全な場所に避難しているという。
消防は引き続き消火活動に当たるとともに、火事の原因を調べている。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/maebashi/1065504851.html?t=1338498467849
31日午前11時すぎ、消防に「工場の建物が燃えている」という通報が近くの住民からあった。
消防が駆けつけたところ、燃えているのは太田市薮塚町にある産業廃棄物などを処理する会社「G産業」の工場で、消防が消防車など28台を出して消火活動を続けている。
G産業によると、燃えているのは会社の敷地内にある焼却プラントで、廃油や廃プラスチックなどを燃やす作業中に焼却施設から建物に引火したと見られるというが、有害物質などが発生する可能性は低いという。
社員や作業員20人あまりにケガなどはなく、安全な場所に避難しているという。
消防は引き続き消火活動に当たるとともに、火事の原因を調べている。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/maebashi/1065504851.html?t=1338498467849
2012年5月31日付で読売新聞から、同日17時14分に北海道新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
31日午前8時40分頃、岩見沢市の市営住宅美鳩団地で、ガス管の取り換え工事中に爆発が発生し、男性作業員5人がけがを負った。
警察などによると、5人は会社の車で同市内の病院に運ばれたが、顔や気道のやけどを負った4人が重傷で、札幌市内の北海道大病院などにドクターヘリで運ばれた。残る1人は軽傷。
市などによると、建物の耐震補強工事に伴い、建物1階屋内廊下の床下約50cmに引かれている直径約10cmのガス管を切り替える予定だった。
作業員らは同日午前8時頃から工事を始め、ガス抜きなどを行ってから、床下の古いガス管を電動カッターで切断した。
その際、火花が残っていたガスに引火して爆発が起きたとみられる。
通常であれば、管の中のガスの濃度を専用の機器で調べるが、この日は使っていなかったという。
市などによると、この市営団地は6階建てで、81部屋に79世帯が入居していたが、通常の耐震補強工事のため、事前に住民を退避させるなどはしていなかったという。
2階に住む男性(72)は「『ドーン』と大きな音がして驚いた。工事中なので重機がどこかにぶつかったかと思った」と話していた。
現場はJR岩見沢駅の南東約1.5kmで、学校などもある住宅街の一角。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hokkaido/news/20120531-OYT8T00689.htm
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/376630.html
また、6月1日付で朝日新聞北海道版から、手順どおりに作業していなかった可能性もあるという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
ガス管の移設作業が管内のガスを十分抜かずに行われた可能性があることが31日、捜査関係者への取材でわかった。
警察は、定められた手順通りに作業していなかった可能性もあるとみて、業務上過失傷害の疑いで関係者から事情を聴いている。
警察などによると、けがをしたのは管工事業の「建成産業」の社長(64)と同社従業員3人、設備会社の男性作業員の計5人。
31日午前8時から、市営住宅の耐震補強工事のため、1階床下の地面の1.2m下に埋まっている長さ60~70m、直径10cmの都市ガスの管を8カ所に分断して移設する作業を始めた。
市によると、ガス設備撤去の安全基準では、撤去範囲のガス管を完全に遮断し、設備内に残ったガスを完全に抜き取った後、ガス検知器で監視した状態で作業するとしている。
作業員らはガスの元栓を閉め、カッターで管の6カ所目を切断していた時に爆発した。
警察は、ガスを抜く作業が不十分だったため、切断部からガスが徐々に漏れて床下にこもったのが原因の可能性があるとみている。
出典URL
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000001206010004
(2011年6月30日 修正1 ;追記)
2012年6月1日付で北海道新聞紙面に、ガス濃度測定管理ができていなかったという、下記趣旨の記事が掲載されていた。
この工事は、古いガス管を新しい管に切り替える工事で、管工事会社が行い、岩見沢ガスが安全管理を請け負っていた。
作業時のガス濃度測定について、岩見沢ガスの担当者は、「専用機器で調べるが、(測定したかどうか、管工事会社から)報告を受けていない」と話している。
担当者によると、同社の作業工程仕様書では、ガス濃度を測定するたびに結果を同社に報告し、切断作業を行うにも事前了解が必要だった。
今回、報告はなかったといい、手順が守られていなかった可能性がある。
同団地は傾斜地にあるため、建物の一部は2階以上しかない構造。
作業員らは、1階床下にあるピット(高さ1.2m)に入り、古い管を電動カッターなどで切断する作業をしていた。
(2013年1月12日 修正2 ;追記)
2013年1月10日18時3分にNHK札幌から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
労基署は、10日、工事にあたっていた建設会社と、その代表取締役を労安法違反の疑いで書類送検した。
労基署によると、この建設会社では、ガス管を切断する際に管の中のガスを抜くなどの爆発を未然に防ぐための措置を講じないまま作業していたということで、労安法違反の疑いがもたれている。
この建設会社は労基署に対し、「われわれに責任がある。危険防止措置が不十分だった」と話しているという。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20130110/dc09cffdbcbc495f08444dc046800039.html
31日午前8時40分頃、岩見沢市の市営住宅美鳩団地で、ガス管の取り換え工事中に爆発が発生し、男性作業員5人がけがを負った。
警察などによると、5人は会社の車で同市内の病院に運ばれたが、顔や気道のやけどを負った4人が重傷で、札幌市内の北海道大病院などにドクターヘリで運ばれた。残る1人は軽傷。
市などによると、建物の耐震補強工事に伴い、建物1階屋内廊下の床下約50cmに引かれている直径約10cmのガス管を切り替える予定だった。
作業員らは同日午前8時頃から工事を始め、ガス抜きなどを行ってから、床下の古いガス管を電動カッターで切断した。
その際、火花が残っていたガスに引火して爆発が起きたとみられる。
通常であれば、管の中のガスの濃度を専用の機器で調べるが、この日は使っていなかったという。
市などによると、この市営団地は6階建てで、81部屋に79世帯が入居していたが、通常の耐震補強工事のため、事前に住民を退避させるなどはしていなかったという。
2階に住む男性(72)は「『ドーン』と大きな音がして驚いた。工事中なので重機がどこかにぶつかったかと思った」と話していた。
現場はJR岩見沢駅の南東約1.5kmで、学校などもある住宅街の一角。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hokkaido/news/20120531-OYT8T00689.htm
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/376630.html
また、6月1日付で朝日新聞北海道版から、手順どおりに作業していなかった可能性もあるという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
ガス管の移設作業が管内のガスを十分抜かずに行われた可能性があることが31日、捜査関係者への取材でわかった。
警察は、定められた手順通りに作業していなかった可能性もあるとみて、業務上過失傷害の疑いで関係者から事情を聴いている。
警察などによると、けがをしたのは管工事業の「建成産業」の社長(64)と同社従業員3人、設備会社の男性作業員の計5人。
31日午前8時から、市営住宅の耐震補強工事のため、1階床下の地面の1.2m下に埋まっている長さ60~70m、直径10cmの都市ガスの管を8カ所に分断して移設する作業を始めた。
市によると、ガス設備撤去の安全基準では、撤去範囲のガス管を完全に遮断し、設備内に残ったガスを完全に抜き取った後、ガス検知器で監視した状態で作業するとしている。
作業員らはガスの元栓を閉め、カッターで管の6カ所目を切断していた時に爆発した。
警察は、ガスを抜く作業が不十分だったため、切断部からガスが徐々に漏れて床下にこもったのが原因の可能性があるとみている。
出典URL
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000001206010004
(2011年6月30日 修正1 ;追記)
2012年6月1日付で北海道新聞紙面に、ガス濃度測定管理ができていなかったという、下記趣旨の記事が掲載されていた。
この工事は、古いガス管を新しい管に切り替える工事で、管工事会社が行い、岩見沢ガスが安全管理を請け負っていた。
作業時のガス濃度測定について、岩見沢ガスの担当者は、「専用機器で調べるが、(測定したかどうか、管工事会社から)報告を受けていない」と話している。
担当者によると、同社の作業工程仕様書では、ガス濃度を測定するたびに結果を同社に報告し、切断作業を行うにも事前了解が必要だった。
今回、報告はなかったといい、手順が守られていなかった可能性がある。
同団地は傾斜地にあるため、建物の一部は2階以上しかない構造。
作業員らは、1階床下にあるピット(高さ1.2m)に入り、古い管を電動カッターなどで切断する作業をしていた。
(2013年1月12日 修正2 ;追記)
2013年1月10日18時3分にNHK札幌から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
労基署は、10日、工事にあたっていた建設会社と、その代表取締役を労安法違反の疑いで書類送検した。
労基署によると、この建設会社では、ガス管を切断する際に管の中のガスを抜くなどの爆発を未然に防ぐための措置を講じないまま作業していたということで、労安法違反の疑いがもたれている。
この建設会社は労基署に対し、「われわれに責任がある。危険防止措置が不十分だった」と話しているという。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20130110/dc09cffdbcbc495f08444dc046800039.html
2012年5月31日付の千葉日報紙面に、下記趣旨の記事が掲載されていた。
30日午後4時5分ごろ、九十九里町真亀の自動車修理会社「O自工」で、ふたを切断作業中のドラム缶(200ℓ)が爆発、作業していた社長(74)と無職男性(73)が顔や足にやけどなどを負い、搬送先の病院で治療を受けている。
別の場所で作業していた4人にけがはなかった。
警察によると、ドラム缶は空だったが、残っていたオイルのようなものに引火したとみられる。
ドラム缶は原形をとどめており、天井にぶつかり、屋根に穴を開けた。
(ブログ者コメント)
おそらくはクローズドラム。口金は1ケ所あるいは2ケ所とも開いており、その開いた部分から爆風が噴き出してロケット状態で天井まで飛んで行った・・・そんな感じではなかっただろうか?
30日午後4時5分ごろ、九十九里町真亀の自動車修理会社「O自工」で、ふたを切断作業中のドラム缶(200ℓ)が爆発、作業していた社長(74)と無職男性(73)が顔や足にやけどなどを負い、搬送先の病院で治療を受けている。
別の場所で作業していた4人にけがはなかった。
警察によると、ドラム缶は空だったが、残っていたオイルのようなものに引火したとみられる。
ドラム缶は原形をとどめており、天井にぶつかり、屋根に穴を開けた。
(ブログ者コメント)
おそらくはクローズドラム。口金は1ケ所あるいは2ケ所とも開いており、その開いた部分から爆風が噴き出してロケット状態で天井まで飛んで行った・・・そんな感じではなかっただろうか?
2012年5月30日20時48分にNHK宇都宮から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
30日午前11時半ごろ、宇都宮市の清原工業団地にある「東京製鐵宇都宮工場」の従業員から、電気設備などを置いている部屋から火が出たと消防に通報があった。
消防が駆けつけ、火はおよそ1時間後に消し止められたが、この火事でガス溶接機につながったホースが数mほど焼けた。
現場付近には一時、煙が立ちこめ騒然としたが、警察などによると、けがをした人はいないという。
工場によると、火が出た当時、現場の部屋では天井に取り付けられたクレーンを修理するためガス溶接機を使って溶接の作業が行われていたという。
警察は、飛び散った火花がガスホースに燃え移ったのではないかと見て、火事の原因を詳しく調べている。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/utsunomiya/1095476042.html?t=1338412256091
30日午前11時半ごろ、宇都宮市の清原工業団地にある「東京製鐵宇都宮工場」の従業員から、電気設備などを置いている部屋から火が出たと消防に通報があった。
消防が駆けつけ、火はおよそ1時間後に消し止められたが、この火事でガス溶接機につながったホースが数mほど焼けた。
現場付近には一時、煙が立ちこめ騒然としたが、警察などによると、けがをした人はいないという。
工場によると、火が出た当時、現場の部屋では天井に取り付けられたクレーンを修理するためガス溶接機を使って溶接の作業が行われていたという。
警察は、飛び散った火花がガスホースに燃え移ったのではないかと見て、火事の原因を詳しく調べている。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/utsunomiya/1095476042.html?t=1338412256091
2012年5月31日5時13分にNHK松山から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
30日午前10時50分ごろ、新居浜市にある「三井住友建設」の新居浜PC工場で、作業していた男性2人が鉄筋コンクリート製のT字型の橋桁をつくるための型枠をクレーンで持ち上げてはずす作業をしていたところ、この型枠が倒れ、クレーンの柱と型枠の間にはさまれた。
この事故で、作業していた男性(55歳)が全身を強く圧迫されて病院に運ばれたが、およそ3時間後に死亡した。
もう一人の男性(50歳)も大けがをしたが、命に別状はないという。
警察によると、倒れてきた鉄製の型枠は、長さ6m、高さ1m30cmで、重さがおよそ800kgあるという。
事故当時、3人で作業をしていて、クレーンは3人のうちのいずれかが操作していたという。
警察は、事故の状況などを調べている。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/matsuyama/8006767271.html
(2012年7月1日 修正1 ;追記)
5月31日付で愛媛新聞紙面に、事故時の若干詳しい状況が、下記趣旨で掲載されていた。
2人は屋外で道路の橋脚に使う鉄筋コンクリート製のT字桁を製造後、門型クレーンで板状の型枠を外し、ワイヤーで吊り上げた際、倒れかかった型枠とクレーンの柱の間に挟まれたという。
2人は、同工場の発注先の下請け会社からきていた。
(2012年8月27日 修正2 ;追記)
2012年8月20日20時2分にNHK松山から、また8月21日付で朝日新聞愛媛全県版(聞蔵)から、クレーンを運転していた作業員は無資格だったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
新居浜労基署は、資格を持たない労働者にクレーンの操作をさせていたとして、建設会社と社員の男を労安法違反の疑いで書類送検した。
同署は、2人の派遣従業員を受け入れていた建設会社「S」の担当者などから事情を聴いて調べを進めたところ、作業をしていた2人は、法律で定められた資格を持っていないにもかかわらず、クレーンの運転などの作業をしていたことがわかった。
このため、同署は、きょう、「S」と、この会社の四国支店の主任で作業の指揮を担当していた28歳の男を、労安法違反の疑いで書類送検した。
署によると、主任の男は、下請け会社の作業員2人が無資格と知っていながら、クレーン作業を行わせた疑いがある。
署は、作業員2人は事実上の派遣労働だったとして、作業を指揮した主任に安全を守る義務があったと判断した。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/matsuyama/8004394311.html
30日午前10時50分ごろ、新居浜市にある「三井住友建設」の新居浜PC工場で、作業していた男性2人が鉄筋コンクリート製のT字型の橋桁をつくるための型枠をクレーンで持ち上げてはずす作業をしていたところ、この型枠が倒れ、クレーンの柱と型枠の間にはさまれた。
この事故で、作業していた男性(55歳)が全身を強く圧迫されて病院に運ばれたが、およそ3時間後に死亡した。
もう一人の男性(50歳)も大けがをしたが、命に別状はないという。
警察によると、倒れてきた鉄製の型枠は、長さ6m、高さ1m30cmで、重さがおよそ800kgあるという。
事故当時、3人で作業をしていて、クレーンは3人のうちのいずれかが操作していたという。
警察は、事故の状況などを調べている。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/matsuyama/8006767271.html
(2012年7月1日 修正1 ;追記)
5月31日付で愛媛新聞紙面に、事故時の若干詳しい状況が、下記趣旨で掲載されていた。
2人は屋外で道路の橋脚に使う鉄筋コンクリート製のT字桁を製造後、門型クレーンで板状の型枠を外し、ワイヤーで吊り上げた際、倒れかかった型枠とクレーンの柱の間に挟まれたという。
2人は、同工場の発注先の下請け会社からきていた。
(2012年8月27日 修正2 ;追記)
2012年8月20日20時2分にNHK松山から、また8月21日付で朝日新聞愛媛全県版(聞蔵)から、クレーンを運転していた作業員は無資格だったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
新居浜労基署は、資格を持たない労働者にクレーンの操作をさせていたとして、建設会社と社員の男を労安法違反の疑いで書類送検した。
同署は、2人の派遣従業員を受け入れていた建設会社「S」の担当者などから事情を聴いて調べを進めたところ、作業をしていた2人は、法律で定められた資格を持っていないにもかかわらず、クレーンの運転などの作業をしていたことがわかった。
このため、同署は、きょう、「S」と、この会社の四国支店の主任で作業の指揮を担当していた28歳の男を、労安法違反の疑いで書類送検した。
署によると、主任の男は、下請け会社の作業員2人が無資格と知っていながら、クレーン作業を行わせた疑いがある。
署は、作業員2人は事実上の派遣労働だったとして、作業を指揮した主任に安全を守る義務があったと判断した。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/matsuyama/8004394311.html
2012年5月31日付で朝日新聞新潟全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。また5月31日付の新潟日報紙面にも同主旨の記事が掲載されていた。
30日午前7時10分ごろ、燕市のNダイカストの工場内で同社従業員の男性(59)が倒れているのを、出勤した従業員が見つけた。
男性は、搬送先の病院で死亡が確認された。
警察によると、男性は一人でアルミを溶かす作業をしていた際、機械のアームに作業着の襟を引っかけた可能性があるという。死因は窒息死だった。
(ブログ者コメント)
□該社HPにアクセスしたが、どのような作業着を着用しているか知ることはできなかった。
□作業着を巻き込まれたという事故報道に接したのは、今年これで3件目だ。ちょっと多いような気がする。
・1月30日 北九州市で金属加工機械の回転部に衣服を巻き込まれて死亡
・2月10日 珠洲市で旋盤に作業服を巻き込まれて死亡
30日午前7時10分ごろ、燕市のNダイカストの工場内で同社従業員の男性(59)が倒れているのを、出勤した従業員が見つけた。
男性は、搬送先の病院で死亡が確認された。
警察によると、男性は一人でアルミを溶かす作業をしていた際、機械のアームに作業着の襟を引っかけた可能性があるという。死因は窒息死だった。
(ブログ者コメント)
□該社HPにアクセスしたが、どのような作業着を着用しているか知ることはできなかった。
□作業着を巻き込まれたという事故報道に接したのは、今年これで3件目だ。ちょっと多いような気がする。
・1月30日 北九州市で金属加工機械の回転部に衣服を巻き込まれて死亡
・2月10日 珠洲市で旋盤に作業服を巻き込まれて死亡
2012年5月30日13時56分にmsn産経ニュースから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
30日午前5時半ごろ、香川県坂出市にある「ライオンケミカル」の工場で、建物の外階段の下で、同社従業員の男性(33)が倒れているのを別の従業員が見つけ、119番した。
男性は全身を強く打ち、搬送先の病院で死亡が確認された。
警察によると、男性は機械の点検作業中、外階段で足を踏み外し転落したとみられる。
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120530/dst12053013570006-n1.htm
(ブログ者コメント)
事故が起きた場合、再発防止策の検討が不可欠だが、今回のようなケースは難しい。
仮に付近が暗かったとしても、それが原因とは断定できないだろうし・・・。
30日午前5時半ごろ、香川県坂出市にある「ライオンケミカル」の工場で、建物の外階段の下で、同社従業員の男性(33)が倒れているのを別の従業員が見つけ、119番した。
男性は全身を強く打ち、搬送先の病院で死亡が確認された。
警察によると、男性は機械の点検作業中、外階段で足を踏み外し転落したとみられる。
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120530/dst12053013570006-n1.htm
(ブログ者コメント)
事故が起きた場合、再発防止策の検討が不可欠だが、今回のようなケースは難しい。
仮に付近が暗かったとしても、それが原因とは断定できないだろうし・・・。
2012年5月31日付で東京新聞から、また5月30日12時51分に毎日新聞から、それぞれ写真付で下記趣旨の記事がネット配信されていた。
川口市柳崎一の「S化学」川口工場で29日午後、円筒状の薬品タンクを清掃中の男性作業員4人が体調不良を訴え、うち2人が一時、意識不明の重体になった事故。
工場では30日、工場長らが会見を開くなど対応に追われた。
工場によると、清掃会社「Y」(千葉市稲毛区)の作業員4人は、約40年使ったゴム製品の劣化防止剤の貯蔵タンク3本(直径約2~3m、長さ約4~7m)を廃棄するため、29日午前9時ごろから交代で清掃し、3基目のタンクを清掃中だった。
タンク内は空だったが、毒性がある化学物質アニリンが汚れとして付着。
作業着から皮膚に浸透したか、タンク内を高圧洗浄中のしぶきが肌に付着するなどし、中毒症状を起こしたとみられる。
29日午後4時ごろ、工場長が「気分が悪い」と訴えた4人の様子を見に行くと、唇が青くなる「チアノーゼ反応」を起こしていた。立ちくらみなども見られたことから、アニリン中毒の症状と判断し、病院へ連れて行った。
警察によると、4人は快方に向かっているという。
川口労基署は「原因などは捜査中」としているが、労災事故として認定する方針。
埼玉労働局によると、記録が残る2007年4月以降、県内ではアニリン中毒による事故は報告されていない。
出典URL
http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/20120531/CK2012053102000134.html
http://mainichi.jp/select/news/20120530k0000e040192000c.html
また、5月31日付の千葉日報紙面には、若干違った情報が下記趣旨で掲載されていた。また入槽していたのは縦型タンクのほうだったと、写真の下に解説されていた。
午後1時ごろから午後3時半ごろまで、タンク(直径約3m、高さ4.6m)の内部に入って洗浄中、体調不良を訴えた。タンクはここ数年使っておらず、捨てるために洗っていた。
(ブログ者コメント)
□kis-netによれば、アニリンは無色あるいは淡黄色の油状の液体で水に可溶。特有の臭気があり、その許容濃度はACGIH値で2ppmと、かなり毒性の強い物質だ。
呼吸器以外に皮膚からも容易に体内に吸収されるという。
中毒時の症状も、報道どおりのことが記載されていた。
□症状を見てアニリン中毒だとすぐに判断した点から考えると、この工場ではアニリンの毒性について十分に認識していたようだ。
とすれば、清掃を依頼する際、その危険性も知らせていたと思うのだが・・・。
□アニリンが付着している機器を高圧水で洗浄していたということで、保護具としては雨合羽とエアラインマスクを着用していたことが考えられる。
しかし、なぜ4人がほぼ同時に中毒症状を呈したのか、その点が疑問だ。
直径3mのタンクに4人全員が入っていたとは考え難い。
アニリン中毒の症状は緩やかにでてくるものなのだろうか?
それとも、作業員交代のため雨合羽の脱着を4人がかりで行っていた時に、合羽に付着していたアニリンを全員が吸い込んで・・・といった感じだったのだろうか?
(2012年7月1日 修正1 ;追記)
2012年5月31日付の埼玉新聞紙面には、病院に行った時の様子が上記報道とはかなり違う、下記趣旨の記事が掲載されていた。
タンクは5月上旬まで、ゴムの劣化防止剤を生産する際に排出される化学物質の貯蔵に使用していた。
29日は午後1時ごろから作業を始め、直径約3m、高さ7mほどの円筒形タンク4本を午後3時半ごろまで洗浄していた。
3本目の洗浄中に目まいや立ちくらみの症状が表れ、4人は3本目で作業を打ち切って千葉市の会社に戻った。
55際と30歳の2人はそのまま千葉県内の病院に運ばれ、一時、意識不明の重体になったが、家族と会話ができるまでに回復した。
61歳と50歳の2人は、川口署で事情説明する前に体調が悪化し、病院に運ばれたが軽症。
川口市柳崎一の「S化学」川口工場で29日午後、円筒状の薬品タンクを清掃中の男性作業員4人が体調不良を訴え、うち2人が一時、意識不明の重体になった事故。
工場では30日、工場長らが会見を開くなど対応に追われた。
工場によると、清掃会社「Y」(千葉市稲毛区)の作業員4人は、約40年使ったゴム製品の劣化防止剤の貯蔵タンク3本(直径約2~3m、長さ約4~7m)を廃棄するため、29日午前9時ごろから交代で清掃し、3基目のタンクを清掃中だった。
タンク内は空だったが、毒性がある化学物質アニリンが汚れとして付着。
作業着から皮膚に浸透したか、タンク内を高圧洗浄中のしぶきが肌に付着するなどし、中毒症状を起こしたとみられる。
29日午後4時ごろ、工場長が「気分が悪い」と訴えた4人の様子を見に行くと、唇が青くなる「チアノーゼ反応」を起こしていた。立ちくらみなども見られたことから、アニリン中毒の症状と判断し、病院へ連れて行った。
警察によると、4人は快方に向かっているという。
川口労基署は「原因などは捜査中」としているが、労災事故として認定する方針。
埼玉労働局によると、記録が残る2007年4月以降、県内ではアニリン中毒による事故は報告されていない。
出典URL
http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/20120531/CK2012053102000134.html
http://mainichi.jp/select/news/20120530k0000e040192000c.html
また、5月31日付の千葉日報紙面には、若干違った情報が下記趣旨で掲載されていた。また入槽していたのは縦型タンクのほうだったと、写真の下に解説されていた。
午後1時ごろから午後3時半ごろまで、タンク(直径約3m、高さ4.6m)の内部に入って洗浄中、体調不良を訴えた。タンクはここ数年使っておらず、捨てるために洗っていた。
(ブログ者コメント)
□kis-netによれば、アニリンは無色あるいは淡黄色の油状の液体で水に可溶。特有の臭気があり、その許容濃度はACGIH値で2ppmと、かなり毒性の強い物質だ。
呼吸器以外に皮膚からも容易に体内に吸収されるという。
中毒時の症状も、報道どおりのことが記載されていた。
□症状を見てアニリン中毒だとすぐに判断した点から考えると、この工場ではアニリンの毒性について十分に認識していたようだ。
とすれば、清掃を依頼する際、その危険性も知らせていたと思うのだが・・・。
□アニリンが付着している機器を高圧水で洗浄していたということで、保護具としては雨合羽とエアラインマスクを着用していたことが考えられる。
しかし、なぜ4人がほぼ同時に中毒症状を呈したのか、その点が疑問だ。
直径3mのタンクに4人全員が入っていたとは考え難い。
アニリン中毒の症状は緩やかにでてくるものなのだろうか?
それとも、作業員交代のため雨合羽の脱着を4人がかりで行っていた時に、合羽に付着していたアニリンを全員が吸い込んで・・・といった感じだったのだろうか?
(2012年7月1日 修正1 ;追記)
2012年5月31日付の埼玉新聞紙面には、病院に行った時の様子が上記報道とはかなり違う、下記趣旨の記事が掲載されていた。
タンクは5月上旬まで、ゴムの劣化防止剤を生産する際に排出される化学物質の貯蔵に使用していた。
29日は午後1時ごろから作業を始め、直径約3m、高さ7mほどの円筒形タンク4本を午後3時半ごろまで洗浄していた。
3本目の洗浄中に目まいや立ちくらみの症状が表れ、4人は3本目で作業を打ち切って千葉市の会社に戻った。
55際と30歳の2人はそのまま千葉県内の病院に運ばれ、一時、意識不明の重体になったが、家族と会話ができるまでに回復した。
61歳と50歳の2人は、川口署で事情説明する前に体調が悪化し、病院に運ばれたが軽症。
2012年5月30日付で朝日新聞関西版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
29日午後3時40分ごろ、高槻市の阪急京都線冨田~総持寺間で、梅田行きの準急電車(8両)が緊急停止した。
阪急電鉄によると、過電流の警告が表示されたためで、雷が落ちたとみられる。
乗客約300人にけがはなかった。
電車は後続の特急と連結して約45分後に出発。京都線は264本に運休や遅れが出て、約11万5500人に影響した。
同電鉄によると、後ろから2両目の側面に焼けこげたような痕があった。車両の床下から白煙が上がっていたため、運転士が消火器で消し止めたという。
出典URL
http://www.asahi.com/kansai/travel/news/OSK201205300017.html
(ブログ者コメント)
□飛行機に落雷したという報道はしばしばあるが、電車に落雷したという報道は珍しいので、紹介する。
□5月28日の記事中、車の中で雷に撃たれても感電しない理由について考察したが、電車の場合は、金属製のドアにもたれたり、金属製の手すりを握っている人が結構多いはずで、それだけ危険性は高いはず。
今回は、たまたま電車の側面に落ちて電流がレールに向けて流れたから助かったということだろうか?
それとも、電車の床は電気を通し難い物質でできているので、電流が車体→乗客→床へと流れることはなかったからだろうか?
真偽のほどは定かでないが、ブログ者はそのように考えた。
29日午後3時40分ごろ、高槻市の阪急京都線冨田~総持寺間で、梅田行きの準急電車(8両)が緊急停止した。
阪急電鉄によると、過電流の警告が表示されたためで、雷が落ちたとみられる。
乗客約300人にけがはなかった。
電車は後続の特急と連結して約45分後に出発。京都線は264本に運休や遅れが出て、約11万5500人に影響した。
同電鉄によると、後ろから2両目の側面に焼けこげたような痕があった。車両の床下から白煙が上がっていたため、運転士が消火器で消し止めたという。
出典URL
http://www.asahi.com/kansai/travel/news/OSK201205300017.html
(ブログ者コメント)
□飛行機に落雷したという報道はしばしばあるが、電車に落雷したという報道は珍しいので、紹介する。
□5月28日の記事中、車の中で雷に撃たれても感電しない理由について考察したが、電車の場合は、金属製のドアにもたれたり、金属製の手すりを握っている人が結構多いはずで、それだけ危険性は高いはず。
今回は、たまたま電車の側面に落ちて電流がレールに向けて流れたから助かったということだろうか?
それとも、電車の床は電気を通し難い物質でできているので、電流が車体→乗客→床へと流れることはなかったからだろうか?
真偽のほどは定かでないが、ブログ者はそのように考えた。
2012年5月30日7時31分に静岡新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
上空に強い寒気が流れ込み、大気の状態が不安定になった影響で、県内は29日午後、雷を伴う激しい雨が降った。藤枝市内で男性1人が落雷に遭ってやけどを負った。島田市内では落雷により駅舎の配電盤の一部が焼けた。
29日午後3時40分ごろ、藤枝市瀬戸ノ谷の林道で、のり面工事をしていた男性作業員(65)が落雷に遭ってけがをしたと119番があった。
警察などによると、作業員は頭や肩にやけどを負い、病院に運ばれたが、命に別条はないという。
作業員は同僚2人と分かれて作業をしていたが、工具を取りに戻った同僚が作業員が倒れているのに気付いた。
29日午後1時15分ごろ、島田市の大井川鉄道家山駅駅舎内の配電盤から出火し、配電盤の一部を焼いた。
警察などによると、駅付近の落雷の影響でショートしたらしい。
待合室にいた観光客とみられる男性が消火器で消し止めた。
駅構内の信号が消えたため、金谷―千頭間の上下計4本が約80〜40分遅れ、約80人に影響が出た
静岡地方気象台の観測によると、時間雨量は午後4時半ごろまでに藤枝市で56.0mmを記録し、5月の観測史上最大となった。浜松市天竜区では午後7時までに12.5mmを記録した。県内全域に大雨・洪水警報や雷注意報などが出された。
出典URL
http://www.at-s.com/news/detail/100128120.html
キーワード;直撃雷、逆流雷?
上空に強い寒気が流れ込み、大気の状態が不安定になった影響で、県内は29日午後、雷を伴う激しい雨が降った。藤枝市内で男性1人が落雷に遭ってやけどを負った。島田市内では落雷により駅舎の配電盤の一部が焼けた。
29日午後3時40分ごろ、藤枝市瀬戸ノ谷の林道で、のり面工事をしていた男性作業員(65)が落雷に遭ってけがをしたと119番があった。
警察などによると、作業員は頭や肩にやけどを負い、病院に運ばれたが、命に別条はないという。
作業員は同僚2人と分かれて作業をしていたが、工具を取りに戻った同僚が作業員が倒れているのに気付いた。
29日午後1時15分ごろ、島田市の大井川鉄道家山駅駅舎内の配電盤から出火し、配電盤の一部を焼いた。
警察などによると、駅付近の落雷の影響でショートしたらしい。
待合室にいた観光客とみられる男性が消火器で消し止めた。
駅構内の信号が消えたため、金谷―千頭間の上下計4本が約80〜40分遅れ、約80人に影響が出た
静岡地方気象台の観測によると、時間雨量は午後4時半ごろまでに藤枝市で56.0mmを記録し、5月の観測史上最大となった。浜松市天竜区では午後7時までに12.5mmを記録した。県内全域に大雨・洪水警報や雷注意報などが出された。
出典URL
http://www.at-s.com/news/detail/100128120.html
キーワード;直撃雷、逆流雷?
2012年5月29日22時16分に山陽新聞から、下記趣旨の記事が写真付きでネット配信されていた。
29日午後3時20分ごろ、岡山市南区箕島、リサイクル業「L」の敷地内から出火。積み上げていた洗濯機やエアコンなどの廃家電約500m2を焼いた。けが人はなかった。
警察などによると、従業員男性(53)らが廃家電をトラックに積み込む作業中、何らかの原因で家電から火が出て燃え広がったらしい。
ポンプ車など20台と消防ヘリが出て消火に当たったが、プラスチックなどがくすぶり、同日午後10時現在、鎮火に至っていない。
現場はJR備中箕島駅の北約1.5kmの国道2号沿いで、一時は激しく黒煙が上がった。
中国電力岡山支社によると、この火事で高圧配電線が断線し、計898戸が停電した。
出典URL
http://www.sanyo.oni.co.jp/news_s/news/d/2012052922161384/
29日午後3時20分ごろ、岡山市南区箕島、リサイクル業「L」の敷地内から出火。積み上げていた洗濯機やエアコンなどの廃家電約500m2を焼いた。けが人はなかった。
警察などによると、従業員男性(53)らが廃家電をトラックに積み込む作業中、何らかの原因で家電から火が出て燃え広がったらしい。
ポンプ車など20台と消防ヘリが出て消火に当たったが、プラスチックなどがくすぶり、同日午後10時現在、鎮火に至っていない。
現場はJR備中箕島駅の北約1.5kmの国道2号沿いで、一時は激しく黒煙が上がった。
中国電力岡山支社によると、この火事で高圧配電線が断線し、計898戸が停電した。
出典URL
http://www.sanyo.oni.co.jp/news_s/news/d/2012052922161384/
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[06/09 ※無記名]
[06/01 ※無記名]
[02/08 ※無記名]
[02/08 ※無記名]
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[07/16 神戸ファン]
[04/21 Rawi]
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[04/24 道産子]
[04/15 道産子]
[04/15 道産子]
[04/05 道産子]
[04/02 道産子]
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[08/24 愛読者]
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HN:
魚田慎二
性別:
男性
自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。