本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。 それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。 本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。 一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。 (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2011年8月5日19時8分に、NHK静岡から下記趣旨の記事がネット配信されていた。
去年1月、伊東市の建設現場で重機でつり上げられていた電柱が落下し男性作業員が頭を打って死亡した事故で、三島労基署は適切な作業手順の指示を怠っていたとして工事を請け負っていた会社と現場監督を労安法違反の疑いで書類送検した。
この事故は去年1月、伊東市のビルの建設現場で、油圧ショベルを使って電柱をつり上げていたところ重さ880kgの電柱が落下したもので、当時54歳の作業員の男性が頭を打って死亡した。
同署の調べによると、この油圧ショベルはアームの先にフックを取り付けてクレーンとしても使えるようになっていて、事故が起きた当時、この機能を使って電柱をつり上げていたという。
しかし、クレーンとして使う場合には安全のためにスイッチを切り替えてアームの動きを遅くする必要があるのに、その手順をショベルを操作する作業員に指示していなかったということで、工事を請け負っていた建設会社とこの会社に勤める現場監督の65歳の男を労安法違反の疑いで書類送検した。
(ブログ者コメント)
他ブログによれば、当時は電柱設置工事中で、重機に固定していた金属製ワイヤーが、何らかの理由で外れたらしい。
作業は3人で行っていて、被災者はヘルメットを被っていたとのこと。
去年1月、伊東市の建設現場で重機でつり上げられていた電柱が落下し男性作業員が頭を打って死亡した事故で、三島労基署は適切な作業手順の指示を怠っていたとして工事を請け負っていた会社と現場監督を労安法違反の疑いで書類送検した。
この事故は去年1月、伊東市のビルの建設現場で、油圧ショベルを使って電柱をつり上げていたところ重さ880kgの電柱が落下したもので、当時54歳の作業員の男性が頭を打って死亡した。
同署の調べによると、この油圧ショベルはアームの先にフックを取り付けてクレーンとしても使えるようになっていて、事故が起きた当時、この機能を使って電柱をつり上げていたという。
しかし、クレーンとして使う場合には安全のためにスイッチを切り替えてアームの動きを遅くする必要があるのに、その手順をショベルを操作する作業員に指示していなかったということで、工事を請け負っていた建設会社とこの会社に勤める現場監督の65歳の男を労安法違反の疑いで書類送検した。
(ブログ者コメント)
他ブログによれば、当時は電柱設置工事中で、重機に固定していた金属製ワイヤーが、何らかの理由で外れたらしい。
作業は3人で行っていて、被災者はヘルメットを被っていたとのこと。
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2011年8月5日18時35分に、NHK京都から下記趣旨の記事がネット配信されていた。
関西電力の大飯原子力発電所1号機で7月に起きた、緊急時に原子炉を冷やすシステムのタンクの圧力が下がったトラブルは、圧力を逃す弁が設定以下で開いたことが原因とみられることが関西電力の調査でわかった。
このトラブルは、先月15日、緊急時に原子炉を冷やすシステムのタンクの圧力が下がり正常に水を注入できない状態になったもので、圧力は、およそ1時間後に回復したものの、関西電力は翌日、原子炉の運転を停止した。
タンクを分解して調べたところ、圧力低下は、タンク内のチッ素を自動的に逃がす安全弁が本来の設定以下の圧力で開いたことが、原因とみられることがわかった。
この安全弁はおととしの定期検査では、異常はなかったということで、関西電力では、弁の開け閉めを調整するネジやバネに何らかの不具合が起きた可能性があるとみて、さらに調べることにしている。
このトラブルを巡っては、福井県は「原因究明を終えただけでは運転再開を認めることはできない」としていて、再稼働のメドは立っていない。
関西電力の、残る4基の原発も年明けまでには定期検査で止まる見通しで、関西電力管内の電力供給は依然として不安定な状態が続くことになる。
出典URL■■■
(NHKの記事は、1日か2日でアクセスできなくなりますので、御承知おきください)
(ブログ者コメント)
トラブル発生時の状況、当該安全弁の位置などは、2011年7月16日13時5分に朝日新聞からネット配信された、以下の記事に詳しい。
出典URL■■■
(2011年8月29日 修正1 ;追記)
2011年8月26日19時27分に、NHK福井から下記趣旨の記事がネット配信されていた。
その後の調べで、弁とタンクにつながる配管との境に付けられたステンレス製のシートに細かな傷が見つかった。
関電によると、その傷からタンク内にある窒素が漏れ出し、弁の開け閉めをするバネを押し上げたのではないかという。
圧力を逃したあと、安全弁が閉まる動作でも、不具合があったということで、関電は弁の隙間に金属片などの異物が入ったためと見ている。
関電は、シートの手入れ後に傷がないか確認する作業を行うとともに、安全弁に異物が入らないようにするための対策を行うことにしている。
(ブログ者コメント)
安全弁を分解点検した後、組み立てる際にシート面に傷がないか確認しておくのは当然の話しだ。
また、異物が入らない対策といっても、当たり前のことすぎて、更に何をやろうというのか、ピンとこない。
要は、今回のトラブルは傷が小さすぎて見つけられなかったが、今後は目を皿のようにしてチェックしますということだろうか?
それとも、付帯設備の点検ゆえ、メイン設備に比べ、点検の精度が荒かったということだろうか?
もし後者だったとしたら考えものだ。
関西電力の大飯原子力発電所1号機で7月に起きた、緊急時に原子炉を冷やすシステムのタンクの圧力が下がったトラブルは、圧力を逃す弁が設定以下で開いたことが原因とみられることが関西電力の調査でわかった。
このトラブルは、先月15日、緊急時に原子炉を冷やすシステムのタンクの圧力が下がり正常に水を注入できない状態になったもので、圧力は、およそ1時間後に回復したものの、関西電力は翌日、原子炉の運転を停止した。
タンクを分解して調べたところ、圧力低下は、タンク内のチッ素を自動的に逃がす安全弁が本来の設定以下の圧力で開いたことが、原因とみられることがわかった。
この安全弁はおととしの定期検査では、異常はなかったということで、関西電力では、弁の開け閉めを調整するネジやバネに何らかの不具合が起きた可能性があるとみて、さらに調べることにしている。
このトラブルを巡っては、福井県は「原因究明を終えただけでは運転再開を認めることはできない」としていて、再稼働のメドは立っていない。
関西電力の、残る4基の原発も年明けまでには定期検査で止まる見通しで、関西電力管内の電力供給は依然として不安定な状態が続くことになる。
出典URL■■■
(NHKの記事は、1日か2日でアクセスできなくなりますので、御承知おきください)
(ブログ者コメント)
トラブル発生時の状況、当該安全弁の位置などは、2011年7月16日13時5分に朝日新聞からネット配信された、以下の記事に詳しい。
出典URL■■■
(2011年8月29日 修正1 ;追記)
2011年8月26日19時27分に、NHK福井から下記趣旨の記事がネット配信されていた。
その後の調べで、弁とタンクにつながる配管との境に付けられたステンレス製のシートに細かな傷が見つかった。
関電によると、その傷からタンク内にある窒素が漏れ出し、弁の開け閉めをするバネを押し上げたのではないかという。
圧力を逃したあと、安全弁が閉まる動作でも、不具合があったということで、関電は弁の隙間に金属片などの異物が入ったためと見ている。
関電は、シートの手入れ後に傷がないか確認する作業を行うとともに、安全弁に異物が入らないようにするための対策を行うことにしている。
(ブログ者コメント)
安全弁を分解点検した後、組み立てる際にシート面に傷がないか確認しておくのは当然の話しだ。
また、異物が入らない対策といっても、当たり前のことすぎて、更に何をやろうというのか、ピンとこない。
要は、今回のトラブルは傷が小さすぎて見つけられなかったが、今後は目を皿のようにしてチェックしますということだろうか?
それとも、付帯設備の点検ゆえ、メイン設備に比べ、点検の精度が荒かったということだろうか?
もし後者だったとしたら考えものだ。
2011年8月4日付の毎日新聞福岡版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
北九州市は3日、PCBを含むトランスやコンデンサーなどを処理する日本環境安全事業の北九州事業所で、天井材約1.7m2が落下したと発表した。けが人はなく外部へのPCB漏出はなかった。
市などによると、落下したのはPCBを処理する第2期施設1階の「特殊解体室」の天井材で、石こうボードとケイ酸カルシウム板を張り合わせたもの。
ここでは発電所のトランスなどを解体し、中のPCBを取り出す作業をしている。外に空気が漏れないよう減圧しているうえ、PCBの蒸発を防ぐため室温を約15℃に保っているという。同社は「特殊解体室を中心に天井を点検し、落下原因を調査する」と話している。
PCBは毒性があるため72年、製造・使用が禁止された。北九州事業所は全国初のPCB処理施設として04年12月から稼働しているが、06年9月にも天井材約20m2が落下した。
出典URL■■■
(ブログ者コメント)
06年の落下事故の状況が、添付のプレスリリースならびに市議会?視察議事録に以下のように記載されているが、いくらPCB入り絶縁油の処理施設だからといって、ちょっと対応が大袈裟過ぎる感がある。なにか、表に出ないいきさつでもあるのだろうか?
□二次洗浄室の天井裏を、電器設備点検のため、照明のない状態で懐中電灯を持って鉄骨の上を歩いていた
□天井材を支えるクリップの強度が低下していたことから、点検時に室内が急激に負圧状態となったことが引き金となり、天井材の一部が落下したものと推定される。
(ブログ者 注記)
・資料中にスクラバーという言葉があることなどから、PCBを処理する部屋なので、通常は負圧にしているものと思われる。
・点検時に給気が停止し排気とのバランスが崩れたとのこと。
□クリップ強度の低下原因は、天井裏点検の際に、作業員が誤って天井材を踏みつけたことによるものと考えられている □PCBの漏洩がなかったので市への連絡が遅れたらしく、「厳しく指導した」という言葉もある。
□修復工事は10月4日で終了。今後は、施設の天井の総点検、天井裏の点検歩廊設置、点検方法の見直しを実施する。
□委員からは「危険物を処理する施設でこのような事象が起こるのは言語道断なことであり、原因は初歩的なミスではないかとの印象を受けた。」などの意見が出されている。
出典URL■■■
■■■
北九州市は3日、PCBを含むトランスやコンデンサーなどを処理する日本環境安全事業の北九州事業所で、天井材約1.7m2が落下したと発表した。けが人はなく外部へのPCB漏出はなかった。
市などによると、落下したのはPCBを処理する第2期施設1階の「特殊解体室」の天井材で、石こうボードとケイ酸カルシウム板を張り合わせたもの。
ここでは発電所のトランスなどを解体し、中のPCBを取り出す作業をしている。外に空気が漏れないよう減圧しているうえ、PCBの蒸発を防ぐため室温を約15℃に保っているという。同社は「特殊解体室を中心に天井を点検し、落下原因を調査する」と話している。
PCBは毒性があるため72年、製造・使用が禁止された。北九州事業所は全国初のPCB処理施設として04年12月から稼働しているが、06年9月にも天井材約20m2が落下した。
出典URL■■■
(ブログ者コメント)
06年の落下事故の状況が、添付のプレスリリースならびに市議会?視察議事録に以下のように記載されているが、いくらPCB入り絶縁油の処理施設だからといって、ちょっと対応が大袈裟過ぎる感がある。なにか、表に出ないいきさつでもあるのだろうか?
□二次洗浄室の天井裏を、電器設備点検のため、照明のない状態で懐中電灯を持って鉄骨の上を歩いていた
□天井材を支えるクリップの強度が低下していたことから、点検時に室内が急激に負圧状態となったことが引き金となり、天井材の一部が落下したものと推定される。
(ブログ者 注記)
・資料中にスクラバーという言葉があることなどから、PCBを処理する部屋なので、通常は負圧にしているものと思われる。
・点検時に給気が停止し排気とのバランスが崩れたとのこと。
□クリップ強度の低下原因は、天井裏点検の際に、作業員が誤って天井材を踏みつけたことによるものと考えられている □PCBの漏洩がなかったので市への連絡が遅れたらしく、「厳しく指導した」という言葉もある。
□修復工事は10月4日で終了。今後は、施設の天井の総点検、天井裏の点検歩廊設置、点検方法の見直しを実施する。
□委員からは「危険物を処理する施設でこのような事象が起こるのは言語道断なことであり、原因は初歩的なミスではないかとの印象を受けた。」などの意見が出されている。
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2011年8月4日付の朝日新聞鹿児島全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
鹿児島労基署は、3日、枕崎市の小塚茶生産組合と男性理事(57)を、労安法違反(墜落防止の措置義務違反)の疑いで書類送検したと発表した。
製茶工場の床にある深さ約2.7mの作業用の穴に囲いを設けるなどの転落防止措置をしていなかった疑い。
1月14日、清掃中の男性作業員(58)がベニヤ板とともに転落。頭を強打し、重度の障害が残った。
(2011年8月27日 修正1 ;追記)
2011年8月4日付の南日本新聞紙面に、下記趣旨の記事が掲載されていた。
容疑は、工場床のピット(縦2.2m、横2.32m、深さ2.76m)開口部に転落防止措置をしていなかった疑い。
事故当時、開口部はベニヤ板の蓋があっただけで固定されておらず、囲いもなかった。
2011年8月5日0時6分に西日本新聞から、同日付で佐賀新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
九州電力は、石炭火力の苅田発電所新1号機で、4日午後3時半ごろ、ボイラーへの補給水量が増加したため、水を蒸気に変える管の一部が破損し、蒸気が漏れている可能性があると判断して、4日午後4時すぎに運転を停止したと発表した。
ボイラー内を流れる高温高圧の石炭と石灰石で配管が摩耗か破損した可能性が高いとみている。
復旧のめどは立っていない。今夏の最需要期を目前にしたトラブルで、電力不足の懸念がさらに強まった。
新1号機は、運転開始直後の2001年と2006年に配管の蒸気漏れが発生。 復旧までに2001年は1カ月半、06年は4カ月半かかっている。九電は「ほかのボイラーでは、1週間ぐらいで復旧したケースもある。できるだけ早急に復旧したい」と話している。
出典URL■■■
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2011年8月5日10時26分に毎日新聞から、4日22時18分にmsn産経ニュースから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
4日午後4時15分ごろ、埼玉県富士見市のマンションの地下倉庫で、このマンションの管理人の女性(77)が階段にもたれかかって倒れているのを訪ねてきた内装業の男性が見つけ、119番した。
女性は病院に運ばれたが、約1時間後に死亡が確認された。
助けるため地下倉庫に入った長女(46)と救急隊員の男性(48)も体調不良で病院に運ばれたが、こちらは軽症。
消防によると、救急隊員の到着時点で地下倉庫内の酸素濃度は11%だった。警察は酸欠で死亡した可能性があるとみて調べている。
警察によると、地下倉庫はマンション1階の床の扉を開けて入り、深さ約2m、広さ約9m2。窓は無く風通しが悪いという。
出典URL■■■
■■■
(ブログ者コメント)
またしても、そう深いともいえない場所での酸欠事故。床下ゆえ換気は最悪だったのだろう。
前にも書いたことだが、鉄が錆びたりカビが生えたりすることなどで酸素は消費される。
気密性の高い部屋に入る前には、酸素濃度検知あるいは扉を開けてしばらくしてから中に入るなどの対策が必要だ。
4日午後4時15分ごろ、埼玉県富士見市のマンションの地下倉庫で、このマンションの管理人の女性(77)が階段にもたれかかって倒れているのを訪ねてきた内装業の男性が見つけ、119番した。
女性は病院に運ばれたが、約1時間後に死亡が確認された。
助けるため地下倉庫に入った長女(46)と救急隊員の男性(48)も体調不良で病院に運ばれたが、こちらは軽症。
消防によると、救急隊員の到着時点で地下倉庫内の酸素濃度は11%だった。警察は酸欠で死亡した可能性があるとみて調べている。
警察によると、地下倉庫はマンション1階の床の扉を開けて入り、深さ約2m、広さ約9m2。窓は無く風通しが悪いという。
出典URL■■■
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(ブログ者コメント)
またしても、そう深いともいえない場所での酸欠事故。床下ゆえ換気は最悪だったのだろう。
前にも書いたことだが、鉄が錆びたりカビが生えたりすることなどで酸素は消費される。
気密性の高い部屋に入る前には、酸素濃度検知あるいは扉を開けてしばらくしてから中に入るなどの対策が必要だ。
2011年7月28日に読売新聞から、8月5日12時59分にNHK徳島から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
徳島労働局は27日、県内の建設工事現場53か所に今月1~15日、一斉に監督指導したところ、墜落や転落の防止措置をしていないなど、6割余りの33現場で労安法違反(安全基準違反)があったと発表した。
工事現場での同法違反は、死亡事故に直結する恐れがあり、同局は今後も各現場に重点的に監督指導していく。
同局によると、今年1~6月に県内では労災事故が289人あり、「墜落・転落」が62人で最多。労災で亡くなった5人のうち2人が建設業で、どちらも工事現場での墜落・転落事故だったため、全国労働安全週間(7月1日~7日)に合わせて一斉の監督指導を行い、熱中症対策を十分行っているかも調べた。
違反内容は、足場に手すりを設けるなど「墜落・転落防止措置」が不十分なのが19現場あって最多。このうち3現場に対しては、危険な場所への立ち入り禁止などの行政処分をした。
次いで、元請けが必要な指導をしていないのが17現場、運転中の建設車両と労働者が接触しないようにしていなかったなどの「建設機械災害防止措置」が不十分なのが8現場あった。
その他、電気設備の配線方法などでも違反があった。
また、同法違反ではないが、3現場には熱中症予防の指標「暑さ指数」を計測するなど予防策を指導した。
出典URL■■■
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(NHKの記事は、1日か2日でアクセスできなくなりますので、御承知おきください)
(ブログ者コメント)
6割というと非常に多く感じるが、違反していた33現場で各1件づつ、計33件の違反だったのかもしれない。それなら、ウッカリしていて・・・ということも考えられる。
個別現場で何件ほど違反が見つかったのだろうか?そういった情報が提供されないと実情がよく分からない。
そこで徳島労働局のホームページにアクセスし、報道発表資料コーナーなどを調べてみたが、当該資料は見当らなかった。
2011年8月3日0時59分に、msn産経ニュースから下記趣旨の記事がネット配信されていた。参考までに紹介する。
□貞観地震(869年)や仁名地震(887年)など9世紀に起きた地震が、日本海中部地震(昭和58年)、阪神大震災(平成7年)、新潟県中越沖地震(平成19年)から今回の大震災に至るまでの地震の状況と酷似していることが、産業技術総合研究所の分析でわかった。
□6月30日に長野県中部で起きた震度5強の地震も、千年あまり活動がなかった牛伏寺断層付近で発生。7月5日にも和歌山県北部で震度5強の地震があったことからも、日本列島が活動期にあることが改めて浮き彫りになった。
□東日本大震災の余震は以前より落ち着いてきたが、陸のプレート深部はまだ動いており、バランスをとるために再び大地震が発生する可能性が高く、対策が急がれる。
出典URL■■■
□貞観地震(869年)や仁名地震(887年)など9世紀に起きた地震が、日本海中部地震(昭和58年)、阪神大震災(平成7年)、新潟県中越沖地震(平成19年)から今回の大震災に至るまでの地震の状況と酷似していることが、産業技術総合研究所の分析でわかった。
□6月30日に長野県中部で起きた震度5強の地震も、千年あまり活動がなかった牛伏寺断層付近で発生。7月5日にも和歌山県北部で震度5強の地震があったことからも、日本列島が活動期にあることが改めて浮き彫りになった。
□東日本大震災の余震は以前より落ち着いてきたが、陸のプレート深部はまだ動いており、バランスをとるために再び大地震が発生する可能性が高く、対策が急がれる。
出典URL■■■
2011年8月2日17時44分にmsn産経ニュース香川から、同日18時42分にNHK高松から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2日午前10時20分ごろ、多度津町にある香川県中央コンクリートブロック協業組合の工場で、この組合の従業員(35)がベルトコンベアーの上に鉄板を自動でスライドさせて載せていく機械の近くで、頭から血を流して倒れていたのを同僚が見つけて通報。被災者は頭を強く打っていて、まもなく死亡した。
警察によると、事故当時、鉄板の上に載ったコンクリートブロックの検品を行っていたという。
警察では、ベルトコンベアーに載っていた鉄板が詰まったので、機械の電源を切らないまま、詰まった鉄板を取り除こうとしていた際、新しく後から打ち出された鉄板とベルトコンベアーの間に頭を挟まれたとみて、詳しく事故原因を調べている。
出典■■■
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(NHKの記事は、1日か2日でアクセスできなくなりますので、御承知おきください)
2日午前10時20分ごろ、多度津町にある香川県中央コンクリートブロック協業組合の工場で、この組合の従業員(35)がベルトコンベアーの上に鉄板を自動でスライドさせて載せていく機械の近くで、頭から血を流して倒れていたのを同僚が見つけて通報。被災者は頭を強く打っていて、まもなく死亡した。
警察によると、事故当時、鉄板の上に載ったコンクリートブロックの検品を行っていたという。
警察では、ベルトコンベアーに載っていた鉄板が詰まったので、機械の電源を切らないまま、詰まった鉄板を取り除こうとしていた際、新しく後から打ち出された鉄板とベルトコンベアーの間に頭を挟まれたとみて、詳しく事故原因を調べている。
出典■■■
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(NHKの記事は、1日か2日でアクセスできなくなりますので、御承知おきください)
2011年8月1日19時53分に、msn産経ニュースから下記趣旨の記事がネット配信されていた。また2日付の千葉日報紙面にも、やや詳しい状況が掲載されていた。
1日午後3時20分ごろ、千葉県旭市のリサイクル工場敷地内で、アスファルトの舗装工事中だった作業員(63)が、同僚が運転していた整地用のロードローラー(幅130cm、重さ3.6トン)の後輪に頭部をうつぶせの状態で轢かれた。即死状態だったという。
警察は業務上過失致死の疑いもあるとみて、原因を調べるとともに、安全確認の実施状況などを確認している。
警察によると、舗装工事は3人で行われ、被災者ロードローラーの近くで整地作業をしていた。ロードローラーの運転手が、後輪近くにあった鉄板を取ろうとかかんでいた被災者に気付かず、バックしたらしい。
出典URL■■■
2011年7月31日17時26分に日テレNEWS24から、また同日11時41分にCBC NEWSから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
31日午前7時43分頃、大垣市にある「イビデン」の青柳事業場で、「工場から煙が上がっている」と近所の人から119番通報があった。
消防車7台が出動し、火は約1時間半後に消し止められた。この火事で現場周辺は一時騒然となったが、ケガ人はいなかった。
警察によると、グラファイトと呼ばれる特殊な炭素を熱処理する炉がかなりの高温になり、周辺にあったものが燃え、建物の壁や屋根も焦げたという。
イビデンによれば、炉に溜まったガスが火災の原因とみられ、炉の温度がおよそ2800℃と高いため、警察などは、周辺の温度が十分下がってから現場検証を行い、詳しい出火原因について調べることにしている。
出典URL■■■
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(2011年8月27日 修正1 ;追記)
2011年8月1日付の岐阜新聞に、下記趣旨の記事が掲載されていた。
現場はスレート平屋建ての工場。 炉は23基あり、うち1基(直径約3m、高さ約5m)が何らかの原因で出火したらしい。
炉内温度が高く稼働中は立ち入り禁止のため、内部に人はいなかった。モニターで異常に気付いた作業員が確認したところ、黒煙が上がっていたという。
消防が特殊な消火剤を使って消し止めた。
2011年7月30日付の朝日新聞岐阜全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。また、7月31日付の岐阜新聞紙面に、さらに詳しい情報が掲載されていた。
養老町の金属加工業「T金属工業」の工場で、29日午後4時25分ごろ、発電装置の解体作業を請け負った「Y機電商工」の会社員(60)が、発電装置がある建屋の外壁に取り付けられていた配管を脚立に登ってガスバーナーで切断していたところ、何らかの拍子に脚立から落下。同時に落ちた配管が胸に強く当たり、病院に運ばれたが、間もなく死亡した。
警察で原因を調べている。
被災者は埼玉県から作業にきていたという。
(2011年8月30日 修正1 ;加筆)
もともとの朝日新聞記事に、岐阜新聞に掲載されていた情報を加筆した。
(ブログ者コメント)
加筆内容に加え、事故の関係者の方からブログ者宛に、以下の情報を提供いただいた。
『警察の話しとして、胸に落ちてきたのは配管ではなく、100kgほどある自家発電機。デジカメの写真を見ながら、この発電機が落ちてきたと説明され、配管ではありえないほどに胸部が大きく深くへこんでいた。』
ブログ者は、事故時の状況や原因を知るため、できるだけ広く情報を集めるようにはしているが、それにも限界がある。
報道記事を鵜呑みにしてはいけないということを、改めて肝に銘じた次第。
養老町の金属加工業「T金属工業」の工場で、29日午後4時25分ごろ、発電装置の解体作業を請け負った「Y機電商工」の会社員(60)が、発電装置がある建屋の外壁に取り付けられていた配管を脚立に登ってガスバーナーで切断していたところ、何らかの拍子に脚立から落下。同時に落ちた配管が胸に強く当たり、病院に運ばれたが、間もなく死亡した。
警察で原因を調べている。
被災者は埼玉県から作業にきていたという。
(2011年8月30日 修正1 ;加筆)
もともとの朝日新聞記事に、岐阜新聞に掲載されていた情報を加筆した。
(ブログ者コメント)
加筆内容に加え、事故の関係者の方からブログ者宛に、以下の情報を提供いただいた。
『警察の話しとして、胸に落ちてきたのは配管ではなく、100kgほどある自家発電機。デジカメの写真を見ながら、この発電機が落ちてきたと説明され、配管ではありえないほどに胸部が大きく深くへこんでいた。』
ブログ者は、事故時の状況や原因を知るため、できるだけ広く情報を集めるようにはしているが、それにも限界がある。
報道記事を鵜呑みにしてはいけないということを、改めて肝に銘じた次第。
2011年8月1日22時8分に、msn産経ニュース宮城から下記趣旨の記事がネット配信されていた。<br />
1日午前11時45分ごろ、仙台市の建設資材会社敷地内で、会社員(53)がコンクリートミキサー車の撹拌容器内で、スクリューに巻き込まれて死亡しているのを従業員が発見した。
警察によると、被災者はミキサー車にはしごを掛け、撹拌容器上部からコンクリートが固まらないように油を注入していたという。
事故当時、現場周辺に作業員はいなかったが、エンジンがかかったままのミキサー車を不審に思った従業員が発見し、119番通報した。
出典URL■■■
(2011年8月27日 修正1 ;追記)
2011年8月2日付の河北新報紙面に、下記趣旨の記事が掲載されていた。
警察は、誤って容器に転落したとみている。
1日午前11時45分ごろ、仙台市の建設資材会社敷地内で、会社員(53)がコンクリートミキサー車の撹拌容器内で、スクリューに巻き込まれて死亡しているのを従業員が発見した。
警察によると、被災者はミキサー車にはしごを掛け、撹拌容器上部からコンクリートが固まらないように油を注入していたという。
事故当時、現場周辺に作業員はいなかったが、エンジンがかかったままのミキサー車を不審に思った従業員が発見し、119番通報した。
出典URL■■■
(2011年8月27日 修正1 ;追記)
2011年8月2日付の河北新報紙面に、下記趣旨の記事が掲載されていた。
警察は、誤って容器に転落したとみている。
2011年8月2日付の読売新聞埼玉版ならびに1日19時52分にNHK埼玉から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
1日午前10時25分頃、さいたま市浦和区で、住宅の解体作業をしていた圧砕機(重さ13.5トン)が転倒、高さ約7mのアーム部分が電線に引っかかって電柱が倒れるなどし、近くの住宅3棟のガラス窓が割れるなどの被害が出た。けが人はなかった。警察で事故原因を調べている。
発表によると、重機を操作していた男性作業員(69)は「後ろに進んでいる際、約1mの段差があり、バランスを崩した」と説明しているという。男性が110番した。
近くの女性(70)は自宅で洗濯中、大きな振動とともに「ドスン」という音を聞いた。急に停電になり、外に出てみると、重機の一部が自宅の屋根を直撃していた。女性は「ちぎれた電線から火花が散り、白い煙が見えた。誰かに当たっていたらと思うと、ぞっとする」と青ざめていた。
出典URL■■■
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(NHKの記事は、1日か2日でアクセスできなくなりますので、御承知おきください)
2011年7月31日21時47分に山陽新聞から、8月1日12時12分にKSB瀬戸内海放送から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
31日午前9時45分ごろ、K電化工業水島工場の苛性ソーダ製造プラントの配管から硫酸が飛散し、別の設備の点検をしていたメンテナンス会社社員(44)が全身に浴びた。病院に搬送されたが、全身やけどで重体。
警察などによると、プラントでは、製品を作る際、塩素ガスに含まれる水分を取り除くために使う硫酸を、塩化ビニール製の配管(直径2.5cm)に流していた。配管が破損し硫酸が霧状に飛散、約10m離れた被災者にかかった。計400〜500ℓが噴出したとみられる。
工場では7月13日から設備の点検・修理を実施。30日の試運転では異常なかったという。 警察と消防は1日に実況見分して破損の原因などを調べる。
出典URL■■■
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HN:
魚田慎二
性別:
男性
自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。