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安全確認の不徹底や運転ミスによる事故を防ぐのが目的で、社員に徹底して安全意識を植え付ける。
「安全創造館」では、2002年に134人が負傷した宗像市の列車追突事故など、九州で起きた事故現場の衝撃的な映像をモニターで見せるほか、新聞記事や事故原因の解説パネルを掲示。事故現場の再現模型に加え、破損したレールやパンタグラフの現物も展示している。
さらに、鉄道会社では初めて、指さし確認などの基本動作の重要性を体感できる装置も導入。
グループ企業も含めて約1万人の社員を、来年3月までにここで研修させるという。
同局によると、死亡災害は、業種別で、建設業6人、製造業2人、道路貨物運送業2人、ゴルフ場2人、林業1人、警備業1人など。事故の種類は、墜落・転落が最多の5件で、交通事故が3件、熱中症が2件だった。
同局は、「死亡者数が最多の建設業には業界団体に死亡災害撲滅に向けて緊急要請を行った。県内の労災死亡事故ゼロを目指し指導を続けたい」と話している。
□足場のメーカーなどでつくる民間団体の調査では、対策が徹底されていないことが判明。背景には、不況下のコスト削減があるとみられる。
□足場は元請けの責任で組み立てられる。「危険だと感じる足場は少なくないが、受注競争が激しいため、我々から『もっときちんとした足場を組んでほしい』とは言いづらい」と、都内工務店社長は打ち明けている。
□足場メーカーなどで作る「全国仮設安全事業協同組合」が、全国の現場約1万7000ケ所を調べたところ、厚労省の通達を実施している現場は約25%にとどまった。
同組合理事長は、「作業員は日々危険な現場にさらされている。国は、全国の現場に安全な足場の設置を徹底させるよう法令を強化すべきだ」と訴えている。
□事態を重く見た厚労省では、規則や通達が現場にどのように反映されているかを検証し、結果を11日にも取りまとめる方針。
□厚労省によると、規則改正後の事故例で最も多かったのは、足場から手すりや筋かいをすり抜けるなどして転落するケースで、規則が守られていない現場での事故が全体の約89%を占めたという。
対象は全国約4800の現場で、約8%で規則が守られていなかった。同省では、こうした現場で事故の発生率が高いとしている。
同省は今後、事業主や元請けの建設業者などに対し、規則を順守するよう指導を強める方針。国の直轄工事で採用されている頑強な足場の仕組みの普及にも努めるという。
した事故の記事が、2010年11月12日19時08分に産経新聞佐賀版でネット配信されていた。
(ブログ者コメント)
継続にかかる費用負担については調整がつかず、引き続き協議予定。
発電所を運営する県企業庁の試算では、事業を4年間継続した場合、維持管理費や施設改修費などで、24億円の負担増になるとのこと。
(ブログ者コメント)
RDF設備の火災、爆発事故については、以下の資料にうまく纏められている。
(2019年8月20日 修正1 ;追記)
2019年8月20日10時0分に伊勢新聞から、今年9月に事業が終了するという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
三重ごみ固形燃料(RDF)発電所の爆発事故から19日で16年が経った。
RDF事業は9月に終わるが、懸念されるのは事故の風化。
あらゆる危機管理で事故の反省を生かせるかが問われる。
RDF事業に参画する5団体12市町のうち、2団体の4市町は既にRDF搬入を停止しており、残る市町も9月中旬には搬入を終える予定。
9月中には、RDFによる発電所の稼働も終わる見通しだ。
事業の参画市町は、処理方法の移行を進めている。
桑名市などで構成する桑名広域清掃事業組合は、RDF発電所の隣で可燃ごみ焼却施設を建設中。
9月中に試験運転を始め、来年早々の本格稼働を目指す。
多気、大台、大紀の3町でつくる香肌奥伊勢資源化広域連合と伊賀市は、可燃ごみの処理を民間委託する。
熊野市など3市町でつくる南牟婁清掃事業組合と紀北町は、RDFの製造を続けて民間処理する。
一方、懸念されるのは事故の風化。
県は事故を語り継ぐ事業を何らかの形で継続させる予定だが、事故を直接に知る人らも退職などで段階的に現場を去りつつあり、風化を食い止める手だての必要性も高まる。
企業庁は、事業終了後に土壌調査を実施するため、発電所の敷地にある「安全記念碑」を移転させる予定。
企業庁の担当者は、「遺族の声を踏まえ、現場から近く、訪れやすい場所に設置したい」と話す。
また、県と企業庁はRDF事業の終了後に、最終的な総括をまとめる予定。
平成27年度にまとめた総括との違いが注目されるとともに、県が今後の事業にどのような形で総括を生かすかが問われる。
鈴木知事は式典後の取材で、事業の教訓について「勇気ある撤退も時には必要だということや、一回決めたので前に進むことだけが行政の仕事ではないということを念頭に置くべきだと思う」と語った。
https://this.kiji.is/536349539302802529?c=39546741839462401
水銀灯は重さ約10kg、直径45cm、高さ42cmで、9日午後7時半ごろ、ホームにつながる階段付近に落ちているのを乗客が見つけた。水銀灯を支えるワイヤが電極に接触し焼き切れたのが原因とみて調べている。
警察の調べでは、この部屋は教育学部の男性教授の研究室で、出火当時は無人だった。火災報知機の音で職員が駆けつけたところ、電気コンセントの周辺から煙が出ていたという。同署で詳しい出火原因を調べている。
ただ、以下の情報によると、東京消防庁から2007年は82件という数字が出されている模様。それが東京だけの数字か全国の数字かは不明だが、思ったより多く発生しているようだ。
浜岡原発3号機の原子炉建屋4階で1月19日に火災が発生した問題で、中電は3日、「溶断作業中に発生した金属くずが可燃性シートに落ちて着火し、周囲の可燃物に延焼した」とする原因と再発防止策をまとめ、県などに報告した。
中電によると、溶断作業を行う足場の下の空間に可燃性のシートや保温材などを仮置きしており、足元に耐火シートやブリキ板を敷いていたが、耐火シートには2cm角の穴が開いていて、ブリキ板にも隙間があったため、それらの隙間から高熱を帯びた金属くずが下の空間に落ちたとみている。 再発防止のため、 □耐火シートやブリキ板に隙間がないことを日常点検で確認する □火気作業エリアの下部に可燃物を置かないようにする □防火の指導や監視を行う専任の監視員を設置する などの対策をまとめた。 火災は、原子炉圧力容器の上ぶた部分の保温材を支えている架台の補強工事中に発生。作業エリアの下部から煙が上がっているのを現場監督が気付き、作業員がバケツの水を掛けて消火した。 |
日本原子力発電によると、蒸気発生器の洗浄作業で発生した廃液固形物(非放射性)を砕く作業中、掃除機のフィルターが詰まり、熱を帯びたためにモーター周りのスポンジが焦げたとしている。
(ブログ者コメント)
漏れたのは約2ℓ。
放射能量は約44万ベクレルで、外部への影響はないという。
東電によると、10日午後3時50分ごろ、パトロール中の社員が原子炉建屋地下1階の床の排水溝から水があふれているのを発見。
非常時に原子炉に水を注入するポンプの水抜き作業中だったが、配管内部がさびなどで詰まり、冷却水が別の配管を逆流してあふれ出したという。
作業を停止したところ、水漏れは止まった。
同社は今後、水抜き作業時には事前に配管に詰まりがないか確認する。
(ブログ者コメント)
一方、木くずの上に火花が落ちてすぐに火がついたとは考え難い。落ちた火花を木くずが覆うカタチになり、熱がこもって、ついには発火した・・・そんなシナリオも考えられる。
JR北海道によると、踏切手前約1kmは上下線とも遮断機が作動する「鳴動区間」で、通常、この区間に列車が進入すると警報が鳴って遮断機が下り、列車が踏切を越えて「鳴動停止地点」を通過すると遮断機が上がる。
しかし、問題の踏切は、別の先行列車が鳴動区間にいる場合、後続列車が鳴動区間に入っても警報は鳴らず、遮断機も下りない設定になっていた。
(ブログ者コメント)
□設定時のチェックの大切さを再認識させてくれる事例だ。設定によっては、最初のチェックを逃れると定期点検では見つからず、トラブルが発生して初めて気がつくことがある。それがヒヤリならまだしも、大きな事故につながるようなものだと大変だ。
JR東日本によると、運転士と車掌がともに停車駅と勘違いしたという。
(ブログ者コメント)
車掌が新米で運転士を全面的に信頼していたからなのか?車掌が停車駅リストを各停車駅毎にチェックしていなかったのか?それとも単なる偶然の一致だったのか?
原因によって、このヒヤリ事例の教訓は大きく違ってくる。
同機構によると、作業員3人で、「グローブボックス」と呼ばれる設備の解体作業をしていた午後2時ごろ、天井近くの配管を切断した際、電動切断機の火花が床にあった紙タオルにかかって着火した。同センターでは「今後、火花が出る作業では可燃物の撤去などの対策を取っていく」としている。
http://sankei.jp.msn.com/region/news/110204/ibr11020401330001-n1.htm
http://www.asahi.com/national/jiji/JJT201102030103.html
http://www.jaea.go.jp/02/press2010/p11020301/index.html
(ブログ者コメント)
(事故原因)
□紙タオルが死角に置かれたままになっていた。
□作業員が視認性の悪い防護服を着ており、紙タオルが発見できなかった。
□床を不燃シートで養生していなかった。
(対策)
以下の内容を、手順書などに明記する。
□カメラやファイバースコープで死角を確認する。
□周辺が金属などの不燃物だけの場合でも、火花などを飛散させないために床を不燃シートで養生する。
(ブログ者コメント)
生半可な対策を持っていくと、「これで絶対に再発防止できますか?」などと問いつめられるので、一種、「膾を吹く」的な対策を打ち出さざるを得ない場合がある。
結果、安全管理システムは肥大化する一方となり、今度は、肥大化の弊害が生じる恐れが出てくる。
まことに、事故の後始末は難しい。事故を起こさないのが一番だ。
機構によると、作業員3人がボックス内の配管を電動工具で切断している際、火花が床にあった紙タオル4~5枚に引火した。
第2開発室では燃料の試験製造が行われていたが、数年前に終了。1月からグローブボックスの解体を進めていた。燃えた紙タオルはボックス内の清掃に使われ、置き忘れられた可能性が高いという。
県によると、練習用の期限切れキットと期限内キットとを一緒に保管していたため、取り違えた可能性が高いという。
(ブログ者コメント)
2011年1月29日2時8分に、msn産経ニュース福井から下記趣旨の記事がネット配信されていた。
点検はメンテナンス・廃棄物処理建物内で行っており、環境などへの影響はないという。
原子力機構によると、本来なら、配管を取り外してからつり上げなければならないところ、手順書には逆に記載されていたため、作業員がドアバルブをクレーンで持ち上げた際、バルブに固定されていた配管が引きちぎられた。
プラグ点検は今回が初めてで、手順書の間違いには気がつかなかったという。
(ブログ者コメント)
初めての作業の時は、緊張感もあり、また全員の神経もその作業に集中している筈。なぜ、このような単純なミスが起きたのだろうか?間接原因が気になる。
警察によると、ポリウレタン製のつなぎ目部分(横約38m、縦19cm)が燃えていたという。出火前に現場付近でトレーラーと乗用車が接触する事故があり、車線規制のために置かれた発炎筒が、つなぎ目に引火した可能性もあるとみて調べている。
(ブログ者コメント)
2011年1月17日21時43分にNHK静岡から、18日1時35分に産経ニュース静岡から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
原発で使うバルブを製造している大阪市のバルブメーカー「首藤バルブ」が、10年余りにわたり、成分や強度などの材料試験結果証明書を捏造。電力5社の原発に納めていたことが、去年、明らかになった。
国は、電力会社に対し、同社のバルブが使われていないか調査するよう求めている。
中電では、浜岡原発で139台使われていたが、「独自に試験を行い、強度については問題なかった」との調査結果を国に報告した。今後、点検などの時期に合わせ、他社のものに取り替えていくという。
消防などによると、燃えたのはコンクリート壁の隙間を埋めるゴム。格納容器内の部屋で耐震補強工事のため、作業員3人で溶接作業中に、作業員が焦げた臭いに気付き、あるいは火災報知機が作動。部屋の壁の一部が燃えているのを発見し、消火器で消し止めた。
警察では、溶接の火花が引火したとみて、詳しい出火状況を調べている。
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その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。