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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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(2011年1月22日 旧ブログ掲載記事)
 
2011年1月21日13時41分付で、西日本新聞から下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
3月の九州新幹線鹿児島ルート全線開通を前に、JR九州は21日、北九州市門司区の社員研修センターに、列車事故の原因を分かりやすく解説し、社員に教訓を伝えるための安全研修施設「安全創造館」を開設した。
安全確認の不徹底や運転ミスによる事故を防ぐのが目的で、社員に徹底して安全意識を植え付ける。
「安全創造館」では、2002年に134人が負傷した宗像市の列車追突事故など、九州で起きた事故現場の衝撃的な映像をモニターで見せるほか、新聞記事や事故原因の解説パネルを掲示。事故現場の再現模型に加え、破損したレールやパンタグラフの現物も展示している。
さらに、鉄道会社では初めて、指さし確認などの基本動作の重要性を体感できる装置も導入。
グループ企業も含めて約1万人の社員を、来年3月までにここで研修させるという。
 
 

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(2011年1月19日 旧ブログ掲載記事)
 
2011年1月19日2時3分に、msn産経ニュース奈良から下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
奈良労働局は、18日、昨年の労災による死傷者数が1188人で前年比7・8%減だったと発表した。同局は「職場内での危険回避『リスク・アセスメント』が浸透してきた成果ではないか」と分析しているが、死亡者数は14人で同16・7%増となった。

同局によると、死亡災害は、業種別で、建設業6人、製造業2人、道路貨物運送業2人、ゴルフ場2人、林業1人、警備業1人など。事故の種類は、墜落・転落が最多の5件で、交通事故が3件、熱中症が2件だった。

同局は、「死亡者数が最多の建設業には業界団体に死亡災害撲滅に向けて緊急要請を行った。県内の労災死亡事故ゼロを目指し指導を続けたい」と話している。
 
 

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(2011年1月10日 旧ブログ掲載記事)
 
2011年1月9日9時51分に、読売新聞から、以下の骨子の啓蒙記事がネット配信されていた。
 
高所の建設現場について、厚労省が2009年、「建設現場の足場には、作業員の足が出ないように囲いを設置するか、手すりを二段構えにすること」など、足場の安全対策を強化する規則改正や通達を出したにもかかわらず、昨年も09年を上回るペースで139人の死者が出ていることが分かった。

□足場のメーカーなどでつくる民間団体の調査では、対策が徹底されていないことが判明。背景には、不況下のコスト削減があるとみられる。

□足場は元請けの責任で組み立てられる。「危険だと感じる足場は少なくないが、受注競争が激しいため、我々から『もっときちんとした足場を組んでほしい』とは言いづらい」と、都内工務店社長は打ち明けている。

□足場メーカーなどで作る「全国仮設安全事業協同組合」が、全国の現場約1万7000ケ所を調べたところ、厚労省の通達を実施している現場は約25%にとどまった。
同組合理事長は、「作業員は日々危険な現場にさらされている。国は、全国の現場に安全な足場の設置を徹底させるよう法令を強化すべきだ」と訴えている。

□事態を重く見た厚労省では、規則や通達が現場にどのように反映されているかを検証し、結果を11日にも取りまとめる方針。

□厚労省によると、規則改正後の事故例で最も多かったのは、足場から手すりや筋かいをすり抜けるなどして転落するケースで、規則が守られていない現場での事故が全体の約89%を占めたという。
 
 
 
 

 
(2011年1月12日 修正1; 追記)
 
2011年1月11日19時56分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
厚労省は、11日、改正労働安全衛生規則が順守されているかどうかなどについて、検証した結果を取りまとめた。
対象は全国約4800の現場で、約8%で規則が守られていなかった。同省では、こうした現場で事故の発生率が高いとしている。
同省は今後、事業主や元請けの建設業者などに対し、規則を順守するよう指導を強める方針。国の直轄工事で採用されている頑強な足場の仕組みの普及にも努めるという。
 
 

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(2010年11月15日 旧ブログ掲載記事)
 
2010年11月13日付で、佐賀新聞から、以下の趣旨の記事がネット配信されていた。
 
佐賀県内で労災死亡事故が急増している。今年は10月末までに14人が死亡。昨年1年間の5人から3倍に増えた。
労基は、不況の影響から、管理者が経験の浅い労働者に現場を任せたり、安全対策に十分な資金をかけてないことが主な原因とみている。
佐賀での労災死亡事故は、06年に16件と多かったが、公共工事が減ったことなどで07年は6件、08年は7件、09年は5件と、一ケタ台で推移していた。
具体的な事例としては、月500時間近くトラックを運転して事故につながったケースや、資格を取らせる受講料がもったいなかったからと、資格を持たない社員に大型重機を運転させていたケースもあった。
ある建設会社は、工事の受注単価が下がり、金をかけられない部分もある、と明かしている。
 
 
 
以下は、関連記事。
 
[無資格で油圧ショベルを運転していた社員が操作を誤り、運転台と隣にあった油圧ショベルとの間に首を挟まれて死亡]
した事故の記事が、2010年11月12日19時08分に産経新聞佐賀版でネット配信されていた。
 
 

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(2010年11月8日 旧ブログ掲載記事)
 
2010年11月6日12時24分付で、以下の趣旨の記事が朝日新聞よりネット配信されていた。
 
薬剤の取り違えなど、一歩間違えば医療事故につながりかねないヒヤリハット事例が、全国1774薬局から、昨年4~12月に1460件報告されていたことが、日本医療機能評価機構による初の調査で分かった。実際に間違ったまま患者に渡った事例は368件という。
内訳としては、数量間違いや薬の取り違えなどが1343件と大半を占めた。最も多かったのは数量間違いで590件。あとは、錠剤とカプセルを間違えるなどした事例が216件、見た目や名称が似ている薬を間違えた事例が181件などであった。
具体的には、薬の頭文字が2文字以上一致していたために間違えた、間違えそうになった事例が41件あり、たとえば、血圧を下げる「プレラン」を渡そうとしてアレルギーなどに処方される「プレロン」を出しそうになった事例があった。これは、薬品棚に一緒に並べていたことなどが原因という。
同機構では、「多くの事例を共有して、再発防止につなげていきたい」としている。
 
 
 

(ブログ者コメント)
 
医療関係でヒヤリハット発掘活動が行われていることは知っていたが、薬局関係でも行われているとは初めて知った。斯界でも、事故防止の意識が高まっているのだろう。
 

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(2010年8月30日 旧ブログ掲載記事)
 2010年8月28日のネットニュースに、以下の趣旨の記事が掲載されていた。 
2016年度末で耐用年限を迎える多度町のRDF発電所の耐用年限後の事業継続問題について、27日に開かれた県RDF運営協議会で話し合われ、継続する場合は20年度までの4年間とすることが決定された。

継続にかかる費用負担については調整がつかず、引き続き協議予定。

発電所を運営する県企業庁の試算では、事業を4年間継続した場合、維持管理費や施設改修費などで、24億円の負担増になるとのこと。
 
 

(ブログ者コメント)
 
鳴り物入りで始まったRDF事業だったが、設備稼働初期に事故が重なった。それが今回の決定に影響しているのだろうか?
RDF設備の火災、爆発事故については、以下の資料にうまく纏められている。

 
 

(2019年8月20日 修正1 ;追記)

 

2019820100分に伊勢新聞から、今年9月に事業が終了するという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

三重ごみ固形燃料(RDF)発電所の爆発事故から19日で16年が経った。

RDF事業は9月に終わるが、懸念されるのは事故の風化。

あらゆる危機管理で事故の反省を生かせるかが問われる。

 

RDF事業に参画する5団体12市町のうち、2団体の4市町は既にRDF搬入を停止しており、残る市町も9月中旬には搬入を終える予定。

9月中には、RDFによる発電所の稼働も終わる見通しだ。

 

事業の参画市町は、処理方法の移行を進めている。

 

桑名市などで構成する桑名広域清掃事業組合は、RDF発電所の隣で可燃ごみ焼却施設を建設中。

9月中に試験運転を始め、来年早々の本格稼働を目指す。

 

多気、大台、大紀の3町でつくる香肌奥伊勢資源化広域連合と伊賀市は、可燃ごみの処理を民間委託する。

 

熊野市など3市町でつくる南牟婁清掃事業組合と紀北町は、RDFの製造を続けて民間処理する。

 

一方、懸念されるのは事故の風化。

 

県は事故を語り継ぐ事業を何らかの形で継続させる予定だが、事故を直接に知る人らも退職などで段階的に現場を去りつつあり、風化を食い止める手だての必要性も高まる。

 

企業庁は、事業終了後に土壌調査を実施するため、発電所の敷地にある「安全記念碑」を移転させる予定。

企業庁の担当者は、「遺族の声を踏まえ、現場から近く、訪れやすい場所に設置したい」と話す。

 

また、県と企業庁はRDF事業の終了後に、最終的な総括をまとめる予定。

平成27年度にまとめた総括との違いが注目されるとともに、県が今後の事業にどのような形で総括を生かすかが問われる。

 

鈴木知事は式典後の取材で、事業の教訓について「勇気ある撤退も時には必要だということや、一回決めたので前に進むことだけが行政の仕事ではないということを念頭に置くべきだと思う」と語った。

 

https://this.kiji.is/536349539302802529?c=39546741839462401

 

 

 

 

 

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(2011年3月11日 旧ブログ掲載記事)
 
2011年3月10日15時18分に、msn産経ニュース愛知から下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
名古屋鉄道は10日、名古屋市の柴田駅構内で水銀灯が天井から落下する事故が9日にあったと発表した。けが人はなかった。
水銀灯は重さ約10kg、直径45cm、高さ42cmで、9日午後7時半ごろ、ホームにつながる階段付近に落ちているのを乗客が見つけた。水銀灯を支えるワイヤが電極に接触し焼き切れたのが原因とみて調べている。
 
 
 
(ブログ者コメント)
 
午後7時半という時間帯で、よくぞ真下に人がいなかったものだ。
 
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(2011年3月8日 旧ブログ掲載記事)
 
2011年3月7日15時41分に、msn産経ニュース埼玉から下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
7日午後0時55分ごろ、さいたま市の埼玉大学H棟(6階建て)5階の一室から出火。約23m2のうち約0・2m2が焼けた。けが人はなかった。
警察の調べでは、この部屋は教育学部の男性教授の研究室で、出火当時は無人だった。火災報知機の音で職員が駆けつけたところ、電気コンセントの周辺から煙が出ていたという。同署で詳しい出火原因を調べている。
  
 
(ブログ者コメント)
 
栃木県庁でのコンセント火災が記憶に新しいこともあり、コンセント火災の全国統計がないか調査したが、調べた範囲では見つからなかった。
ただ、以下の情報によると、東京消防庁から2007年は82件という数字が出されている模様。それが東京だけの数字か全国の数字かは不明だが、思ったより多く発生しているようだ。
 

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(2011年2月23日 旧ブログ掲載記事)
 
2011年2月4日付で、静岡新聞から下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
浜岡原発3号機の原子炉建屋4階で1月19日に火災が発生した問題で、中電は3日、「溶断作業中に発生した金属くずが可燃性シートに落ちて着火し、周囲の可燃物に延焼した」とする原因と再発防止策をまとめ、県などに報告した。
中電によると、溶断作業を行う足場の下の空間に可燃性のシートや保温材などを仮置きしており、足元に耐火シートやブリキ板を敷いていたが、耐火シートには2cm角の穴が開いていて、ブリキ板にも隙間があったため、それらの隙間から高熱を帯びた金属くずが下の空間に落ちたとみている。

再発防止のため、
  □耐火シートやブリキ板に隙間がないことを日常点検で確認する
  □火気作業エリアの下部に可燃物を置かないようにする
  □防火の指導や監視を行う専任の監視員を設置する
などの対策をまとめた。

火災は、原子炉圧力容器の上ぶた部分の保温材を支えている架台の補強工事中に発生。作業エリアの下部から煙が上がっているのを現場監督が気付き、作業員がバケツの水を掛けて消火した。
 
 
 
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(2011年2月17日 旧ブログ掲載記事)
 
2011年2月17日2時22分に、msn産経ニュース福井から下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
16日午前10時7分ごろ、敦賀原発2号機の放射線管理区域内にあるごみ処理用建屋で、廃棄物粉砕中に発生したちりを吸い取る掃除機から白煙が上がり、煙感知器が鳴った。現場作業員が消火器で消し、けが人や外部環境への影響はなかった。
日本原子力発電によると、蒸気発生器の洗浄作業で発生した廃液固形物(非放射性)を砕く作業中、掃除機のフィルターが詰まり、熱を帯びたためにモーター周りのスポンジが焦げたとしている。


(ブログ者コメント)
 
□そう簡単に掃除機から煙が出てもらっては困る。掃除機の構造的な欠陥?老朽機を使用?正しくない使用?そこを知りたいものだ。
□正しくない使用例として、「純正」以外の紙パックを使用すると発火する恐れありとの情報あり。今回事例も、そういったことだったのだろうか?
 
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(2011年2月15日 旧ブログ掲載記事)
 
2011年2月14日20時6分に、時事通信から下記趣旨の記事がネット配信されていた。 
 
東京電力は14日、定期検査中の福島第1原発の原子炉建屋内で、微量の放射能を含む1次冷却水が漏れたと発表した。
漏れたのは約2ℓ。
放射能量は約44万ベクレルで、外部への影響はないという。

東電によると、10日午後3時50分ごろ、パトロール中の社員が原子炉建屋地下1階の床の排水溝から水があふれているのを発見。
非常時に原子炉に水を注入するポンプの水抜き作業中だったが、配管内部がさびなどで詰まり、冷却水が別の配管を逆流してあふれ出したという。
作業を停止したところ、水漏れは止まった。

同社は今後、水抜き作業時には事前に配管に詰まりがないか確認する。  
 
 
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(2011年2月7日 旧ブログ掲載記事)
 
2011年2月6日3月5日付で、msn産経ニュース静岡から下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
5日午後3時20分ごろ、浜松市の「ヤマハ」2階建て作業所の1階作業場で、電動ノコギリで木材を切断中、電動ノコギリの集塵ダクトに吸い込まれた木くずに、摩擦で生じた火花が燃え移り出火。作業員が水をかけて約10分後に鎮火し、けが人はなかった。

(ブログ者コメント)
 
出火に至ったメカニズムに興味をひかれる。
火花発生は、木材中に釘でも入っていた、あるいは刃が欠けた・・・そういったことだったのだろうか?
一方、木くずの上に火花が落ちてすぐに火がついたとは考え難い。落ちた火花を木くずが覆うカタチになり、熱がこもって、ついには発火した・・・そんなシナリオも考えられる。
 
 
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(2011年2月7日 旧ブログ掲載記事)
 
2011年2月6日11時18分に、北海道新聞から下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
5日午前11時35分ごろ、北斗市のJR江差線踏切で、青森行き特急「白鳥」が通過する際、遮断機が下りず警報も鳴らない状態となった。運転士が気付きブレーキをかけたが、踏切を約60m過ぎて止まった。踏切に車や通行人はおらず、けが人はなかった。
JR北海道によると、踏切手前約1kmは上下線とも遮断機が作動する「鳴動区間」で、通常、この区間に列車が進入すると警報が鳴って遮断機が下り、列車が踏切を越えて「鳴動停止地点」を通過すると遮断機が上がる。
しかし、問題の踏切は、別の先行列車が鳴動区間にいる場合、後続列車が鳴動区間に入っても警報は鳴らず、遮断機も下りない設定になっていた。
この設定は、記録が残る1986年9月以降、変えておらず、24年以上、気付かなかったという。JRは、急遽、設定を変更した。
 

(ブログ者コメント)
 
□24年以上という時間的長さを考えると、初めて起きたヒヤリだとは考え難い。何回か、同じヒヤリが起きていたのではないだろうか?なぜ、今回に限り、運転士が気付いたのだろう?本数の少ない江差線ゆえ、先行列車が鳴動区間にいたとも考え難いし・・・。
□設定時のチェックの大切さを再認識させてくれる事例だ。設定によっては、最初のチェックを逃れると定期点検では見つからず、トラブルが発生して初めて気がつくことがある。それがヒヤリならまだしも、大きな事故につながるようなものだと大変だ。

 

 
(2011年2月8日 修正1; 追記)
 
2011年2月7日20時20分に、静岡新聞から下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
JR北海道は、7日、当該踏切以外、江差線、根室線、函館線で計5箇所、同様のミスが見つかったと発表した。3月末までに改修する。6箇所は、いずれも単線の踏切。
 
 

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(2011年2月4日 旧ブログ掲載記事)
 
2011年2月3日11時26分に、朝日新聞から下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
3日午前8時40分ごろ、高尾発東京行きのJR中央線通勤特別快速が、通過するはずの西八王子駅に停車した。車掌もドアを開き、乗客が乗り降りしてから発車したため、次の八王子駅から快速電車に変更し、終点の東京駅まで運転。通常より約20分遅れで到着した。約2千人に影響したという。
JR東日本によると、運転士と車掌がともに停車駅と勘違いしたという。
 

(ブログ者コメント)
 
運転士が勘違いしても、車掌が気付き、ドアを開けずに発車すれば、それほどの遅れは発生しなかったはず。なぜ車掌まで勘違いしたのか?そこに興味がある。
車掌が新米で運転士を全面的に信頼していたからなのか?車掌が停車駅リストを各停車駅毎にチェックしていなかったのか?それとも単なる偶然の一致だったのか?
原因によって、このヒヤリ事例の教訓は大きく違ってくる。
 

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(2011年2月4日 旧ブログ掲載記事)
 
2011年2月4日1時32分にmsn産経ニュースから、3日19時6分に時事通信から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。また同機構からプレス発表記事が公開されていた。
 
日本原子力研究開発機構は、3日、東海村の核燃料サイクル工学研究所の放射線管理区域内にあるプルトニウム燃料第2開発室内で紙タオルが燃える火災が発生したと発表した。すぐに消火され、人や環境への影響はない。
同機構によると、作業員3人で、「グローブボックス」と呼ばれる設備の解体作業をしていた午後2時ごろ、天井近くの配管を切断した際、電動切断機の火花が床にあった紙タオルにかかって着火した。同センターでは「今後、火花が出る作業では可燃物の撤去などの対策を取っていく」としている。
 
 

(ブログ者コメント)
 
火気を使用する工事時には周辺の可燃物を撤去し消火器などを準備しておく、といったルールが制定されていなかったのだろうか?それとも、ルールはあるが、火気の定義から電動切断機などによる火花が脱落していたのだろうか?
 
 
 

(2011年2月11日 修正1; 追記)
 
2011年2月10日19時12分に、msn産経ニュース茨城から下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
原子力機構は、10日、関係自治体に以下の内容を報告した。

(事故原因)

   
□紙タオルが死角に置かれたままになっていた。
    
□作業員が視認性の悪い防護服を着ており、紙タオルが発見できなかった。
   
□床を不燃シートで養生していなかった。

(対策)

以下の内容を、手順書などに明記する。
  □カメラやファイバースコープで死角を確認する。
  □周辺が金属などの不燃物だけの場合でも、火花などを飛散させないために床を不燃シートで養生する。
 
 

(ブログ者コメント)
 
この対策をみる限り、火気使用に関しては、ちゃんとしたルールが制定されていたようだ。しかし、一度、事故を起こすと、後始末が大変。
生半可な対策を持っていくと、「これで絶対に再発防止できますか?」などと問いつめられるので、一種、「膾を吹く」的な対策を打ち出さざるを得ない場合がある。
結果、安全管理システムは肥大化する一方となり、今度は、肥大化の弊害が生じる恐れが出てくる。
まことに、事故の後始末は難しい。事故を起こさないのが一番だ。
 
 
 
(2011年2月23日 修正2; 追記)
 
2011年2月4日付の茨城新聞紙面に、下記趣旨の記事が掲載されていた。
 
機構は、内規で、「事前に可燃物が周りにないことを確認すること」と定めているが、作業員は、「確認したが、紙タオルを発見できなかった」と話している。
機構によると、作業員3人がボックス内の配管を電動工具で切断している際、火花が床にあった紙タオル4~5枚に引火した。
第2開発室では燃料の試験製造が行われていたが、数年前に終了。1月からグローブボックスの解体を進めていた。燃えた紙タオルはボックス内の清掃に使われ、置き忘れられた可能性が高いという。
 

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(2011年1月30日 旧ブログ掲載記事)
 
2011年1月30日6時45分に、熊本日日新聞から下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
熊本県は、29日、大分県から出荷された鶏の高病原性鳥インフルエンザ簡易検査で陽性と疑われる反応が出たが、再検査では陰性。調べたところ、最初の検査キットの使用期限が2009年11月だったことを明らかにした。
県によると、練習用の期限切れキットと期限内キットとを一緒に保管していたため、取り違えた可能性が高いという。
 
 
 

(ブログ者コメント)
 
識別表示していなかったために起きたトラブルではないだろうか?
 

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(2011年1月30日 旧ブログ掲載記事)

2011年1月29日2時8分に、msn産経ニュース福井から下記趣旨の記事がネット配信されていた。

27日、高速増殖炉「もんじゅ」で、使用済み核燃料などを保管する炉外燃料貯蔵槽が空気に触れないよう密閉するプラグの取扱機の分解点検中、ドアバルブの密閉度合いを確かめる配管(ステンレス製、外径10・5mm、1・5~2m)3本が引きちぎられる事故があった。
点検はメンテナンス・廃棄物処理建物内で行っており、環境などへの影響はないという。
原子力機構によると、本来なら、配管を取り外してからつり上げなければならないところ、手順書には逆に記載されていたため、作業員がドアバルブをクレーンで持ち上げた際、バルブに固定されていた配管が引きちぎられた。
プラグ点検は今回が初めてで、手順書の間違いには気がつかなかったという。
 

(ブログ者コメント)

初めての作業の時は、緊張感もあり、また全員の神経もその作業に集中している筈。なぜ、このような単純なミスが起きたのだろうか?間接原因が気になる。

 
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(2011年1月26日 旧ブログ掲載記事)
 
2011年1月26日付で、神奈川新聞から下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
25日午後0時10分ごろ、横浜市の首都高速湾岸線上り線で、道路のつなぎ目から煙が出ていると、110番通報があった。
警察によると、ポリウレタン製のつなぎ目部分(横約38m、縦19cm)が燃えていたという。出火前に現場付近でトレーラーと乗用車が接触する事故があり、車線規制のために置かれた発炎筒が、つなぎ目に引火した可能性もあるとみて調べている。
 
 

(ブログ者コメント)
 
発煙筒を置いてはいけない位置が、マニュアルに記載されていなかったのだろうか?それとも、このような事態が起きることが、これまで想定されていなかったのだろうか?
 
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(2011年1月18日 旧ブログ掲載記事)

2011年1月17日21時43分にNHK静岡から、18日1時35分に産経ニュース静岡から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

原発で使うバルブを製造している大阪市のバルブメーカー「首藤バルブ」が、10年余りにわたり、成分や強度などの材料試験結果証明書を捏造。電力5社の原発に納めていたことが、去年、明らかになった。

国は、電力会社に対し、同社のバルブが使われていないか調査するよう求めている。
中電では、浜岡原発で139台使われていたが、「独自に試験を行い、強度については問題なかった」との調査結果を国に報告した。今後、点検などの時期に合わせ、他社のものに取り替えていくという。

 
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(2011年1月16日 旧ブログ掲載記事)
 
2011年1月15日18時56分に共同通信から下記趣旨の記事がネット配信されていた。また、16日の毎日新聞朝刊にも同趣旨の記事が掲載されていた。
 
15日午前10時50分ごろ、定期検査中の大飯原発1号機(福井県)の原子炉格納容器内の一室で出火した。けが人はなく、周辺設備や外部環境への影響もないという。
消防などによると、燃えたのはコンクリート壁の隙間を埋めるゴム。格納容器内の部屋で耐震補強工事のため、作業員3人で溶接作業中に、作業員が焦げた臭いに気付き、あるいは火災報知機が作動。部屋の壁の一部が燃えているのを発見し、消火器で消し止めた。
警察では、溶接の火花が引火したとみて、詳しい出火状況を調べている。
 
 
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魚田慎二
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自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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