2023年4月13日17時58分に四国放送から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
12日夜、徳島県徳島市の吉野川橋アンダーパスで、走行中のトラックが積んでいたパワーショベルが高さ制限ゲートに衝突し、ゲートが壊れる事故がありました。
ぐにゃりと折れ曲がったゲートとトラックから落下したパワーショベルが衝撃の大きさを物語っています。
事故があったのは、徳島市上助任町の吉野川橋南詰のアンダーパスです。
警察によりますと、12日午後9時ごろ、中型トラックが走行中、積み荷のパワーショベルが橋の手前に設置された、高さ3.6メートルの制限ゲートに衝突しました。
鉄製のゲートは大きく損壊し、アンダーパスは4時間近くに渡って通行止めとなりました。
ゲガ人はいませんでした。
(河野記者)
「事故から一夜明け、現場では、損壊したゲートの復旧作業が行われています」
吉野川橋のアンダーパスでは、これまでも同様の事故が度々起きています。
2019年6月には、吉野川橋北詰めでクレーン付きの大型トラックがゲートに接触。
傾いたゲートを後続のトラックが通過できずにゲートをひきずり、反対車線の車に次々とぶつかる多重事故に発展しました。
ゲートとの接触事故は過去15年間で34件発生しています。
アンダーパスを管理する県は、対策として2021年、吉野川橋北詰にセンサーで車高超過を検出する装置を導入しました。
車高超過の車両に対し、警告音と電光掲示版で、注意を促します。
吉野川橋北詰めでは、この装置の設置後、ゲートとの接触事故は起きていません。
(徳島県東部県土整備局・津山次長)
「南岸につきましても、レーダーの設置等含めた有効な対策の検討を進めている」
今回の事故を起こした男性は取材に対し、「あまり通ったことのない道で、当たるとは思わなかった」と話しました。
(津山次長):
「アンダーパスを通行される方は、通行前に必ず積み荷も含めた高さを確認していただきたい」
https://www.jrt.co.jp/news/news999xehukqk5sk16xmp
(ブログ者コメント)
2019年6月の事故は本ブログでも紹介している。
『2019年6月3日 徳島市の県道アンダーパスでクレーン付きトラックが高さ制限ゲートに衝突、倒れたゲートが後続トラックの荷台にめりこみ、その状態で走ったため8台に次々と衝突(修2)』
https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/9720/
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。