2020年6月12日17時0分に神奈川新聞から下記趣旨の記事が、複数枚の現場写真付きでネット配信されていた。
12日午後2時50分ごろ、横浜市港北区大豆戸町の環状2号で、「道路が陥没した」と市港北土木事務所の職員から110番通報があった。
同事務所によると、片側3車線のうち、1車線と歩道が陥没。
範囲は幅約5メートル、長さ約10メートルで、深さは約4メートルに及ぶ箇所もあるという。
横断防止フェンスと街路樹1本が倒れた。
影響で、同区新横浜から鶴見区方面に向かう3車線が通行止めになった。
けが人はなかった。
現場はJR新横浜駅から北東に約800メートルで、横浜アリーナの近く。
付近の地下では相鉄東急直通線のトンネル掘削工事が行われており、地上への影響調査は定期的に実施されていたという。
同事務所は、「先週までの調査で異常はなかったが、今日(12日)の午後2時半ごろ、沈下のようなものを確認したと報告を受けた」としている。
現場を目撃した女性(63)は、「誰かが『危ないぞ』と叫ぶ声が聞こえた。地面は下から持ち上げられているようにえぐれていた」と驚いた様子だった。
https://www.kanaloco.jp/article/entry-379580.html
6月17日5時0分に神奈川新聞からは、3日前から付近の地表が沈下していたという下記趣旨の記事がネット配信されていた。
横浜市港北区大豆戸町の環状2号で12日午後に発生した道路陥没事故で、現場付近の地表が発生3日前の9日から沈下していたことが16日、分かった。
現場の地下約18メートルでは「相鉄・東急直通線新横浜トンネル」の掘削工事が行われており、発注主の鉄道建設・運輸施設整備支援機構は関連や原因を調べている。
https://www.kanaloco.jp/article/entry-382695.html
※以下は次回報道までのつなぎ記事。確定報道があれば削除する。
(2020年6月24日19時3分 YAHOOニュース;テレビ神奈川)
横浜市内の環状2号線で起きた道路の陥没で、地下の鉄道工事をしていた事業主が24日、原因究明のための検討委員会を開きました。
記者
「現場の路面では、22日に仮復旧の工事が終わりましたが、現在も地盤の沈下がないか、24時間体制での監視と測量作業が続いています」
6月12日に路面が陥没し、現在も片側1車線での規制が続く、横浜市港北区大豆戸町の環状2号線。
この道路の地下では、新たに開業予定の鉄道路線、相鉄・東急直通線のトンネル工事が行われていました。
工事の事業主である、独立行政法人鉄道・運輸機構は24日、原因究明のために外部の専門家を呼んで初の検討委員会を開き、工事の方法には直接の原因となる異常はなかったとしました。
一方、地下のどこかに工事前から空洞があり、工事の振動などによって陥没が引き起こされた可能性が高いとしています。
鉄道・運輸機構東京支社・五十嵐工事部長
「交通規制をして皆様に多大なご迷惑をおかけしたということは、工事をしている者として肝に銘じて、再発防止でできることは実施して、しっかり万全を期して今後掘進を進めていきたい」
道路の規制解除と、工事の再開時期の見通しは立っておらず、鉄道・運輸機構は「万全の対策を取ってできるだけ早く再開する」としています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/ee697d9146067c8909edcc4e14bbb505a8f21179
(2020年6月30日 修正1 ;追記)
2020年6月30日7時10分に神奈川新聞から、300m離れた場所で、また陥没したという、下記趣旨の記事が写真付きでネット配信されていた。
30日午前5時25分ごろ、横浜市港北区大豆戸町の環状2号で、「道路が陥没している」と通行者から110番通報があった。
横浜市港北土木事務所によると、現場周辺では新横浜から鶴見方面に向かう道路を交通規制している。
付近の地下では相鉄東急直通線のトンネル掘削工事が行われており、12日にも今回の現場から約300メートル離れた地点で道路陥没が発生している。
https://www.kanaloco.jp/article/entry-395039.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。