2020年2月13日9時17分に山形新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
県警は12日、長井署の拳銃保管室で同署の50代男性警部補が拳銃の動作確認中、誤って弾丸1発を発射する暴発事故が起きたと発表した。
弾丸は同室にある金属製保管庫内で止まり、けが人や他に破損した物などはなかった。
本県で警察署内での暴発事故が起きたのは2008年1月以来、12年ぶりとなる。
県警によると、暴発事故は同日午後3時15分ごろ発生した。
警部補は、同署でこの日から実施していた拳銃の定期点検に当たる年1回の精密手入れを担当。
署内の会議室で手入れを終えて実弾を込め、拳銃を保管庫に戻す際、弾倉部分の不具合に気付いた。
弾を抜き取ってからすべきだった動作確認で、誤って引き金を引いてしまったという。
保管庫は拳銃を立て掛けて並べるため、木製の棚が中に据え付けられている。
誤発射された弾丸は棚を貫通したが、保管庫の外には出なかった。
警部補は「実弾が入っていることを失念していた」と話しているという。
精密手入れは、県警の各署など拳銃を保管している部署で毎年、この時期に行われている。
専門的な講習を受けた警察官が担当し、拳銃を点検する。
同署ではこの日、警部補ら2人が手入れをしていた。
事故発生時、保管室にいたのは警部補のみだった。
暴発事故を受け、警務部理事官の水田警務課長は、「拳銃を手にした際や、手入れの際の安全管理を徹底する。基本的な順守事項を守り、再発防止に努める」と述べた。
警部補ら、今回の事故に関わった職員については、今後、所要の調査を行い、厳正に対処するとしている。
県警の拳銃暴発事故は08年の上山署の他、03年に酒田署で発生している。
いずれも精密手入れの際で、けが人は出ていない。
https://www.yamagata-np.jp/news/202002/13/kj_2020021300244.php
(ブログ者コメント)
警察署での拳銃暴発事故は、本ブログでも過去に何件か紹介スミ。
山形県では3例目ということと併せ考えると、全国の警察でポツリポツリと起きているのかもしれない。
今後、同種事故は、特別なものを除き、紹介を割愛する。
キーワード ; ヒューマンエラー、人的エラー
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。