今年1年、拙ブログをご覧いただき有難うございました。
振り返れば、正月1日には能登半島で巨大地震が起こり、翌2日には羽田から救援に向かおうとしていた海保機に日航機が衝突するという大事故まで起きてしまいました。
海保機事故については、「復唱は簡素に」というマニュアルも事故の一端だったようです。
そういうことで、この1年、どうなることかと思っていたところ、なんと9月には能登半島で追い打ちをかけるような豪雨被害が発生。
また年末には隣の韓国で、胴体着陸したものの減速できず、滑走路を越えたところにあった壁に衝突して179人が死亡するという大事故まで起きてしまいました。
狭義の産業安全的には特段の大きな事故はありませんでしたが、能登の巨大地震ならびに年始と年末に大きな航空機事故が起きてしまったことが印象に残る1年でした。
来年こそは平穏な年でありましように。
それでは皆様、良いお年を。
新年は1月4日から再開します。
ブログ者
今年1年、本ブログにアクセスいただき、有難うございました。
振り返りますと、今年、特段に大きな産業事故はなかったものの、今年の漢字が「災」だったように、多くの甚大な自然災害に見舞われた1年だった感があります。
一方、札幌市の大量スプレー缶ガス爆発事故では、ガス抜きした店長は容器の安全表示を見ておらず、スプレーが可燃性だとは認識していませんでした。
また、北海道でポータブル石油ストーブが売れているが、購入した人の半数は換気が必要だと知らなかった、という情報もありました。
こういった点から、一般の人の安全知識はまだまだ乏しい・・・そんなことを改めて教えてくれた1年でもありました。
新年は1月4日よりブログを再開します。
それでは皆様 良いお年を。
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ブログ者メモ (2018年12月31日7時現在)
ブログ開設以来の記事数 9213件
〃 アクセス数 96万2278件
先にお知らせした表記の件、見直しが終了しましたので連絡します。
見直した主な内容は、以下の3点です。
①これまで本ブログに掲載してきた事例をベースに、同じような事故が繰り返し起きているパターン、場所や業種に特有な事故などを大まかに分類し、そういったパターンや場所、業種などをそのままカテゴリーとしました。
②そのカテゴリーにどのような事例が含まれているかイメージしやすいよう、カテゴリーのタイトルはできるだけ具体的に表現しました。
③全ての記事の所属カテゴリーを見直し、概略3~4割の記事についてカテゴリーを変更しました。
見直し途中、どのカテゴリーに入れるべきか迷った事例も多々ありましたが、その際は、以下の考えに基づき、仕分けしました。
・新しく作った場所別、業種別カテゴリーに属する事例は、原則、そのカテゴリーに入れる。
ただし、事例の教訓を汎用的に活用できそうな事例、あるいは、起きたのがタマタマその場所、業種だった事例は、形態別カテゴリーに入れる。
(例)解体作業現場で起きたものの、どの現場でも起きそうな挟まれ事例は、「挟まれ」カテゴリーに入れる。
・複数のカテゴリーにまたがる事例は、読者が検索しやすそうな、あるいは教訓を活用できそうなカテゴリーに入れる。
それでも判断に迷う事例は、結果系ではなく、原因系カテゴリーに入れる。
(例)転落した結果、挟まれた事例は、「転落」カテゴリーに入れる。
今回見直しの結果、各カテゴリー毎、過去に起きた事故の傾向などがより把握しやすくなった・・・我田引水的ではありますが、そのような気がしています。
また、これまでは他の事例の中に埋没していた事例に光が当たるようになった・・・そう感じた事例も少なくありません。
今回の見直しが、何かのお役に立てば幸いです。
本ブログを開設してはや5年。
その間、カテゴリーを増やすなどして、できるだけ見やすいブログ作りをしてきたつもりです。
それが今回、節目の年であり、記事数も4500件を超えたということで、あらためて過去記事を見直してみますと、違うカテゴリーに入れたほうがよさそうな記事、新しいカテゴリーを作って、そちらに入れたほうが後日の検索時に役立つであろう記事などが沢山ありました。
そこで現在、新しいカテゴリーを作成あるいは既存のカテゴリーの内容を変更し、併せて全ての過去記事をリフレッシュしたカテゴリーに再編入する、といった見直しを行っていますので、お知らせしておきます。
※どのカテゴリーに入れればよいか迷うものも結構ありますが、「この事例の教訓を活かすには、どのカテゴリーに入れておけばよいか?」、「このカテゴリー特有の事例か?それとも汎用性のある事例か?」といったキーワードで仕分けしています。
※一方、そのカテゴリーに入ると断定できない事例であっても、可能性が考えられるものについては、そのカテゴリーに編入するようにしています。
というのは、たとえば、自然発火の可能性が少しでもあるなら、「火災;機器物品」カテゴリーなどに入れたままにして当該事例を埋没させるよりも、「火災;自然発火、自己発熱」カテゴリーに入れておいて、自然発火の可能性について考えてもらうほうが、よほど有意義ではないかと考えたからです。
見直しが終わりましたら、またお知らせします。
(1ケ月程度を目途にしています。)
現状の見直し状況は、下記です。
「内容変更中のカテゴリー(仮称)」
○事例(爆発;廃棄スプレー缶などの爆発)
→事例(火災爆発;スプレー、カセット使用時)
○事例(交通;火災以外、ヒヤリ含む)
→事例(交通;火災除く、積荷事故含む)
「新規作成中のカテゴリー(仮称)」
○事例(火災爆発;自然発火、自己発熱)
○事例(火災爆発;裸火・火花・自然発火以外の着火源)
○事例(防災・救急活動、訓練時の事故)
○事例(建築物解体時の事故)
○事例(廃棄物収集処理時の事故)
上記以外のカテゴリーも、順次、見直し中です。
以上
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。