2018年10月22日18時24分にNHK香川から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
4年前、高松市の公立中学校で、当時、中学1年生だった女子生徒がバドミントンの部活動中に別の生徒が打ち返したシャトルが目に当たって後遺症が残ったのは顧問教員の指導に過失があったからだとして、高松市に1800万円余りの賠償を求めた裁判が高松地裁で始まり、被告側は訴えを退けるよう求め、争う姿勢を示した。
訴状などによると、高松市の公立中学校に通っていた、当時中学1年生の女子生徒は、平成26年に校舎内にある武道場でバドミントン部の練習に参加し、顧問教員の指示に従ってネットの近くから別の生徒にシャトルを投げる作業をしていたところ、打ち返されたシャトルが左目にあたり、外傷性の白内障などのため、目の中に人工レンズを挿入しなければならなくなったという。
訴状では、本来の練習場所ではない畳の上で、滑りやすい靴下をはいて練習をしていたことや、けがをした生徒とシャトルを打ち返した生徒は、いずれも競技経験が浅かったことから、コントロールを誤って事故が起こることは容易に予測できたのに、シャトルを投げる作業を指示した顧問教員の指導には過失があったなどとして、市を相手取って、およそ1840万円の賠償を求めている。
22日、高松地裁で初めての口頭弁論が開かれ、被告側は「練習は正当な指導の範囲内で、教師に過失はなかった」などとして訴えを退けるよう求め、争う姿勢を示した。
次の裁判は今年12月に開かれる予定。
出典
『部活動で目にけが 市に賠償請求』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/takamatsu/20181022/8030002354.html
(2019年11月27日 修正1 ;追記)
2019年11月26日17時16分にNHK香川から、市は和解するための議案を議会に提出する方針という、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
5年前、高松市の公立中学校でバドミントンの部活動中に目をけがして後遺障害が残ったのは顧問教員の指導に過失があったからだとして、生徒が市を相手取って賠償を求めていた裁判で、市は26日、生徒側に1700万円を支払って和解するための議案を市議会に提出する方針を明らかにしました。
訴状などによりますと、高松市の公立中学校に通っていた女子生徒は、中学1年生だった平成26年にバドミントン部の練習の一環として顧問教員の指示に従い、校舎内の武道場に張ったネットの近くで別の生徒にシャトルを投げる作業をしていたところ、打ち返されたシャトルが左目にあたって目に後遺障害が残り、人工レンズを挿入しなければならなくなったということです。
市は当初、「教師に過失はなかった」と、争う姿勢を見せていましたが26日、生徒側に1700万円を支払うことで和解するための議案を、来月4日に開会する市議会に提出する方針を明らかにしました。
市は、「和解がまだ成立していないので、現時点ではコメントできない」としています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/takamatsu/20191126/8030005264.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。