2016年8月6日に掲載した元記事がプロバイダーの字数制限オーバーとなりましたので、ここに新情報を第2報修正1として掲載します。
第1報は下記参照。
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/6152/
(2018年10月30日 修正1 ;追記)
2018年10月23日付で上毛新聞から、病院は事例対応として患者へのインフォームドコンセントの録音を始めたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
患者の声を医療に反映させるため、群馬大医学部附属病院が設置した「患者参加型医療推進委員会」の第2回会合が22日、前橋市の同病院で開かれた。
病院は、患者へのインフォームドコンセント(十分な説明と同意)の録音が本格的に始まったと報告。
患者が閲覧できる電子カルテは、来年1月に導入予定と明らかにした。
患者らに治療への理解を深めてもらう取り組みで、手術死問題後の改革を進める病院が、導入を決めていた。
委員会には、手術死問題の遺族2人と病院幹部11人が出席。
遺族の要望を受け、今回から、傍聴希望者に議論を公開した。
出典
『群大病院 カルテの閲覧、来年1月から 患者参加型委で報告』
https://www.jomo-news.co.jp/news/gunma/society/87575
10月23日付で毎日新聞からは、電子カルテ閲覧のやや詳しい内容など、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
群馬大病院は22日、同一の男性医師(退職、懲戒解雇相当)による手術を受けた患者が相次いで死亡した問題を教訓として、入院患者が電子カルテを院内で閲覧できるシステムの運用を来年1月から始めると明らかにした。
問題を受け設置した医療安全を推進するための委員会で報告した。
病院によると、病棟ごとに端末を設置。
患者が自らの電子カルテにアクセスし、記載された内容や検査結果、コンピューター断層撮影装置(CT)画像などを見ることができるようにする。
一連の問題で妹を亡くした遺族として委員に加わっている小野里さん(男性、38歳)は、「医師がどういう説明をしたか、再確認できるようになる」と評価した。
群馬大病院では2014年、男性医師から腹腔鏡や開腹手術を受けた18人の死亡が判明。
その後、さらに12人が死亡していたことも発覚した。
病院は、カルテの記載と患者に対する事前の説明が不十分だったとして、16年に男性医師を懲戒解雇相当処分にした。
出典
『群馬大病院 患者、カルテ閲覧可能に 手術死亡事故相次ぎ』
https://mainichi.jp/articles/20181023/dde/041/040/028000c
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。