2019年3月9日21時35分に山陽新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
9日午前11時25分ごろ、倉敷市水島川崎通のJFEスチール西日本製鉄所倉敷地区で、屋外のガス管を点検していた男性社員2人が体調不良を訴えて倒れた。
市内の病院へ搬送されたが、同市の森さん(男性、47歳)が死亡、同市の男性(27歳)が重傷のもよう。
警察は、管から漏れ出た一酸化炭素を吸った可能性もあるとみて原因を調べている。
警察などによると、ガス管は直径約3m。
鉄鉱石を溶かす過程で生じる一酸化炭素が主成分の混合ガスを燃料として再利用するため、高炉から送り出していた。
2人は朝から、修繕を終えたばかりのガス管を点検。
森さんの異変に気付いた男性から連絡を受け、同僚が119番した。
同僚が駆け付けた際、2人とも倒れており、装着していたガスセンサーの警告音が鳴っていた。
現場は水島コンビナートの一角。
事故を受け同社は、「遺族をはじめ、皆さまに多大なご迷惑を掛け申し訳ない。原因究明に努める」としている。
出典
『JFE倉敷でガス漏れか 1人死亡 1人重傷もよう、屋外で点検中』
https://www.sanyonews.jp/article/878499
3月9日21時50分に毎日新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2人は病院に搬送されたが、森さん(47歳)の死亡が確認された。
警察によると、一酸化炭素中毒となった可能性があり、もう1人の社員(27歳)は、意識はあるが重症という。
警察によると、2人は溶鉱炉付近の屋外でガス管の点検作業中だった。
重症の社員から「森さんが一酸化炭素中毒になった疑いがある」と同僚に報告したという。
出典
『JFE構内で社員1人死亡 一酸化炭素中毒か 岡山・倉敷』
https://mainichi.jp/articles/20190309/k00/00m/040/223000c
3月9日21時45分に産経新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
もう1人の男性にも中毒症状があるが、命に別条はない。
警察によると、2人は屋外で作業しており、止めていたガスが通るかどうかの確認中に倒れたとみられる。
出典
『JFE製鉄で作業員死亡、CO中毒か 岡山・倉敷』
https://www.sankei.com/affairs/news/190309/afr1903090024-n1.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。