2019年3月8日10時14分に山陽新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
総務省中四国管区行政評価局は7日、岡山、広島、山口県の公園で行った遊具の安全確保に関する行政評価・監視結果を公表した。
岡山、福山市などで、事故の恐れから使用不可とされながら放置するなど、管理が不適切な事例があった。
昨年6、7月に、計81公園の遊具315基を抽出して現地調査を実施した。
岡山市の公園では、タイヤをくぐるなどする遊具2基について、2017年度の業者による安全点検でタイヤをつるした支柱との間に頭を挟み込む危険があるとされたのに、未対応だった。
同評価局による現地調査を受け、市は今年1月、安全対策を講じたという。
福山市は7公園のブランコなど13基、庄原市は国営公園の滑り台など2基で、同様に対策が取られていなかった。
調査は、全国的に公園遊具の事故が相次いでいることから実施。
この日、同評価局は、管理する自治体に助言する立場にある国交省中国整備局に再発防止を求める意見を通知した。
出典
『使用不可の遊具、岡山などで放置 中四国行政評価局が調査』
https://www.sanyonews.jp/article/877910/
※以下は、平成31年3月7日付で総務省中国四国管区行政評価局から発表された
報道資料。
総務省中国四国管区行政評価局は、都市公園の遊具の安全確保を図るため、国土交通省中国地方整備局と岡山・広島・山口各県内の公園管理者 (県・市町村)を対象に、公園遊具の管理状況、事故対策の実施状況を調査しました。
本日、国土交通省中国地方整備局に対し、必要な改善措置について通知しましたので、公表します。
・・・・・
『「都市公園における遊具の安全確保に関する行政評価・監視」の結果』
http://www.soumu.go.jp/main_content/000604702.pdf
(ブログ者コメント)
公園遊具の不具合事例は、本ブログでも過去に多数紹介スミ。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。