2019年3月12日6時30分に西日本新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
11日午前9時すぎ、長崎県諫早市や長崎市東部を中心に、「大きな爆発音がした」との通報が警察や消防に相次いだ。
窓ガラスが震えるような風圧や地響きを感じた人も多数いたが、県危機管理課によると、けが人や家屋の被害は確認されていない。
原因は依然として不明のままだという。
警察によると、両市境に近い九州新幹線西九州(長崎)ルート・平間トンネル(968m)の出入り口近くで同時刻、コンクリートの吹き付け作業中にパイプが破裂。
当初は発生源かと思われたが、事業主体の鉄道・運輸機構は、「広範囲に爆発音が広がるような破裂ではない」と関連を否定した。
近隣でも発破作業などは確認されず、警察は調査を打ち切った。
諫早市役所には午前中だけで100件以上の問い合わせがあり、「爆発音の後、飛行機の音が聞こえた」との内容も複数あった。
このため、戦闘機などが音速を超えた際に衝撃波と大音響が生じる「ソニックブーム」の可能性を指摘する声も。
これに対し、長崎空港や九州防衛局は「該当するような情報は把握していない」としている。
出典
『謎の爆発音通報多数 原因分からず 長崎、諫早』
https://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/article/493472/
3月11日18時21分にテレビ長崎からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
11日午前9時半ごろ、長崎市や諫早市の住民から「ドンという音がした」「家が少し揺れた」などの通報や問い合わせが、警察や消防に相次いだ。
大きな音は、県南部の広い範囲で確認されたとみられるが、発生源はわかっていない。
音を聞いた人;
「トラックが落ちたのかなというくらい大きな音」
「ドカンとダイナマイトの爆発かと思った」
2つの市では、この時間、九州新幹線西九州ルートの建設工事や高速道路の舗装工事などが行われていたが、県やNEXCO西日本によると、大きな音や振動を伴うような工事はなかったという。
午前9時過ぎには、長崎市平間町の新幹線の工事現場でポンプ車の配管が破裂するという事故が発生したが、鉄道・運輸機構によると、「今回の音や振動との関連は無い」という。
警察などが引き続き原因を調べている。
出典
『長崎市・諫早市で爆発音?』
http://www.ktn.co.jp/news/20190311237245/
3月11日17時7分に朝日新聞からは、コンクリートポンプ車のパイプ破裂事故などに関し、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
11日午前9時半ごろ、長崎県諫早市役所などに「爆発のような大きな音がした」、「家や窓が揺れた」といった通報が相次いだ。
諫早市や地元の消防によると、通報や問い合わせは30件以上あった。
長崎市や長崎県大村市にも、同様の通報が数件ずつ寄せられた。
県や気象台なども、関係する被害や災害は確認していないという。
警察によると、同日朝、長崎市平間町の九州新幹線西九州ルート平間トンネルの工事現場で、コンクリートをまくポンプ車のパイプが破裂する事故があった。
平間トンネル出入り口の壁にコンクリートを吹き付ける作業の最中で、コンクリートを出す圧力が強すぎたことが原因とみられる。
破裂によるけが人はいないという。
工事を手がける鉄道建設・運輸施設整備支援機構九州新幹線建設局(福岡市)が、パイプの破裂の詳細を確認している。
また、パイプの破裂とは別に、現場の作業員からは「大きな音を聞いた」という話も出ているといい、警察が関連を調べている。
出典
『長崎新幹線の工事現場で爆発音 工事車のパイプが破裂か』
https://www.asahi.com/articles/ASM3C435KM3CTOLB00J.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。