2018年6月8日21時42分にgooニュース(神戸新聞)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
8日午後1時25分ごろ、兵庫県三田市の市立上野台中学校で、特別支援学級に通う1年の女子生徒(12)が校舎3階の教室の窓から、約5.6m下の玄関のひさしの上に転落した。
右足首3カ所を骨折する重傷。
市教委によると、当時は給食後の休憩時間で担任はおらず、教室にはこの生徒1人だけだったという。
市教委によると、窓は床から約80cmの高さにあり、転落防止用の安全バーを設置していたが、窓の手前に高さ約90cmの棚が置いてあった。
女子生徒が棚の上に乗った後、誤って窓から落ちたとみている。
生徒は軽度の知的障害があり、保護者に「扉の向こうに何があるのか押してみた」などと話しているという。
市教委は、窓の前に棚を置いていたことについて「安全への配慮が足らず、対策が十分ではなかった」としている。
出典
『中学校舎から女子生徒が転落 右足首3カ所骨折の重傷 兵庫』
https://news.goo.ne.jp/article/kobe/nation/kobe-20180608018.html
6月11日20時0分に神戸新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
上野台中学校(兵庫県三田市志手原)で、特別支援学級に通う1年の女子生徒(12)が校舎3階から転落した事故を受け、市立の幼稚園や小中学校など全38校園は11日、校舎の緊急安全点検を行った。
事故は8日、給食後の休憩時間に発生。
当時、教室にいたのは女子生徒1人だけで、市教委は、生徒が窓の手前にあった棚に上った後、誤って落ちたとみている。
生徒は足首を骨折する重傷を負った。
各校は、窓の前に棚などがないか、手すりは破損していないかなどを点検。
天井や掲示板、コンセントの不具合などもチェックした。
市教委は、調査結果の報告は求めていないという。
市内では2015年12月、八景中(八景町)で男子生徒が校舎4階の教室から転落し、一時、意識不明となる事故が発生した。
市教委は再発防止策として、各校で月1回、担任らが教室の安全確認をするよう求めていたという。
一方、11日の市議会福祉教育常任委員会で、上野台中の事故について、市教委の岡崎学校教育部長は「学校の安全管理に問題があった」と陳謝。
市議からは「八景中の事故から3年たち、点検に緩みがあったのではないか」などの声が上がった。
出典
『上野台中転落事故受け 全校園で安全点検 三田』
https://www.kobe-np.co.jp/news/sanda/201806/0011344433.shtml
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。