2017年7月6日に掲載した第2報がプロバイダーの字数制限オーバーとなりましたので、ここに新情報を第3報修正3として掲載します。
第2報は下記参照。
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/7314/
(2018年6月15日 修正3 ;追記)
2018年6月8日付で毎日新聞鳥取版から、町内のすべての小学校で飛び込み台が交換されるという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、第1報、第2報ともどもタイトルに町名を追記した)
2016年夏に湯梨浜町立小学校のプールに飛び込んだ女児がけがをした事故を受けて、町教委は7日、同小を含む全3小学校の飛び込み台計42台を交換することを明らかにした。
8日開会する町議会に、約1200万円の補正予算案を提案する。
町教委によると、3校とも飛び込み台は日本水泳連盟がガイドラインで示している基準より約10cm高かった。
基準に沿った高さの台に取り換えるという。
学習指導要領は、「授業」では児童を水中からスタートさせるよう求めているが、「課外授業」に関する規定がない。
県教委は事故後、専門家の講習を受けた教諭らがいる場合に限り、飛び込み指導を県内市町村に認めている。
出典
『湯梨浜のプール事故 町教委、飛び込み台を全て交換へ 全3小、事故受け』
http://mainichi.jp/articles/20180608/ddl/k31/040/499000c
6月7日13時3分にNHK鳥取からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
湯梨浜町の小学校では、おととし7月、飛び込み練習をしていた女子児童が頭を打ってけがをする事故が起き、日本水泳連盟のガイドラインの基準よりも飛び込み台が高かったことが明らかになっている。
ところが、去年の夏も同じ飛び込み台を使って水泳の練習を行っていたため、保護者などから改善を求める声が上がっていた。
出典
『小学校プール 飛び込み台交換へ』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/tottori/20180607/4040000584.html
6月9日付で日本海新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
倉吉市の団体からプールの改善を求める陳情書が町議会に提出され、3月定例会で採決。
町は、日本水泳連盟のガイドラインより6~10cm高かったことから、3校計42台をすべて交換することにした。
ただ、交換は今夏には間に合わず、町教委は「(町議会で可決されても)早くて1カ月かかる。できるところから進めたい」としている。
一方、県教委は8日、事故を受け、小中学校の教員を対象に、飛び込みの事故防止に向けた水泳指導研修会を米子市東山町の東山水泳場で開いた。
69人が参加し、飛び込みの補助や段階的な指導などを学んだ。
県教委は事故を受け、飛び込み指導を原則行わない方針を決定。
ただし、研修を受けた教員には例外的に指導を認め、昨年から研修会を始めた。
受講した教員は来年度まで指導できる。
県水泳連盟が派遣した指導者が、ストリームライン(蹴伸び)やイルカジャンプ、座った状態での飛び込みと段階的な指導法を実践し、飛び込む際の補助の仕方や、「飛び込んだ後に手首を返す」など、事故を防ぐ具体的な方法を助言。
河崎小の縄田教諭(30)は、「基礎からなので分かりやすい。指導に生かしたい」と話した。
小学校で飛び込みに関連する事故は、16年度に6件発生したのに対し、昨年度は1件(けがなし)。
県教委体育保健課の池田係長は、「スタート台を低くしたり、小学校の大会でスタートを選択制にしたりと、関係機関がそれぞれ事故ゼロに近づける努力をしている」と説明した。
研修会は東部と中部でも行われ、96校140人が参加を予定している。
出典
『飛び込み台を低く プール事故受け全交換』
http://www.nnn.co.jp/news/180609/20180609069.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。