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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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20249121613分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

12日午後050分ごろ、京都市西京区の市立桂東小学校の教員から「理科の実験中に気化した塩酸を吸って多数の児童が気分不良を訴えている」と119番通報があった。

市消防局や市教育委員会によると、児童9人がのどや目の痛みなどの体調不良を訴え、救急搬送された。
全員意識はあるという。

京都府警西京署によると、当時、6年生24人が理科の授業で塩酸のにおいを確認する実験をしていたという。

過呼吸の児童もいたが回復し、症状の重い児童はいないという。

https://www.asahi.com/articles/ASS9D1RR2S9DPLZB00BM.html?iref=pc_national_$PAGE_TYPE_EN_list_n

 

9121333分にYAHOOニュース(ABCニュース)からは、ビーカーに入れた希釈塩酸を試験管に移して嗅ぐ実験をしていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

京都市消防局などによりますと、午前1140分ごろ、理科室で塩酸のにおいを嗅ぐ実験をしていたところ、小学6年生の児童が相次いで目やのどの痛み、せきなどの症状を訴え出したということです。  

男子児童6人、女子児童3人のあわせて9人が病院に搬送されましたが、全員軽症とみられます。  

ビーカーに入れた薄めた塩酸を試験管に移してにおいを嗅ぐ実験をしていて、女性の教師が1人で授業にあたっていたということです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/ec52fa49c7f01141270e7012c966d489edcd7c61 

 

9121748分にNHK京都からは、9人はばらばらな場所にいた、塩酸などの水溶液の違いを比べる実験だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

搬送された9人は一か所にいたのではなく、ばらばらな場所にいたということです。

京都市教育委員会によりますと、桂東小学校で行われていた授業は、小学6年生の理科で学習する「水溶液の性質」という内容で、塩酸のほか、薄めたアンモニアなど、水溶液のにおいや見た目の違いを比べるという内容です。

文部科学省では、理科の実験中に児童や生徒が搬送されるケースが全国的にみられることから年に2回、都道府県の教育委員会などに理科の授業での薬品の扱いに十分注意するよう呼びかけているということです。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/kyoto/20240912/2010020958.html 

 

9121723分にFNN PRIME(関西テレビ)からは、臭いを嗅いだ後、徐々に気分不良を訴え始めたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

当時、小学校ではアンモニアと塩酸のにおいの違いを確かめる実験が行われていて、においを嗅いだ後、徐々に児童が気分不良を訴え始めたということです。

https://www.fnn.jp/articles/-/757967 

 

9121930分にmBS NEWSからは、窓は閉め切られていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

教室では当時、冷房を付けて窓を閉め切っていたとみられていて、警察は学校側から話を聞くなどして状況を調べています。

https://www.mbs.jp/news/kansainews/20240912/GE00060426.shtml

 

(2024年9月28日 修正1 ;追記)

20249261954分にYAHOOニュース(京都新聞)からは、薄い塩酸ではにおいがしなかったため教員が濃い塩酸をスポイトで試験管に足していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
(新情報に基づき、タイトルも修正した)

京都市西京区の桂東小で理科の実験中に児童9人が気分不良となり救急搬送された事故で、誤って濃い塩酸を扱うなど学校側の安全対策に不備があったことが26日までに分かった。

事故は12日、6年の1クラス24人が塩酸のにおいを確かめる実験をしていた時に発生した。

児童9人が気分不良を訴えて搬送され、うち2人は1日入院した。  

市教委によると、最初、児童は試験管に入れた薄い塩酸を用いて実験していたが、児童から「においがしない」との声が上がったという。

このため、教員が濃い塩酸をスポイトで試験管に足していたところ、児童が次々に目やのどの痛みを訴えた。

塩酸から塩化水素が発生したとみられ、せきをしたり、過呼吸になったりした児童もいたという。

理科室の換気や防護眼鏡の着用も徹底できていなかったといい、

市教委は「においの感じ方には個人差があるため、塩酸を濃くする必要はなかった」として、市立小全校に注意喚起の通知文を出した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/7e67da3ec0c94d180177892658e14e7239a74094 

 

 

  

 

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自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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