2019年1月5日2時52分に北海道新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
札幌市の電算システムに4日朝、障害が発生。
市役所本庁舎や区役所、市税事務所など19の窓口で、ほぼ終日、住民票や印鑑登録、市税の各証明書の発行ができなくなった。
システムは同日午後7時半に復旧したが、この日は正月休み明けとあって、各区役所などの窓口は混乱した。
証明書発行は、区役所などに置かれた端末を操作すると、菊水分庁舎(白石区)の中央サーバーが稼働し、各区のプリンターが印刷する仕組み。
市は12月29、30日、発行に使う中央サーバーと区役所などの端末計約250台を更新し、直後の動作確認では正常に印刷できたという。
市戸籍住民課によると、障害は開庁時間の4日午前8時45分ごろから起きた。
市システム管理課が調べたところ、更新した中央サーバーに不具合があった。
マイナンバーカードを使い、コンビニで証明書の交付を受けられるサービスは別のサーバーを使っているため、支障はなかった。
出典
『札幌市がシステム障害で証明書発行停止 4日夜に復旧』
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/264181
1月5日19時6分に北海道新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
住民票や印鑑証明の発行ができなくなった札幌市の4日の電算システム障害は、昨年末に入れ替えた運用ソフトの一部プログラムが誤作動したことが原因と分かった。
このプログラムを除去したことでシステムは正常に戻り、5日は中央区の地下鉄大通駅にある大通証明サービスコーナーで、通常通り、住民票や印鑑証明の発行手続きを行った。
市によると、市の電算システムは昨年12月29、30日に、機器と運用ソフトの入れ替えを行った。
ソフトには、システムに過剰な負荷がかかるとその負荷を自動軽減するプログラムが導入されており、4日午前8時45分の証明書発行手続き開始直後、このプログラムが誤って作動し、システム障害が起きた。
市は4日午後7時半までに、このプログラムを除去した。
市はソフト入れ替え後の30、31日と4日早朝に、各区窓口とシステムの中央サーバーを使って住民票発行などの手続きをテストしたが、その際はこのプログラムは作動しなかったという。
市は、このプログラムが4日午前に作動した原因を調べている。
大通証明サービスコーナーの土日曜の利用は午前9時~午後5時。
各区や出張所の窓口、市税事務所などの窓口は7日から通常通りの見通し。
出典
『プログラム誤作動が原因 札幌の電算システム障害』
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/264303/
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。