2019年1月3日22時19分に北海道新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
3日午後4時5分ごろ、室蘭市仲町の新日鉄住金室蘭製鉄所内の製鋼工場で、作業中の同社関連会社社員・大野さん(男性、41歳)が積み荷に挟まれた。
大野さんは同5時10分ごろ、搬送先の病院で死亡した。
死因は胸部の圧迫とみられる。
警察によると、鉄くずの入った約5トンの積み荷をクレーンで運搬する作業中、大野さんは積み荷をつなぐワイヤの緩みを直そうとクレーンに近づいた。
その際、クレーンが揺れて、クレーンでつった積み荷と近くに置いてあった積み荷との間に挟まれたという。
出典
『積み荷に挟まれ男性死亡 新日鉄住金室蘭』
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/263918/
1月4日6時22分にNHK北海道からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
3日午後4時すぎ、室蘭市仲町の「新日鉄住金室蘭製鉄所」で社員の大野さん(男性、41歳)が、大型クレーンが持ち上げた重さおよそ5トンの鉄くず入りの容器と地面に置かれていた容器の間に挟まれた。
大野さんは胸などを強く圧迫され、搬送先の病院で、その後、死亡が確認された。
現場では、当時、クレーンのメンテナンス作業が行われていて、警察によると、別の作業員がクレーンを操作し容器を持ち上げたところ、何らかの理由で容器が左右に揺れて、そばにいた大野さんが挟まれたという。
警察は、事故の経緯とともに、現場の安全管理に問題がなかったか、詳しく調べている。
出典
『工場でクレーン作業中に死亡事故』
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20190104/0006803.html
(ブログ者コメント)
詳細不明だが、上記2情報から推察すると、同僚がワイヤーの緩みを直そうとしていることにクレーン運転士が気づかず、容器を吊り上げたところ、ワイヤーがしっかりかかっていなかったため容器が振れた・・・ということかもしれない。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。