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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2020552243分に中日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

愛知県は5日、新型コロナウイルス感染者の個人情報を誤ってホームページ(HP)に一時掲載していたと発表した。

 

4日現在の感染者490人全員の入院先や入退院日、クラスター(感染者集団)名などの情報で、うち396人分は氏名も掲載されていた。

 

県によると、誤掲載していたのは5日午前9時半~10時15分の45分間。

 

県の公式HP内で毎日更新している感染者の一覧表で、本来は年代や性別、居住市町村などに限って掲載するはずが、氏名や入院先の医療機関名なども見られる状態になっていた。

 

名古屋、豊田、岡崎、豊橋市が県と入院先の調整をせずに発表した感染者の氏名は掲載されていなかった。

 

誤掲載を指摘する問い合わせが10時5分以降に3件あったことで発覚。

 

個人情報が含まれた一覧表のファイルには閲覧可能時間内に362人からアクセスがあったが、県は「他媒体への流出は確認できていない」としている。

 

一覧表をHPに掲載する際には、原本から個人情報を削除したファイルを新たに作っているが、4日夜に作業した職員は原本を削除し忘れたまま掲載操作をしていた。

 

本来の手順では、別の職員が掲載操作前に確認するはずだが、大型連休中で人員を確保できず、1人で作業していたという。

 

県庁で記者会見を開いた吉田・県保健医療局長は、「風評被害の防止に率先して取り組むべき県がこうした事態を引き起こしてしまい、関係者に深くおわび申し上げる」と陳謝した。

 

再発防止策として、原本を作成しているエクセルではなく、複写不可能なPDFに変換したファイルのみをHPに掲載し、複数での確認体制を徹底するという。

 

愛知県では4月にも、県衛生研究所でのPCR検査で本来は陰性だった24人を陽性と判定するミスが起きている。

 

https://www.chunichi.co.jp/s/article/2020050590161325.html

 

 

552041分にNHK東海からは、若干表現の異なる、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

通常、感染状況などをホームページに掲載する際は、担当者が感染者の個人情報をファイルから削除してホームページ用のファイルを作り、別の担当者とともに確認した上で掲載するということですが、担当者は個人情報を削除し忘れ、さらに別の担当者との確認もせずに、そのまま掲載してしまったということです。


https://www3.nhk.or.jp/tokai-news/20200505/3000010559.html 

 

 

55229分に読売新聞からも、若干表現の異なる、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

県は、患者の氏名や性別、年代などが入力された表から個人情報を削除したものを「県内発生事例一覧表」として、翌日、県のサイトに掲載している。

 

しかし、4日のデータ作成時に元データの削除を忘れたため、加工後のデータと元データが両方掲載された。

 

通常は担当者が2人でチェックしているが、4日は1人で作業していたという。

 

記者会見した県保健医療局の吉田局長は、「複数でのチェックなどを徹底し、再発防止に努めたい」と述べた。

 

https://www.yomiuri.co.jp/national/20200505-OYT1T50111/ 

 

 

55162分にFNN PRIME(東海テレビ)からは、作成者と承認者を1人で兼務していたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

愛知県によると、ファイルを作成した際に、誤って個人情報の削除をし忘れ、さらに掲載を承認する人が同じ人物だったため、ダブルチェックができず、ミスを防げなかったという。

 

https://www.fnn.jp/articles/-/39379

 

 

552150分に毎日新聞からは、業務が重なる中、ダブルチェックの意識が低下していたかもと県は説明したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

ミスがあったのは「県内発生事例一覧表」という表形式のファイル。

 

4日までに確認された県内の全感染者の入転院先医療機関のほか、入退院日やクラスター(感染者集団)の属性も含まれている。

 

名古屋市や県内の三つの中核市が独自に入院先を決めた感染者以外の396人は、名前も公開されてしまった。

 

県によると、原本ファイルから個人情報を削除した掲載用ファイルを受け取った担当職員が、誤って原本ファイルをウェブ上に登録してしまった。

 

登録時に、正しいファイルかを別の職員がチェックするルールだったが、チェックを受けていなかった。

 

県感染症対策室は、「業務が重なる中で、ダブルチェックの意識が低下していたのだろう」と説明した。

 

https://mainichi.jp/articles/20200505/k00/00m/040/118000c

 

 

 

 

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魚田慎二
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男性
自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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