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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2018227224分に産経新聞westから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

27日午前9時15分ごろ、広島県安芸高田市八千代町土師の土師ダムで、ダム湖に潜り設備設置工事をしていた福岡県筑紫野市武蔵、潜水士、Mさん(男性、36歳)が流され、搬送先の病院で死亡した。

 

警察によると、作業中は閉めなければいけない放流管が開いていた。

警察は、業務上過失致死の疑いも視野に入れ、ダムを管理する国交省中国地方整備局や工事を請け負った会社から事情を聴いている。

 

中国地方整備局土師ダム管理所によると、放流管は水中にあり、ダム湖から付近の川や用水路に水を流している。

同管理所が弁を開け閉めして水量を調整する。

 

警察によると、Mさんは、放流管内部の点検用に水をせき止めるゲートを新設するため、1人で水深約17mのダム湖の底に潜っていた。

Mさんから同僚に通信装置で「流されている」と連絡があり、放流管付近で見つかった。

 

土師ダム管理所の犬山所長は、「非常に残念に思う。事故原因ははっきりしていないが、二度と事故が起きないようにしたい」と話した。

 

出典

『ダムで作業中の潜水士死亡 「流されている」との通信最後に』

http://www.sankei.com/west/news/180227/wst1802270083-n1.html 

 

 

2271936分にNHK広島からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

Mさんは、およそ15分後に引き上げられ、市内の病院に搬送されたが、およそ3時間後に死亡が確認された。


警察によると、Mさんは水深17mほどのところにある直径およそ1m20cmの放流管の点検に必要な設備を設置するため、潜って作業をしていたという。


ダムを管理する中国地方整備局土師ダム管理所によると、工事の際は、放流管の中の水の流れを止めるため、放流管の排水口の弁を閉じることになっていたということだが、事故当時は閉じられておらず、Mさんは潜水後まもなく、放流管に吸い込まれたとみられるという。


出典

土師ダムで作業中の潜水士死亡

https://www3.nhk.or.jp/hiroshima-news/20180227/5574161.html 

 

 

 

 

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自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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