2018年12月18日付で秋田魁新報から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
札幌市で16日夜発生した爆発事故は、廃棄する大量のスプレー缶から放出したガスが室内にこもり、引火した可能性が高い。
スプレー缶の爆発事故は、昨年4月、秋田市でも起きた。
60代男性が浴室で殺虫剤のスプレー缶に穴を開けようとドライバーを刺した際、漏れ出たガスが居間のストーブに引火したとされる。
男性は全身にやけどを負い、部屋の窓ガラスなどが破損した。
市は、事故を機に、同年7月から缶に穴を開けず回収する方法に変更。
市環境都市推進課によると、変更後、同種の事故はないという。
県環境整備課によると、回収時の穴開けが不要なのは、同市と大仙市、横手市、美郷町の4市町(今年11月時点)。
他の21市町村は、穴を開けてから出すよう住民に求めている。
穴を開けないスプレー缶の回収には、通常の収集車と別の車や処理施設改修が必要で、回収の方法を変更するのは容易ではないという。
同課は、札幌市の爆発事故を受け、「スプレー缶が爆発の原因だった場合、市町村に注意を喚起する」とした。
出典
『スプレー缶爆発、秋田市でも 現在は穴開けずに回収』
https://www.sakigake.jp/news/article/20181218AK0003/
12月17日付で秋田朝日放送からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
スプレー缶の爆発事故は、去年4月に秋田市の市営住宅でも起きている。
浴室で殺虫剤の入ったスプレー缶のガスを抜こうとしていた男性が缶にドライバーを刺したところ爆発し、全身にやけどをするなどした。
男性は浴室で4本のスプレー缶に穴をあけていて、充満したガスに火花などが引火した可能性がある。
事故を受けて秋田市はガス・スプレー缶のゴミの出し方を変更し、去年7月から、ガス・スプレー缶は完全に使い切ったあと、穴を開けずに回収箱に入れることにした。
出典
『スプレー缶爆発の危険 過去に秋田でも事故が』
http://www.aab-tv.co.jp/news/aab_shownews.php?eLine=9&eGr=0
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。